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2004年03月31日

先生の質は問わないのか?

また、よく寄せられるご意見に、「先生の量ではなく、質が大事なのではないか?」というものがあります。それはその通りなのですが、埼玉県は全国で最も児童生徒一人当りの教員数が少ない県なのです。ですから、私は日本一と主張していますが、実際には、全国平均にまで少なくとも引き上げるべきなのです。それぐらい、教育についてお金をかけていないのが、埼玉県であり、所沢市なのです。しかし、同じ埼玉県でも行田市は、いわゆる特区申請を行い、独自に、小学1・2年、中学1年で、30人学級を実現させようとしています。ご承知の通り、志木市も小学1・2年生については、25人学級を実現しています。ですから、質の議論も重要ですが、いくら質の高い先生が集まっても、実際に一人の先生がみられる物理的限界はあるのですから、まずもって量を満たすべきであると、私は考えています。

具体的な防犯対策

私は、警察官の増員だけでなく地域住民がスクラム組んで防犯対策を行うべきと主張しています。具体的にはどんなことをするんだとおっしゃる方が多いので、ここで少し詳しく、ご紹介します。まず、警察については、消防と違い、基本的に県あるいは国が、増員についての予算・権限を握っています。よって、実際に所沢市が取り組めるのは地域の防犯対策に限られます。具体的には、朝夕の小中学生の登下校時間に、地域の方々の散歩の時間をあわせていただく、登下校時間に、通学路のお宅に屋外灯を点灯していただくなど、の工夫が考えられます。また、現在では所沢市でも普及した、自転車にパトロール中という掲示をする、あるいは、パトロールシールを、地域を巡回する機会の多い車に掲示してもらうなどが考えられます。いずれにせよ、地域事情に合わせて、行政が他地域の事例をメニューとして紹介し、それに対して、地域の方々が選択するという方法が考えられます。また、例えば会社帰りのお父さん・お母さんが、何らかの異常に気づいた場合、場所と時間とその状況を書き込む電子掲示板を開設するという方法もあります(プライバシー侵害にならないよう運用には注意が必要ですが)。とにかく、地域に死角を作らないことが重要と思われます。

2004年03月29日

2004年 くわけんビジョン

防犯ブザーを持たずに歩けるまちにしよう

 警察官を増員するだけでは本質的に問題は解決しません。犯罪をおこさせないためには、地域住民がスクラム組んで取り組む必要があります。また、落書きや器物損壊、自転車泥棒など小さな芽を見逃してはいけません。

●従来型の防犯組織では限界があります。会社勤めのお父さんやお母さんも積極的に参加できる情報通信技術を活用した防犯組織が必要です。また、非行や犯罪には対処療法では限界があります。学校・地域・行政・専門家などが一体になった総合的な対策が必要です。

 

児童生徒一人当たりの先生の数を日本一にしよう

 子どもは未来の礎(いしづえ)。人づくりを効率だけで考えてはいけません。義務教育に、もっともっとお金も手間もかけましょう。

●30人学級の実現や、特別支援教育の充実、学校選択制の導入、就学時健診の内容拡充などをおこなうべきです。
(埼玉県の先生の数は全国でも最低レベルです)


 
市議会選挙投票率が50%を超える議会をつくろう

 やはり、投票率が50%を切る状態というのは、あきらかに議会の活動に市民が満足していない証拠です。もっと、市民の声を反映し、市民が市政に関心を持てるようにしよう。

●市議会による、市民公聴会の開催や、国会のように一問一答式にするべきです。また、議会主導の条例づくりももっとすすめるべきです。

2004年03月27日

教育こそ最も有効な投資

本日お会いしたあるかたが、これからは地域間競争が激化するとおっしゃっていました。好むと好まざるとに関わらず、地域間の競争の時代はやってきます。例えばこれまでですと、市が発行する市債は、ほぼ全国一律の利率で引きうけてくれました。しかし、これからは自治体の実態やブランドイメージの違いによって、利率も変わってきます。となると、経営のへたな自治体は、市債の調達金利も上がってしまうことになります。では、自治体は市債の調達金利を下げるためになにをするべきか。私は、教育への投資こそ、最も重視されるべきと考えています。教育環境が整っていれば、おのずと人は集まってきます。いまでも、公立小中学校であっても、学区によって人気の差があるようです。私は、以上のような理由もあって(それだけではありませんが)、教育には、お金も手間ももっとかける必要があると考えています。

2004年03月23日

どこでも投票できるといいのだが

今日は、Oさんのご友人たちとお会いして、話をお聞きする機会をいただきました。色々と興味深いご意見が多かったのです。特に、「なぜ投票所が住む場所によって決められているのか」という疑問にはおもわず納得しました。所沢市内であればどこでも投票ができるようになると、もっと投票率は増えるのではないでしょうか。これだけ、情報技術が進歩しているのですから、技術的には可能なはずです。

2004年03月22日

寒いですね

暖かくなったり寒くなったり。皆様おかわりございませんか?私は毎日様々な方とお会いしています。活動を始めてから、毎日驚くようなことの連続です。

2004年03月16日

はじめまして!くわはた健也です

いままでで気付かなかったことに、子育てを通じて改めて気付くことがあります。例えば、歩道。車に乗っているだけでは広い歩道の大切さにはなかなか気付きません。子どもにとって安全で快適な歩道は、ご高齢の方や障がいを持っている方々をはじめ、誰にでも安全で快適な歩道となります。
公園や保育園・幼稚園・学校なども、市政の対応一つで、良くもなり、悪くもなります。子どもは、自分たちではなかなか声をあげることはできません。子育て現役世代が、子どもに替わって、子どもの目線で、市政に対して声をあげていく必要があります。子育てを通して得た感覚を、市政にもっともっと反映させることが、今求められているのではないでしょうか?