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2004年10月27日

全国都市問題会議に出席しました。

 10月27~29日まで、名古屋へ行ってきました。 全国都市問題会議に出席するためです。 所沢市議会では、毎年この会議に議員を派遣しています。 4年の任期中に1回は出席できるようにローテーションを組んで参加します。
 今年で、66回目ということで、戦前から続いている由緒ある会議のようです。 テーマは「環境と共生するまちづくり」。 もっとも心を動かされたのは、登山家野口健さんの講演でした。 「富士山は世界でもっとも汚い山として有名である」「富士山から日本を変えよう」 「富士山の清掃登山がある程度軌道にのった後、樹海の清掃にも取り組んだ」 「結果、樹海の不法投棄に関与していると思われる業者からいやがらせを受け、 買っていた猫が殺された」 など、実際に行動している等々のお話、時間を忘れて聞き入ってしまいました。 登山家 野口健さんのホームページ
 他にも、様々な報告がありましたが、残念なのは、せっかく全国から首長や議員があつまっているの ですが、お互いの情報交換がしずらいことです。 なぜなら、全てのプログラムが、大会場のみで行われるからです。 参加者には聞くことに徹することが求められているようです。  最終日は、エクスカーションということで、洋磁器製造会社ノリタケのミュージアム ノリタケの森 と トヨタグループが作った、産業技術記念館  を見学いたしました。
 両者とも、それぞれに日本のモノづくりの歴史についてわかりやすく展示されており機会があれば 名古屋駅近くでもありますので、ぜひ訪問されることをお勧めします。
 所沢の問題にひきつけて考えるとするなら、私は、西武車両工場跡地は、現在の工場を活かしながら、商業施設も整備するべきだと考えています。そして、その施設の中核施設として鉄道技術のミュージアムがいいのではないかと思います。 ただ、ご承知の通り、西武鉄道もそれだけの体力もなさそうですし、所沢市も同様に財政的な余裕もなさそうです。 現在ある施設を活かす工法は、更地にして再開発するより費用もかかるそうです。 しかし、その土地の記憶を残すためにも、部分的でいいから、工場の痕跡を残すべきだと考えます。 ちなみに、ノリタケの森でも、煙突が象徴的に残されていました。 

全国都市問題会議に出席しました。

 10月27~29日まで、名古屋へ行ってきました。 全国都市問題会議に出席するためです。 所沢市議会では、毎年この会議に議員を派遣しています。 4年の任期中に1回は出席できるようにローテーションを組んで参加します。
 今年で、66回目ということで、戦前から続いている由緒ある会議のようです。 テーマは「環境と共生するまちづくり」。 もっとも心を動かされたのは、登山家野口健さんの講演でした。 「富士山は世界でもっとも汚い山として有名である」「富士山から日本を変えよう」 「富士山の清掃登山がある程度軌道にのった後、樹海の清掃にも取り組んだ」 「結果、樹海の不法投棄に関与していると思われる業者からいやがらせを受け、 買っていた猫が殺された」 など、実際に行動している等々のお話、時間を忘れて聞き入ってしまいました。 登山家 野口健さんのホームページ
 他にも、様々な報告がありましたが、残念なのは、せっかく全国から首長や議員があつまっているの ですが、お互いの情報交換がしずらいことです。 なぜなら、全てのプログラムが、大会場のみで行われるからです。 参加者には聞くことに徹することが求められているようです。  最終日は、エクスカーションということで、洋磁器製造会社ノリタケのミュージアム ノリタケの森 と トヨタグループが作った、産業技術記念館  を見学いたしました。
 両者とも、それぞれに日本のモノづくりの歴史についてわかりやすく展示されており機会があれば 名古屋駅近くでもありますので、ぜひ訪問されることをお勧めします。
 所沢の問題にひきつけて考えるとするなら、私は、西武車両工場跡地は、現在の工場を活かしながら、商業施設も整備するべきだと考えています。そして、その施設の中核施設として鉄道技術のミュージアムがいいのではないかと思います。 ただ、ご承知の通り、西武鉄道もそれだけの体力もなさそうですし、所沢市も同様に財政的な余裕もなさそうです。 現在ある施設を活かす工法は、更地にして再開発するより費用もかかるそうです。 しかし、その土地の記憶を残すためにも、部分的でいいから、工場の痕跡を残すべきだと考えます。 ちなみに、ノリタケの森でも、煙突が象徴的に残されていました。 

2004年10月19日

米軍所沢通信基地を訪問しました。

10月18日、軽油流出事故を起こした、米軍所沢通信基地を視察しました。 議会関係者が基地内に入るというのは初めてのことだそうです。 当日は、所沢通信基地の米軍側の担当者(少尉 26歳)も来ていたので、基地について直接 たずねてみました。
10月19日 新民報に掲載された記事は、若干ニュアンスが違ってつたえられてしまいました。 ですので、実際のやりとりをここで、再現して報告いたします。
 くわけん「これほど通信技術の発達した時代でありながら、こんな大きな敷地とアンテナが 必要なのか?」 少尉「確かに、ここの通信設備ができたのは1960年と古いし、現在では通信に衛星も使っている。 しかし、要員の教育や予算の関係などから、今すぐ全面的に通信を衛星に頼るわけにはいかない ので、やはり、この基地は必要」 「アンテナとアンテナの間隔は一定距離を保つ必要がある。よって、これだけの敷地が必要」
 という話でした。いずれにしろゆくゆくは、通信は衛星に全面的に移管していくと考えるのが自然でしょう。  また、そもそも所沢の通信基地は、新座の大和田通信基地とセットで、B52の爆撃支援に使われていたようです。
(参考)キャンプ座間(陸軍) この基地には、1983年から国防衛星通信システム(DSCS)の地上局が置かれ、ハワイの太平洋軍司令部や米本土、首都圏の米軍基地を衛星を介して結ばれ、さらに所沢通信基地や大和田通信基地をむすんで戦略爆撃機B-52を支える核攻撃システム=「ジャイアント・トーク・システム」を構成していたが、この地上局の巨大なアンテナは、1999年に撤去された
米軍の通信衛星は国防衛星通信システム(DSCS)と言います。(英文) 

米軍所沢通信基地を訪問しました。

10月18日、軽油流出事故を起こした、米軍所沢通信基地を視察しました。 議会関係者が基地内に入るというのは初めてのことだそうです。 当日は、所沢通信基地の米軍側の担当者(少尉 26歳)も来ていたので、基地について直接 たずねてみました。
10月19日 新民報に掲載された記事は、若干ニュアンスが違ってつたえられてしまいました。 ですので、実際のやりとりをここで、再現して報告いたします。
 くわけん「これほど通信技術の発達した時代でありながら、こんな大きな敷地とアンテナが 必要なのか?」 少尉「確かに、ここの通信設備ができたのは1960年と古いし、現在では通信に衛星も使っている。 しかし、要員の教育や予算の関係などから、今すぐ全面的に通信を衛星に頼るわけにはいかない ので、やはり、この基地は必要」 「アンテナとアンテナの間隔は一定距離を保つ必要がある。よって、これだけの敷地が必要」
 という話でした。いずれにしろゆくゆくは、通信は衛星に全面的に移管していくと考えるのが自然でしょう。  また、そもそも所沢の通信基地は、新座の大和田通信基地とセットで、B52の爆撃支援に使われていたようです。
(参考)キャンプ座間(陸軍) この基地には、1983年から国防衛星通信システム(DSCS)の地上局が置かれ、ハワイの太平洋軍司令部や米本土、首都圏の米軍基地を衛星を介して結ばれ、さらに所沢通信基地や大和田通信基地をむすんで戦略爆撃機B-52を支える核攻撃システム=「ジャイアント・トーク・システム」を構成していたが、この地上局の巨大なアンテナは、1999年に撤去された
米軍の通信衛星は国防衛星通信システム(DSCS)と言います。(英文) 

2004年10月14日

2004.9月議会 一般質問⑨ 福利厚生委員会交付金について H16.9

 ○所沢市職員福利厚生委員会交付金について  67,217,000円 職員数2,720人 一人当たり24,712円  宮城県では2001年度にすでに廃止、福島県でも見直し進む。  行政評価の二次評価、外部評価でも見直しが言われている  福利厚生は、優秀な人材を確保するため、また、職員の方々が元気に働いていただくために重要と考えるが、バブル期の人材確保のために膨らんだ給付については、見直す必要があるのではないだろうか?いまや、公務員は子供にさせたい職業のNO1.、その必要はない。また、選択と集中ではないが、もっと職員の健康管理や能力に力点をおくべきではないだろうか?施設利用等については、外部の福利厚生会社に委託してコストを削減するという方法もあるのではないか?    Q 所沢市では福利厚生委員会交付金について具体的にはどういった点を見直すのか?
 A 昭和60年に福利厚生事業を委ねるために所沢市職員福利厚生委員会を設立これまでも職員家族鑑賞会の廃止など、事業内容を見直してきている。しかし、事業の中には、労使間協議による内容も含まれているので、職員団体等と協議の上、今後進めていく。  (くわけん) 一般企業との比較で言えば、この交付金は法定外福利厚生費に相当する。所沢市の職員数を2700人であるから、同規模の民間企業で比較すると1人当たり法定福利費は、1000人から4999人の企業の場合、平成10年で14695円である。やはり1人あたり15000円を目標に絞り込んでいく必要があると思う。

一般質問⑨ 福利厚生委員会交付金について H16.9

 ○所沢市職員福利厚生委員会交付金について  67,217,000円 職員数2,720人 一人当たり24,712円  宮城県では2001年度にすでに廃止、福島県でも見直し進む。  行政評価の二次評価、外部評価でも見直しが言われている  福利厚生は、優秀な人材を確保するため、また、職員の方々が元気に働いていただくために重要と考えるが、バブル期の人材確保のために膨らんだ給付については、見直す必要があるのではないだろうか?いまや、公務員は子供にさせたい職業のNO1.、その必要はない。また、選択と集中ではないが、もっと職員の健康管理や能力に力点をおくべきではないだろうか?施設利用等については、外部の福利厚生会社に委託してコストを削減するという方法もあるのではないか?    Q 所沢市では福利厚生委員会交付金について具体的にはどういった点を見直すのか?
 A 昭和60年に福利厚生事業を委ねるために所沢市職員福利厚生委員会を設立これまでも職員家族鑑賞会の廃止など、事業内容を見直してきている。しかし、事業の中には、労使間協議による内容も含まれているので、職員団体等と協議の上、今後進めていく。  (くわけん) 一般企業との比較で言えば、この交付金は法定外福利厚生費に相当する。所沢市の職員数を2700人であるから、同規模の民間企業で比較すると1人当たり法定福利費は、1000人から4999人の企業の場合、平成10年で14695円である。やはり1人あたり15000円を目標に絞り込んでいく必要があると思う。

2004.9月議会 一般質問⑧ 米軍軽油流出事故について H16.9

 ○米軍基地軽油流出事故について担当者の、迅速かつ柔軟な対応に関心した。聞くところによると、直接横田とやり取りをしたということだ。すばらしい。 Q 除去されたことを確認するためにどんな方策を考えているか?  A 米軍が除去を完了した段階で、国や県の担当職員とともに、市の職員により確認することを要請したいと考えている。

一般質問⑧ 米軍軽油流出事故について H16.9

 ○米軍基地軽油流出事故について担当者の、迅速かつ柔軟な対応に関心した。聞くところによると、直接横田とやり取りをしたということだ。すばらしい。 Q 除去されたことを確認するためにどんな方策を考えているか?  A 米軍が除去を完了した段階で、国や県の担当職員とともに、市の職員により確認することを要請したいと考えている。

一般質問⑦ 洪水ハザードマップについて H16.9

○洪水ハザードマップについて 今年は、福井や新潟で相次いでで洪水が起こってびっくりした。 あわてて所沢はどうなっているかということで、河川課をおじゃました。洪水ハザードマップがありました。欲しいといったら、あまり部数がないので閲覧しかできないということであった。
 こういった地図はもっと周知徹底を図る必要があるのではないか? Q
できればインターネットに掲載してくらないか、また防災マップの上にハザードマップをかさねて表示はできないのか?
A ハザードマップは河川のはんらんを想定して作成。市民への周知は平成13年9月に広報「ところざわ」により公表。その他公共施設に配布し周知を図ってきた。
ホームページへの掲載については、住民への周知の充実を図る上で有効であると思われるので、今後検討してまいりたいと考えている。
 3年ごとに全戸配布する防災マップへの重ね合わせについては、表示が複雑になって見ずらくなるので、今後研究していきたい。
近年は、ヒートアイランド現象等により都市部での異状気象が全国的に増えている。例えば、従来であれば、せいぜい降ったとしても1時間20~30ミリであったが、最近では、40ミリ 50ミリ、最悪のケースだと、1時間70~80ミリということもありえる。しかも非常に局地的に一時期に降るという特徴がある。所沢では、既存の洪水ハザードマップを見ても、大河川がないため堤防が決壊するというような洪水は考えられないが、こうした、局地的集中豪雨によって、地域外に排出できなくなった水があふれる内水はんらんが起こることが増えている。現に、内水はんらんによって、福岡県の地下街では死亡者がでている。所沢を見ても、市役所横のアンダーパスや、バイパスの狭山ヶ丘交差点で内水はんらんを起こしている。残念ながら、こうした現象については洪水ハザードマップでは表示されていない。
 Q 今後は、こうした内水はんらんも洪水ハザードマップに記載するべきではないか?また、内水はんらんに限らず、狭山湖・多摩湖を抱える所沢市は、地震やテロによる堤体決壊に伴う洪水被害も予想される。現に狭山湖の堤防耐震工事もそうした住民の要望にそった形で実施されたと聞いている。
 Q こうした堤体決壊を想定した防災対策は必要ではないか。
 A 内水はんらんの図示については、はんらん場所が変動することも考えられるので、地図上では短期間で更新の必要もあるので、表示はなかなか難しいが、今後の研究課題にさせていただきたい。
 山口貯水池の震災対策については、当市からの要請を受けた東京都水道局により、平成10年1月から開始されて、平成14年11月に完成。関東大震災規模の大震災についても安全性が確保される。 テロによる堤体破壊に伴う洪水被害を予想した防災対策についてはいまのところ講じていないと聞いている。薬物によるテロ対策は、貯水池周辺に立ち入り禁止のネットフェンスを設置、職員による巡回監視を毎日実施。監視カメラ4台で湖面や堤体等の監視を24時間体制で行っている。

2004.9月議会 一般質問⑦ 洪水ハザードマップについて H16.9

○洪水ハザードマップについて 今年は、福井や新潟で相次いでで洪水が起こってびっくりした。 あわてて所沢はどうなっているかということで、河川課をおじゃました。洪水ハザードマップがありました。欲しいといったら、あまり部数がないので閲覧しかできないということであった。
 こういった地図はもっと周知徹底を図る必要があるのではないか? Q
できればインターネットに掲載してくらないか、また防災マップの上にハザードマップをかさねて表示はできないのか?
A ハザードマップは河川のはんらんを想定して作成。市民への周知は平成13年9月に広報「ところざわ」により公表。その他公共施設に配布し周知を図ってきた。
ホームページへの掲載については、住民への周知の充実を図る上で有効であると思われるので、今後検討してまいりたいと考えている。
 3年ごとに全戸配布する防災マップへの重ね合わせについては、表示が複雑になって見ずらくなるので、今後研究していきたい。
近年は、ヒートアイランド現象等により都市部での異状気象が全国的に増えている。例えば、従来であれば、せいぜい降ったとしても1時間20~30ミリであったが、最近では、40ミリ 50ミリ、最悪のケースだと、1時間70~80ミリということもありえる。しかも非常に局地的に一時期に降るという特徴がある。所沢では、既存の洪水ハザードマップを見ても、大河川がないため堤防が決壊するというような洪水は考えられないが、こうした、局地的集中豪雨によって、地域外に排出できなくなった水があふれる内水はんらんが起こることが増えている。現に、内水はんらんによって、福岡県の地下街では死亡者がでている。所沢を見ても、市役所横のアンダーパスや、バイパスの狭山ヶ丘交差点で内水はんらんを起こしている。残念ながら、こうした現象については洪水ハザードマップでは表示されていない。
 Q 今後は、こうした内水はんらんも洪水ハザードマップに記載するべきではないか?また、内水はんらんに限らず、狭山湖・多摩湖を抱える所沢市は、地震やテロによる堤体決壊に伴う洪水被害も予想される。現に狭山湖の堤防耐震工事もそうした住民の要望にそった形で実施されたと聞いている。
 Q こうした堤体決壊を想定した防災対策は必要ではないか。
 A 内水はんらんの図示については、はんらん場所が変動することも考えられるので、地図上では短期間で更新の必要もあるので、表示はなかなか難しいが、今後の研究課題にさせていただきたい。
 山口貯水池の震災対策については、当市からの要請を受けた東京都水道局により、平成10年1月から開始されて、平成14年11月に完成。関東大震災規模の大震災についても安全性が確保される。 テロによる堤体破壊に伴う洪水被害を予想した防災対策についてはいまのところ講じていないと聞いている。薬物によるテロ対策は、貯水池周辺に立ち入り禁止のネットフェンスを設置、職員による巡回監視を毎日実施。監視カメラ4台で湖面や堤体等の監視を24時間体制で行っている。

2004.9一般質問⑥ 庁内情報化の方向性について H16.9

○所沢市庁内情報化の方向性について 今年度の予算を見ると、1億1千2百万円で、汎用電算システムの更新がおこなわれていた。 しかし、時代は、クライアントサーバーでシステムを組む方向に進んでいる。 また、汎用電算システムは、契約形態が一旦導入されると随意契約になるためコストが高止まりするという欠点が自民党や国でも指摘されている。また、汎用電算システムの基本言語であるコボルやシステムを理解する技術者が2007年ごろに大量に引退するという問題も抱えている。一方で、正確性や安定性を重視する業務が多い自治体では、やはり汎用電算システムに頼る傾向が強い。たしかに、汎用電算システムは、背広で言えばオーダーメイドのようなものであり、着心地もいいが、やはり高い。一方でクライアントサーバーシステムは、吊るしの背広であり、やはり着心地の点では劣るが安い。
Q
今後は、所沢市のIT化は、これまでのような汎用電算システム優位でいくのか、それとも、部分的に汎用電算システムを残しつつも、クライアントサーバーシステムに以降していくのか?
A
高度な信頼性のある汎用電算システムは住民記録、税総合オンラインシステムなど、市民のサービスに直結した基幹業務に、CSは財務会計、保健福祉システムのような内部業務で安価で小回りのきくシステムとして、公共施設案内予約システムや図書館のシステムではインターネットを活用して、その業務処理に最適なシステムを選定。 とりわけ汎用電算システムは、歴史があり洗練され、過去の情報資産を継続した成熟したシステムとして、大量データの高速処理によって行政事務の効率化に貢献してきた。 しかし、情報処理システムの技術革新が早いことから、業務に適した最適な費用対効果を高める庁内情報化を進めたい。
(2回目) Q
メインフレームとオープンシステムの導入問題など、本来であれば、しっかりとした情報化のプランが必要なのではないか。特に、後期基本計画の中でも情報化の問題はしっかり位置づけるべきではないのか?
 Q
やはり、情報化については、情報化担当理事を置く、もしくは情報担当の政策コーディネーター、CIOをおくべきではないのか?情報化予算は原価につけるべきではないか?
A 後期基本計画の中で、十分議論していきたい。

一般質問⑥ 庁内情報化の方向性について H16.9

○所沢市庁内情報化の方向性について 今年度の予算を見ると、1億1千2百万円で、汎用電算システムの更新がおこなわれていた。 しかし、時代は、クライアントサーバーでシステムを組む方向に進んでいる。 また、汎用電算システムは、契約形態が一旦導入されると随意契約になるためコストが高止まりするという欠点が自民党や国でも指摘されている。また、汎用電算システムの基本言語であるコボルやシステムを理解する技術者が2007年ごろに大量に引退するという問題も抱えている。一方で、正確性や安定性を重視する業務が多い自治体では、やはり汎用電算システムに頼る傾向が強い。たしかに、汎用電算システムは、背広で言えばオーダーメイドのようなものであり、着心地もいいが、やはり高い。一方でクライアントサーバーシステムは、吊るしの背広であり、やはり着心地の点では劣るが安い。
Q
今後は、所沢市のIT化は、これまでのような汎用電算システム優位でいくのか、それとも、部分的に汎用電算システムを残しつつも、クライアントサーバーシステムに以降していくのか?
A
高度な信頼性のある汎用電算システムは住民記録、税総合オンラインシステムなど、市民のサービスに直結した基幹業務に、CSは財務会計、保健福祉システムのような内部業務で安価で小回りのきくシステムとして、公共施設案内予約システムや図書館のシステムではインターネットを活用して、その業務処理に最適なシステムを選定。 とりわけ汎用電算システムは、歴史があり洗練され、過去の情報資産を継続した成熟したシステムとして、大量データの高速処理によって行政事務の効率化に貢献してきた。 しかし、情報処理システムの技術革新が早いことから、業務に適した最適な費用対効果を高める庁内情報化を進めたい。
(2回目) Q
メインフレームとオープンシステムの導入問題など、本来であれば、しっかりとした情報化のプランが必要なのではないか。特に、後期基本計画の中でも情報化の問題はしっかり位置づけるべきではないのか?
 Q
やはり、情報化については、情報化担当理事を置く、もしくは情報担当の政策コーディネーター、CIOをおくべきではないのか?情報化予算は原価につけるべきではないか?
A 後期基本計画の中で、十分議論していきたい。

2004.9月議会 一般質問⑤ オール電化給食施設について H16.9

○オール電化給食施設について 議員になって最初の施設訪問で、三ヶ島小学校のオール電化給食施設の見学と、実際に給食を食べた。 O157対策の観点から、オール電化の必要性は理解できるが、環境やコストの観点からいってオール電化は疑問が残る。今年所沢市では省エネルギービジョンを策定した。その中で、1次エネルギーという概念で、省エネルギーを測定・評価している。 そうした観点からすれば、やはり電気はガス調理器具より、単位あたりの1次エネルギー消費量が多いと思う。 ちなみに、私の手元にある資料によれば、オール電化とガスと電気を併用した厨房施設の比較では、二酸化炭素の排出量で比較すると、オール電化は、発電ロスや送電ロスなどを加味すれば、ガス厨房に比べて1.8倍の二酸化炭素を排出するとなっている。 おそらく1次エネルギー比較でも約1.8倍前後となるだろう。 また、オール電化だと電気設備容量を上げるための変電施設を併設しなくてはならないため、どうしてもイニシャルコストが高くなるという欠点がある。
Q
給食施設の整備にあたっては、1次エネルギー消費量といった概念を取り入れて計画をされてきたのか?今後は、そういった面も考慮して、オール電化にこだわらず柔軟に計画するつもりはあるのか?
A
三ヶ島小学校料理場の厨房機器については、O157事故を受けて制定された、学校給食衛生管理の基準の達成のために、電化厨房が優れていると判断して導入。今後については、省エネビジョンに配慮しつつ、厨房機器の開発を見据え、衛生管理の基準に適合する機器であるかの研究を行う中で整備を図っていきたい。

一般質問⑤ オール電化給食施設について H16.9

○オール電化給食施設について 議員になって最初の施設訪問で、三ヶ島小学校のオール電化給食施設の見学と、実際に給食を食べた。 O157対策の観点から、オール電化の必要性は理解できるが、環境やコストの観点からいってオール電化は疑問が残る。今年所沢市では省エネルギービジョンを策定した。その中で、1次エネルギーという概念で、省エネルギーを測定・評価している。 そうした観点からすれば、やはり電気はガス調理器具より、単位あたりの1次エネルギー消費量が多いと思う。 ちなみに、私の手元にある資料によれば、オール電化とガスと電気を併用した厨房施設の比較では、二酸化炭素の排出量で比較すると、オール電化は、発電ロスや送電ロスなどを加味すれば、ガス厨房に比べて1.8倍の二酸化炭素を排出するとなっている。 おそらく1次エネルギー比較でも約1.8倍前後となるだろう。 また、オール電化だと電気設備容量を上げるための変電施設を併設しなくてはならないため、どうしてもイニシャルコストが高くなるという欠点がある。
Q
給食施設の整備にあたっては、1次エネルギー消費量といった概念を取り入れて計画をされてきたのか?今後は、そういった面も考慮して、オール電化にこだわらず柔軟に計画するつもりはあるのか?
A
三ヶ島小学校料理場の厨房機器については、O157事故を受けて制定された、学校給食衛生管理の基準の達成のために、電化厨房が優れていると判断して導入。今後については、省エネビジョンに配慮しつつ、厨房機器の開発を見据え、衛生管理の基準に適合する機器であるかの研究を行う中で整備を図っていきたい。

一般質問④ 教員補助員制度の継続について H16.9

 やはり、これも義務教育に関わる予算の問題である。今年度いっぱいまでは予算が確保されているようだが、来年度は国の補助もなくなると聞いて不安に思っている親がたくさんいる。こうした教員補助員が多動の子供たちを面倒見ることで学級崩壊を現実に防いでいると聞いている。
 Q それ以外に教員補助員制度があることによって、どんな効果があるか教えて欲しい?予算はいくらぐらいかかるのか。
 A 国の緊急雇用補助事業の一環として他市に先駆け1億4千万円の予算で平成14年度より実施し、初年度は4時間勤務者1名、6名勤務者1名の2名を各学校に配置。平成15年度は、最大111名の教員補助員を各学校に配置。
 成果としては、学校全体の活性化、指導法の工夫改善が図られた、学習の好きな子が増えた、児童・生徒の学習意欲の向上が見られた、より一層学習の定着が図られたなどの報告があった。ティーム・ティーチングや少人数指導、特別な配慮を必要としている子や個別の指導を必要としている子への学習支援など、児童・生徒一人一人に対するきめ細やかな指導を充実させるために教員補助員を活用し成果をあげている。
(2回目) Q そんなに、すばらしい成果があがっているなら、予算は1億5千万円かかるが、部門別予算とは別枠で、ぜひとも継続していただきたい。
 A 来年度、この事業を実施してまいりますためには約1億5千万円の予算を必要とするが、成果があがってるので来年度も継続したい。

2004.9月議会 一般質問④ 教員補助員制度の継続について H16.9

 やはり、これも義務教育に関わる予算の問題である。今年度いっぱいまでは予算が確保されているようだが、来年度は国の補助もなくなると聞いて不安に思っている親がたくさんいる。こうした教員補助員が多動の子供たちを面倒見ることで学級崩壊を現実に防いでいると聞いている。
 Q それ以外に教員補助員制度があることによって、どんな効果があるか教えて欲しい?予算はいくらぐらいかかるのか。
 A 国の緊急雇用補助事業の一環として他市に先駆け1億4千万円の予算で平成14年度より実施し、初年度は4時間勤務者1名、6名勤務者1名の2名を各学校に配置。平成15年度は、最大111名の教員補助員を各学校に配置。
 成果としては、学校全体の活性化、指導法の工夫改善が図られた、学習の好きな子が増えた、児童・生徒の学習意欲の向上が見られた、より一層学習の定着が図られたなどの報告があった。ティーム・ティーチングや少人数指導、特別な配慮を必要としている子や個別の指導を必要としている子への学習支援など、児童・生徒一人一人に対するきめ細やかな指導を充実させるために教員補助員を活用し成果をあげている。
(2回目) Q そんなに、すばらしい成果があがっているなら、予算は1億5千万円かかるが、部門別予算とは別枠で、ぜひとも継続していただきたい。
 A 来年度、この事業を実施してまいりますためには約1億5千万円の予算を必要とするが、成果があがってるので来年度も継続したい。

一般質問③ 義務教育費国庫負担費削減について H16.9

 ○義務教育費国庫負担削減について 所沢が安定的に発展するためには、子供たちが所沢はいいところだ、と感じてもらわなくてはならない。そうすれば、一旦所沢を離れても、また所沢に戻ってくる。私の周りのおかあさん達も、子供時代に所沢に住んでいたが、大人になって一旦所沢を離れたものの、また戻ってきたという人が多い。特に、女性の場合、旦那も別のところからくっついてくる場合が多い。かくいう私も妻が所沢出身で、私がくっついてきた。そういう点からすれば、やはり小中学校時代というのはしつこくて恐縮だが、将来の税収の安定確保の観点から言っても非常に重要である。 先ほどの週刊朝日の記事にもあるが、都内では、公立中学への進学率が60%を切っている区もある。都内の場合はそれだけ私立中学も多いということでもあると思うが、やはり公立中学の劣化というのももう一つの背景にあるようだ。 やはり、所沢市では、公立中学に行っていてもしっかりとした教育が受けられるという体制を作ることが重要。特に、公教育は機会の平等を保障する重要な役割がある。 ところが現実には、公教育の環境を悪化させるような事態が進んでいる。 先日も地方6団体が、義務教育費国庫負担金の全廃、特に06年度までに中学校の教職員分の8500億円を廃止すると答申した。これまでは、中学校の教職員の給与は半分が国、半分が県であったわけだが、こうなると、県が全額負担することになる。しかし、減額分は補填されるということはないので、県としては、財政が厳しい中、本当に国の補助額分をそっくり肩代わりするのか疑問である。となると、考えられるのは、一部市町村でも負担をせよということになる可能性も否定できない。直接負担しなくても、教員数を削減して、その削減分の補充は市町村で勝手にどうぞ、という可能性もある。いずれにしろ、小中学校を巡る環境は厳しさを増すだろう。
Q 市長は、埼玉県市長会会長そして、全国市長会副会長としてこの問題について、どのように考えているのか?また市長として、そうした県の補助が実質的に削減された場合、いまのままの予算を維持するという考えをお持ちなのか?
A 義務教育の国庫負担金のみに限らず、流域関連の下水道の補助金等もカットの対象に。そういうものも含めて、市長会と知事会との間で、市町村の負担増にならないようにという形での約束は取り付けてある。ただし、これからの動きは注視する必要はある。

2004.9月議会 一般質問③ 義務教育費国庫負担費削減について H16.9

 ○義務教育費国庫負担削減について 所沢が安定的に発展するためには、子供たちが所沢はいいところだ、と感じてもらわなくてはならない。そうすれば、一旦所沢を離れても、また所沢に戻ってくる。私の周りのおかあさん達も、子供時代に所沢に住んでいたが、大人になって一旦所沢を離れたものの、また戻ってきたという人が多い。特に、女性の場合、旦那も別のところからくっついてくる場合が多い。かくいう私も妻が所沢出身で、私がくっついてきた。そういう点からすれば、やはり小中学校時代というのはしつこくて恐縮だが、将来の税収の安定確保の観点から言っても非常に重要である。 先ほどの週刊朝日の記事にもあるが、都内では、公立中学への進学率が60%を切っている区もある。都内の場合はそれだけ私立中学も多いということでもあると思うが、やはり公立中学の劣化というのももう一つの背景にあるようだ。 やはり、所沢市では、公立中学に行っていてもしっかりとした教育が受けられるという体制を作ることが重要。特に、公教育は機会の平等を保障する重要な役割がある。 ところが現実には、公教育の環境を悪化させるような事態が進んでいる。 先日も地方6団体が、義務教育費国庫負担金の全廃、特に06年度までに中学校の教職員分の8500億円を廃止すると答申した。これまでは、中学校の教職員の給与は半分が国、半分が県であったわけだが、こうなると、県が全額負担することになる。しかし、減額分は補填されるということはないので、県としては、財政が厳しい中、本当に国の補助額分をそっくり肩代わりするのか疑問である。となると、考えられるのは、一部市町村でも負担をせよということになる可能性も否定できない。直接負担しなくても、教員数を削減して、その削減分の補充は市町村で勝手にどうぞ、という可能性もある。いずれにしろ、小中学校を巡る環境は厳しさを増すだろう。
Q 市長は、埼玉県市長会会長そして、全国市長会副会長としてこの問題について、どのように考えているのか?また市長として、そうした県の補助が実質的に削減された場合、いまのままの予算を維持するという考えをお持ちなのか?
A 義務教育の国庫負担金のみに限らず、流域関連の下水道の補助金等もカットの対象に。そういうものも含めて、市長会と知事会との間で、市町村の負担増にならないようにという形での約束は取り付けてある。ただし、これからの動きは注視する必要はある。

一般質問② 総合計画人口推計について  H16.9

 ○総合計画の人口予測見直しについて  所沢市の総合計画の人口予測と現実の人口推移は乖離している。 また、2005年には35万人を予測している。しかし、本年8月で33万6968人 昨年同期で33万6745人と伸び率も鈍化している。 厚生労働省の人口問題研究所のデータによれば減少 所沢市は、これまでは地の利から黙っていても人口が増えてきたため、人口を増やすと言う努力が足りないのではなだろうか?私はずっと過疎地域のまちづくりに関わってきただけに、そういった点での所沢市の甘さが非常に気になる。
Q 政策的なインパクトによって増分を見込んでいるのだと思うが具体的にどんな前提条件でこういうデータが出てきたのか?  計画を達成するためには、どんな政策が必要だと考えているのか?
A 人口推計は、平成11年に実施した、所沢市総合振興計画作成のための基礎調査に基づいて本市の地理的条件などを勘案し、推定。 第二上新井区画整理事業、狭山ヶ丘区画整理事業等の再開発事業、暫定逆線引き地域の市街化区域への見直しなどが計画的に進められるものと判断して織り込んでいる。 しかし人口の鈍化も事実。17年度の推計と比べると、1万3千人の差がでている。

2004.9月議会一般質問② 総合計画人口推計について  H16.9

 ○総合計画の人口予測見直しについて  所沢市の総合計画の人口予測と現実の人口推移は乖離している。 また、2005年には35万人を予測している。しかし、本年8月で33万6968人 昨年同期で33万6745人と伸び率も鈍化している。 厚生労働省の人口問題研究所のデータによれば減少 所沢市は、これまでは地の利から黙っていても人口が増えてきたため、人口を増やすと言う努力が足りないのではなだろうか?私はずっと過疎地域のまちづくりに関わってきただけに、そういった点での所沢市の甘さが非常に気になる。
Q 政策的なインパクトによって増分を見込んでいるのだと思うが具体的にどんな前提条件でこういうデータが出てきたのか?  計画を達成するためには、どんな政策が必要だと考えているのか?
A 人口推計は、平成11年に実施した、所沢市総合振興計画作成のための基礎調査に基づいて本市の地理的条件などを勘案し、推定。 第二上新井区画整理事業、狭山ヶ丘区画整理事業等の再開発事業、暫定逆線引き地域の市街化区域への見直しなどが計画的に進められるものと判断して織り込んでいる。 しかし人口の鈍化も事実。17年度の推計と比べると、1万3千人の差がでている。

一般質問① 乳幼児医療制度について H16.9

さて、先週、週刊朝日に「住んで得する街126市区ランキング」という記事が掲載されていました。 所沢市は、様々な指標で、全国トップクラスでした。 例えば、上下水道負担は4番目に安く、住民1人あたりの行政コストでも、住民1人あたりの行政コストも低いほうから4位、住民1人あたりの借金も低いほうから24位と少なく、まさに住んで得する街といえましょう。 しかし、これだけ優等生の所沢も子育てについては、東洋経済新報 2000年全都市子育て指標30位以内に入っていません。また、ここにアエラ別冊「子育てで選ぶ街」という雑誌があります。この中で、所沢市は、保育料の上限額は安いと言われる東京23区よりさらに安いという結果がでています。ところが、待機率では10.53とこの雑誌の調査ではワースト1です。この値は、最近の保育園のデータが含まれていないためいまは、もっと値は改善していると思います。 また、延長保育時間も短いため、この図では、預けにくく入りにくいというところにランクされてしまいます。
 いつも思うのですが、どうも所沢はそれぞれの事業にそれなりの予算は使っているのに、事業のすすめかたに工夫が足りないために、実態以上にイメージを悪くしているようです。
○乳幼児医療費給付制度について その代表ともいえるのが、乳幼児医療給付制度の運用です。埼玉県下で制度がある自治体は少数派です。にもかかわらず、いわゆる現物給付でないために、同じ予算をかけていても、評価が下がってしまいます。 実際に私も、この所沢市で子育てをしている。先日、わが娘が夜突然調子が悪く市内の2つの病院にかかりました。会計時には、特に案内もされなかったため乳幼児医療費交付申請を出さなかった。後で領収書を持って市役所1階の窓口での実際の対応にびっくり 領収書を提出したところ、もう一度かかった病院に申請書を書いてもらってくれという。以前住んでいた大田区では、乳幼児医療証があれば、一度申請すれば、区に出向く必要なかった。 以前から公明党、共産党の議員の方々がこの問題について質問をされている。 6月の定例会でも城下議員が質問。 先ほど紹介した雑誌をみてもわかる通り、育児環境で住むところを選択する「子育て移民」というのはもはや現実のこといってよいでしょう。 福祉という観点ではなく、将来への投資という観点で、もう一度考えなおしていただきたい。 所沢市は、常に県内の比較で所沢市が進んでいるという。しかし、国勢調査を見てもわかるように、毎日77000人の市民が「東京」に通勤。たとえば職場で、子育て環境の話題になったときに、都内は全て、現物給付が実現。そういう都市と比較すると、所沢は遅れているとなる。たとえば、子育て世代の方が子育てのために、東村山と所沢どちらに住もうかとなった場合、この点について言えば東村山を選択。 県内であっても所沢のライバル 川越市はすでに、3800万円国保の減額を受け入れて実施。 子育て世代が一人、所沢に引っ越してくれば、子供がいる家庭はなかなか引っ越さないから、少なくとも10年~20年は市民税を納めてくれる。そしてその子供たちが所沢を気に入ればさらに、住み着いてくれる。例えば、所沢市は約3800万円をかけて現物給付を行いそのことによって、年に市民税を40万円10年以上住み着いて納めてくれる市民が新たに10人以上増えれば、十分投資としてペイする話である。さらにその家族が家を買えば、固定資産税都市計画税も入ってくるのです。 現実に所沢市は、私が勝手に名づけているが2007年問題を抱えている。つまり、現在最も人口階層として多く、かつ市民税の課税額も大きい50歳~60歳の団塊の世代が、退職時期を迎える。所沢市の財源推計では甘く見積もっているようだが。この世代が最大の市税の供給源から、2007年を境に行政サービスの消費者へと変化する。 さらに所沢市は団塊の世代の下の層つまり40代が少ない。 
Q 今後の所沢市の税収の安定的な確保のためにも、投資として、3,800万円をかける価値は十分あると思うが、それでも、やはり乳幼児医療費の現物給付はできないのか?
A 健康保険組合による家族療養費付加給付金の取り扱いに関して、助成の公平性の問題がある。また、国民健康保険への国庫負担金の減額措置の問題がある。 財政状況は厳しいので、窓口払いの廃止は難しい。 なお、平成14年11月より市内医療機関の協力で、申請の簡素化を実施しているので、毎月市の窓口に出向く必要はなくなった。
Q 実は、市民医療センターでも、まったく制度の案内がなかった。これはどういうことなのか?予算を割けないというなら、せめて、市の医療機関である市民医療センターでは、乳幼児医療証をもっている患者がきたら、制度の案内をするべきではないのか。
A 引き続き医療機関に協力をお願いして、そういうことのないように対応してまいりたい。(市民医療センターについては)今後は見えやすいところに張っていきたい。
3回目 Q 医療証を持っていた場合には、一言こういう制度があると窓口で言うことはできないのか A 医療機関にはそのように協力をお願いしていきたいと考えている。

2004.9月議会 一般質問① 乳幼児医療制度について H16.9

さて、先週、週刊朝日に「住んで得する街126市区ランキング」という記事が掲載されていました。 所沢市は、様々な指標で、全国トップクラスでした。 例えば、上下水道負担は4番目に安く、住民1人あたりの行政コストでも、住民1人あたりの行政コストも低いほうから4位、住民1人あたりの借金も低いほうから24位と少なく、まさに住んで得する街といえましょう。 しかし、これだけ優等生の所沢も子育てについては、東洋経済新報 2000年全都市子育て指標30位以内に入っていません。また、ここにアエラ別冊「子育てで選ぶ街」という雑誌があります。この中で、所沢市は、保育料の上限額は安いと言われる東京23区よりさらに安いという結果がでています。ところが、待機率では10.53とこの雑誌の調査ではワースト1です。この値は、最近の保育園のデータが含まれていないためいまは、もっと値は改善していると思います。 また、延長保育時間も短いため、この図では、預けにくく入りにくいというところにランクされてしまいます。
 いつも思うのですが、どうも所沢はそれぞれの事業にそれなりの予算は使っているのに、事業のすすめかたに工夫が足りないために、実態以上にイメージを悪くしているようです。
○乳幼児医療費給付制度について その代表ともいえるのが、乳幼児医療給付制度の運用です。埼玉県下で制度がある自治体は少数派です。にもかかわらず、いわゆる現物給付でないために、同じ予算をかけていても、評価が下がってしまいます。 実際に私も、この所沢市で子育てをしている。先日、わが娘が夜突然調子が悪く市内の2つの病院にかかりました。会計時には、特に案内もされなかったため乳幼児医療費交付申請を出さなかった。後で領収書を持って市役所1階の窓口での実際の対応にびっくり 領収書を提出したところ、もう一度かかった病院に申請書を書いてもらってくれという。以前住んでいた大田区では、乳幼児医療証があれば、一度申請すれば、区に出向く必要なかった。 以前から公明党、共産党の議員の方々がこの問題について質問をされている。 6月の定例会でも城下議員が質問。 先ほど紹介した雑誌をみてもわかる通り、育児環境で住むところを選択する「子育て移民」というのはもはや現実のこといってよいでしょう。 福祉という観点ではなく、将来への投資という観点で、もう一度考えなおしていただきたい。 所沢市は、常に県内の比較で所沢市が進んでいるという。しかし、国勢調査を見てもわかるように、毎日77000人の市民が「東京」に通勤。たとえば職場で、子育て環境の話題になったときに、都内は全て、現物給付が実現。そういう都市と比較すると、所沢は遅れているとなる。たとえば、子育て世代の方が子育てのために、東村山と所沢どちらに住もうかとなった場合、この点について言えば東村山を選択。 県内であっても所沢のライバル 川越市はすでに、3800万円国保の減額を受け入れて実施。 子育て世代が一人、所沢に引っ越してくれば、子供がいる家庭はなかなか引っ越さないから、少なくとも10年~20年は市民税を納めてくれる。そしてその子供たちが所沢を気に入ればさらに、住み着いてくれる。例えば、所沢市は約3800万円をかけて現物給付を行いそのことによって、年に市民税を40万円10年以上住み着いて納めてくれる市民が新たに10人以上増えれば、十分投資としてペイする話である。さらにその家族が家を買えば、固定資産税都市計画税も入ってくるのです。 現実に所沢市は、私が勝手に名づけているが2007年問題を抱えている。つまり、現在最も人口階層として多く、かつ市民税の課税額も大きい50歳~60歳の団塊の世代が、退職時期を迎える。所沢市の財源推計では甘く見積もっているようだが。この世代が最大の市税の供給源から、2007年を境に行政サービスの消費者へと変化する。 さらに所沢市は団塊の世代の下の層つまり40代が少ない。 
Q 今後の所沢市の税収の安定的な確保のためにも、投資として、3,800万円をかける価値は十分あると思うが、それでも、やはり乳幼児医療費の現物給付はできないのか?
A 健康保険組合による家族療養費付加給付金の取り扱いに関して、助成の公平性の問題がある。また、国民健康保険への国庫負担金の減額措置の問題がある。 財政状況は厳しいので、窓口払いの廃止は難しい。 なお、平成14年11月より市内医療機関の協力で、申請の簡素化を実施しているので、毎月市の窓口に出向く必要はなくなった。
Q 実は、市民医療センターでも、まったく制度の案内がなかった。これはどういうことなのか?予算を割けないというなら、せめて、市の医療機関である市民医療センターでは、乳幼児医療証をもっている患者がきたら、制度の案内をするべきではないのか。
A 引き続き医療機関に協力をお願いして、そういうことのないように対応してまいりたい。(市民医療センターについては)今後は見えやすいところに張っていきたい。
3回目 Q 医療証を持っていた場合には、一言こういう制度があると窓口で言うことはできないのか A 医療機関にはそのように協力をお願いしていきたいと考えている。

2004.9月議会 議案質疑②

具体的な議案質疑の内容と回答は以下の通りです。
議案第78号 平成16年度所沢市一般会計補正予算(第4号) 救急業務費への寄付について Q. 100万円の寄付があったということであるが、どのような方が寄付されたのか? 寄付は、どのような目的に利用されるのか?
 A. 防衛医科大学校教授 救急部部長の岡田芳明氏。岡田氏は所沢市の救急隊員の指導的立場にある。救急業務にぜひ役立てていただきたいという強い希望。救急処置用の資器材の喉頭内部を観察する喉頭鏡プレート5本と、非医療従事者も使用可能な自動体外式除細動器2セットを整備。
Q 除細動装置、これまで1台もなかったのか?どこに配置されるのか?素人でも扱えるのか?
A 救急救命士が使う除細動器は、全ての救急車に搭載。今回の除細動器は素人でも使える除細動器。これは所沢市では初めて。講習等がなくても利用が一応は可能。しかし講習は必要と考える。特に水分があるところでは、危険。
  議案第79号 平成16年度所沢市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 国民健康保険税賦課徴収事務費 委託料  税総合システム開発委託料 417万9千円 について
 Q. この機能追加によって、どのような便益が生ずるのか?    具体的には、どれぐらいの時間が削減されるのか     どれぐらいの人員が削減されるのか    なぜ、初期のシステム開発の段階でこの機能を導入できなかったのか?    機能開発は入札によっておこなわれているのか、それとも随意契約なのか?
 A.
税総合オンラインシステムは昨年6月に本稼動。従来手作業で行っていたものをすべて自動処理することが可能になった。全体的な効果は上がってきている。事務をすすめていく上で、全て自動処理ではなくて、担当者が強制的に入力をしなければならないようなものが出てきた。強制入力を行う昨日を今回追加。 大本の税総合オンラインシステムに随意契約 かなり充実したシステムなので使える限り使う。
Q やはり随意契約でないといけないのか?どのぐらいの時間が節約できるのか?417万円であれば、所沢市役所の平均賃金からいえば、常時雇用者が半年雇える金額次のシステム入れ替えまで手作業で続行という考えかたもあるのではないか?
A 機械のリースが概ね5年。平成15年6月に導入。よって、本体のシステムも最低5年は使うので、やはり必要。
Q 5年だとしても、1年で割ると80万円。本当に今手作業でやった場合年間で80万円かかるのか。
A あくまでもイレギュラー処置に対応できるように変更する。件数的に何件というようには出てこない。しかし、5年間毎月担当者が内容確認しなくてはならない。誤りがあっては非常に問題。そういうことも含めてメリットがあると判断。
議案第79号 平成16年度所沢市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
12p    退職被保険者等高額療養費    退職被保険者等高額療養費追加  1億6906万7千円    について
    Q. 高額療養費発生についてはどのような疾病が主な原因となっているか分析はされている    のか?されているとしたら、どのような疾病が原因となっているのか?    もし、主な原因が特定されているとしたら、他地域との比較において所沢市に際立った特徴は    あるのか?
    A. 分析はされていない。 Q これからは医療費抑制のためにもそういった統計はとる必要があるのではないだろうか?
A 埼玉県の国保団体連合会の共同電算処理に加入すると、そういった疾病の統計等が可能になってくる。 議案第82号 所沢市男女共同参画推進条例制定について
    第4条 (市の責務)に関連して
    Q. 職員全体の男女費はどうなっているのか?    部長 課長 リーダーの市役所の男女比はどうなっているか?    課長昇格試験の受験資格はどうなっているか?    リーダーの採用基準は
A 人数は2,720人、そのうち男性1,824人、女性896人 67対33
女性の部長はいない。次長は40人中1人。課長は159人中7人の課長。補佐級は266人の職員中58人。これから積極的に女性の登用をすすめたい。課長の受験資格は課長補佐級の職員、及び上級係長職員、係長として4年以上在職した者について資格がある。主査は36歳以上が選考年齢。
    Q. 第2条 ドメスティックバイオレンス 親密な関係にある者からの とあるが、これは男女間    に限定されるのか?
    A. ドメスティックバイオレンスは特に女性に対してということを想定して規程
Q 同性間の恋愛関係にいる同士のドメスティックバイオレンスはどう対処するのか?A 親密な関係は、婚約中など婚姻関係に至らないものというふうに解釈。同性間は想定せず。

H16.9月議会議案質疑②

具体的な議案質疑の内容と回答は以下の通りです。
議案第78号 平成16年度所沢市一般会計補正予算(第4号) 救急業務費への寄付について Q. 100万円の寄付があったということであるが、どのような方が寄付されたのか? 寄付は、どのような目的に利用されるのか?
 A. 防衛医科大学校教授 救急部部長の岡田芳明氏。岡田氏は所沢市の救急隊員の指導的立場にある。救急業務にぜひ役立てていただきたいという強い希望。救急処置用の資器材の喉頭内部を観察する喉頭鏡プレート5本と、非医療従事者も使用可能な自動体外式除細動器2セットを整備。
Q 除細動装置、これまで1台もなかったのか?どこに配置されるのか?素人でも扱えるのか?
A 救急救命士が使う除細動器は、全ての救急車に搭載。今回の除細動器は素人でも使える除細動器。これは所沢市では初めて。講習等がなくても利用が一応は可能。しかし講習は必要と考える。特に水分があるところでは、危険。
  議案第79号 平成16年度所沢市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 国民健康保険税賦課徴収事務費 委託料  税総合システム開発委託料 417万9千円 について
 Q. この機能追加によって、どのような便益が生ずるのか?    具体的には、どれぐらいの時間が削減されるのか     どれぐらいの人員が削減されるのか    なぜ、初期のシステム開発の段階でこの機能を導入できなかったのか?    機能開発は入札によっておこなわれているのか、それとも随意契約なのか?
 A.
税総合オンラインシステムは昨年6月に本稼動。従来手作業で行っていたものをすべて自動処理することが可能になった。全体的な効果は上がってきている。事務をすすめていく上で、全て自動処理ではなくて、担当者が強制的に入力をしなければならないようなものが出てきた。強制入力を行う昨日を今回追加。 大本の税総合オンラインシステムに随意契約 かなり充実したシステムなので使える限り使う。
Q やはり随意契約でないといけないのか?どのぐらいの時間が節約できるのか?417万円であれば、所沢市役所の平均賃金からいえば、常時雇用者が半年雇える金額次のシステム入れ替えまで手作業で続行という考えかたもあるのではないか?
A 機械のリースが概ね5年。平成15年6月に導入。よって、本体のシステムも最低5年は使うので、やはり必要。
Q 5年だとしても、1年で割ると80万円。本当に今手作業でやった場合年間で80万円かかるのか。
A あくまでもイレギュラー処置に対応できるように変更する。件数的に何件というようには出てこない。しかし、5年間毎月担当者が内容確認しなくてはならない。誤りがあっては非常に問題。そういうことも含めてメリットがあると判断。
議案第79号 平成16年度所沢市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
12p    退職被保険者等高額療養費    退職被保険者等高額療養費追加  1億6906万7千円    について
    Q. 高額療養費発生についてはどのような疾病が主な原因となっているか分析はされている    のか?されているとしたら、どのような疾病が原因となっているのか?    もし、主な原因が特定されているとしたら、他地域との比較において所沢市に際立った特徴は    あるのか?
    A. 分析はされていない。 Q これからは医療費抑制のためにもそういった統計はとる必要があるのではないだろうか?
A 埼玉県の国保団体連合会の共同電算処理に加入すると、そういった疾病の統計等が可能になってくる。 議案第82号 所沢市男女共同参画推進条例制定について
    第4条 (市の責務)に関連して
    Q. 職員全体の男女費はどうなっているのか?    部長 課長 リーダーの市役所の男女比はどうなっているか?    課長昇格試験の受験資格はどうなっているか?    リーダーの採用基準は
A 人数は2,720人、そのうち男性1,824人、女性896人 67対33
女性の部長はいない。次長は40人中1人。課長は159人中7人の課長。補佐級は266人の職員中58人。これから積極的に女性の登用をすすめたい。課長の受験資格は課長補佐級の職員、及び上級係長職員、係長として4年以上在職した者について資格がある。主査は36歳以上が選考年齢。
    Q. 第2条 ドメスティックバイオレンス 親密な関係にある者からの とあるが、これは男女間    に限定されるのか?
    A. ドメスティックバイオレンスは特に女性に対してということを想定して規程
Q 同性間の恋愛関係にいる同士のドメスティックバイオレンスはどう対処するのか?A 親密な関係は、婚約中など婚姻関係に至らないものというふうに解釈。同性間は想定せず。

2004.9月議会 議案質疑①

 議案質疑とは、主に市長部局から提出される議案を審議するものです。一般的には、補正予算と条例の制定と改正、市道の認定などが議案として提出されます。 平成16年度9月議会の議案で注目度が高かったのは  議案第82号  所沢市男女共同参画推進条例制定について  議案第87号  「狭山ヶ丘・区4号線道路新設工事(西武池袋線との立体交差)」  に係る協定の締結について の2つです。
 ただ、男女共同参画推進条例に関しては、これまでも関係者の方々が熱心にロビー活動をされていたため、それぞれの議員もその趣旨についてはよく理解していたため、本会議ではそれほど質疑は盛り上がりませんでした。
 議案第87号の西武池袋線との立体交差については、立体交差完成による交通混雑に対する懸念についての議論が多かったようです。
 くわけんは、男女共同参画推進条例と、補正予算を中心に質疑を行いました。

H16.9月議会議案質疑①

 議案質疑とは、主に市長部局から提出される議案を審議するものです。一般的には、補正予算と条例の制定と改正、市道の認定などが議案として提出されます。 平成16年度9月議会の議案で注目度が高かったのは  議案第82号  所沢市男女共同参画推進条例制定について  議案第87号  「狭山ヶ丘・区4号線道路新設工事(西武池袋線との立体交差)」  に係る協定の締結について の2つです。
 ただ、男女共同参画推進条例に関しては、これまでも関係者の方々が熱心にロビー活動をされていたため、それぞれの議員もその趣旨についてはよく理解していたため、本会議ではそれほど質疑は盛り上がりませんでした。
 議案第87号の西武池袋線との立体交差については、立体交差完成による交通混雑に対する懸念についての議論が多かったようです。
 くわけんは、男女共同参画推進条例と、補正予算を中心に質疑を行いました。

2004年10月12日

スポーツの秋・芸術の秋

 10月10日は特異日といって、気象観測史上、もっとも降雨が少ないといわれていたそうで、そのために東京オリンピックの開会式も10月10日になったとか。 ちなみに、11月3日も晴れの特異日だそうです。
特異日
 10日は、台風一過とはいかないまでも、天候も持ちなおし、各地で様々な行事がおこなわれたようです。 私も、午前は国立身体障害者リハビリテーションセンターで開かれた第6回障害者スポーツフェスティバルに、午後はところざわまつりそれぞれに参加させていただきました。 11日には、所沢市合唱連盟が主催の合唱祭に行ってまいりました。 運動会や、まつり、合唱といった営みは、人間が本源的に持っている、自分の肉体を使って表現したい、他者との協力によって充実感を得たい、という欲求を満たすものではないでしょうか? そうした機会を提供するというのも、公的部門の基本的な役割だと私は考えています。 そういう欲求がみたされる地域は、市民の皆さん同士の連帯意識も高まり、助け合いの機会も増え、地域としての魅力や健全性が高まるのではないでしょうか?

スポーツの秋・芸術の秋

 10月10日は特異日といって、気象観測史上、もっとも降雨が少ないといわれていたそうで、そのために東京オリンピックの開会式も10月10日になったとか。 ちなみに、11月3日も晴れの特異日だそうです。
特異日
 10日は、台風一過とはいかないまでも、天候も持ちなおし、各地で様々な行事がおこなわれたようです。 私も、午前は国立身体障害者リハビリテーションセンターで開かれた第6回障害者スポーツフェスティバルに、午後はところざわまつりそれぞれに参加させていただきました。 11日には、所沢市合唱連盟が主催の合唱祭に行ってまいりました。 運動会や、まつり、合唱といった営みは、人間が本源的に持っている、自分の肉体を使って表現したい、他者との協力によって充実感を得たい、という欲求を満たすものではないでしょうか? そうした機会を提供するというのも、公的部門の基本的な役割だと私は考えています。 そういう欲求がみたされる地域は、市民の皆さん同士の連帯意識も高まり、助け合いの機会も増え、地域としての魅力や健全性が高まるのではないでしょうか?

2004年10月08日

H15年度分 決算特別委員会②

決算特別委員会では、決算について、質疑を行います。
くわけんは、例えば、「291p 09 消防費 01 消防費 03消防施設費 15工事請負費 01 施設改修工事 これは、どこの施設の改修工事か?」とか、「85p 02 総務費 01総務管理費 01 一般管理費 19 負担金補助及び交付金 44 所沢市職員福利厚生委員会交付金 67,217,000は、類似団体と比べてどのような水準なのか?」「02 総務費 01総務管理費 01 一般管理費 06職員研修費 大学院派遣の本人負担割合は? ちなみに歳入464,100 となっているが?」といった質問を行いました。正確に数えていたわけではないですが、30回程度質疑を行いました。
 質疑終了後は、希望する委員は、賛否とその理由を明らかにする機会を与えられます。くわけんも、以下のような賛成の意見を表明しました。
 「賛成の立場から意見を述べます。 決算全体を通して、公債費比率が財務体質の健全性が確認できました。  一方で、会計情報の情報開示にはまだ、努力の余地があると感じました。 例えば、決算書で予算額の大きな事業でありながら、行政報告書で全く説明がなされていなかったり、あるいは説明内容が不十分であったり、事業の内容を知るために行政評価表を参照しても、内容の記述があいまいであるため、改めて質問をしなくてはならないといったことがままありました。
 一方で、今回の委員会審議を通じて、行政評価表の有効性も実感いたしました。決算においては当該事業の過去の予算決算データの参照が重要ですが、行政評価表には、事業ごとに過去3年分のデータが記載されているため、簡単に参照できます。
 また、支出金、補助金、負担金等の名目の支出が多い点は問題があります。NPO等の団体の自発的な活動を支援するには、あまり使途を制限しない渡し切り方式が有効であるとは思いますが、そういった支出も納税者の税金ですから、やはり使途については積極的な情報開示を行うべきでしょう。 情報システム投資については、費用も他の事業に比べても大きく、一方で費用対効果があまり明確になっていません。こういった点も今後は費用対効果を明らかにしていくべきでしょう。」
 決算特別委員会は、慣例で、4年に一回しか参加できませんが、できれば、くわけんとしては、予算審議にあたって、決算は重要ですから、毎年参加したいしするべきだと考えています。
 また、9名という定員ではなく、予算は、議員全員が審議に参加するのですから、決算も全員参加という形が望ましいと考えています。
 決算検討委員会の内容については、12月議会で決算特別委員長から報告されますので、そちらを傍聴していただくか、その後2~3ヶ月ほどして、議事録がインターネットと冊子になって報告されますのでそちらをご参照ください。それにしても、審議してから4ヶ月後にならないと内容を見られないというのはなんとかならないですかね?

H15年度 決算特別委員会②

決算特別委員会では、決算について、質疑を行います。
くわけんは、例えば、「291p 09 消防費 01 消防費 03消防施設費 15工事請負費 01 施設改修工事 これは、どこの施設の改修工事か?」とか、「85p 02 総務費 01総務管理費 01 一般管理費 19 負担金補助及び交付金 44 所沢市職員福利厚生委員会交付金 67,217,000は、類似団体と比べてどのような水準なのか?」「02 総務費 01総務管理費 01 一般管理費 06職員研修費 大学院派遣の本人負担割合は? ちなみに歳入464,100 となっているが?」といった質問を行いました。正確に数えていたわけではないですが、30回程度質疑を行いました。
 質疑終了後は、希望する委員は、賛否とその理由を明らかにする機会を与えられます。くわけんも、以下のような賛成の意見を表明しました。
 「賛成の立場から意見を述べます。 決算全体を通して、公債費比率が財務体質の健全性が確認できました。  一方で、会計情報の情報開示にはまだ、努力の余地があると感じました。 例えば、決算書で予算額の大きな事業でありながら、行政報告書で全く説明がなされていなかったり、あるいは説明内容が不十分であったり、事業の内容を知るために行政評価表を参照しても、内容の記述があいまいであるため、改めて質問をしなくてはならないといったことがままありました。
 一方で、今回の委員会審議を通じて、行政評価表の有効性も実感いたしました。決算においては当該事業の過去の予算決算データの参照が重要ですが、行政評価表には、事業ごとに過去3年分のデータが記載されているため、簡単に参照できます。
 また、支出金、補助金、負担金等の名目の支出が多い点は問題があります。NPO等の団体の自発的な活動を支援するには、あまり使途を制限しない渡し切り方式が有効であるとは思いますが、そういった支出も納税者の税金ですから、やはり使途については積極的な情報開示を行うべきでしょう。 情報システム投資については、費用も他の事業に比べても大きく、一方で費用対効果があまり明確になっていません。こういった点も今後は費用対効果を明らかにしていくべきでしょう。」
 決算特別委員会は、慣例で、4年に一回しか参加できませんが、できれば、くわけんとしては、予算審議にあたって、決算は重要ですから、毎年参加したいしするべきだと考えています。
 また、9名という定員ではなく、予算は、議員全員が審議に参加するのですから、決算も全員参加という形が望ましいと考えています。
 決算検討委員会の内容については、12月議会で決算特別委員長から報告されますので、そちらを傍聴していただくか、その後2~3ヶ月ほどして、議事録がインターネットと冊子になって報告されますのでそちらをご参照ください。それにしても、審議してから4ヶ月後にならないと内容を見られないというのはなんとかならないですかね?

H15年度 決算特別委員会①

 9月28・29日 10月4・5日 平成15年度の決算特別委員会が行われました。 28日は、水道事業と所沢市市民医療センターについて、29日は、競輪や介護保険等など9つの特別会計について、4日と5日は一般会計について、それぞれ審査を行いました。
 決算について認定することは、議会の重要な仕事の一つです。 決算特別委員会は、9名の委員で構成されます。 ですので、所沢市の議員定数は36名ですから、4年に1回は決算に関わることになります。逆に言うと、4年に1回しか決算には関われないともいえます。
 くわけんとしては、決算特別委員会に参加することで、所沢市の予算全体の見通しがよく効くようになりました。なぜなら、決算のためには、当然ながら、566pある「歳入歳出決算書」や監査委員の意見書、H15年度行政報告書などに一通り目を通すことになります。
 それでも、H15年度の予算審議には加わっていないので、予算の中身については、上記にあげた資料を参照しただけでは、なかなか中身が理解できません。しかし、最近はよくしたもので、行政評価表というのが作られています。この評価表は、所沢市の566事業について、過去3年分の予算と決算、事業の具体的内容、事業についての評価などが記されています。  この行政評価表を活用することで、くわけんのような新人議員でも、一定の事業に関しての情報を得ることが可能でした。
 決算は、予算と違い、否決されても、市長部局の面子はつぶれますが、実際にはなんら問題ありません。ちなみに予算案が否決されると、予算は執行できず、可決まで暫定予算が組まれます。  私は、決算には賛成しました。というのも、部分的には、あれ?という箇所もありましたが、それをもって、全ての決算について反対というのも違和感を感じたからです。 むしろ、そういった問題点を質疑を通じてあきらかにすることで、次年度の予算編成に活かしていくべきでしょう。

H15年度分 決算特別委員会①

 9月28・29日 10月4・5日 平成15年度の決算特別委員会が行われました。 28日は、水道事業と所沢市市民医療センターについて、29日は、競輪や介護保険等など9つの特別会計について、4日と5日は一般会計について、それぞれ審査を行いました。
 決算について認定することは、議会の重要な仕事の一つです。 決算特別委員会は、9名の委員で構成されます。 ですので、所沢市の議員定数は36名ですから、4年に1回は決算に関わることになります。逆に言うと、4年に1回しか決算には関われないともいえます。
 くわけんとしては、決算特別委員会に参加することで、所沢市の予算全体の見通しがよく効くようになりました。なぜなら、決算のためには、当然ながら、566pある「歳入歳出決算書」や監査委員の意見書、H15年度行政報告書などに一通り目を通すことになります。
 それでも、H15年度の予算審議には加わっていないので、予算の中身については、上記にあげた資料を参照しただけでは、なかなか中身が理解できません。しかし、最近はよくしたもので、行政評価表というのが作られています。この評価表は、所沢市の566事業について、過去3年分の予算と決算、事業の具体的内容、事業についての評価などが記されています。  この行政評価表を活用することで、くわけんのような新人議員でも、一定の事業に関しての情報を得ることが可能でした。
 決算は、予算と違い、否決されても、市長部局の面子はつぶれますが、実際にはなんら問題ありません。ちなみに予算案が否決されると、予算は執行できず、可決まで暫定予算が組まれます。  私は、決算には賛成しました。というのも、部分的には、あれ?という箇所もありましたが、それをもって、全ての決算について反対というのも違和感を感じたからです。 むしろ、そういった問題点を質疑を通じてあきらかにすることで、次年度の予算編成に活かしていくべきでしょう。