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2005年03月30日

山口さんからのコメントへの回答 その1

2005.3 一般質問③ 「ほうかごところ」の危機管理について に対して山口さんからコメントをいただきました。
その中に、質問がありましたのでお答えいたします。 質問1 「ほうかごところ」とは?
回答1 所沢小学校 北小学校でおこなわれている、放課後の校舎の一部開放事業です。北小では、体育館、校庭、多目的室などが放課後開放されています。放課後、これらの利用を希望する児童は、登録と保険加入が義務付けられています。また、保険の関係から、利用時には必ずスタッフに届け出ます。スタッフは、主に登録した児童の出欠や帰宅の確認や、学校施設利用時の子どもたちを主に安全面から指導します。
これまでも、放課後学校に残って遊ぶ子がいましたが、その子どもたちの遊びを制度化した事業といえます。 詳細は、 北小学校HP「ほうかごところ」 をご覧ください。
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2005年03月19日

2005.03月議会 一般質問③ 「ほうかごところ」の危機管理について

Q 「ほうかごところ」は、北小学校でも実施されている。いまのところ問題なく実施されている。しかし、危機管理の側面からするともう少しつめておく必要があるのではないだろうか?川崎でも事故があった。 文部科学省でもこれだけのマニュアルを準備。 もっと、スタッフに対する配慮があってしかるべきではないか?
A 「ほうかごところ」の登録児童については、スポーツ安全保険に加入していただき、活動中及び自宅との行き帰りの経路上での万一の事故に対応できるようにしている。昨年12月に開設された北小学校「ほうかごところ」では、登録外の児童から、体育館などで一緒に遊びたいという申し出があった際には、保護者宛に登録をお願いする手紙を持たせており、来年度の登録募集をお知らせする文書でも保険加入について保護者にお願い。
 スタッフの事故については、労災保険で対応。ボランティアの事故については、学校年間包括保険で対応。なお、スタッフ、ボランティアの方の賠償責任保険加入についても現在検討中。
 教育委員会としても、安全点検の徹底や危機管理マニュアルの見直し等により、「ほうかごところ」がさらに安全・安心な子どもの居場所となるよう、地域の運営委員会との連携を深めていく。

2005年03月18日

2005.03月議会 一般質問② 土曜日の補習の実施について

Q 所沢市が、第3位となった行政サービス度ランキング調査でも、土曜日の補習が評価項目の一つに挙げられている。2004年12月議会でも特区として土曜日の授業を行うことを提案した。あらためて、土曜日の補習について行う考えはないか?
A 文部科学省も確かな学力向上のための2002アピール「学びのすすめ」でも補充的な学習を支援することの必要性については示されている。また、第3期中央教育審議会でも、土曜日や長期休業について検討事項となっている。
 所沢市でも二学期制の導入を機に、「学習相談会」国語や数学等の補充的な学習を行う「学び教室」、「スイムクリニック」等を行っている。 教育委員会としても、学力向上のため、各校で魅力的な学習支援が行われるように指導し、入間地区学力調査や、標準学力検査の結果等も集約し、学力の定着を評価していく。

2005年03月17日

2005.03月議会 一般質問① 学校選択制度について

Q 現在のように学校の通学区が厳密に決められたのは、1941年。ナチスの政権誕生によって、一切の初等中等教育学校が統合される。そのナチスのシステムを真似したのが、日本の国民学校令。 また、市町村には教員の人事権が最終的にない。フィードバックシステムが働きにくい。特色ある学校づくりといっても、限界がある。 学校選択制についてもいろいろな問題点があることは承知しているが、学校間の適度な競争意識を働かせるためにも、選択制の導入を考えるべきではないか?
A 各自治体で実施されていることは認識。 所沢市は通学区域制度を運用しているが、保護者の意向等を配慮し、理由があれば、指定する学校以外の就学も可。学校選択制度は、メリットもあるが、デメリットもある。 所沢市は、地域との連携を重視しているため、現在は学校選択制度を実施することは考えていない。
 しかし、学校の活性化は必要。その一つとして、全小中学校が、地域・保護者に定期的に学校公開や教育方針の説明会を実施して学校の取組をしらせたり、ホームページ等で公開したりすることにより、広範囲に渡って学校の情報を細かに発信できるようにしている。
 また、信頼される学校づくりとして、来年度より全職員を対象に自己申告制を導入する予定。 教職員一人一人が学校目標に沿った個々の目標を掲げ、具体的な方策や手段を考え実施。 それによって、学校全体を活性化させ教育力を高めると考えられる。
 さらに、各校がアンケートや学校評議員制度などを実施し、地域や保護者の声を学校経営に反映させ、信頼される学校づくりに積極的に取り組んでいる。-----