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2012年04月20日

2012.03 一般質問⑦ 震災がれき受け入れについて

国でも積極的に補助をするといっている。
震災がれきといっても、現実には、所沢市と放射線量がほとんどかわらない震災地域もある。
いよいよ、中部電力管内の静岡市や浜松市、島田市ですら震災がれき受け入れに向けて動き出している。
島田市は、所沢と同じ茶どころでありながら、敢えて踏み切っている。
市長の「絆」「田舎の犠牲の上に都会の生活が成り立っている」という考え方からすれば、
震災がれきを受け入れないというのは理解しがたい。

くわけん 震災がれきを受け入れる上で、どういった問題点があるのか?
藤本市長 受け入れはできればしたいと思うが、最終処分場がなく、埋め立てを他県でお願いしていること、また反対する住民の理解を得なくてはいけない。

くわけん 震災がれきを試験的に受け入れて、影響評価をしてはどうか?
藤本市長 条件がきちんと整わなければ行わない。条件が整えば、市民に示したい。

2012.03 一般質問⑥ 防災無線をもっと聞けるように

スマホや携帯でも、現在緊急地震速報やラジオが受信できる。ということは、論理的には、非常時にはアンドロイド携帯や、iPhoneなど、スマートフォンでも、防災無線が受信できるアプリケーションがあれば、受信できると考える。
くわけん 所沢市内でどれぐらいのスマートフォン利用者がいるのか?
鈴木危機管理担当理事 国内利用者数から推計すると、約3万9,000人と見込んでいる。
くわけん 現在、そういったアプリは無いのか?
鈴木危機管理担当理事 現在のところ確認できない

くわけん また、防災無線は平時と非常時に分けて考えていく必要があるのではないか?
非常時利用を考えた場合、避難所となる小中学校への設置は重要である。
しかし、小中学校は近接している場合も多く、新所沢西地区では、北小学校、中央公園、清新小学校とそれぞれ、近接している。
だとするならば、平常時利用も考えれば、学校設置の防災無線は、学校の放送設備を利用して防災無線が放送できるようにすればよいはずだ。
近隣の入間市や狭山市の防災無線の配置の考え方も、やはり非常時を想定して、まずは小中学校優先で配置しているのか?
鈴木危機管理担当理事 狭山市や入間市は全市的に聞こえるように配置しているもので、特に小中学校優先で配置しているものではない。

くわけん 緊急時の電力さえ確保できれば、学校の放送設備で非常時には防災無線を放送することが可能なはずだが?そういった事例はないのか?
鈴木危機管理担当理事 設備を整えれば可能だと思うが、調査したところ、そのような事例は確認できなかった。

くわけん 福岡県大牟田市では、MCAという形式で学校に置いて共用していこうとしている。

くわけん 小中学校の校庭向けスピーカーのワット数と、アンプの最大出力は?
鈴木危機管理担当理事 学校の建築年次や危機の更新の有無にもよるが、総じて15Wから30W。アンプの最大出力については、校庭と教室用が一体であり、これも各学校のスピーカーの総数にもよる。清進小学校では240W、北小学校は360W。

くわけん 防災無線の出力ワット数は
鈴木危機管理担当理事 現在設置のスピーカー1個あたり30Wなので、1基につき4個設置なので、120W。
くわけん もし、学校用の防災無線を転用できるなら、もっと広い範囲で平常時にも防災無線聴取可能区域が拡がるのではないか?
鈴木危機管理担当理事 現在使用している防災行政無線の放送塔のポール、アンテナ、受信設備を利用して、学校放送設備のアンプとスピーカーに接続することによって、技術的には放送可能。しかし、現在聞こえる範囲よりも限定的なものなると想定される。
 他の地区に転用するためには、スピーカー以外のアンテナや受信機を新たに購入することになり、学校の放送設備の改良も必要となることから、経費的な面でのメリットはない。
 また、個別受信機と校内放送を接続する方法もあるが、個別受信機がバッテリー駆動でないため停電時には使えないことや、電波受信もアンテナが必要となり、あくまでも補助的な役割となる。
 いずれにせよ、実用化となると、費用対効果、トラブル発生時のメンテナンスの責任分担などを考えるとなかなか難しい。

2012年04月19日

2012.03 一般質問⑤ 図書館月曜開館について

平成11年3月定例会で藤本市長も主張。
私も年来主張してきた。
くわけん 所沢市でも月曜開館を実施すべきでは?
山嵜教育総務部長 月曜開館についてはこれまでも検討を重ねてきており、現在懸案となっている。
こうした中、平成24年度より市内全館における祝日会館を実施する中で、祝日と重なる月曜日は開館することとした。今後、月曜日を休館日としている埼玉県立図書館など、他の自治体図書館との連携も図りながら、費用対効果も見定めて、引き続き実現の可能性を探っていきたい。 

第20回 くわけん市政報告会USTREAM中継について

くわけん市政報告会の様子をUSTRAM中継する予定です。
日時 平成24年 4月 21日(土)15 時10分~
場所 新所沢公民館 学習室第5号

前回はうまくいきませんでしたが、今度は大丈夫かな?
プログラムは以下のリンクから。

http://www.ustream.tv/channel/%E5%B9%B3%E6%88%9024%E5%B9%B44%E6%9C%8821%E6%97%A5%E3%81%8F%E3%82%8F%E3%81%91%E3%82%93%E5%B8%82%E6%94%BF%E5%A0%B1%E5%91%8A%E4%BC%9A


2012.03 一般質問④ かしの木学園と松原学園の統合運用について

かしの木学園は、肢体不自由児対象、松原は知的障碍が対象とはっきりと役割分担があったように記憶していたが、今回の議案となっている、かしの木学園や松原学園の条例を拝見すると、はっきりとはわかれておらず、重複する部分も多い様である。
ここで、改めて、
くわけん 現状での、松原学園とかしの木学園の対象児童はどうなっているか?
仲こども未来部長 松原学園の対象児童は、3歳から小学校就学前の児童で、知的障碍または、発達障碍。かしの木学園は、小学校就学前の自動で、身体障碍、知的障碍、発達障碍3障碍すべて。

くわけん それぞれの運営主体は?
仲こども未来部長 松原学園は市の直営、かしの木学園は指定管理者制度により所沢市社会福祉協議会に管理運営を委託。
くわけん 障碍種別も重なっているのに、なぜ運営主体を分けているのか?どういった経緯で分けたのか?
仲こども未来部長 松原学園は児童福祉法に基づく障碍児通園施設として昭和46年開所。その後、知的障碍児通園施設となり、現在に至る。かしの木学園は在宅生活を送っている重度障碍児が通える施設の設置要望を受け、法によらず市の独自施設として昭和49年に設置、当初から所沢市社会福祉協議会に委託。平成18年に3障碍を対処うに、障碍者自立支援法に基づく児童デイサービス施設として指定管理者制度を導入。このようなことから、運営主体が別れる。


くわけん 知的障碍児や発達障碍児については、両施設ともに受け入れていることがわかった。だとするならば、一体運用を目指していく必要があると思う、
校庭やプールの共用は可能か?
仲こども未来部長 園庭利用については、松原学園の子供たちは比較的活発に動く子供が多く、一方、かしの木学園の子供たちは、低年齢児や重度心身障害のある子供も利用していることから、常時園庭を共用することは、安全管理上難しいと思われる。しかし、かしの木学園が実施する夏祭りや運動会などの行事を松原学園の園庭で行うことや、子供達の交流活動、、またはプールの利用は可能であると考えている。
くわけん 教室の利用については、どうか?
仲こども未来部長 松原学園では指導室や遊戯室などは保育の中で常時使用しているので、管理運営が同一でないことや、動きの違う子供達が一緒に利用することは安全管理上難しい点があるが、交流活動等の機会には遊戯室などの活用を検討していく。

くわけん 厨房の安全衛生基準もO157などの発生により相当厳しくなっている。
食品衛生の観点からも、松原学園の厨房でかしの木学園の調理も行うなど厨房は松原学園に一本化すべきではないか?
仲こども未来部長 厨房についても施設の運営形態が異なることから現状では難しいが、緊急時などは対応していきたい。

くわけん やはり、運営主体が別れていることから、運営の一体化が難しい印象を受ける。
ゆくゆくは運営主体を一本化すべきではないのか?
仲こども未来部長 両施設の運営については、これまで法律や立地場所の関係もあり、それぞれ別々の施設運営を行ってきた。本年4月1日からは、松原学園がかしの木学園の隣地で業務を開始すること、また法律改正により、松原学園とかしの木学園が児童福祉法のもと、同一の児童発達支援を実施する施設となったことから、両施設については、改めて検討する必要があると考えている。
 こうしたことから、こども未来部内に、今後の運営を検討するプロジェクトチームを設置したところ。検討に当たっては、施設の持つ利点や共通点を確認するとともに、(仮称)総合福祉センター内に予定されているこども発達支援センターとの役割分担も踏まえて、できる限り早い時期に方向性を出していきたいと考えている。いずれにせよ、障碍のあるお子さんや保護者にとって、より利用しやすく、また充実した支援体制となるよう検討していきたい。