2009年12月31日

2009.12 定例会 一般質問⑤ 職員駐車場についてその後

先日金沢市へ市議会議長会研究フォーラムに参加するために出向いた。その際、旧知の金沢市職員数名と夜、卓を囲み情報交換を行った。
 帰り際、どうやって帰るのとの聞くと、バスで帰るという。そうか、今日は飲んだからバスで帰るのかと聞くと、いいや違う。市長の指示で、市職員は、妊婦さんや障がいをお持ちのかた、就学前の子育て世代を除き、原則、公共交通機関を利用しなさいといいわれているという。このことを聞いただけでも金沢市へ行ったかいがあったと思った。
 ご承知の通り、金沢市は、所沢市より広い。
 前回、私が職員駐車場について指摘した論点は、
1)本庁駐車場の利用補助は、事実上の通勤手当ではないのか?
1) だとすると通勤手当の二重支給ではないのか?
2) 給与条例主義の観点からいっても
あらためてお聞きする。
Q 本庁駐車場の利用補助は、通勤手当か?
A 小野総合政策部長 福利厚生事業の一環であり、通勤手当ではない。

Q 本庁利用者の職員駐車場の廃止は組合との協議事項に入るのか?
A 対象者が限定されているが、厳密には労働条件の一部であり、協議事項に該当。

Q 財政困難というなら、職員駐車場を少なくとも数年は、補助を停止することはできないのか?
A 予算については組合の協議事項になっているので、少し検討時間をいただきたい。新年度については、とりあえず間に合わないが、来年度中に組合協議をしていきたい。

Q ところで、この駐車場はどういう経緯でどなたから借りることとなったのか?
A 宮元町については昭和51年9月から現在に至っている。西新井は平成4年10月から現在に至っている。

2009年12月30日

2009.12定例会 一般質問④ 中央公園ビオトープについて

緑町の中央公園には、ビオトープを実施しているエリアがある。看板表示があるのでわかる。そこには、中央公園が県内初となるグランドワークの手法で、ビオトープをつくっていく、と書かれている。
しかし、先日、ビオトープのエリアの下草が広範囲に刈られてしまった。
Q そもそもビオトープエリアを設定した経緯は?
A 神田建設部長 緑町中央公園は武蔵野の面影が残る雑木林に松やコナラが植生。公園内に自然がある公園として昭和35年に完成した都市公園法による近隣公園。当時は雑木林の中を自由に散策できる状態だったため、植生している木々の周辺が年々踏み固められ、土が硬くなった。さらに落ち葉の清掃で腐葉土が少なくなり、昆虫、植物が非常に生育しにくい環境になった。平成5年前後、雑木林にカブトムシやクワガタの生息できる林、植物、昆虫が成育できる林の創造を体験し、自然界の仕組みを知ってもらいたいと考えていた。そうしたところ、自然保護団体から協力したい旨の声があがり、平成6年8月に市民・市・企業の協働による改良作業を実施。改良作業は、雑木林の土を50㎝程度掘り起こし、その上に他の地区から運んできた腐葉土を盛り土。その面積は約3,700㎡、全体面積の17%になっている。そのスペースがビオトープエリア。現在、人の立ち入りができないよう木さくやビオトープ説明用看板が設置されている。

現在は、桑畠はいてもクワガタはいないという感じだ。

Q 公園を管理する側も中央公園のビオトープのことを忘れているのではないか?
A 地元から、夏場を迎えて下草等によって公園内の様子が見えない、防犯上の問題があるという声が寄せられ、刈ってしまった。また、職員に対するビオトープの研修、教育が十分徹底できていなかったことも刈った要因。

Q 今後はこのビオトープをどのように管理運営していくのか?
A 生き物が住みやすいような環境に再生させるため、自然保護団体や周辺自治会とも話し合いをさせていただき、ご協力を得ながらビオトープを復活させたい。これを契機に緑町中央公園のビオトープについて、市のホームページあるいは、公園課のカウンターにも(説明を)ちょっと置きたい。

2009.12 定例会 一般質問③ 歳出削減を進めるために

平成19年に、市議有志で事業仕分けもどきを実施した。事務事業評価表を元に実施。
市民経済部所管事業だけで疲れ果てて終わってしまった。
しかし、市民経済部所管事業だけで、事業については、3つの事業が廃止対象としてあがった。補助金については、販売士協会補助金など外部団体への補助金はほとんど廃止すべきという結論となった。
文化会館、市民保養所、交通災害共済
文化会館は、今議会で廃止条例が上程されている。

Q 市民保養施設利用補助事業は来年度、廃止するのか?行政評価では、平成24年度まで廃止としているが、来年度の歳入をみれば、来年度即刻廃止するべきではないか?
A 大舘市民経済部長 当初は平成23年度の廃止を考えていたが、アンケート調査等でも、大方の施設からあったか湯・遊・楽事業への参加、あるいは関心が示されたということで、今年度で廃止して、22年度からはあったか湯・遊・楽事業へ切り替えていければと思っている。


私も事業仕分けを見に行った。いろんな意見があるが、絶対不要な事業というのはそんなに残っていない。今の財政状況でいえば、必要だけれども切らなければいけない時代になったということ。所沢市でも内部の人は切れない。先輩が始めた事業は切れない。会ったら嫌み言われるわけである。私も、ある質問について嫌みを言われたぐらいだ。やはり切れない。だからこういう仕組みはいいと思う。
Q 市長へ 市長は事業仕分けについてどういう印象をもっているのか?
A 当摩市長 外部からの異なった価値判断によって、事業そのものを見つめ直す機会であり、仕分け活動の公開によって意志決定の透明性を確保できるという2点については評価できる。

外部評価の結果
事業仕分けに相当することを所沢市でも実施している。それは、事務事業評価の外部評価である。ところが平成16年度評価を最後に外部評価は廃止。外部評価は、ある種の事業仕分け。平成16年外部評価では、観光協会補助金 農業後継者育成確保推進事業 などが廃止対象として上がっていた。
Q 外部評価をなぜやめたのか?
A 小野総合政策部長 平成15年度、16年度については外部評価を2年間続けてきた。しかし、40事業ぐらいを充てていたわけだが、経費的な問題、時間的な問題があったこと、2次評価による審査と結果が同じなので、敢えて外部に出さなくていいのではないかというような判断もあり中止に至ったと聞いている。
公共事業評価等は必要に応じて実施している。

では言うが、観光協会の補助金は2次評価では現状通りで、外部評価では終了となっている。事業は残って、外部評価がなくなってしまった。

 Q 事業仕分けをやらないということなら、事務事業評価に外部評価を新たにさせてはどうか?
 A 再度復活は考えていない。しかし透明性の確保の必要性は感じているので、第三者が入れるような組織検討については引き続きしてみたい。

 Q ホームページには、事務事業評価の結果について平成19年度分からしか掲載されていないが、平成16年度分から掲載するべきではないか?
 A 消えているようであれば復活させたい。

 Q 歳出削減、当摩市長ががんばってきた点は認めるにやぶさかではない。しかし、補助額をちょっとずつ減らしてもみんなちょっとずつ不満。思い切って事業そのものをなくす必要がある。市長の歳出削減に対する考えは?
A 当摩市長 予算編成については、やはりメリハリをつけていくことが必要。事業仕分け、事業棚卸しなどいろいろな手法もあるので、今後調査検討してみたい。

2009.12定例会 一般質問② 来年度予算編成について

インターネット中継録画はここです

来年度予算編成に向けての作業がすすんでいることと思う。
石本議員の質問とその答弁にもあったように、744億円の歳入見込みということで、とうとう所沢市も一般会計の財政規模が700億円代に突入したという印象を持っている。


Q 予算編成がずれ込むことによって、場合によっては、3月は骨格予算ということで、国の予算が確定してから、本予算ということは考えられるか?
A 富澤財務部長 最悪の場合そういうことも想定しておかなくてはならない。

当然、現下の状況を見れば、以前は臨時財政対策債は発行しないことは可能なのかという質問もさせていただいたことがあるが、来年度は残念ながら起債をせざるを得ないと思う。

Q 先ほども指摘されたように約80億円の財源不足があり、臨時財政対策債の起債可能額が約34億円、年度末の財政調整基金の積み立てが約19億円。臨時財政対策債を目一杯利用し、財政調整基金の積み立てを限りなく崩してもなお財源に不足が生じる可能性もあるのではないか?
A 現時点で、約80億円の財源不足が生じており、財政調整基金を含めて他にも基金がある。当然ながら、臨時財政対策債などをフルに活用して新年度予算編成に当たっていきたい。

国でも埋蔵金というのがあるので、所沢市にも埋蔵金に類するものがないか、目を皿のようにして見てみた。
そこで着目したいのが、水道部が有する現預金。
水道部長に質問。
平成20年度の決算ベースで見ると水道事業の現預金は約49億円ある。
Q この49億円をのうち、1年以上で運用している額はいくらか
A 青木水道部長 資金運用で1年以上の期間で運用しているものはない

Q 1年未満で運用している額は、その平均利率も示していただきたい。
A 平成20年度の運用額については40億円。主に定期預金で運用。平均利率は0.7577%

Q なぜ全てを1年未満で運用しているのか?
A そのほとんどが留保資金であり、施設の更新財源として、建設改良工事等で再び固定資産に変化するもの。固定資産取得のために要した企業債の償還財源となるもの。水道部としては、この資金運用にかんしては、安定した事業運営を行うために安全性、流動性を確保した上で効率的な運用を行う必要があることから、短期の資金運用としている。

財務部長へ、
もし、可能であれば、市中資金市場を通さないので、貸す側はより高い利率で、借りる側はより安い利率で借りることができるのではないか?
Q 水道部で運用している預金を、もし借りられるなら、資金調達コストを下げる意味でも借りるべきではないか?
A 富澤財務部長 水道部の貸付条件に合致するということであれば、協議によって資金の融通をしてもらうことは可能と思っている。


Q また、実際に水道部から、所沢市が相対で借りることは可能か?
A 単に会計間の資金融通という扱いでは借りることが可能

水道部としてはあまり貸したくないとは思うが、運用利率が市中より上回るのであれば、
貸してもよいのではないか?
Q 法的技術的にも可能なら貸してもよいか?
A 青木水道部長 貸付金の場合、当該年度内の償還をすることを条件として、余裕金を他の会計に繰り貸しすることは協議により可能だと考えている。


Q 1年以上の長期で貸すことはできないのか?
A 青木水道部長 1年以上でなぜ運用しないのかという理由と同じであるが、企業経営に影響を及ぼすから長期貸し付けは難しい。


水道部へ

Q 昨年の剰余金はいくらか?
A 青木水道部長 平成20年度の当年度未処分利益剰余金は約5億6,600万円。

Q 剰余金は現在、全て減債積立資金として積み立てていると思うが、減債積立は(剰余金の)全額積み立てなくてはいけないという法的なルールがあるのか、それとも一部でいいのか?
A 減債積立資金については、地方公営企業法代32条において、当該年度に利益が発生した場合、繰り越し欠損金等を補てんした残額の20分の1を下らない金額を減債積立金として積立なければならないとされていることによる。

Q 水道部の資金を、一般財源へ移転することは可能か?
A 未処分利益剰余金だが、減債積立金等に積立する以外は、水道部としては、翌年度繰越利益剰余金という形にしており、翌年度に欠損金を生じた場合は、その補てん財源とするということで、欠損金がない場合は、翌々年度以降の企業債の償還財源として減債積立金として積み立てているので、一般会計への繰り出しは難しい。

Q 私が聞いているのは、可能かどうかという可能性の議論をしているわけであって、したくないという議論を聞いているわけではなく、可能がどうかということを聞いている。もう1回、明確に答えてください。
A 市長部局等と協議をいたしまして、可能なことは可能である。

そういうことですね。でもそんなことはしないにこしたことはない。基本的にはおかしな話だが、母屋でかゆをすすっていて離れでどうのこうのという話もありますけれど、非常に危機的な事態であることにあるのだから、あらゆる可能性を想定してこの難局に対処すべきと考える。

水道部に限らず、他の基金からもかりることを資金運用では検討していることと思う。
Q 実際の基金の運用、例えば緑の基金などいくつかあるが、これは別口座で運用しているのか、それとも運転資金として、一時借入のような形で基金から流用しているのか?
A 本間会計管理者 それぞれの基金ごとに口座を設けて管理。運用については、基金の口座とは別にとりまとめ口座を設け、一括して行っている。各基金および歳計現金等の口座はそれぞれ別に管理を行っているので、基金や歳計現金等との混同はない。また、歳計現金等に残高不足が生じた場合、財政調整基金からの繰り替え運用を行っている。

Q 現状でどれくらいを基金から一時借入しているのか?
A この春は、定額給付金が国から来ていたので、繰り替え運用は行っていない。今後の予定としては、40億円ほど繰り替え運用をしたいと考えている。

Q 市長は、水道事業会計の剰余金を場合によっては一般会計に繰入れることができることを知っていたか?
A 当摩市長 和光市の市長によれば、和光市では水道会計から借り入れているという話を聞いたことがある。

歳入確保と運転資金確保について議論をさせていただいた。

2009.12 一般質問 ① 情報システムオープン化について

インターネット中継録画はここです

情報システム調達については随意契約が多く、競争性が発揮されていない。
そのため、私も議員になってからずっとこの問題を議論してきた。
ここにきて平成21年3月に策定された所沢市電子市役所推進アクションプラン3でも、
「基幹情報システム更新計画」で、システムのオープン化を推進し、平成21年、22年度で住民記録系システムのオープン化を実施し、平成22年、23年度で介護保険システムのオープン化を実施予定、と明記された。

基本的に質問は所沢市のCIOである副市長にお願いする。

まずは、オープンシステムの必要性についてあらためて確認のための質問を行いたいと思う。
Q 現在の汎用システムを提供している会社は
A 富士通株式会社です。

Q 平成20年に汎用ベンダーに支払った総額は?
A 4億9,600万円です。

今議会で、総合福祉オンラインシステムの改修を議論している。この改修をひとつとってみても、オープン化の必要性が実感できると思う。

ここで、黒田部長に質問。
Q 平成18年総合福祉オンラインシステム導入時の入札に応じた業者数とその会社名を示して下さい。
A AGS株式会社、富士通株式会社関東支社、ミツイワ株式会社関東営業部

Q また入札は一般競争入札か指名競争入札か?
A 指名競争入札である。

ミツワは、汎用システムを提供している会社(富士通)のパートナーとホームページのトップに記載されている。
AGSの主要株主も汎用ベンダー(富士通)が主要株主で、汎用ベンダーの関東パートナー会に加入している。要するに汎用ベンダーとその関係会社しか指名競争入札していない。なぜかと言えば、 福祉総合オンラインシステム導入にあたっては、導入のベンダーが住民基本台帳データや納税データとオンラインで、接続させるために、汎用データのプログラムを知っている必要がある。
データそのものは所沢市のものだが、プログラムの著作権は汎用システムを運営しているベンダーにある。そのため、汎用ベンダー以外の会社は、もしシステムを納入しようとすると、既存汎用ベンダーに多額の費用を支払う必要が出てくる。
こういうことがあるので、汎用ベンダー会社および関係会社以外が受注する場合、どうしても他ベンダーが参入しにくくなる。
汎用システムのデータを取り出すプログラム部分を、汎用システムを運用しているベンダー以外の会社が作ろうとしても、改めて、汎用ベンダーにお金を支払わないといけないため、競争性が阻害されてしまう。結果入札をあきらめる。
そして、当然ながら、随意契約なので、改修費用も高止まりする。例えば、今議会に提案された福祉総合オンラインの修正、所沢市は、289万円と、98万7千円併せて388万円。
同じような修正をおこなった草加市はエクセルで対応。川口市、上尾市は負担なし。川越市も負担なし。新座市は18万円。この改修だけ見ても所沢市は飛び抜けて高い。

 この改修に限らず、所沢市は、どうも情報化については割高な費用を払っているという印象がぬぐえない。

 ここで、人口規模も一緒の川越市との比較を見てみたい。
川越市と所沢市の過去5年を比較した。LASDECデータを元に算出した。
平成15年 川越5億4千3百万円、所沢市5億9千5百万円 5千2百万円の差
平成16年 川越5億4千7百万円、所沢市6億3千8百万円 2億6千万円の差
平成17年 川越 5億8千5百万円、所沢市8億4千万円、2億5千5百万円の差
平成18年 川越 5億8千2百万円、所沢市6億6千2百万円、4千8百万円の差
平成19年 川越 6億7千6百万円、所沢市7億2千5百万円、5千4百万円の差
5年で、約6億円5千万円の違い。当然所沢市のほうが高い。
Q 川越市も汎用を利用して情報システムを構築している。ベンダー名は?
A 富士通株式会社

川越市も汎用システムが中心で、ほぼ同じ範囲のオンラインシステムを使っている。所沢市は、それに加えて、上下水道、福祉総合、戸籍も汎用ベンダーと同じパッケージを利用。川越市は、選挙システムは連動しているが、それ以外は、違う。

所沢市では、ベンダーのSEが情報統計課と同じ部屋に常駐している。本来であれば部屋を別にする、それができないなら、カーテンで仕切ることを提案し、採用された。
カーテンは暑い時期にはあけているようだか。
Q 川越市はベンダーに場所を提供しているのか?
A 提供している

Q 川越市は、情報部門と、汎用ベンダーの部屋が別れているのか?
A 別れている。

Q 川越市は、汎用ベンダーから場所代を徴収しているのか?
  しているとした、費用はいくらか?
A 徴収していない

Q 同じ汎用、同じ機能、同じベンダーでなぜ川越市と所沢市でこれほど違うのか?
副市長はこの違いをどのように分析しているのか?
A 所沢市は情報統計課で、汎用機とオープンを9人で処理。川越市はその倍くらいでやっている。また、所沢市で委託している部分を川越市は自前でやっている部分もある。

川越市は、自己電算を放棄せず技術者を温存、愛知県豊田市もそう。所沢市は全面委託を選択。その決断によって、5年間で、約6億5,000万円、川越市の8~9人の人件費、これが一人800万円として、約7,000万円、5年で、3億5千万円、これを差し引いたとしても、約3億所沢市は高止まりしている。結局それは精査できない。なぜなら、汎用システムに入っているデータベースのデータをどう取り出していいか所沢市はわからない。おそらく川越市の場合は、そこの部分のプログラムもわかっているから、費用の見積もりをたたくことができる。
川越市とコスト比較でも対抗してくためにも、電算処理の前面委託を放棄した所沢市は、やはりオープン化しか方法はないと考える。
 特に重要なのがデータ連携基盤。

Q 福祉総合オンライン以外に、住基に連動しているオンラインシステムとその提供会社をすべてあげよ。
A すべて富士通株式会社です。


オープン化によって、データ連携基盤が構築されることによって住民基本情報が、共有しやすくなる。これが汎用の場合、データ連携基盤がないために、住民基本情報連携のシステムはいま答えにあったように全て、汎用のベンダーが受注してしまっている。競争性が発揮されない。だからオープン化が必要である。
Q これまでにオープン化を検討するためのコンサルに費やした経費は?
A 3年間で3,100万円です。

Q 県内他市のオープン化状況は?(同規模自治体)
A 人口20万人以上の県内市町村のオープン化状況だが、すでにオープン化している自治体が、草加市、上尾市、熊谷市。現在オープン化を実施中の自治体は、さいたま市、川口市、川越市、オープン化を具体的に導入検討している自治体が所沢市、春日部市。計画段階が、越谷市となっている。

Q 副市長の口からあらためてオープン化のメリットをお聞きしたい。
A 4つある。1つは、総合的な経費の削減。2つめは、競争原理を生かした調達の透明性、3つめは、さらなる情報システムの効率化、4つめは、業務の標準化が進むこと。

Q 平成22年からの情報システムオープン化の方針にブレはないか
A 実施計画を平成20年につくり、それに沿って今進めているところ。平成20年12月に住記系の業務標準化プロジェクトを発足して、今検討中。それがほぼまとまっている。ただ、財政状況が厳しい中、初期投資が相当な額になるし、維持経費も含めて今後の予算の中でまた議論を深めていくことも必要かと思っている。
 
Q 初期投資に関しては、経費を配分して均等化することも可能である。初年度経費を配賦して均等化することを検討したか?
A 現在、開発費用や以降費用などについて分析している。そういうことができるか検討しているところ。

それはできるのではないか。(例えば)JECCという会社のユーザーズプログラム開発費支払いサポートサービスというのがあって、機器のリースだけではなくて開発に関しても月賦で払えるというシステムが現にある。対象会社として、今所沢市の汎用システム会社も対象となっている。こういう事実があるのだから検討ではなくて、やるかやらないかの話である。

一番懸念しているのが、汎用システムをそのまま使いましょうという話。来年度の初期費用は確かに軽減できるかもしれないが、平成24年までに、住民基本台帳法改正に伴うシステム改修が発生。

Q 汎用システムのシステム改修費がいくらぐらいかかるか調べているのか?
A 具体的には把握していない。
私の見立てでは、改正住民基本台帳法 汎用システム改修で1億円程度。パーケージ導入だと安くなる。福原議員、赤川議員もこの問題についてのちほど追及されるということなので、私はこの辺でやめておきます。


2009年10月08日

2009.09一般質問① 政権交代による市政の対応について

 民主党を中心とする連立政権への交代により、市政にも多くの影響が出てくると思われる。特に、民主党のマニフェストに掲げられたいくつかの項目については、その運用によっては、自治体財政に重要な影響を及ぼす可能性が考えられる。

1) 月額26,000円の子ども手当について
2つのケースが考えられる。1つは、定額給付金のように、事務費も含めて全額国庫負担の場合。この場合は、児童手当は廃止ということであるので、市の負担廃止分そのまま財源ができることになる。
もう一方は、児童手当のように、市が25%負担する場合。

Q くわけん 
 2つのケースごとの、平成21年度分を基準にした、財源確保額もしくは、新規負担額 それぞれを示してください

A 富澤財務部長
児童手当が完全に廃止になった場合の市の減額分はおよそ6億8700万円。
これまでのように、市が25%負担する場合は、約19億円700万円の負担となる。その場合、新規負担分は12億2,000万円となる見込み

2) 出産一時金の55万円への増額について
この場合も、子ども手当と同様、2つのケースが考えられる。1つは、定額給付金のように、事務費も含めて全額国庫負担の場合、この場合は、国民健康保険の出産一時金は廃止ということであるので、国民健康保険の負担廃止分そのまま財源ができることになる。
もう一方は、現状の国保のように、市が3分の2負担する場合。

Q くわけん
 2つのケースごとの、平成21年度分を基準にした、所沢市の国保負担減額もしくは、新規負担額 それぞれを示してください

A 富澤財務部長
 出産一時金が全額国庫負担となった場合、これまでの市の負担分、1億4,000万円がが減額となる。出産一時金が55万円となり、市がこれまで通り3分の2の負担となった場合、およそ1億8,900万円の負担となり、新規負担額は約4,900万円となる。
 
3)八ッ場ダム建設中止に伴う県水負担増額の減少分
   八ッ場ダム完成時には、県水の負担額の増額が予定されていた。当然八ッ場ダム建設中止によって、増額分を回避できることになる。1立方メートル1円上がると、3500万立方メートル購入しているので約3500万円増加。
   
Q くわけん
 もし八ッ場ダムが完成し、給水が始まると県水の購入費用は上がると考えてよいのか?
 
A 青木水道部長 
埼玉県企業局に問い合わせたが、現状ではわからないという回答であった。ただ、平成11年度に県水単価が57円41銭から61円78銭におよそ4円値上げの際は、浦山ダム、八角ダム建設に伴う費用負担などが主な値上げの要因であった。


4) ガソリン税の暫定分廃止に伴う、道路特定財源の減少

Q くわけん
 平成20年度分を基準にした、所沢市の道路に関する減少分はどうなるか

A 富澤財務部長 
 道路特定財源については、ガソリン税の他に自動車重量税、自動車取得税があるが、これらの暫定税率が廃止になった場合、およそ5億円程度の減となる見込み

子ども手当については、民主党マニフェストを見ると「創設する」としているので、これを、全額国庫負担とし、出産育児一時金は、「国からの女性を加え」55万とあるでの、これが所沢市の負担増となる場合、約6億3800万円の税源が発生するといえる。

Q くわけん
 当然ながら、所沢市としては、少なくとも現状以上の負担発生とならないように努力してくべきだし、子ども手当に加えて、出産育児一時金も最低でも増加分は、全額国庫負担となるようにすべきと国に働きかけるべきと考えるが市長の所感は?

A 当摩市長
負担増になる状況であれば、しっかりと財源の補てんについてやっていただきたいと考えている

Q くわけん
 八ッ場ダムについても、私は、県水負担金が減るということであれば、建設中止が望ましいと考える。八ッ場ダム建設についての市長の考えは?

A 当摩市長
経過をしっかり見守っていきたい。

Q 「やんばダムをストップさせる埼玉の会」のアンケートでも8区選出の民主党議員も反対に名を連ねている。市長も当選時、一緒に万歳したかと思う。反対なら反対ではっきりと表明されていたいかがか。

A 当摩市長
 私も県会議員時代、八ッ場ダムの総事業費が2,110億円から4,600億円に増額されて、その基本計画の変更に関しての同意案件が2004年3月議会に上程され、一応反対の立場で、予算委員会では質問した。

Q くわけん
  埼玉県の市議会議長会でも八ッ場ダム建設推進に対してどのような態度を取るのか?
A 当摩市長
  安易に賛成をするということは考えていない。

2009年04月12日

2009.3議会 一般質問④ 当麻市長の上田知事に対する要望について

くわけん
 所沢保健所を現在の所沢保健所、狭山分室に移転し、現行の所沢保健所を廃止する埼玉県に対して市長は、存続を求める要望書を送られた。その要望書の中で、県の今回の政策転換について「一定の理解」ができると答えている。「一定の理解」をされても困るというのが正直な感想である。このことについて答えていただきたい。

当麻市長
 問題の背景について理解できるということであり、保健所の移転そのものに理解を示したものではない。私といたしても、保健所の歴史的背景とともに、移転に伴う市民生活への影響を大変憂慮sちえおり、市内関係団体の方々のご意向やご要望を伺い、そうした皆さんの声とともに、再度県に要望していくことも考えたい。

くわけん
 当麻市長からの要望書に対して、県から回答があった。市長が一定の理解ということを言ってしまったせいかどうかわからないが、その回答のなかで、保健所を移転する理由として、「地域的により中心に近い狭山に置くことが望ましい」という理由も書かれていた。 
 地理的な中心で施設配置を決めるのであれば、日本の首都は岐阜県だし、北海道の道庁所在地は富良野市になってしまう。
 こんなことを許したら、消防ももし、広域化した場合、中心は狭山に持って行かれますよ。
今後のことも考えて、この部分の撤回を求めることをお願いします。すくなくとも回答書のこの部分については、県に対して抗議して、撤回していただくべきではないか?

 当麻市長
 保健所の歴史や地域住民の利便性を考えても、移転は認められないし、狭山市が県西部の中心的役割を担うことを認めたものでもない。

 くわけん
 地域的により中心に近い狭山におくという表現を許してしまうと危ない。
 この部分を撤回しなければ、協議に応じないぐらいのことでないと、後に禍根を残すのではないか。

 当麻市長
 県知事からの回答書の内容のご指摘の部分については、再度申し入れるように準備してみたいと思う。

2009年03月13日

2009.3議会 一般質問①の2 施政方針の評価と積み残した課題

○団体への第三者機関による補助金審査
 補助金問題については今議会でも議論された。補助金はいったんつけるとなかなか減らすことはできない。しかも支出根拠があいまいで条例に基づかない支出となっている。また、商工会議所に対する補助でもあきらかになったが、所沢市補助金等公布規則では、たとえば第18条では、市長の承認をうければ、補助金によって得た資産を自由に処分していいようになっている。これはおおいに問題。しかも条例ではなく規則なので、基本的に議会に修正権限がない。
 所沢市補助金等審査会なるものもあるようだが、要綱で内部のみで運営。
 一方北海道芦別市では補助金等公布条例がある。
 この条例の特徴は、まず、規則ではなく条例で整備した点にあります。条例化によって抗告訴訟がしやすくなりますから、補助金を受ける側にとっても、メリットがあります。また、公布基準、公布金の額の基準を条例で規定していますし、補助金等審査会も条例で規定しています。


くわけん
 少なくとも、市が運営費の過半を支出している補助事業、あるいは一定金額を超えるたとえば100万円を超える補助事業については、たとえば印刷物の発注などで競争入札を補助金支給の前提にするべきではないか?

当麻市長
 補助金等については、法令の規定によるものや、療養給付に関わるものなども含まれているので、必ずしも市の裁量が及ばないものもある。負担金補助および交付金は年々増加の傾向を示している。

 このため、補助金交付の適正化を図り、財政の健全化と行政運営の効率化を図るため、副市長を委員長とする「補助金等審査委員会」を設置して、毎年度、補助金の種類ごとに定期審査を行い、併せて新規の補助金や増額分についても審査を行っている。

 公共的で公益的な活動をになっていただいている団体の補助であっても貴重な財源を投じていることからできる限り有効にご活用いただきたいと思っている。

 非効率な経費の支出になることがないよう各団体に徹底していただくことはもちろんのことであるが、こうしたことを補助要綱等に規定することや、実際にそうした措置がとられていることを検証する方法などについても十分に研究していく必要があるものと感じている。

くわけん
 補助金についてはゼロベースで見直しする必要があるのではないか?

当麻市長
 補助金等の支出根拠が法令等によるものや、補助金の性格等により、一律にゼロベースから積み上げることは難しい。しかし、継続的な団体運営費補助等に関しては、補助金本来の趣旨に照らし、補助金が補助事業者の経常的な財源になることがないよう、原則として3ヶ年の期限を設定している。
 さらに、こうした補助金の継続にあたっては、改めて3年経過後に補助金の効果や成果を検証し、補助金等審査委員会において、継続の可否を決定しており、この時点でゼロベースの見直しが図られている。

くわけん
 補助金審査は、補助金申請団体がプレゼンテーションを行い、そのプロセスを公開しながら第三者も入った補助金審査会で審議するという方法を実施してはどうか?
 

 当麻市長
 こうした方法が、本市の補助金交付の方法として有効に機能するのかについては、先進自治体の例を参考に研究したい。補助金交付の透明性を高めるには、これまでの概念にとらわれず、あらゆる方法について検討することが必要と考えている。
 
くわけん
補助金審査会も条例上に含めて、補助金条例を制定する気はあるか?

当麻市長
 本市では、「補助金交付規則」を制定し、また、補助金の審査に関しては、「補助金等審査委員会要綱」、個別の補助金ごとには、「交付要綱」を定めることを基本にしており、こうしたものを補助金交付の根拠規定としている。
 他自治体でも、多くは規則により補助金交付の根拠としているので、これが直ちに問題があるとはいえない。
 しかし、補助金交付の透明性と納得性をより高めるには、議員提案の「補助金条例」の制定も有効ではないかと考えている。
 今後は、他の自治体の取り組み状況や本市の補助事業者の現状、補助金に案する規則や要綱等の中身を検証し、補助金交付規則の充実を図ることや、補助金条例の制定も視野に入れながら、補助金交付の公正性を高めていきたい。

○議案資料充実

議会基本条例が公布されました。
その第11条では、重要な政策、施策又は計画等、提案される予算案及び決算について
⑴ 政策等の提案に至った経緯、理由
⑵ 他の自治体の類似する政策等との比較検討
⑶ 市民参加の実施の有無とその内容
⑷ 関係法令、地方自治法(昭和22年法律第67号)第2条第4項に規定
する基本構想及び基本構想に基づく計画との整合性
⑸ 政策等の実施に要する経費(将来にわたる負担を含む。)及びその財源
等についての政策説明資料を作成するよう求めるものとする となっています。
主語は議会はになっていますが、当然、この条例、分類にそった形で提案をしていただく必要があります。

くわけん
 議会基本条例第11条に基づき、今後は該当する条例提案にあたっては、このフォーマットにしたがって議案提案をおこなうということでよいか?

当麻市長
 議会基本条例第11条の趣旨を踏まえて、重要な施策等については、提案に至った経緯、理由、 他自治体との比較検討、市民参加の実施の有無、基本構想等との整合性、及び必要となる経費・財源等をわかりやすくまとめるなど、提出する議案の審議のために、必要かつ充分な内容となるよう、今後も議案資料の充実に努めていきたい。


 

2009.3議会 一般質問③ 保育園の財政問題解決方策について

今議会でも多くの議員の皆さんが質問しています。
 私の場合は、少し視点を変えて議論をしてみたいと思います。
 率直に言って、私は保育園全面民営化には、反対です。それは、以前から申している通り、所沢市がIT調達を全面的に外部に委託した結果、いわゆるベンダーのいいなりになってしまった経過を知っているからです。たとえ短期的にはコストがアップしても中長期的には、行政サービスについては、一定程度自前で供給しておいたほうが中長期的にはコストは抑えられるという立場に立っています。

 かといって、絶対に民営化反対という立場ではありません。むしろ3園民営化という所沢市の方法は、他自治体の保育園民営化の事例からみてもそれほど過激な提案とは思えません。

 やはり、人件費削減と、保育サービスの質の維持の両方を追求した場合、3園というのは妥当な数ではないかと思います。

 しかし、この1年の公立保育園の保護者の皆様の公立保育園民営化に対する反応を見る限りにおいては、やはり、新たな視点で考え直さなくてこの膠着した状態を打開できないと考えます。

 また、すでに何人もの議員さんからも指摘されているとおり、市当局からの民営化についてのこれまでの説明にも問題があったように思います。財政問題を前面に出して説明するという市の姿勢には私も違和感を覚えました。

 ただ、一方で、財政的な問題は、避けては通れない課題であるのも事実です。私が話した保護者の何人かから言われたのは、財政が厳しいなら保育料値上げという選択肢もあるではないか、というご意見をいただきました。

 もちろん、この意見が保護者の大勢を占めているということではありませんが、そういった声を寄せられたことに、正直驚きました。
 
 市は財政問題を理由の民営化ということを強調されますが、このままで行けば、うまくことが運んだとしても、平成23年度に1園が民営化となります。これまでの話し合いの内容をみれば、引き継ぎが1年ですから、民営化による財政効果がはっきり現れるのが、平成24年度からになります。平成23年10月には、次の市長選がありますから、今期の市長在任中には、民営化による財政効果は期待できません。

 そして、次の選挙では、確実にこの保育園民営化問題が、大きな争点となり、マニフェストにも取り上げられるでしょうから、選挙の結果次第では、1園民営化で終わりということにもなりかねません。
 市が本当に財政が厳しいということなら、保育料値上げを選択肢の一つに加えるということも考えていいのではないでしょうか?

 前回の保育料値上げが、平成18年4月からですから、定期的に見直す時期を迎えています。また、前回の審議も所沢市保育園等運営審議会に諮問されてから、概ね1年強で結論がでていますから、今から議論をすれば、平成22年には財政効果が期待できます。

 先日、保育園の説明会で配布された資料では、平成20年11月実施の市民意識調査結果を持ち出してきて、「現在の財源でサービスを見直す」という答えが多いので、民意は値上げではないといいたいようですが、この設問は、行政サービスを特定しないでの質問ですから、受益と負担との関係がはっきりしている保育園について、この意識調査の結果を強引に当てはめるのはいかがなものかと思います。

 試みに、値上げによる財政効果をざっくりと計算してみました。計算の前提としては、負担能力の高い方々の保育料を引き上げることとしました。具体的には、国基準による第7階層、所得税408,000円以上の方々の保育料のみを引き上げの対象としました。引き上げる保育料は、財政的な類似団体である、神奈川県藤沢市、大阪府豊中市、北海道旭川市の保育料基準に改訂したとして計算を行いました。たとえば、3歳以上の保育料では、藤沢市は、最高額が32,600円、所沢市が、26,900で5,700円の差があります。3歳未満の場合で、藤沢市が60,500円、所沢市が53,200円で、7,200円の差。豊中市では、最高額が3歳以上で、43,300円で、所沢市との差が16,400円、3歳児未満が豊中市、57,700円で差が4,500円、旭川市が3歳以上が、42,100円で、15,200円、3歳児未満が、72,000円で、18,800円の差となります。ちょっと数字がふるいのですが、平成16年度時点での前年度所得税45万円以上の人数が約550人です。本当にざっくりと0歳児~5歳児まで、月5,000円保育料をその階層の方々の保育料だけを値上げしたとして、年60,000円×550で、約3,300万円の増収となります。ちょうど1園あたりの公立と民間の差については市が説明会で資料では約3,700万円ですから、残りについては、

 そこで質問ですが、

 くわけん
 公立保育園の民営化については、次回のマニフェストではしっかりと市長の考えを明記するのか
 
 当麻市長
 現在検討を進めている、市立保育園の民営化については、重要な市政運営のひとつであり、現在、保護者、議員をはじめ様々な方からの意見、提言をいただいている。
 まず、現在のマニフェストの履行に専念する必要があり、その進捗状況等も踏まえて次回のマニフェストの内容を考える必要がある。


くわけん
 保育園財政問題解決のため、保育料の値上げによる財源の確保と、得た財源の約半分を私立保育園の充実、半分を待機児解消に振り分けるという考えはないか?

当麻市長
 保育料については、平成18年度に見直しを実施したところで、現時点では民営化に係る検討を優先して進めていきたい。


(2回目)
わかりました。では2回目です。
いま、民営化検討委員会を開催しているが、その中で民設民営という方向性が打ち出されているが、民設民営だと、受け手が施設も購入しなくてはならなくなる危険性もある。


くわけん
 練馬区では、受託予定事業者なしとなった。公設民営の可能性を最初から排除するのはいかがなものか?
 
黒田保健福祉部長
 民営化の手法については、保育園民営化検討委員会で、公設民営方式と比べて財政効果が高いという考え方から、民設民営方式を採用することとした。

 また、民営化実施の際の土地、園舎については、貸与、譲渡、有償、無償の判断が必要になるが、これらについては、民営化対象3園が決定後、当該対象園ごとに判断していくので、必ずしも事業者が施設を購入する必要はない。

くわけん
 また、公立保育園の保護者に対して、公立を維持するために保育料値上げを許容できるかどうかについてのアンケートを行ってはどうか?

黒田保健福祉部長
 認可保育園の保育料は、「所沢市保育料の徴収に関する規則」に基づき、公立保育園、民間保育園ともに世帯の年収によって決定されるので、公立保育園の保護者のみを対象とするアンケートを行うことは難しい。

2009.3議会 一般質問② 市長マニフェスト進行管理

 神奈川県藤沢市では、市長マニフェストをマニフェスト項目事業計画書を作って内部で進行管理している。この計画書は大変詳細なフォーマットで各年度ごとにどこまで事業を進めるかを詳細に記入するようになっている。
 計画書の記入について不十分な部局は、何度も提出させるなどしたようです。

 また、静岡県浜松市では、ホームページで、マニフェストのそれぞれの項目の進捗状況を公開している。
 
 くわけん
 所沢市ではどのような形で進行管理しているか。この藤沢市のようなマニフェスト項目事業計画書でマニフェストの進行管理を行うべきではないか。また、その内容について、浜松市のように公開してはどうか?

 当麻市長
 マニフェストの実施にあたっては、基本的には総合計画に位置づけながら、その実現を図っている。
 そのためマニフェストの進行管理については、概ね事務事業評価の間に実施期間や指標の設定などで差異が生じてしまうものや、マニフェストが既存の事務事業の中に包含され、マニフェストそのものが見えにくくなってしまうものもある。

 こうしたことから、マニフェストの進捗状況については、時期を捉えて各所管に報告させる予定です。

 また、所沢市においては、政策レベルの活動を検証するための制度設計を行っており、こうした取り組みの過程で作成される政策情報の一つとしてマニフェストの達成状況を盛り込み、進行管理していくことを考えている。

 平成21年度については、こうした活動を試行という形で実施する予定。公表については現在のところ未定ですが、こうした仕組みが整備できたら事務事業評価と同様に市ホームページで公表していきたい。

2009.3議会 一般質問①の1 施政方針の評価と積み残した課題

 今回の予算は、最初から当麻市長が関わった予算案ということで、施政方針にも、当麻カラーがすこしにじみでてきている印象をもちました。
特に、我が会派や私が主張してきていた点も何点か施政方針に加わっておりますので、そういった点も含めて、改革についての取り組みは、素直に評価させていただきたいと思います。
 
 評価できる部分を具体的にいいますと、まず、昨日の赤川議員も取り上げていた「組織マニフェスト」です。「組織マニフェスト」は、市長マニフェストの実効性を高めるには必要不可欠なツールだと思います。

 基本構想の計画期間を市長任期に沿って8年間にすることについては、平成20年12月議会で私も提案させていただきました。その時は、つれない返事でしたが、まずは、計画期間が短くなったことは評価いたします。ただ、市長就任から、新規総合計画策定まで3年となってしまうので、この点は一工夫必要ではないでしょうか?

 西部クリーンセンターのC系炉休止については、わが会派のマニフェストで提案していましたので、評価いたします。一時は休止が危ぶまれましたが、おそらくは当麻市長のリーダーシップで実現したのではないかと想像いたしております。
 
 下水道について、平成24年度を目途に地方公営企業法を適用し、複式簿記に基づく企業会計の導入については、私も平成19年9月26日決算特別委員会(平成18年度決算認定にあたって)にて提案させていただきましたので、これまでみえにくかった下水道の会計について市民の皆様にもわかりやすくなるので、歓迎いたします。

 ロケーションサービス事業についても、中村議員が一般質問した項目です。所沢のブランド価値を高めるためになくてはならない事業ですので、是非積極的に取り組んでいいただきたいと思います。


 「本年4月から小児科医師1名を増員」についても、私どもの会派マニフェストで提案いたしておりました。正直、これは相当難易度が高いのではないかと思っていたので、当麻市長を初めとする関係者のご努力に改めて敬意を表させていただきます。
 
 もしかしたら、実施する予定なのかもしれませんが、今回の施政方針では触れられておらず、よりよき所沢市政を実現するために、実施していただきた項目についていくつか提案をさせていただきます。

○政策会議議事録の公開
  以前、一般質問でも提案されているが、相変わらず実現していない。別に細かな議事録すべてを公開していただく必要はない。以前、ある職員の方とこのことについて議論した際には、「政策会議といいながら、たいした話をしていないことがばれるので公開したくない」ということをお聞きしました。しかし、大事なのは、何が議題にあがっているかということです。
 政策会議の議事録公開で進んでいる神奈川県相模原市では、ちなみに相模原市は所沢市でいうところの政策会議を経営会議と呼んでいますが、議事録の公開だけではなく、提出された資料も公開されています。
 くわけん 
 政策会議議事録を、インターネット等で公開する気はあるか?当然、議事録だけではなく提出された資料についても添付して公開するのか?

 当麻市長
 県内では、埼玉県をはじめ、新座市や草加市、近隣では練馬区や板橋区などが実施していると聞いている。
 また、政策会議の概要を市民の皆様に積極的に情報提供させていただくことで、行政運営の透明性がより一層高められ、ひいては市民の皆様への「情報の提供」から「情報の共有」に一歩踏み込むことができるものと感じている。

 こうしたことから、政策会議については、現在会議概要を公表する方向で取り組んでいますが、既に公表を行っている自治体の例を見ると、公表の範囲や方法も様々で、また問い合わせへの対応など、公表基準等の整備も必要と思っているので、こうしたものを整えながら実施していきたい。
 

2009年01月28日

2008.12議会 一般質問② ステップアップ調査の現状と今後の活用方策

あまり知られていないが、所沢市独自事業としてステップアップ調査が実施されている。
 この調査は、1年生1回 2年生1回 3年生3回実施
 特に、3年になって、北辰テストにお金をかける経済的余裕がない家庭の生徒、経済的余裕があっても、子どもの進路に関心がない家庭の生徒にとって、重要。
 実際の学校での進路指導でもこのステップアップ調査があることで、先生の貴重な進路指導の資料となっている。
 家庭環境に関係なく、等しく学習の機会を与えられるべきという公教育の理念からすれば、まことにすばらしい調査であると考える。
 それでなくても、埼玉県は業者テストをいみ嫌ったため、公教育の進路指導が事実上解体してしまい、塾が進路指導を担うこととなってしまった。
 現に、私の子供も、北辰テストの結果を受けて塾からの推薦をもらいある私立高校の合格の確約をいただいた。
 
 くわけん 
 所沢市ステップアップ調査の現状や成果についてどのようになっているかお尋ねします。

 赤岩学校教育部長
 平成18年度より始まった「所沢市ステップアップ調査」も今年で3年目。このため、現在3年生は1年次からのデータが蓄積されており、生徒一人一人の経年変化を分析し、向上の見られる教科、分野、領域等はしっかりほめて意欲づけを図り、課題のある部分については、個に応じてきめ細かな学習指導を展開。
 生徒も、自己の学習状況を把握し、重点的に学習に取り組むことができていると認識。
 今年度は、第1、第2学年において、年度当初に1回実施し、面談等の個別指導に生かすとともに進路指導の資料としても役立っていると聞いている。
 費用については市で負担。家庭の経済的負担を軽減し、すべての生徒が同様の機会を持つことができるよう配慮。


(2回目)
 くわけん 
 3年目を迎えて、今後さらに生徒一人一人の学力の定着を保障していくために「所沢市ステップアップ調査」をどのように改善していくのかお答えいただきたい。
 赤岩学校教育部長 
 生徒個票の活用により、生徒一人一人が自らの学力の現状を把握し、学校用資料により、確かな学力の定着のための学習指導の改善に効果を上げている。
今後は、新しい学習指導要領に対応した、調査用紙の改善を行い、よりいっそう使いやすく活用性の高い生徒個票および学校用資料の開発を進めていく。

2009年01月27日

2008.12議会 一般質問① 新所沢西地区学童(生活クラブ)過密解消について

現在緑児童館に併設されている生活クラブは、北小学校および清進小学校の学区の児童を受け入れている。北小にも、清進小にもほうかごところが開設されているが、土曜日や夏休みや冬休みなどの長期休業中には対応できないため、生活クラブの代替機能を有していない。
常に定員オーバー状態であると聞いている。

 くわけん 現在の在籍者数と待機者数は?

 富沢市民経済部長 平成20年4月1日現在、定員80名に対して、在籍者数が80名、待機者が31名。

 
 また以前にも指摘したことだが、現在でも緑児童館生活クラブは、外遊びの回数が制限されている。
 幸いなことに、新所沢複合施設に移転することによって、北小学校校庭が利用できるようになる。
 ところで、定員適正化計画では、生活クラブの民営化もスケジュールにあったはずだが。平成17年3月に発表された所沢市民間委託化推進計画では、児童館管理運営業務について平成21年度は5館、平成22年度は6館の民間委託化が示されている。備考欄にも、「大量退職の時期にあわせ実施」となっている。
 保育園の民営化は抵抗が強いようだが、生活クラブの民営化については保護者は、月あたりの保育料は高くなってしまうことには抵抗はあると思うが、保育園ほどの抵抗はなく、むしろ歓迎する親のほうが多いのではないだろうか?。
 部が違うといってしまうとそれまでだが、なぜ、市民経済部は、児童館生活クラブの民営化にとりくまないのか不思議である。
 

 Q 生活クラブの民営化が一向に進んでいないのはなぜなのか?どういう阻害要因があるのか?
 A 平成19年度から実施された放課後子どもプランにおいて、平成21年度までに、71人以上の大規模児童クラブについては、分割を行うなど適正な人数規模のクラブに転換することとされた。
 所沢市では5つの放課後児童クラブが対象となり、早急に大規模解消を図る必要に迫られたことから、児童館の民間委託化計画の見直しを行った。今後、市立児童館運営協議会からのご意見もいただきながら、委託化を進めていきます。

(2回目)
 平成21年度中に、70名定員以上の学童は補助金がカットされるという。
 そうすると、当然新緑児童館の生活クラブも補助金カットされないように70名定員を厳守することになる。となれば、やはり、清進学区にもう一つ学童施設が必要になるのではないか?
 
 くわけん 平成24年に予定される新児童館の生活クラブ移転後、新所沢コミュニティセンター2階にある現在の生活クラブを清進学区の生活クラブとして残すことができないか?

 富沢市民経済部長 みどり児童館生活クラブについては、最近3年間をみても、毎年定員を上回る入会希望が寄せられており、いわゆる待機児童が発生。また、新所沢複合施設の生活クラブについては、放課後子どもプランに沿って、定員を70名とする予定。このため、待機児童がさらに増えることも想定されるので、新所沢コミュニティセンターの、みどり児童館跡については、市有地等利用検討委員会に諮り、引き続き児童クラブとして利用が図れるよう検討したい。

2008年09月11日

2008.09議会 一般質問⑥ 無届け有料老人ホームの所沢市内の現状について

くわけん
 一般質問通告締切日後の9月5日、総務省行政評価局は、介護保険事業等に関する行政評価・監視結果に基づく勧告を公表。この勧告には、有料老人ホーム等の運営の適正化の項目もあることから、早速勧告を取り寄せて調べた。
 22都道府県における有料老人ホームの調査結果によれば、埼玉県は、東京都の80件に続き、68件と非常に多い。そこで、質問であるが、

 所沢市内の、無届け有料老人ホームの現況について詳しく示してください。

 黒田保健福祉部長

 有料老人ホームの指導監督を行っている埼玉県に確認したところ、市内松葉町にあるこうらくえん及び下富にあるひだまりの里の2施設が無届け有料老人ホームとして、開設されており、2施設とも入居一時金として入居者


 2回目
 くわけん
 所沢市としては、今後こうした無届け有料老人ホームを指導していく予定はあるのか?

 黒田保健福祉部長
 県が権限をもっているので、事業者に対する指導監督、それから一時金の保全が義務付けられているが、県に指導監督権があるので、市については難しいものというふうに考えている。
 

2008.09議会 一般質問⑤ 視覚障害者向けの選挙公報はできないのか

くわけん
 所沢市ではユニバーサルデザインについて熱心に取り組んでおり大変結構なことだと思う。議会基本条例の第一次素案にもユニバーサルデザインに配慮することを明記した案を発表した。
 ところが、ここで、重大な問題がある。選挙公報が各選挙で配布されるが、この広報を音声データ化して配布することがされていない。現状では、音読ボランティアや、身近な方が、広報を音読して視覚障碍者に対して広報の内容を伝達している。
 これこそ、まさにユニバーサルデザインの観点からすれば問題ではないか。
 ちなみに、所沢市では、選挙広報の音読サービスを提供しているのか?
 音声データで配布、あるいはホームページにアップできないか。配布の障害となっているのはどういった点か?

 井関選挙管理委員長

 選挙公報の発行については、公職選挙法上、公職の候補者の氏名、経歴、政見等を写真とともに掲載しなければならないと定められている。

 国の見解は、「現行の公職選挙法の規定に基づいて発行される選挙公報を点字により調整し、発行することを制度化することは、現時点では困難であるが、視覚障害者が公職の候補者等の政策公約等を点字により知ることができることが望ましい」というものであり、かつ「『点字による選挙のお知らせ版』は、公職選挙法第6条第1項の規定に基づく啓発活動の一環として配布されているもの」と、位置づけられている。
 当委員会でも、市長選挙については、候補者数を勘案して、平成11年10月24日執行の選挙より、候補者から選挙公報とは別にいただいた原稿を点字図書館に点訳を依頼して、点字版「所沢市長候補のお知らせ」として対応した経緯があるが、音声での候補者情報は提供していない。

 その根拠としては、「公職選挙法に規定する選挙公報は、掲載文又はその写しを原文のまま掲載しなければならないとされているため、音声記録媒体による選挙公報を発行することはできない」とする国の見解、「法令に根拠のないものを選挙管理委員会が発行配布することは、選挙の公正を確保する見地からも妥当ではないので差し控えられたい」とする行政実例等に拠っているためである。

2008.09議会 一般質問④ 新所沢デイサービス、夜間に介護予防事業可能か

以前も話題にしたが、新所沢地区は、包括地域支援センターが地区内にない。一方で丁度、地区の中央部ともいえる地区に、所沢市が所有する、新所沢デイサービスセンターが立地している。しかもこのデイサービスセンターには、お風呂が設置されている。
 新所沢地区には銭湯もなく、また、老人福祉センター緑寿荘には、市内に4つある老人福祉センターの中で唯一お風呂がない。

 聞くところによれば、地域内に銭湯がないため、民間のフィットネス施設のお風呂を銭湯がわりに利用している高齢者の方もいるようだ。家に風呂があっても、高齢になり、高齢者単独世帯となると、どうしても風呂の管理が面倒になってくる。また、風呂に入らないために、ますます人に会うのが億劫になるという話も聞く。
 高齢者の方が、要支援、もしくは要介護となれば、デイサービスなど介護保険適用となり、様々な入浴施設も利用可能になる。ところが、介護保険適用にならなければ原則、入浴サービスは制限される。

 くわけん
 Qそこで、介護予防事業として、新所沢デイサービスセンターを利用して、例えば健康体操と、入浴をセットにしたような、事業が展開できないか?
 Qそのためには、新所沢デイサービスセンターは、この12月には、指定管理者の更新時期を迎える。こうした事業を行うことを含めた要求仕様書の作成はできないのか?


 黒田保健福祉部長

 新所沢けやき通り老人デイサービスセンターについては公設民営施設として平成21年度からの新たな指定管理者を指定するための選定事務を進めているところ。
 夜間の介護予防事業については、指定管理者選定業務に係る仕様書が介護保険法に基づく通所介護業務係る内容となっていること、ならびに既にプレゼンテーションが終了し、現在選定作業を進めていることなどから、指定管理者に業務をお願いすることは難しい。
 しかし、夜間の介護予防事業の実施については、施設の効率的活用、地域交流、生きがいづくりなどの観点から重要な事業を考えているので、市内にある4ヶ所の公設民営のデイサービスセンターを対象に、通所介護事業の運営に差し支えない範囲で実施できるか、調査研究していきたい。


2008.09議会 一般質問③ 市民医療センターにOT(作業療法士)・PT(理業療法士)を配置できないか

 平成20年7月29日に開かれた、所沢市発育・発達相談体制検討会議の議題として「所沢市内に療育施設を設立する」をテーマにして議論をしていただいた。まことに結構なことだと思う。ただ、議論の中で、あまり考慮されていないのが、市民医療センターの小出医師の存在である。
 市民医療センターには、昭和52年から、神経・発達障碍児療育について専門の小出医師が月2回、所沢に非常勤で勤務している。
 小出医師は、障碍者施策で全国的にも注目を集めている埼玉県東松山のハロークリニックで、発達障碍の患者に対して、療育に携わっていらっしゃり、リハビリ指示書を書いている。
 残念ながら、現状の市民医療センターの体制では、保険適用の条件を満たさないため、市民医療センターにいらっしゃる発達障碍の方にリハビリの指示書を書くことができない。
 現在、小児医療の救急体制の確立にむけて、小児科医師の確保にご尽力をされているようだが、実は、小児科医の中でも発達障害診断医師として、日本小児神経学会が公表している医師の数は、全国でも、314名、埼玉県でもわずか10名しかいない。
 そういった点からも、せっかくおいでいただいている小出医師にお願いして、リハビリの指示まで含めた、発達障害の子ども達の療育をお願いできないか?
 具体的には、市民医療センターにリハビリが出来るような場所を設け、小出医師の指示書により、理学療法士、作業療法士がリハビリを行うというものです、幸いにして、保険センターには理学療法士が在籍しているとも聞いています。
 市長のあったか市政実現のためにも、保健センターの理学療法士を市民医療センター兼務とし、作業療法士を新たに1名採用し、市民医療センターにリハビリ施設を設置し、小出医師の指示書により、発達障害の療育に着手する考えはあるのか?
 また、保健センターの理学療法士の兼務は可能か?

 笹原市民医療センター部長

 市民医療センターには、開設の翌年から、神経・発達障害の専門医である小出医師に非常勤医師としてお願いしている。
 小出医師の外来診療は、毎月第1・第3・第5週の木曜日午前中に行われており、患者さんはてんかんなどの症状がある方が多く、小さい頃からかかりつけとなっているため、20歳以上の患者さんも4割程度を占めている。
 
 医療センターで障碍児者の療育を行うには、いくつかの診療報酬上の施設基準をクリアする必要がある。
 一つ目は、選任の常勤医師が1名以上勤務していること、2つめは専従の常勤理学療法士又は、常勤作業療法士が合わせて2名以上勤務していること。この2つめの条件から、保健センターの理学療法士が医療センターで業務を兼務することはできないと考えている。
 3つめには、障害児リハビリテーションを行うのにふさわしい専用の60平方メートル以上の機能訓練室を有すること。
 専用のリハビリ施設の設置については、現在でも小児科診察室や人間ドックの検診会場が狭いなどセンターの課題になっているので大変難しい。
 
 しかし、発達障害を持った子どもさん達の療育については、小児医療体制を整備していく中で、重要な課題と認識。現在行われている「市民医療センター改革プラン」を策定する中で、療育など専門性を持った小児外来の充実も課題としてとらえていく。
 

2回目
くわけん
 もし新たなスペース確保が難しいとするなら、保健センターの一部を、市民医療センターとすることで対応ができないか?
 今回提案している内容は、小児救急医療の場合と違って、所沢市が設置することによって、周辺市町村から対象となる発達障害の方々が集まって来る事で、逆に本事業の採算性も良くなる可能性があります。リハビリ指示書はそれほど頻繁に書く必要は一般的にはないと言われています。
 将来的には、ダイアプラン圏域での設置も検討していただきたいですが、せっかくの今与えられた条件を生かす意味でも、是非とも検討すべきではないか?

 当麻市長

 保健センターでは、毎日施設が使用されているので、恒常的な使用については現状では困難。
 
 まず、小児初期救急医療体制の整備が急務。
 
 しかし、障害児療育の重要性は十分認識しているので、今後も引き続き検討していきたい。

2008.09議会 一般質問② 水道部での有給による組合活動の是正について

くわけん
総務省行政評価局の調査「地方公務員の職員団体・労働組合に係る職務専念義務の免除等に関する調査結果」 所沢市水道部は「適法な交渉以外に有給での組合活動参加を認めている」全国でも数少ない自治体の一つ

 平成19年度有給での活動実績を示していただきたい。日時、場所、人数、時間、参加者の組合における当時の地位。
 
 いつからそのようなことが認められていたのか?
 水道部は、どのような根拠によって職務専念義務の免除をしていたのか?水道部独自の条例や規則などがあるのか?
 あるいは組合との協約の中で定められているのか?その協約は文書化しているのか?
平成20年度も同じような免除を認めているのか?

渋谷水道企業管理者

 平成18年10月19日~20日に、静岡県伊東市で開催された全水道関東地方本部定期大会に、全水道所沢水道労働組合委員長と副委員長の2名が参加。

 平成19年7月19日及び20日に、静岡県熱海市で開催された全水道定期全国大会に委員長、副委員長の2名が参加。20日のみ、書記長1名が参加。

 職務専念義務免除の根拠は、昭和49年8月16日付けで、全水道所沢水道労働組合と「職務専念義務の免除について」労働協約を締結。この締結以後、出席者より「職務専念義務免除願」が提出された場合、所沢市職員の職務に専念する義務の特例に関する条例第2条第3項の規定に基づき、承認。

 しかし、現在の社会情勢等を考慮すると、このような職務専念免除の承認は市民に誤解を招く恐れがあることから、労働組合に申し入れをし、了承を得たので、平成20年1月以降は、職務専念義務免除の承認は行っていない。

■2回目 

 
くわけん
 今後はしないというが、協約の中にはっきりと明記するよう交渉することをここで約束できるか。

渋谷水道企業管理者

 今後しかるべき内容で文章化をすることが必要であると考えている。

2008.09議会 一般質問① 臨時財政対策債は発行しなくてはいけないのか


くわけん
臨時財政対策債、資産の裏づけのない、赤字国債のような悪質な債務

 <臨時財政対策債とは>

 これまでは、強制的に借りなくてはいけないという性質が強かったという説明があったので、あまりしつこく追求してこなかったが、地方債発行が許可制から協議制に移行したのであるから、発行しないわけにはいかないという強弁は通じない
 実際に、東京都八王子市では、臨時財政対策債を発行しないで済んでいる。

 現時点での、臨時財政対策債 及び、減税補てん債の残高をそれぞれ示してください。
 平成19年度発行の臨時財政対策債は14億7千万円が財政融資資金として財務省から1.30%で、9億8千万円を利率1.92%でりそな銀行から平成19年度市債では最も高い利率で借りている。
 因みに、なぜ全額が利率1.30%の財政融資資金で借りられなかったのか?
 返済据置期間を平成19年度は3年としているが、これは1年、2年でも可能なのか?
 県内他市町村で昨年度、臨時財政対策債の発行をしていない自治体はあるのか?
 臨時財政対策債の地方交付税後年度充填率と、実際に、所沢市が、国からもらっている臨時財政対策債に見合う充填額は交付税不交付団体であるから、0円ということでよいか?
 来年度予算においては、現状では平成20年度の発行額予定額より増えそうか、減りそうか?

 本間財務部長
 平成19年度末現在で、臨時財政対策債が209億1,667万8000円、減税補てん債が110億2,155万1000円。
 なぜ全額が財政融資資金で借りられなかったかといえば、臨時財政対策債については、全国的な財政融資資金の総枠が毎年示される。平成19年度において、特例市の場合、発行可能額の60%以下が財政融資資金の対象となっている。所沢市の平成19年度発行可能額24億5,000万円の60%、14億7,000万円が財政融資資金からの借り入れとなっている。平成20年度については、借り入れ予定額全額が財政融資資金から借り入れとなる予定。
 返済据置期間については、3年以内であれば可能とのこと。
 県内自治体で平成19年度に臨時財政対策債を発行していない自治体は戸田市1市である。
 交付税充填額は、平成20年度普通交付税の基準財政需要額に算定された臨時財政対策債の償還費は11億3,701万7,000円であるが、当市は不交付段代のため、普通交付税の交付はありません。
 来年度予算における臨時財政対策債発行予定額は、平成20年度と同額の23億円を見込んでいる。
 


市長に
 実際に臨時財政対策債制度は平成21年度で終了となる予定だ。いまから、臨時財政対策債が記載できなくなる事態を想定して、臨時財政対策債を発行しないで予算編成できないのか。できないとしたらその理由は?
 また、平成20年3月に発行した、中長期財政計画では、臨時財政対策債起債を10億円と想定している、これは、念のため制度が継続するという想定で計上しているとのことだが、もし、想定どおり制度が存続した場合、平成22年度以降は、起債額は10億以下とするということでよいか?

 当摩市長
 歳入は増収が見込めず、社会保障費などの義務的経費の増加など極めて厳しい。他に新たな財源を求めることは困難であり、起債を行わないことは市民サービスの低下に直結するため借り入れは必要。
 中長期財政計画における臨時財政対策債の推計値については、現状において見込める額を計上しており、今後国の動向や当市の行政改革の進捗状況を踏まえ、毎年度見直すこととしている。
 このことから、平成22年度以降、制度が存続した場合の起債額については確定したものといえない。

2回目
 市長へ
 全て借りるなというのは不可能であるということであるなら、少なくとも縁故債で高い利率で借りなくてはならない部分の発行を控えるなどの方法はないのか?
 財政いたずらに後年度負担を増やさないためにも、据置期間を短くする考えはないか?

 当摩市長
 臨時財政対策債の据置期間を短くすることについては検討してまいりたい。
 縁故債の発行を控えることは不可能

2008年08月06日

2008.06議会 一般質問⑤ 新所沢地区地域包括支援センターと新所沢デイサービス

先日、新所沢地域の福祉関係の方々が集まって地域の福祉課題を話し合う催しがありました。そのなかで、いろいろ話題がでたのですが、やはり、皆さん不便に感じているのが、地域包括支援センターが遠いことでした。
 また、いま、原油が値上がりしていて、センターが遠いほど、コストがかかってしまいます。そうなると、さらに原油が値上がりすれば、担当地域から遠いところにあるセンターほど、活動量が制約されることになりかねません。
 

くわけん
 ここで、改めて質問ですが、所沢市では担当する地区にセンターがないのは何箇所か?
 一番いいのは、新所沢西地区内に新所沢西地区地域包括支援センターを改めて再配置することである。
 そのための方策として、例えば、新所沢コミュニティセンターにセンターを配置する。
 あるいは、新所沢デイサービス内に配置できるように指定管理者の契約条件を変えるべきではないか?

黒田保健福祉部長
 担当地域に地域包括支援センターがない地区は、新所沢地区、松井東地区、新所沢東地区、小手指第2地区の4ヶ所。
 なお、来所による相談は3%に留まっている。

 地域包括支援センターが地区内にあることは望ましいが、地区内に適当な法人が見当たらないので、当分は難しい。
 コミュニティセンター内への設置についても、既にコミュニティセンターの利用形態が確定しているので、難しい。

 緑町にある、けやき通り老人デイサービスセンターを地域包括支援センターとして活用するために、平成21年度から予定している当センターの指定管理者の公募条件を変えるべきではないかということについては、場所としては介護予防の部屋が考えられるが、その場所は月に数回、地域のボランティアグループが介護予防教室を開催していることから、地域包括支援センターの併設を受託条件とすることは、施設のスペースの問題からも難しい。
 なお、地域包括支援センターが実施する介護予防教室や相談、高齢者の出張相談等については、公民館などの活用が考えられるので、今後検討したい。

2008.06議会 一般質問④ 所沢市の障碍者の療育環境について

 ここにリエゾンという障碍をもつこどもを持つ保護者向けの本がある。所沢市に住む障碍をもつ保護者の方々が、子どもの子育てに関する情報がなかなか得られず苦労した経験を元に作られた本です。

 このリエゾンでは障碍を持っているお子さんを対象にアンケート調査を行っており、このアンケート調査によれば、療育を受けている方のほぼ全員が市外の病院へ通っているとのことでした。この本では療育などで主に所沢の子ども達が利用する病院が掲載されています。残念ながら、障碍を持つ子供たちのリハビリなどを定期的に行える病院は所沢市にはありません。東京小児療育病院を初め都内の病院に頼っているのが現状です。

くわけん 
そこで担当部長に質問ですが、
 現在、市外で療育を受けている所沢市民の数を把握しているか?把握しているとしたら実数は?
 所沢市では、現在医療的な療育を求める保護者に対して、どういった組織・機関を紹介しているのか?また、そういった組織・機関の中に市内、もしくは県内のものはあるのか?

黒田保健福祉部長
 平成19年度の発育・発達相談等の状況では、保健センターでは、小児科・神経科医師による相談が104件、臨床心理士による心理相談が22件、作業療法士による運動遊びの相談が21件、言語聴覚士による言葉の相談が21件の合計168件。

 子ども支援課では、臨床心理士による発達に関する療育相談が19件、保育課における臨床心理士による発達に関する療育相談が20件、教育センターでは、幼児の健やかな発達支援相談が37件、合計277件。
 さらに、家庭児童相談員4名による言語発達、障碍等の相談件数が293件。このうち約50名程度が他市の医療機関の療育を受けている。

 医学的な療育を求める保護者に対して、どこの医療機関を紹介しているかといえば、市内には療育病院や発育・発達支援センター等がないので、主に東京都立東大和療育センターや板橋区にある、心身障害児総合医療療育センターなどを紹介している。
 なお、他市の医療機関の受信については、子ども支援課において申し送り状、いわゆる経過記録を書いたものを作成して、保護者に渡していたが、最近では都民優先ということで、所沢市民の受診が難しくなっている状況である。

 所沢市では就学前の障碍をもつこどもが通園する施設として、松原学園とかしの木学園がある。松原学園でも、医療的な療育に関る先生方の講和会などを熱心に企画されているという。
 私も先日、改めて松原学園を訪問した。


くわけん
 市長に質問だが、
  市長は松原学園を見学されたことはあるのか?
  松原学園の耐震性大丈夫なのか
  定員そのものが少ないこと、バス通学で1時間以上かかる通学者もいるそうだ。
  松原学園と同じ機能を持つ施設を東部地区にも設置する必要があるのではないのか
  あるいは、市中心部に定員を増やして、建て替える考えはないのか?
  できれば新たな施設を作るとするなら、医療的な療育を行うためのクリニックも併設できると理想的と考える。しかし、所沢市単独設置では、県内他市町村からも集中してしまう。
 クリニックを有した療育のための施設を作るならば所沢市単独ではなく広域で、例えばダイアプランで設置する考えはないか?

当麻市長
 松原学園は、県議会議員時代に1度、市長に就任してから1度訪問させていただいた。
  松原学園の耐震性については、昭和46年に建てられた鉄筋コンクリート平屋づくりで、施設は38年目。本年5月に特殊建築物等定期点検では指摘事項はなかった。
 耐震診断については、建築物の耐震改修の促進に関する法律に規定されていないため実施していない。

 建て替え、もしくは新規設置については、最大1時間30分ほどバス通園にかかっている通園者もいるため、東西2ヶ所に設置することも含めて検討してきた。その結果、定員40名程度の規模の施設を市中央部に建て替えを考えている。
 医療的な療育を行うクリニックの併設については、県の所管事項となることから、市単独での設置は困難だが、国立秩父学園や国立リハビリテーションセンター等と連携した体制について検討していきたい。
 ダイアプラン圏域との協力体制については、今後の検討課題となるが、各市と連携を図りながら、研究したい。


(2回目)

くわけん
 東京都の施設との直接的な連携は考えられないか?


黒田保健福祉部長
 現在、確かに、以前は、ほとんど東京都の病院と担当の相談医が直接電話でやり取りできたが、最近ではそういった電話が受けてもらえなくなってしまうなど、大変厳しい状況。
 東京都との連携は検討していきたい。

2008.06議会 一般質問③ 予算補助説明資料について

ここに、お隣の入間市がつくった市民向けの財政レポートがある。表題は「入間市の予算」といい、なかなかよくできている。
 つづいてこちらが、横浜市の「ヨサンのミカタ」というレポートである。さすが、イラストなども垢抜けていて、内容もしっかり整理されている。
 
くわけん
 このように、いろいろなパターンの財政レポートがあるが、市長のマニフェストにある市民向け財政レポートどのようなものを想定しているのか?
実際に、いつ発行するのか?


当麻市長 
 市民の関心がある財政の状況や市債の状況、話題性のある情報等をテーマに、年に数回の発行を考えている。

 つづいて、予算を審議する際に利用する予算書の話題である。
 ここに中野区の予算説明補助資料と、大田区の予算書がある。
 先日、ある会合で、各自治体の予算書や説明資料を手にとって見比べるという機会があった際に、見つけたものだ。所沢市の分は私が、1階の市政情報センターで購入して、展示した。
 所沢市の予算書も詳細に記述してある点は他の自治体からも評価された。
 しかし、例えば大田区の予算説明資料と比べた場合、所沢市の予算説明資料は数量と単価表示が少ない。委員会などの報酬のみ、数量と単価表示がされている。
 大田区は、より広い範囲で、数量と単価が表示されている。
 中野区は、予算段階で、500ページを越す資料が配布され、それぞれの事業について詳細な見積もりがなされている。簡単にいえば、新規事業概要調書に記載されている内容が、ほぼ全ての事業について調書として予算審議に添付されているというイメージである。

くわけん
 所沢市も、予算書の形式や補助資料もう少し工夫の余地があるのではないか?

当麻市長 
 大田区や中野区の予算書や補助資料と同様のものを作成するのは難しいが、新規事業概要調書の対象を新規事業以外の主要事業に広げるなど、補助資料の充実に努め、より一層の工夫を重ねていきたい。

2008年07月24日

2008.06議会 一般質問② IT調達指針の作成について

 ITに関する質問はマニアックだからやめろという方もいらっしゃいますが、今回はITの問題というより、市役所と業者との関係をどう正していくかという話ですので、お付き合い下さい。

 7階の情報統計課の部屋は、秘密情報を扱うせいか、他の課とは違って、わざわざ別の扉で仕切られています。それだけ、情報の扱いに気をつけていることかと思います。しかし、意外なことに、あの私もなかなか入りにくい部屋に、市職員以外の外部の業者の方が一緒に仕事されていることを知らない方は多いのではないでしょうか。
 もし、例えば、下水道部のスペースに、所沢市の下水道工事を請け負っている会社の社員が常駐していたら、皆さんも不思議に思われるかもしれません。
 しかし、情報統計課では、その不思議なことがおこなわれているのです。
 情報統計課には、所沢市の汎用コンピューターの管理のために、システムを提供しているベンダーのSEが、常駐しています。
 ここで、質問ですが、

Q くわけん 情報統計課にベンダーSEが同じスペースに常駐していると思うが、現状では何人が常駐して同じ部屋にいるのか?
当然ながら、課内で交わされる会話は聞かれることになってしまうが、このことについてなんらかの配慮義務をおこなっているのか?
SEとの関係は、派遣契約かそれとも業務委託契約か?

 A 小野総合政策部長 現在、情報統計課に、業務委託契約によって、汎用コンピューターの運用管理に5名、全庁ネットワークの運用管理に2名のSEが情報統計課の事務室に常駐している。
 常駐SEの同室は、庁舎内の事務スペースの制約により余儀なくされている。常駐SEに知られるべきではない業務上の打ち合わせを行う場合は情報統計課の会議室で行い、業務上の重要な書類については、直接常駐SEの目に触れないように、ロッカーやキャビネットに保管するなど、機密の保持については、可能な限りで配慮。
 しかし、より一層の機密保持のためには、事務室と区分された場所で業務をしてもらうことが好ましい。今後の機構改革時に改善を図りたい。


 政府が策定した、「情報システムに係る政府調達の基本指針」では、調達仕様書の作成関与者、工程管理支援事業者(発注者の立場で設計・開発等の工程管理を担う事業者)などの入札を制限している。
 中野区では、「情報システムに係る政府調達の基本指針」に沿った形で、調達指針の中にIT調達に関する指針も掲げている。

Q くわけん
 中野区の調達指針では、見積もりに関った業者は、本選定には関与できないと明確に規定している。所沢市にも、情報システム調達ガイドがあり、これはこれで、大変よくできているとは思うが、やはり、所沢市も総務省指針にそった形で、IT調達原則を定めるべきと考えるがいかがか?

A 小野総合政策部長
 本市でも、所沢市情報システム調達ガイドを平成19年3月に作成、全庁配布し、適切な調達に努めている。
 今後は、システムの要件定義を行った業者に対する入札制限など、ガイドの内容を一層充実させ、さらにコンプライアンスの確保を図っていきたい。


(2回目)
 当然ながら、業務委託契約である以上は、民法でいうところの請負契約ということになる。情報統計課に常駐しているSEについては、市の職員が、業務上の指示を直接すると法令違反に問われる。これは情報統計課内部だけではなく、例えばあるシステムを導入する際に、庁内に業務委託でいるSEに直接担当課がヒアリングを行うことも、問題である。

 Q くわけん
 埼玉県市長会における公共調達改革でも、コンプライアンスの徹底ということが謳われている。
この点を、この調達マニュアルには明記されていない。そういった点の周知徹底をどのように図っていくのか?

 また、やはり、常駐SEのいる場所と、情報統計課は物理的に分離するのが原則かと思う。例えば、部屋を分けるのが理想であるが、もしそれがすぐにできないとなると、パーティションで仕切るなどの必要があるのではないか?


 A 小野総合政策部長
 SEに対する市職員からの直接の指示は職業安定法に違反することは十分認識している。
 現在は、情報調達ガイドには掲載していないが、SEに対して指示を出す場合医は、必ず責任者を通じて出すように徹底している。
 場所の問題については、カーテンやパーティションでうまく仕切れるのか工夫してみたい。

2008年07月18日

2008.06議会 一般質問① 市政懇談会開催について


くわけん
 私たち議員が、地域の課題を議会の場を通じて、市政に伝えていくというのも重要なことだと思いますが、やはり市長も、実際に現地に出かけていって、市民の声を聞くということは二元代表制の観点から言っても大事なことだと思います。

 平成19年12月議会でも4番議員、18番議員が質問していたが、まだ、行う気配がない。
市長が市内各地区それぞれで住民を集めて懇談する市政懇談会、いわゆるタウンミーティングを開催してはどうか?


当麻市長
 タウンミーティング開催に当たり、要領等を調整中。実施の形態については、テーマを定めて広く住民の意見を聴く形式、町内会・長生クラブ等の地域からの要請で開催する形式、どなたでも参加できるオープン型の形式などを検討中。早い時期に開催できるよう準備を進めている。

2008年07月09日

シンポジウム 「地方政府の時代」に参加

 7月6日(日) 地方政府の時代~二元代表制を問う~と題したシンポジウムに参加しました。
 主催は、早稲田大学大学院公共経営研究会など、後援はローカル・マニフェスト推進地方議員連盟。
 このシンポジウムはくわけんが加入している、ローカル・マニフェスト地方議員連盟の研修会も兼ねて
 開催されたものでした。

 会場は、早稲田大学のキャンパス。14号館という比較的最近新しく出来た建物でした。

 さて、スケジュールです。
 基本的には外部向けに大々的に開かれた会ではなかったのですが、豪華かつ多彩なメンバーが登場。

 特別講演として、増田総務大臣が「第2期分権改革と地方分権のあり方」について
 これまでの地方分権の流れと、第2期分権改革の大まかな内容について語られました。
 また、今後の分権のタイムスケジュールについても。
 <参考>栃木県のサイトが地方分権改革についてうまくまとまっているので、こちらをご覧下さい
       http://www.pref.tochigi.jp/pref/gyoukaku/bunken/1212643842596.html

 基調講演は前三重県知事で、現在早稲田大学マニフェスト研究所所長の北川正恭氏。
 「地方議会から日本を変える!」
 手元にメモがないので正確さを欠くかもしれませんが、くわけんが覚えている範囲で中身を再現すると、
 現在ある議会の存在を当たり前と思ったところから何も生まれない。
 あるべき議会の姿を目指して改革を決意して欲しい。

 また、ご自身が主宰する「せんたく」についても説明があり、
 現代の自由民権運動であり、党派を超えて、未来から現在を見つめてあるべき政治の姿を考える人びとが集まる団体。マニフェスト選挙を通じて、利益分配の政治から、政策選択の政治へと変えていく必要がある。その趣旨に共鳴した人びとが「せんたく」に集っている。
 といった内容だと記憶しています。

 しっかりアジられました。いつ聞いても北川さんの話は元気が出ます。

 余談ですが、話を聞いてヤル気が湧いてくる人物が、この北川氏と、元松下政経塾副塾長
 で、私の政経塾スタッフ時代の上司だった、上甲晃氏。
 お二人とも、不思議な力をお持ちです。

 その後、所沢市民でもある廣瀬克哉法政大学教授から「二元代表制と議会基本条例」をテーマに問題提起。
 「カット&ペーストで議会基本条例を作ってしまっているような議会もあるが、しっかりと議論をしないで作って本当に意味があるのか」とギクッとすることを言われてしまいました。
 それはその通りではあるのですが、集中力の持続という点からいっても、密度の濃い議論は必要だけれども、やはり現実的には一定の期限を切ってすすめる必要はあるのではないかと、つぶやいていました。

 その後、廣瀬先生の問題提起を受けて、前三重県議会議長岩名秀樹氏が三重県の議会改革についての、早稲田大学大学院教授片木淳氏が、神奈川県議会松田前議長のマニフェスト評価について、川崎市議会議員の堀添健氏は、所沢市と同様、来年3月の制定を目指す議会基本条例の経緯と今後について、藤沢市長の海老根靖典氏からは、市議会議員と市長との立場の違いや、市議会議員や市長としてのマニフェスト作りの苦労についてそれぞれ報告がありました。

 まとめとして、廣瀬克哉氏が改めて、議会基本条例制定の意義について言及がありました。
 1) 市民の方々に議会のあり方を示す
 2) 条例をテコに議会改革を進める
 3) 議会の予算事業を条例で裏付ける

 3)についてはちょっと説明が必要でしょう。例えば、議会基本条例で住民公聴会が項目として
 入っていたばあい、住民公聴会の開催にかかる経費は条例に裏付けられた支出といえます。
 現実には、議会基本条例がなくても、住民公聴会の予算を可決してしまえば、予算の執行は可能です。
 しかし、予算執行を伴う事業は、恣意的な運用を避けるためにも、なるべく、条例や計画に裏づけがあることがアカウンタビリティの観点からも重要とされています。

 例えば、議事録の作成や、これから始まるインターネット中継、議会報などは、地方自治法や当然条例に裏づけのない、予算事業です。
 3)の観点は、案外、議会基本条例を議論する上で、これまで気づいていなかったのですが、重要な論点ではないかと改めて感じ入ったわけです。
 さすが、廣瀬先生!

 

  

2008年04月14日

2008.03議会 一般質問⑤ ブランドマネジメント室(仮称)の創設について

 先日、前千葉県我孫子市長の福嶋さんのお話を聴く機会に恵まれた。
 福嶋さんいわく、マニフェストに期限や財源、数値目標があることも大事だが、そもそもこのまちをどうしたいかという大局的な視点に欠けているマニフェストも多いという。
 わたしどもの会派のマニフェストも、まず、所沢市のあるべき姿、「サバイバルプラン」があって、そのプランを実現するための方策として、マニフェストを、「サバイバルプラン」マニフェスト版と位置づけている。
 当麻市長のマニフェストも、そういった点からすれば、所沢市民にとって市政がどうあるべきかについては、ある程度理解できるが、そもそも所沢を今後どうしていきたいかというグランドデザインが見えにくい。大変短い期間で作られたので、なかなか意を尽くせなかったとは思うが、
 
 くわけん 改めて、市長の所沢市の今後10年のグランドデザインを改めてお聞きしたい。

 当麻市長 ふるさと所沢を魅力と安らぎのある、安心して暮らせるまちにすること、「生き活きところざわ、あったか市政」を目指していくこと、これが私のグランドデザイン。優しさ、安らぎ、生き活きタウン、これをキャッチフレーズにして、市民と双方向の市政運営、市民協働のまちづくりを基本に、全力で取り組んでまいりたい。

2回目
 市長のグランドデザインのイメージはいま少し抽象的である。
 いずれにしろ、市のグランドデザインを行う組織が必要ではないか?
 所沢市のグランドデザイン確立のためにも、また、地域間競争を勝ち抜くためにも、所沢の地域ブランドの確立が重要。端的に言えば、もし所沢にブランド力があれば、例えば、近隣市町村と合併となった場合にも、新市も所沢市と命名することが可能だ。いずれにしろ、所沢市に住みたいと思ってもらう人が増えることだ。私どもはサバイバルプランのなかで、所沢のブランド価値の源泉は、豊かなみどり、充実した公教育、充実した環境政策、しごと創設などを列挙している。
 そういうことは行政の仕事ではないという方もいるかもしれないが、所沢のブランドマネジメントの確立のためには、市の果たす役割は大きい。というか、現実には所沢市役所が中心となって進めていく必要がある。
 実際に、北海道栗山町や長野県安曇野市などでは、くりやまブランド推進室や、安曇野ブランド推進室という組織がある。ただ、この2つの事例は、どちらかというと特産品開発や観光にウエイトが置かれている。よって組織も、商工観光課の中に置かれている。そういう視点ではなく、

 くわけん 直接的に地域ブランドを確立するという視点で、総合政策として、市長直属の市のグランドデザイン、地域ブランドマネジメントを積極的に進めるためにも、ブランドマネジメント室を創設してはどうか?

 当麻市長 ブランドマネジメントは大変重要な要素。地域ブランドを考える組織については他市の状況を見て検討したい。

2008.03議会 一般質問④ 図書館月曜開館について

 わが、会派のマニフェストでも取り上げているのが、図書館の月曜開館です。
 くわけん 埼玉県の朝霞市や神奈川県の藤沢市など、月曜日に開館している自治体も増えている中、なぜ図書館は月曜開館しないのか?
 くわけん 月曜開館できない理由は何か?
 くわけん 貸し出し業務を、正職員が行っている姿をよく目にするが、やはり貸し出し業務は正職員でないとできないのか?
 くわけん 人繰りが大変だとするなら、臨時職員を増やすことで月曜開館は可能となるのか?
 くわけん どれぐらい臨時職員を増やせば、月曜開館は可能になるのか。
 くわけん 月曜開館を実施するために係るコストはいくらぐらいか

 大沢教育総務部長 市役所本庁舎の開庁日が245日に対して、図書館は年間287日利用がある。図書館の月曜開館は職員体制、専門職の配置、電算システムなどの課題がある。本館の月曜開館のコストは年間約5千万円程度と試算している。今後、図書館協議会などの意見も聞きながらサービス向上に向け検討したい。

 くわけん 本庁245日で図書館は287日ということで、頑張っているというのはよくわかるが、市民の方は、本庁との比較ではなく、同じ社会教育施設である公民館との比較で考えるのではないか。また、この約5千万円のコストは本館だけのコストか?

 大沢教育総務部長 本館のみのコストである。本館が一日当たり97万2,924円、施設維持管理費が3万6,810円、およそ100万円となる。(月曜日は52回。52×100万≒5000万円)
 柳瀬、富岡は公民館と併設。これから開設される所沢分館、新所沢公民館も複合施設で図書館併設。今後は当然考えなくてはいけないと思う。民間委託推進計画でも、平成23年度からの職員大量退職に伴い、図書館の一部も民間委託計画がある。複合施設も視野に入れて、22年にはもう開設されるので、前倒しを含めて検討したい。

2008.03議会 一般質問③ 下水道の震災対策について

 視察で、長岡市に行ってびっくりした。
 2004年10月23日に発生した新潟中越地震に際して、下水道が2週間以上利用不能となったというお話を聴いた。地震三日前に大雨がふったことや、下水管の埋め戻しに川砂をりようしていたことなどから、液状化が起こり、マンホールの隆起・沈下が1,300箇所以上発生するなど、管渠施設が大きな被害を受けたそうだ。
 2004年10月30日時点で、下水道が利用できない世帯が13,000世帯に上ったそうだ。てっきり下水道は地震に対して強いと思い込んでいたが、そうではないケースがあることを知った。
 震災などで、避難所暮らしで大変なのがトイレ。とにかく、トイレが利用できないとなると、水分摂取や食事を控えることになり、それがさらにエコノミークラス症候群や栄養不足による、体調不良を引き起こす。それほどトイレの確保は重要だ。
 所沢市でもマンホール直結型トイレなどを整備している。

 くわけん 震災などによる影響度評価を行っているのか?例えば、阪神淡路大地震程度の規模の地震が起きた場合、所沢市の下水道はどのような被害を受けるか想定しているのか?
 くわけん マンホールトイレは、震災の影響を受けにくい場所を考慮して位置を決定しているのか?

 鈴木下水道部長 下水道機能がマヒすると、市民生活に大きな影響を与えることになる。震災による影響度評価、被害の想定は行っていないが、国土交通省の「下水道施設の耐震対策指針と解説」にそった下水道整備を行っている。
 マンホールトイレについては、危機管理課において、平成9年3月に実施した防災アセスメント調査結果をもとに、平成19年度は10ヶ所設置。今後は、設置場所の耐震性は十分考慮していきたい。

2008.03議会 一般質問② コールセンター設置について

 ミネアポリスにコールセンターを見学に行き担当者に話を聞いた。
 米国では、311として、コールセンターが普及
 日本でも、札幌市や横浜市が熱心にとりくんでいるのがコールセンターです。米国では日本の110番や119番のように、311番に電話すれば、自分たちの住んでいる自治体の行政に対する注文や質問などができる都市が主要都市を中心に、毎年増えています。この制度は1997年連邦政府通信委員会が、緊急通報以外の利用に役立てるために創設した仕組みです。日本では、311番のように、3桁で直接自分の住む自治体に電話をすることができないため、使い勝手の点で改良の余地があるようです。ミネアポリス市も大変充実しています。日本でいえば、110番や119番に相当する、911番をミネアポリス市で管轄しています。所沢でも119番は市の管轄ですが、110番は県の管轄です。

 現在、もっとも多い電話は、落書きについての苦情だそうです。もっとも多い電話の内容は落書きをはじめ、ご近所の迷惑なことなど、2006年で22.6%になるそうです。
上位20番の電話で全体の80%を占めています。2006年には全体で、61730件の電話があったそうです。利用した住民の方々の評判も高く、当初は、311に電話をして担当者に回すケースが3割から4割程度あったようですが、現在ではほぼ8割は担当課に回さずに、311番への電話で処理できるようになったそうです。また、このことに限らず、常に311番サービスの質の向上のために、業務の改善と業績測定を熱心におこなっており、回答時間の平均などの時間を測定しています。
 これは311番の大きな効果ですが、311番への質問や苦情を統計的にまとめることによって、そうしたデータが市長や議長などに供されることによって、市の行政サービスの改善にもつながっているそうです。311番は住民サービスの向上のみならず、行政の業務改善にも役立っていると、担当者は語っていました。

 さて、所沢市ですが、電話でたらいまわしにされたと苦情を言われることが多い。
 
 くわけん 電話のたらいまわしをしないための所沢市はどのような対策をとっているか?
 くわけん 所沢市には市民からどのような問い合わせが寄せられているか、その頻度と内容について把握しているか。
 くわけん 問い合わせの電子メールはどれぐらいきているのか?どのような内容が多いのか?
 くわけん テレフォンガイドの利用者数はどうなっているのか?

 小野総合政策部長 
 たらいまわしの苦情防止に向けて「さわやか対応マニュアル」に基づき、接遇の向上に努めるとともに、関連事業についての知識の向上をはかり、担当部署が連携しながら総合的に責任を持って対応する体制をとっている。
 問い合わせは電話(ダイヤルイン)と代表電話の二つの方式を併用している。代表電話には、担当部署が明確ではないもの、国・県等の電話番号の紹介、近隣の道案内など所沢市以外の問い合わせも多い。19年度では、約12万件あった。メールについては、市長の手紙が約200件、ホームページからのアクセス件数は90万件あり、市民体育館、図書館、地区別ごみ収集などが上位。時期によっては、市職員募集、市民フェスティバル、市民プールなどのアクセスが上位。テレフォンガイドは平成20年2月末で約8000件に利用があり、投票速報、選挙速報、ゴミ収集関連などが上位。

(2回目)
 くわけん 所沢市でもコールセンターの設置を考えてはどうか?
  安心ダイヤル 所沢市内に本社を有する平成18年度には、約100億円の売り上げを有する企業
 くわけん 安心ダイヤルを市長は訪問したことがあるか?
 くわけん コールセンター運営 せっかく地元に、コールセンターをいろいろとアドバイスをもらったらどうか?

 当麻市長
 富士市のコールセンターをダイアプラン(飯能 入間 狭山 所沢)の首長と一緒に視察。市民の利便性向上、市民ニーズを把握するツールとしてコールセンター活用のメリットがある。費用対効果も考え、十分に検討したい。安心ダイヤルは訪問したことはないが、機会をとらえて一度訪問したい。

2008.03議会 一般質問① 住基カードの印鑑登録証兼用化について

今年度の予算審議も一通り終わりました。
全体的な印象としては、まだまだ当麻カラーというのは出てきていないのかな、という感じでした。

  先週3月6日(木)、<住基ネット>最高裁が「合憲」の判断を下した。

 「判決はまず、住基ネットが扱う名前や住所、住民票コードなどは「個人の内面にかかわるような秘匿性の高い情報とは言えない」と指摘。住基ネットの仕組みを検討し「外部からの不正アクセスで情報が容易に漏えいする具体的危険はない」と判断した。データマッチングの危険性についても「情報の目的外利用は懲戒処分や刑罰で禁止されている」と否定し、プライバシー侵害はないと結論付けた」

 神奈川県横浜市も住基ネットに接続。日本は法治国家である以上、憲法を守る観点からも、最高裁判決を重視する必要があります。

 私個人としては、住基ネットワークが、絶対に安全だとは思っていません。というより、システムに絶対安全というのはありえません。住基カードの不正請求問題やなりすまし問題もこれからますます頻繁になってくるでしょう。まさに、住基ネット接続に反対している、東京都国立市長が言うとおりです。

 こうしたデメリットは、むしろ無いと強弁するのは、間違っています。一方で、現実には、公的個人認証を利用したサービスは、まだ発展途上にありますが、例えば、年金受給者の年1回の現況届けが廃止され、年間 億の費用が削減されています。
 
 ですから、危ないから使わない方がいいという立場に立つのか、それとも、危なさをリスクとして自覚しながら、特に、住基ネットデータと別のデータを結合するなどの、データマッチングや名寄せ行為が勝手に行われないように、しっかりと市民の皆様と議会が監視しながら、使っていくというのが現実的な選択だと、私は思っております。

 特に、今回の年金記録問題を迅速に解決するには、新たに社会保障番号を付与するという考え方もあるようですが、私は、住基データと社会保険庁データを市民が監視しながら結合することが、もっともコストも安く有効性が高いと思っております。

 さて、先日新聞の地域欄をみて少しびっくりいたしました。新聞報道によれば、当麻市長はe-tax の手続きを体験され「申告者の皆さんにもe-taxをお勧めしたい」(当麻市長 家庭新聞)とコメントされていたことです。
 e-taxにあまりご興味のない方に簡単にご説明いたしますと、確定申告が税務署に出向かずに自宅にいながらにしてできる仕組みです。申告にあたっては、住民基本台帳カードがなくてはなりません。加えて、公的個人認証登録をこのカードに対して登録しなくてはいけません。さらに、ICカードリーダーを購入しなくてはなりません。これらの費用を合わせると、大体4000円ぐらいかかります。今回、e-taxで申請する場合には、5000円税額が安くなるのですが、このe-tax申請にかかる費用分に見合う金額を控除するということです。申告するには、多少手間とパソコンやインターネットについてのある程度の知識が必要になります。市長は、やはりe-taxをつかっての感想で、思ったより簡単にできた、とおっしゃていましたが、自分からセッティングすると、結構面倒な手間がかかります。
 さて、当麻市長は、県議会議員時代はあまり、住基ネットについては肯定的ではないような印象を、上田知事に対する住基ネットに対する質問を拝見いたしまして持ちました。市長になられて、より現実的になられたということでしょうか?
さて、ここで質問です。

 くわけん 市長の住基ネットに関する基本的な考え方を改めてお聞かせ下さい?

 くわけん 平成18年度の住基カード発行枚数と平成19年度の発行枚数、及び公的個人認証取得数。

 これから、さらに住基カード普及を後押しするためにも、所沢市においても、身分証明だけでなく、より幅広い利用法を検討するべきではないか。

 くわけん 市長も利用を積極的に市民に勧めている、住基カードの普及のために何か方策を考えているのか?

 当麻市長 住基ネットシステムは電子政府・自治体の基盤をなすもので、市民の負担軽減にも寄与しており、今後もシステムの安定稼動やセキュリティ対策の充実をはかっていかなくてはならない。
普及の方策については、利用者のニーズを把握しながら検討したい。

 富沢市民経済部長 2月末現在6124枚であり、公的個人認証件数は2072件、18年度の住基カード枚数は、1,503枚、公的個人認証取得件数は403件、19年度は住基カード発行枚数は、2256枚、公的個人認証取得件数は1,287件。

(2回目)
 くわけん 例えば、印鑑証明カードと住基カードの共用はどうか?
 くわけん また、もし、印鑑証明カードと共用するために、必要な改良とその費用は?

 富沢市民経済部長 共用化はメリットがある。費用については、他市の例を参照すると、住基カードに磁気テープを張っているケースがある。この場合は、1枚あたり500円程度で済んでいるということなので、今後検討していきたい。

 くわけん 総務省は住基カード普及のために、不交付団体である所沢市も国から交付される、特例交付金を措置するという話があるが、確認しているか?

 富沢市民経済部長 確認していないが、交付金がなくても、500円で共用化はできるので十分検討したい。

2008年01月09日

2007.12議会 一般質問⑤ 政策会議議事録のインターネット公開につい

くわけん
 埼玉県庁でも庁議はいまや公開している。また、愛媛県新居浜市でも庁議議事録は公開。
 機微に触れる部分の公開は問題があると思うが、そうでない部分は公開するべきではないか?
 政策会議の議事録を検討しているのか?

当麻市長
 政策会議議事録公開については、必要性は認識。公開している自治体などを参考に検討していきたい。

2007.12議会 一般質問④ 廃棄物政策について

くわけん
廃棄プラスティックの焼却について、どういうご所見か?
 また、市長のマニフェストにある、ごみ減量リサイクル・廃棄物流入規制などを検討する市民委員会を設置とあるが、この委員会と減量等審議会の関係はどうなるのか?
 私どもは財源確保の観点からも西部クリーンセンターのC炉は休止ということをマニフェストでお示ししたのですが、当麻市長としては、C炉休止という考えはないのか?
 マニフェストにあるゴミ減量を進めれば、C炉の休止、廃止も可能になるのでは?
 ごみの有料化についてはどう考えるのか。財源確保の観点からすると、やはり有料化は避けて通れない選択しではないか?
 
当麻市長
 まず発生抑制。その後、排出されたものを資源化、再使用していくなど、できるだけごみとして処理しないことに努めるべき。審議会で、発生抑制、再生利用、それでも残った廃プラは熱回収を行いながら焼却との方向が示された。現在パブリックコメント中。
 私としては、焼却によって最終処分量の大幅な減量化が図られ、コスト削減が可能であるが、一方、重金属や化学物質が排出される、二酸化炭素排出量が増加するとの指摘もある。
 パブコメや審議会の答申をいただいた後、実証試験の測定結果をみてから、地球温暖化や市民の健康への影響などを慎重に検討し、判断していく。

 市民委員会は、一般廃棄物処理基本計画で定められた方向を具体的な行動に移すために、より多くの市民の参加を保障し、市民、事業者、行政が意見を出し合っていく場と考えており、そうした場を通じて出されて市民等の生の声を行政に反映していこうとするもの。

 C系炉の廃止によって、概ね1億円削減できる見込みであるが、東部クリーンセンター建設時に東西合わせて5ろを基本に算出しており、点検や修繕についても5炉でシフトを行い対応。現状のごみ量を考えると廃止は難しい。

 ごみ有料化によって廃棄物排出量抑制は期待できるが、一方で市民に新たな負担が発生するので慎重な検討が必要。


(2回目)
くわけん
 市民委員会と、審議会のすみわけはどうするのか?

当麻市長
 有害物質の問題については重金属も含めてトータルで把握をして抑制していく方向性でやっていくのが基本的な市のスタンス

 審議会が基本ではあるが、より多くの市民の皆さんのご意見をごみ問題に関していただくというそういう位置づけと考えている。その中で、審議会の意見と反するものも出てくるとは思うが、最終判断は私が行うので、審議会やパブコメを参考にしたなら、実証実験結果をみて、市民にお伝えして、総合的に判断。


(3回目)
くわけん
市民委員会は誤解を招くのではないか?かつてごみ問題懇話会というのがあって、やはり意思決定ができないことを知り、参加した方が失望したということがある。

当麻市長
 様々な取り組みをされている団体の皆さんから、審議会のような諮問をして答申という形ではなく、率直にいろいろなご意見を伺う会としてイメージしている

2007.12議会 一般質問② 斎藤市政の評価と、斎藤市政と当摩市政の違い

 くわけん
 斉藤市政について市長はどのような評価をされているのか?
 
 あったかい市政ということを標榜された以上は、斉藤市政は冷たかったということなのか?
 あったかい市政をめざすということは財政支出を拡大するということなのか? 
 つまり、大きな政府を目指すということなのか?
 私は、斉藤市政は、少なくとも大きな政府を目指してはいなかったと判断している。
 また、どちらかというと、基礎的なインフラ整備に少し厚めに資源配分をしたという印象がある。
 当麻市長は、どういったスタンスなのか?
 あったかい市政を目指すということは、積極的に財政支出を拡大する、つまり借金をたくさんするということか?
 それとも、財政支出は拡大せず、あるいは、財政支出を拡大せず、住民サービスの力点を変えるということか?
 力点を変える、つまり予算配分をかえるとしたら、どの部分を減らして、どの部分を増やすのか?

 また、ちょっとがっかりしたのは、当麻市長になったら、一般質問は、ガチンコで、つまり、一般質問通告書のみで、あとは議場でやり取りをすると思った。
 だが、あいかわらず、われわれの質問内容を執行部が聞き出して、それに対して原稿を作成し、それに答えるという形式は、斉藤市政時代と変わらない。最初は慣れないのでしかたがないが、これからその点は変えていくつもりはあるのかどうか?


当麻市長
 斉藤前市長の政治手腕と、ふるさと所沢のまちづくりにかけられた情熱に心より敬意

 私の考えるあったか市政とは、財政支出を拡大していくという方向ではなくて、堅実な財政運営を基本に行財政改革に積極的に取り組んでいき、そこから生み出される財源をもとに、生活者の目線にたった住民サービスの向上に取り組むこと。斉藤市政にもましてあったかい市政の実現に全力を尽くす

 一般質問のあり方については、今の形式でお願いできればと考えているが、二元代表制という立場で今後のあり方についてはご意見を伺いながら検討してみたい


2007.12議会 一般質問① 公職選挙法の遵守について

 くわけん
 これからお互いの信頼関係を築くためにも、どうしても一点確かめておきたいことがある。(信頼関係を築きたくないということであれば、かまわないが)
 選挙期間中のある日、当麻市長が、所沢駅改札のところで、演説しているのが、見えた。
 びっくりしたのは、演説している当麻市長の後ろに大きく、当麻よしこと書かれたのぼりがひるがえっていたことだ。私も選挙をやったことがあるのでわかるが、基本的には本人のぼりは、駅頭などでの使用は公職選挙法違反である。わたしも、「本人」とかかれたのぼりを利用している。なぜ、そういったのぼりを制限しているかといえば、もし、のぼりを無制限にすると、お金持ちの候補ほど選挙に有利になるという立法趣旨があるためだ。

 選挙期間中のことゆえ、ご本人にはあまり認識が無いかもしれないし、あるいは、私の目の錯覚かもしれない。あれほど、大きいのぼりだと目の錯覚だとは言い切れないが。

 公職選挙法にもいろいろ問題点があるのは私も承知しているが、法は法である。
当麻市長も、今を去ること20年前の12月14日に、中井市長就任後初の議会の一般質問で、市長の公職選挙法に対する見解について尋ねている。
 その中で、当麻市長は、「そこには一定のルールというものがなくてはならないし、なにを言ってもいい、なにをやってもいいということにはならないはずです」とおっしゃてます。わたくしも全く同感です。

 そこで、私も当麻市長にならって、まず、選挙期間中の本人名を記したのぼりは公職選挙法違反であることを認識されているか、また、実際にご自身が、選挙期間中に、本人のぼりを使われたという事実を認識されているのか。また、もし認識されているとしたら、どういうご所感をお持ちなのかお聞かせ願いたい。

当麻市長 
 運動員をはじめとする周知徹底が十分図られていなかったことに対しまして心からお詫び申し上げる。今後は、十分注意してまいりたい。

2007.12議会 一般質問 前文

あったかい市政 
 あったかいとはよくわからない。このことについてはまた、後ほど議論するが、
短期的にあったかくなるには、市民のふところがあったかくなること、つまり、財政支出の拡大は不可避であると私は思っています。
それとも、接遇のやり方をあったかくするといった程度のことなのでしょうか?
 マッチ売りの少女のように、一時のあったかさを求めて売り物のマッチを売ってしまっては、一時は市民の方々は、喜ばれるかもしれないが、夕張のようになっては、長い目でみれば、あったかい市政どころではなくなるのではないでしょうか?

 
 さて、今回、当麻市長は、マニフェストを作成し公表。
 正直にいえば、私ごときが評価して恐縮であるが、今回の立候補者のなかでは一番出来がよかった。また、並木東小学校跡地の早稲田大学誘致にも反対していなかった点も評価できる。 市長はご存知なかったようだが、わが会派「翔」でも、昨年の9月に、会派マニフェストを作成。
 ですから、マニフェストを作成する大変さというのはわかっています。
 また、偶然の一致かもしれませんが、私たちのマニフェストと同じ内容もある。「(仮称)子育て支援部」を創設する。入札制度改革。自治基本条例の制定などです。
 その点については、市長に頑張っていただければ、私たちのマニフェストの達成率も高くなりますので、歓迎いたします。
 ただ、時間がない中でお作りになられたせいで、マニフェストとしての基本要件を満たしていません。
 新規の予算が伴う事業に、その予算の総額が提示されていません。例えば、24時間の小児医療センターや司書補助員など、新規の事業項目には、どれぐらいの費用がかかるか明示すべきでしょう。財源については後ほど一括して聞かせていただきますが、本来であれば、新規事業によって発生する費用の総額を用意するための財源議論でなくてはいけません。マニフェストについて詰めが甘かったせいで、退職金削減の提案など、様々な矛盾が生じています。
 また、私が当選したのだから、マニフェストも信認された、というような思いをお持ちかもしれませんが、条例を無視してまでもマニフェストを実現するのは、憲法で保障された、「法の下の平等」にあきらかに踏みにじる行為です。
 ちなみに、法政大学教授で、自治体議会改革フォーラムの発起人でもあり、所沢市の 委員長、廣瀬克哉氏も、マニフェストについて、「地域社会で生活する人びとの意見は多様であり、最も多い票を得た候補者のマニフェストにそれらすべてが反映さあれているというわけではない」と語っています。あくまでもマニフェストはその候補者を選ぶ一つの客観的な素材に過ぎないわけであり、代表制民主主義においては、あくまでも、決定を委任すべき人物を選ぶのが選挙の役割です。ですから、あまりマニフェストに拘泥するのもいかがなものでしょうか。

2007年10月22日

2007.09議会 一般質問⑥ 民生委員や審議会委員への公職選挙法の徹底について

公職選挙法の特にお中元などの寄附行為について、最近問題にされています。
 政治家や候補者が選挙区内にある者に対して寄附をすると処罰されます。
 また、有権者が寄附を求めることもできません。
つまり、「贈らない・求めない・受けとらない」の3つの『ない』を守ることが重要です。
 ましてや、民生委員や市の審議会等の委員は公に奉仕するという点からすれば特別職の非常勤の公務員であり、こうした立場の方々には市民のモデルとして、より一層、この3「ない」を徹底していただく必要があります。

 もちろん、こうした公職につかれる方々は、より倫理意識の高い方々であり、そうした行為をされるとは想像しにくいのですが、こういった問題意識が盛り上がっている機会を捉えて、改めて公職選挙法についてご確認いただくことが重要と考えます。

 民生委員さんの場合は、民生委員法第16条によって、(1) 民生委員は、その職務上の地位を政党又は政治的目的のために利用してはならない。(2) 前項の規定に違反した民生委員は、第11条及び第12条の規定に従い解嘱せられるものとする。
とされています。

くわけん
Q1
 民生委員さんに、公職選挙法について、あるいは民生委員法第16条の周知をしているか?
Q2
 市の審議会等の委員についても、明確な法的根拠は無いにしても、一定の政治的活動は制限されるし、当然公職選挙法に従うべきと考えるがいかがか?

 小野保険福祉部長

 所沢市では、474名の民生委員、児童委員が活躍。
 その身分は、厚生労働大臣から委嘱を受けており、身分は特別職の地方公務員であり、公平で公正な職務が求められている。
 委嘱時には、研修の際に、周知を図っている。
 特に、本年度は選挙の執行回数も多いことから、本年3月には、各地区民生委員・児童委員協議会会長あてに、政治活動の解釈について通知。6月には、各地区民生委員・児童委員協議会の定例会において、職員が直接説明をして、周知徹底を図った。

 公職選挙法はもちろん、全ての法律に抵触しないようにすることは当然。誤解を受けるようなことのないように周知していきたい。

2007.09議会 一般質問⑤ 新所沢コミュニティセンターの今後について

 この10月から、いよいよ新所沢保育園が開園します。これによって、新所沢の複合公共施設の建設がさらに一歩前進します。また、このことは同時に、いよいよ新所沢コミュニティセンターの新たな利用方策についても議論の遡上に上ってくることを意味します。
 
 また、これまでも多くの議員の皆様が、新所沢コミュニティセンターについては様々な提案を行ってまいりました。ここで、改めて新所沢コミュニティセンターの新たな利用方策について、市の政策決定過程において何らかの議論がされているのか確認のために、質問します。

 
 くわけん
 Q1 現在、複合施設完成後の新所沢コミュニティセンターの利用について、設置条例を主管する市民経済部には、何か希望が、他の部あるいは部内部から寄せられているのか?

 Q2 庁内政策会議で、新所沢コミュニティセンターの利用方策について、議題となったことはあるのか?

 本間市民経済部長

 複合施設完成後の新所沢コミュニティセンターの利用については、いまだ検討にいたっていない。しかし、庁内のいくつかの部署においてその施設の利用について様々な意見があることは承知している。
 政策会議で新所沢コミュニティセンターの利用方策について議題となったことはない。
 今後は、市有地等取得利用検討委員会において、地元のご意見も踏まえ総合的に検討していきたい。

2007.09議会 一般質問④ 給付実績と認定情報の突合について

 介護保険の給付は年々増加の一途。給付の適正化が、介護保険の永続性を担保するためにも必要。今次の介護保険制度改正でも市町村の任意事業として、介護給付等費用適正化事業が、重要であるとの認識が示されている。
 平成16年度に、国保連合会は介護給付適正化システムを稼動させた。これにより、
国保連から、給付実績が送られてくるようになったため。所沢市にある、老人医療給付の実績情報や、介護認定情報など、2つの情報を突合せることによって、理論的には、給付の適正化が図られる条件がそろったことになる。
 例えば、介護認定では、家事ができると思われる心身状態で、認知症がないか軽度の要介護1の被保険者に対して、もし、通所リハビリの若年性認知症ケア加算が給付されている、あるいは、訪問介護の深夜加算時間帯の一時間以上の2人派遣が給付されているなど介護度に応じて設定されているサービスメニューであっても、利用者の状態によっては、ありえないサービスというのが提供される可能性があるわけです。こうしたチェックを所沢市はしっかり行っているか、ということについて質問です。

くわけん
 Q1
 所沢市では、国保連合会から送られてくる給付実績を利用したチェックをおこなっているのか?
 Q2
 特に、所沢市が所有する介護認定情報との突合せをおこなっているか?

 小野保健福祉部長

 毎月のデータ量が約1万7,000件と多いこと、既に国保連で、居宅介護支援事業所や地域包括支援センターから提出された給付管理票情報とケアプランの突合チェックを行っているので、チェックは行っていない。

 認定情報との突合は、行っていない。しかし住宅改修費や福祉用具購入費の申請時、要介護状態と照合している。介護保険低所得者等助成金の支給審査過程において、利用料の領収書と給付実績の突合を行っている。
 今年度からは、介護給付費通知を発送するほか、県がサービス事業所を対象として実施する実地指導への市の介護保険課職員の同行を開始。

(2回目)
 くわけん
国保連から来るデータはシステム本体に取り込めるのだから、給付実績データと突合せはできないのか?また医師の評価についてはデジタル化しているのか?

小野保健福祉部長
 新たなシステム開発を検討してみたい。医師の評価はデジタル化しているが、特記事項の部分はデジタル化できていない。

2007年10月17日

2007.09議会 一般質問③ いわゆる縁故債について

 縁故債、今は、銀行等引き受け債というそうですが、政府部門ではなく民間部門から調達する地方債のことです。本日は、銀行等引き受け債では長いので、縁故債として話をすすめさせていただきます。
 昨年9月、地方債が許可制から協議制に移行し、地方公共団体も、資金を資本市場から調達しなくてはならなくなりました。地方債に占める政府資金の割合もこの5年で、7兆六千億円から三兆三千億円へと半減しました。今後は、縁故債の比率はさらに上昇してくると考えられます。
 また、来年一月から、非居住者 つまり外国人が地方債を買った場合、これまで原則15%が源泉徴収されていたのですが、それが、非課税になる、ということで、いま、外資が虎視眈々と地方債マーケットへの参入を狙っています。
 実際に、外資による地方債引き受けは進んでおり、元々はフランス政府の金融公庫であり、現在はベルギーに本拠地を置く「デクシア」という自治体融資を専門に行っている銀行はこの3月に、山形県債50億円を20年間、金利年2.118%で引き受けました。デクシアは将来的に日本の自治体向け融資の10%を狙っていると公言しています。
 
 縁故債の発行方式には、証券を発行する証券方式と、借り入れ証文を発行する証書借り入れ方式とがある。銀行側も市場実勢金利から乖離した金利となり、時価評価で含み損が顕在化し、株主代表訴訟にさらされやすい証券方式より、証書借り入れ方式を好む傾向にある。

 また、証書借り入れ方式の場合、もし金融機関が破綻した場合、預金残高と借入金残高を相殺できます。

くわけん 
 現在発行している縁故債の発行時の引き受け手はどのような構成になっているか。上位3つぐらいでいいので示していただきたい。
 また、縁故債のうち、証券方式と証書借り入れ方式のそれぞれの割合と総額を示していただきたい。
 
 非課税措置が始まれば、外資も大変興味を持っており、まずは既に発行済みの地方債を引き受けることから日本の地方債市場に参入することも考えられます。

 現時点で、縁故債の所有者を把握しているか。把握しているとしたら、縁故債が転売引き受け手から転売されているという事例はないか?

渋谷財務部長
 主な借入先と平成19年度3月末の残高については、埼玉県市町村振興協会に約27億9000万円、埼玉県市町村職員共済組合に約7億4000万円、埼玉りそな銀行に約39億9000万円など、あわせて約102億円の残高がある。
 現時点の縁故債の所有者については、全て借入先が所有。


 地方債については、これからは、外資ともうまく付き合っていかなくてはならないという時代に入ってくると思う。しかし、一方で、これまで、国内の金融機関との馴れ合いの関係ではすまないことも考慮しておく必要がある。

 例えば、証書借り入れ方式の場合は、転売されてしまった場合、ペイオフ時の相殺が不可能になってしまう。
 
 また、当然、これまでの国内金融機関とは違い、外資の場合は、ステークホルダー、利害関係者として、行政経営について、様々な注文をつけてくる可能性が出てきます。
そのためには、われわれも、付き合う外資の銀行をしっかりと選別していかないと、債権者にふりまわされるという危険性も考えておかなくてはいけません。それこそ、経営がうまくいかないと、銀行から副市長を派遣されるということも考えられます。実際にこのデクシアは、聞くところによれば、カリフォルニアのオレンジ郡の財政再建の際に、人員を派遣したということです。
そこで、質問です。

(2回目)
くわけん
 今後の縁故債発行にあたっては、転売禁止とはいわないまでも、例えば外資に売られる可能性も考えるなら、転売時の報告義務条項を引き受け契約に盛り込むことはできないのか?

渋谷財務部長
 現在、一般の貸付に使われる証書で契約をしており、その中には譲渡について認める条文が入っている。今後、金融機関と協議していきたい。

(3回目)
くわけん
いずれにしろ、地方債マーケットの開国は不可避。であるなら、積極的に所沢市も格付けを取得する意向はないか?

渋谷財務部長
そういったことは想定されることだろうと認識している。

(くわけんより)
 郵政民営化によって、地方債も自己調達の時代になってきました。
 これまでは、国の言うことにしたがっていさえすれば、地方債の買い手を自ら探す必要もありませんでした。しかし、これからは、資金調達も民間からの調達が主流になってきます。
 調達金利が0.1%違うと、たとえば、100億の資金調達で1000万円違ってきます。
 調達金利は、財政の健全度によって変わってきます。ますます、財政の開示が重要です。
 そのためにも、公会計の整備、具体的には2章方式による公会計整備が必須条件です。

2007.09議会 一般質問② 救急業務に関する条例制定を

 条例制定を、というタイトルではありますが、少しトーンダウンしまして、救急業務の適正利用推進対策に的を絞って質問させていただきます。

 先日9月9日は救急の日でした。所沢市でも救急の日にあたってイベントを開催されて大盛況であったと聞いております。救急の日にあわせてということでしょうが、先日回覧板で、むやみやたらと救急車を利用しないよう呼びかけるビラが回ってきた。
 この3月議会でも、救急の需要増加にあわせて、人員増の予算を議決した。
 本年、3月の議会でも、仲村せいこう議員が質問で取り上げたが、横浜市では、救急業務に関する条例の制定を計画している。
 この条例では、救急車を呼ぶほどでないにも関らず救急車を呼んだ場合、過料を請求するという条項が提案されている。
 しかし、現時点でも条例が制定されていないところを見ると、過料を請求するのは大変ハードルが高いように思われる。

 横浜市の調査によれば、平成17年4月の1週間について調べたところ、傷病者のうち「救急業務に該当しない」と判断されたものが、全体の約28%という結果であったそうだ。
 
くわけん所沢市において、「救急業務に該当しない」割合はどれくらいか?そういったデータをとっているのか?

北田消防長
 「救急業務に該当しない」といったデータはとっていない。
平成18年、搬送人員11,774に占める軽傷者の割合は約52%。
そのうち社会通念上不適正利用と思われる事例は数パーセント。


くわけん 平成18年度中の、年間5回以上の頻回利用者の実態は把握しているか。していれば示していただきたい?していないのであれば、調べる必要があるが、いかがか?

那覇市消防本部では、那覇市福祉局とともに頻回利用者を個別訪問することによって、年7回以上要請する利用者32名中、23名が救急車を要請しなくなったという。

北田消防長
年間5回以上救急車を要請する頻回利用者は、平成17年度が7人、平成18年度は4人

くわけん 所沢市でもこのような頻回利用者に対する対策を講じるべきと考えるがいかがか?

北田消防長
 救急車を頻繁に要請される方の中には、酩酊状態で要請される方や高齢者で一人暮らしの寂しさから要請する方、また、精神的疾患のある方で体調の不良等も無く要請する方々など様々。

 不適正な救急要請をする頻回利用者に対しては、119番通報時に通報者本人に対して、救急車の適正利用について指導したり、ご家族に対しても内面から是正に努めていただくなどの協力をお願いしている。

 場合によっては、消防職員が個別訪問することもある。
 ここ数年は、これらの指導が実り、頻回利用者の減少が図られている。


くわけん
 条例制定とは言わないが、総合的な救急の適正についての議論やまとまった提案が所沢市でも必要と思われるがいかがか?

北田消防長
救急車の適正利用については自治会への回覧や広報ところざわ、インターネット等、様々なメディアで広報。救急講習会や事業所・自主防災組織等の消防訓練でも適正利用をお願いしている。
今後は、不適正利用者の具体的な実例も公表し、広報していきたい。
また、現在国で検討している救急需要対策や東京消防庁で実施している、現場トリアージ(緊急性に対する患者の選別)などの動向も見ながら引き続い積極的に取り組んでいきたい。

(くわけんより)
いよいよ、横浜市では、悪質な救急車利用に対する罰則を定めた条例を12月議会に提出するようです。
所沢市では、質疑にもあるように、関係者のご努力もあり、頻回利用者は非常に少ないようで安心しました。

2007年10月12日

2007.09議会 一般質問① 公会計制度改革と所沢市の対応進捗状況は?

くわけん
 平成18年6月2日「行政改革推進法」が成立。これによって企業会計を参考とした貸借対照表を作成することが、事実上義務付けられました。

 また、平成18年8月31日には、「地方公共団体における行政改革の更なる推進のための指針」が総務省から発出され、人口3万人以上の都市は、3年後までに、4表、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書を、「地方公共団体財務書類作成にかかる基準モデル」いわゆる二章方式 もしくは「地方公共団体財務書類作成にかかる総務省方式改訂モデル」いわゆる三章方式 いずれかのモデルで作成に取り組むこととされました。

 また、総務省とは別に、東京都でも独自の公会計モデルを構築しており、現在、総務省とモデルを巡って激しい議論が戦わされているところです。

 2007年6月15日には、自治体財政健全化法が成立しました。この点については今回は触れませんが、自治体財政健全化法でも、やはりフローだけでなくストックの評価というものを重視している点では、公会計制度改革の範疇に含まれる法制といえるでしょう。

 さて、質問ですが、所沢市は、何年後を目途に4表を作成するのか。現在どの程度まで作業が進んでいるのか?また、作成にあたっては、二章方式、三章方式、あるいは東京都方式なのか、それともまったく別な方式なのか?
 来年度から導入される財務会計システムは、4表作成の機能を持っているのか?
 財務会計システムの要求仕様に4表作成機能を入れなかったのか?
 もし、新しい財務会計システムに作成機能がないということであれば、どのように作成するのか?

 渋谷財務部長
 所沢市は、バランスシート、行政コスト計算書を既に作成・公表。平成18年度決算からは水道事業と病院事業を含めた連結行政コスト計算書の作成・公表を行う準備を進めている。
 4表については、平成20年度決算の数値をもとに平成21年度を目途に整備について検討。
 方式については、総務省方式改定モデルを基本に考えながらも基準モデルの採用の可能性についても検討

 財務会計システムと4表作成機能の対応は、平成18年8月に契約をしていることから、4表作成機能について対応なされていないのが現状。しかし、改訂モデルにおいては、従来同様表計算ソフトで作成可能なため、決算統計のデータ等を入力することで対応可能。

 くわけんより
 公会計制度改革というのは、これまでの「現金主義」の会計から、企業会計で用いられている、B/S(貸借対照表)やP/L(損益計算書)を作成しようというものです。

 総務省が作成にあたっての基準を示しているのですが、なんと2つの方式を提示しています。
 これが、議案質疑にあった、二章方式と三章方式といわれるものです。
 これは総務省が発表した「地方公会計制度研究会」の二章と三章にそれぞれの方式が記載されているために、こういった表現となっています。

 結論から申せば、公会計を作成するなら、所沢市ほどの財政規模であるなら、より正確に財政を把握できる二章方式でなければなりません。しかし、質疑を見てもわかるとおり、二章方式への対応はまだできておらず、当面は、三章方式で対応しようということです。

 この問題は今後も続けて質疑をつづけていきます。

2007年07月07日

2007.06議会 一般質問⑤ 市立幼稚園の今後について

先日行われた、市立幼稚園運営協議会を傍聴した。
正直、まだやっているのとびっくりした。
16年1月から始まっているので、足掛け4年目に突入したことになる。
傍聴した内容を私なりに解釈すると、来年度までにはなんとか結論を出したいという意欲は感じられた。

 実際に、通園させていた親のかたにお話を伺うと市立幼稚園がどうなるか早く決めていただかないと、生活設計が立たないという親もいる。
 どういうことか聞いてみると、市立幼稚園があるなら、学費も安いためお母さんが働かなくてもなんとかやっていけるが、もし市立幼稚園がなくなると、早速、3歳から保育園に入れて自分も仕事をみつけなくてはということであった。

内容については、いま議論をされているということであるので、ここでは触れるのを遠慮するが、いずれにしろ、そろそろ結論を出すべきではないか?

浅野学校教育部長
諮問以来、時間が経過しているが、この間には就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律が施行され、認定こども園が設置できるようになり、いわば幼稚園の中に保育園が可能になるなど、幼稚園を取り巻く環境が大きく変化していることから、当協議会の審議も慎重になっているものと認識。

2007年07月06日

2007.06議会 一般質問④ コムスン以外の大手2社の所沢市の状況について

くわけん
今回のコムスンに関る一連の措置は、東京都が介護大手3社に対して、介護保険法第24条及び第76条第1項に基づいて行われた監査から始まっている。

この監査は、今話題となっているコムスン、そして、株式会社ニチイ学館、株式会社ジャパンケアサービス、この3社に対して行われた。

3社中コムスンはもっとも悪質で、3事業所で、虚偽の指定申請を行っていたことから事業所の指定取消処分相当とされたが、監査結果通知日と同日に事業所の廃止届けがなされた。

しかし、コムスン以外の2社についても介護保険法の違反が指摘され、不正請求額がコムスンが167事業所 2億2000万円、ニチイが90事業所 8500万円 ジャパンケアサービスが80事業所 1億3800万円 となった。

個人的には、訪問介護の報酬基準を引き下げたことも遠因であると認識している。また、実際、訪問介護は儲からない事業になった。しかし、やはり問題は問題。

そこで、質問
まず、所沢市内に、ニチイとジャパンケアの事業所はいくつあるのか
この2社に対して、県は何らかの対応をおこなっているか把握しているか

小野保健福祉部長

ニチイ学館 東住吉に居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、訪問入浴介護事業所、
狭山ヶ丘一丁目に居宅介護支援事業所、訪問介護事業所、福祉用具貸与事業所、特定福祉用具販売事業所、合わせて、2ヶ所、7事業所

ジャパンケアサービス 松葉町に居宅介護支援事業所、訪問介護事業所

人員設備及び運営基準等の指定基準違反の疑いのある場合などに実施される監査は、市内2ヶ所の株式会社コムスン事業所に対しては、既に本年5月24日に実施しているが、ニチイ学館、ジャパンケアサービスへの監査は実施予定なし。

介護報酬の不適正請求防止の実地指導は不定期に実施。実地指導については、ジャパンケアサービスの市内事業所に対して、本年6月7日に実施。ニチイ学館の市内事業所にも今月下旬に実施予定。実地指導の結果、悪質な場合等は監査に変更。

(2回目)
くわけん
都の集中検査を受けて、2社は、検査を受けなかった事業所を含め全事業所を事業者が自主的に総点検をし、別途介護報酬を返還することとなった。2社は所沢市内の事業所についても自主点検をおこなっているのか?また、この2社から自主的な返納はあったのか?

小野保健福祉部長
市内の事業者には既に確認。その結果、自主点検は行ったということも確認し、不正な報酬請求はなかったということで、返納金も生じなかったと確認。


(3回目)
くわけん
行っていないとするなら、保険者としての立場から、この2社に対して、総点検を介護保険法76条1項2項によって報告を求めていくという選択肢も検討していくべきだ。

2007年07月05日

2007.06議会 一般質問③ ビル風対策の所沢市環境影響評価条例の制定を

くわけん
今回の議会でもマンション関係の請願が2つ出ている。
 それだけ、マンションの規制という問題は重要である。特に大規模なマンションになればなるほど、ビル風の問題は重要になってくる。
 しかし、残念ながら、ビル風については、建築基準法の単体規定にも、所沢市のまちづくり条例でも配慮すべき項目とされていない。

 しかし、現実にビル風を巡る訴訟は増えており、判例も積み重なってきており、損害賠償を認める判決も出ている。
 そして、この所沢市でも、スカイマンションB棟建設を巡って、周辺住民が日本新都市開発を訴えたという経緯がある。

 特に、大規模なマンション建設前にビル風の影響の計測を義務付けるために提案したいのが、市独自の環境影響評価条例である。

 環境影響評価条例については、県や政令指定都市の殆どで制定されている。
 市レベルでは、政令都市以外にも、高槻市や吹田市 などで制定されている。
 埼玉県環境影響評価条例では、例えば団地だと となり、殆ど評価対象とならない。
 
 ところが、高槻市の環境影響評価条例では、600戸以上が対象となる。
 また、評価項目にも風害がある。
 
 実際、今回の花園マンション計画で、施工者は地域住民の要望にこたえて、風害の調査をおこなった。しかし、この調査には問題がある。 
 まず、風洞実験でないこと。そして、実際に実験を行ったのが、施工者の関係者であること。高槻市の風害の評価方法も風洞実験となっている。
 数値流体解析によるシミュレーションには限界。やはり風洞実験でなくては、風害ははっきりでてこない。

 そこで、質問だが、所沢市は環境影響評価条例の制定を検討したことがあるか?
 所沢市でも、ビル風対応問題を含めて、市独自の環境影響評価条例を策定するべきではないか?


高麗環境クリーン部長
高層建築物が建設され、環境に著しい影響を受けることは大きな問題であると受け止めている。環境面からも適切な措置を講じることが重要と考えている。
今後、先進自治体の条例や制度を研究してまいりたい。


(2回目)

くわけん
所沢市の考え方はよくわかった。
今後は議員立法も視野に入れて活動していきたいと考えている。
 実際に、環境影響評価条例はビル風だけでなく、土壌汚染も対象項目になってくる。
 現実に、今回の花園のパイオニア工場跡地でも、埼玉県生活環境保全条例で定められた基準値を超える鉛、基準値150㎎/㎏に対して、調査結果、520㎎/㎏、トリクロロエチレン、基準値0.03㎎/Lに対して、0.13㎎/L シス-1、2-ジクロロエチレンが基準値0.04㎎/Lに対して、0.044㎎/L確認された。今回は、パイオニア工場跡地が3000㎡以上の土地改変をおこなうため、土壌汚染の測定対象となったが、土壌汚染対策法にも該当せず、埼玉県生活環境保全条例にも該当しない場合、つまり特定有害物質にも指定されていないダイオキシンや油類もチェックするためには、大きな網で、環境影響評価条例があれば、そういった、既存の法や条例でカバーできない測定項目についてもカバーすることが可能になる。

環境基本条例 5 条にも という条文がある。この条文をたてにもっと強力に指導するべきではないのか?
実際にこれまで、5条に基づいた指導をおこなったことはあるのか?
制度を活用して、対応するべきではないのか。

高麗環境クリーン部長
5条に基づいて指導したことはない。
ただ、開発行為に関る事前協議等において、その都度5条の規定による配慮を求めて意見を付している。
5条は、広く環境全般への配慮に係る自主的な努力を事業者に求める規制であり、5条2項は事業者の責務を示したもの。あらかじめ、適正な調査、予測、評価を求めている。

 高槻市の条例も相応の効果があるものと考えており、条例を制定するかどうかの判断をしていきたい。


2007年07月02日

2007.06議会 一般質問② 新行革大綱制定にむけて

くわけん
 いよいよ、平成16年度制定の新行革大綱が本年度で計画年度が終了。
 この4年間の成果をふりかってみますと、私は、有言実行宣言の名に恥じないような成果があったのではないかと、積極的に評価。
 特に、行革に関連した、定員適正化や人事給与の制度改訂は、予想以上に進捗したと評価。
 もちろんいくつかは、あとで述べますがあまりおもわしくなかった点もある。


(市長に)
平成16年制定の大綱の総合的評価は?例えば100点満点でいえば、何点ぐらいか?

(部長)
 これだけ行政評価、施策評価ということを言っているのだから、
 新大綱策定の前に、それぞれ取り上げた項目についての進捗状況を評価するべきではないか?
 特に「行政経営」有言実行宣言行動計画表など、具体的に期限や、数値目標を定めたものについての自己評価を公表するべきではないか。まとめたものはあるのか。あれば是非公表するべき?

 一方であまり思わしくなく、かつ積極的にすすめるべきだったのが、入札改革と、人事交流。

人事交流については、また別の機会に改めて触れる。

入札改革はやはり不十分。
落札率だけで語りたくはないが、現状の所沢市の落札率をみれば、やはり入札改革が進んでいるとは、他市で入札改革が進んだところと比較しても評価できない。
国も県も、公共調達に関しては、積極的だ。
今日の新聞でも、県の取り組みが紹介されている。
今後に向けて、入札改革の指針も行革大綱の制定を行う、あるいは、入札改革についての目標値を設定するなどが必要ではないか?

行革の一貫として事業仕分けにも取り組むべきでは。
補助金・交付金についても削減方針と目標を掲げるべきではないか?
新行革大綱の運営推進体制は?
前回のような、策定委員会を設けるのか?
それとも、5月24日開催の行政経営委員会で公表されたように、職員が中心となってとりまとめることとなるのか?

今後のスケジュール
議会への報告はいつになるのか?
全て決めてから議会への報告ということか?
行政経営委員会での資料によれば、来年1月ごろを目途にパブリックコメントを予定しているようだが。
12月議会前後にパブコメ以前に、全協などを開くべきでは
それとも、パブコメに議員も意見を寄せろということか?

行革も重要であるが、歳入を増やす話はどこでするのか?
わが、会派では成長戦略として所沢サバイバルプランを提案している。

斉藤市長
41項目中 33項目については目標達成した。そういう点からすると進捗度としては80.5%である。また、効果額は、平成16年度においては約12億円、平成17年度においては、約6億円、平成18年度においては約9億円、3年間トータルで、おおよそ27億円の削減につながった。

西久保総合政策部長
平成18年度までの実施状況については所沢市ホームページに掲載。
「入札制度等の見直し」については、電子入札を一部実施するなど、見直しに向けた取り組みを実施、「人事交流の推進」については、埼玉県、環境省などに職員を派遣するとともに、豊島区と職員相互派遣を実施し、人事交流を行っているところ。
策定体制については、本年度5月より庁内職員による「行政改革大綱検討委員会」を編成し、素案策定に着手。
 新大綱については、本年3月に策定された「中長期財政計画」に示されている数字を根拠とし、財源推計も十分に配慮。
 「行政改革大綱検討委員会」とは別に全職員から、「行政改革大綱策定に関するアンケート」も実施する。
 「所沢市行政経営推進委員会」においても新大綱見直しのポイントとなる視点や枠組み等意見をいただくために、会議を開催。

 今後のスケジュールとしては、10月までに素案。市長ヒアリング、政策会議、市民に対するパブリックコメントを実施。
補助金交付金見直し、入札改革指針制定、事業仕分け、歳入確保等の提案は検討する。
議会へも素案ができた時点で説明を行う。

2007.06議会 一般質問② 新行革大綱制定にむけて

くわけん
 いよいよ、平成16年度制定の新行革大綱が本年度で計画年度が終了。
 この4年間の成果をふりかってみますと、私は、有言実行宣言の名に恥じないような成果があったのではないかと、積極的に評価。
 特に、行革に関連した、定員適正化や人事給与の制度改訂は、予想以上に進捗したと評価。
 もちろんいくつかは、あとで述べますがあまりおもわしくなかった点もある。


(市長に)
平成16年制定の大綱の総合的評価は?例えば100点満点でいえば、何点ぐらいか?

(部長)
 これだけ行政評価、施策評価ということを言っているのだから、
 新大綱策定の前に、それぞれ取り上げた項目についての進捗状況を評価するべきではないか?
 特に「行政経営」有言実行宣言行動計画表など、具体的に期限や、数値目標を定めたものについての自己評価を公表するべきではないか。まとめたものはあるのか。あれば是非公表するべき?

 一方であまり思わしくなく、かつ積極的にすすめるべきだったのが、入札改革と、人事交流。

人事交流については、また別の機会に改めて触れる。

入札改革はやはり不十分。
落札率だけで語りたくはないが、現状の所沢市の落札率をみれば、やはり入札改革が進んでいるとは、他市で入札改革が進んだところと比較しても評価できない。
国も県も、公共調達に関しては、積極的だ。
今日の新聞でも、県の取り組みが紹介されている。
今後に向けて、入札改革の指針も行革大綱の制定を行う、あるいは、入札改革についての目標値を設定するなどが必要ではないか?

行革の一貫として事業仕分けにも取り組むべきでは。
補助金・交付金についても削減方針と目標を掲げるべきではないか?
新行革大綱の運営推進体制は?
前回のような、策定委員会を設けるのか?
それとも、5月24日開催の行政経営委員会で公表されたように、職員が中心となってとりまとめることとなるのか?

今後のスケジュール
議会への報告はいつになるのか?
全て決めてから議会への報告ということか?
行政経営委員会での資料によれば、来年1月ごろを目途にパブリックコメントを予定しているようだが。
12月議会前後にパブコメ以前に、全協などを開くべきでは
それとも、パブコメに議員も意見を寄せろということか?

行革も重要であるが、歳入を増やす話はどこでするのか?
わが、会派では成長戦略として所沢サバイバルプランを提案している。

斉藤市長
41項目中 33項目については目標達成した。そういう点からすると進捗度としては80.5%である。また、効果額は、平成16年度においては約12億円、平成17年度においては、約6億円、平成18年度においては約9億円、3年間トータルで、おおよそ27億円の削減につながった。

西久保総合政策部長
平成18年度までの実施状況については所沢市ホームページに掲載。
「入札制度等の見直し」については、電子入札を一部実施するなど、見直しに向けた取り組みを実施、「人事交流の推進」については、埼玉県、環境省などに職員を派遣するとともに、豊島区と職員相互派遣を実施し、人事交流を行っているところ。
策定体制については、本年度5月より庁内職員による「行政改革大綱検討委員会」を編成し、素案策定に着手。
 新大綱については、本年3月に策定された「中長期財政計画」に示されている数字を根拠とし、財源推計も十分に配慮。
 「行政改革大綱検討委員会」とは別に全職員から、「行政改革大綱策定に関するアンケート」も実施する。
 「所沢市行政経営推進委員会」においても新大綱見直しのポイントとなる視点や枠組み等意見をいただくために、会議を開催。

 今後のスケジュールとしては、10月までに素案。市長ヒアリング、政策会議、市民に対するパブリックコメントを実施。
補助金交付金見直し、入札改革指針制定、事業仕分け、歳入確保等の提案は検討する。
議会へも素案ができた時点で説明を行う。

2007年06月29日

2007.06議会 一般質問① いわゆるモンスターペアレントへの対応

いわゆるモンスターペアレントへの対応


くわけん
先日も、所沢市内のある学校で、保護者が酔っ払って学校に対して難癖をツケに来て対応に苦慮しているというお話を伺った。そういった親に対応している間に、本来子どもに回すべき貴重な時間が無駄になってしまう。

本来であれば、周りの親がたしなめたり、仲介するのが筋であろうが、下手に間に入ると今度は、間に入ったほうが攻撃対象となるため、後難をおそれて、どうしても見て見ぬふりになってしまう。

また、ある校長先生の話だと、生徒が校長に向かって、教育委員会に言うぞ、という発言をするという。その校長先生は、「どうぞいいなさい」といなすそうだ。

こういった、親に限らず学校に対してしつこく理不尽な要求を突きつける親の存在について教育再生会議や、クローズアップ現代、たけしのTVタックル等でも話題になっている。
こういった親を最近は「モンスターペアレント」と呼ぶそうである。

 教育再生会議の第2次報告案では、こうした「モンスターペアレント」への対応で困っている学校を支援するため教育委員会に「学校問題解決支援チーム」(仮称)を新たに設置することを提言している。

 所沢市では、そういった点からすると、「すこやか輝き支援室」がまさに、教育再生会議で提案された、内容そのもので取り組んでいる。改めて、その先進性に驚いた。

 実際に、こういった非常に扱いにくい親に対して対応したケースはどのくらいあるのか。
 また、やはり増加傾向にあるのか、ここ数年の、実績とトレンドはどうか?
 また、警察や弁護士等との連携を行ったケースもあるのか?

 これまでの教育では、対生徒に対する取り組みは充実していると思うが、対親といった観点はあまり充実していなかったのではないか
 最近の教育雑誌や書籍でも、親との付き合いの対応をテーマにしたものが増えている。
民間からの校長として有名な、東京都杉並区、和田中学校の藤原校長も「クレーム、問題処理は校長に」を原則にしていると聞く。

 教育センターでも管理職向けに、モンスターペアレント対応の研修必要ではないか?
原則、難しいケースはすぐに校長や管理職対応、あるいは教育委員会に切り替えるべきではないか?

東京都港区では、この6月から、保護者や住民からのクレームやトラブルへの対応策を助言する専門弁護士を5人配置したという。
 悪質なケースについては法的手段も辞さないという対応を行うべきではないか?


浅野学校教育部長
 すこやか輝き支援室には、学校現場から保護者についての相談も多くなっている。
 その内容も教師への不満、学校への苦情など多岐にわたり、長期化する例も珍しくない。
 警察や弁護士と連携して対応したケースもある。

 (保護者対応力を高める)研修は、管理職を対象に実施したい。

 また、法的手段は組織的な対応も必要で、早急に組織を立ち上げたい。

(2回目)
 くわけん
 本日は、モンスターペアレント問題を取り上げたが、当然ながら、教師としての適格性を欠いた
 教師についても、依然として問題があることを再確認しておく。


 【くわけんより】
 提案は、全て実行しますという力強い回答でした。それだけ、この問題については現場ではご苦労が
 あったのか、という印象を持ちました。

2007.06議会 一般質問を行いました。改めて決意表明です。

一般質問に先立って、改めて、その決意を議場で語らせていただきました。

「いよいよ2期目ということで、子育て感覚を市政に、をテーマに頑張ってまいります。
 また、ここで改めて私の議会に望む姿勢を確認させていただきます。
 私は議会活動において、供給者側の理論、つまり所沢市から仕事をもらっている方々や、商売上の便宜を図ってもらっている方々の立場にたつのではなく、需要者側、消費者側、つまり、所沢市に住民税を払い、所沢市から行政サービスを受けている立場の理論にたって活動をするということです。」

2006年12月27日

2006.12月議会 一般質問① 談合情報と今後の対応

○談合情報の経緯と今後の対応について

 談合情報が寄せられ、談合情報対応マニュアルに沿って、処理が進んでいることと思う。
私も、マニュアルにしたがって財務部長宛てに送付された談合情報調書を資料請求して取り寄せた。

まず、今回の談合情報の具体性について確認したい。
談合情報調書には、黒塗りされているが、落札予定業者と指名業者が記載されていた。
指名業者については、現場説明省略方式のため、ここで明かすことはできないと思うが、
記載されていた、落札予定業者及び指名業者は、所沢市の今回の委託業者と完全に一致するのか。

その後、談合情報対応にそって、下水道部によって、調査がされていると思うが現段階でどこまでの作業が完了しており、その情報は何処に報告されたか。


東部清掃工場解体工事の場合は、談合の事実は確認されなかったが、その後は一般競争入札とされた。今回のケースの場合でも、次回の発注時には、一般競争入札で執行するという理解でよいか

指名委員会は、行政内部の職員のみで占められていることに問題があるといわれている。
所沢市工事請負業者等指名委員会は、行政内部のメンバーのみか、それとも客観性を担保するため外部の関係者が入っているのか。

今後は、指名委員会に外部のメンバーを入れて客観性を持たせる意向をもっているか

石井下水道部長
所沢浄化センターの清掃業務委託の談合情報により、入札を延期し、所沢市下水道部修繕委託業者等選定会が調査をしてきたが不正は見つからなかった。
 調書と指名業者の一致については、今後の入札に差し支えるので、申し上げられない。
一般競争入札の導入は無理があると思う。しかし、今後のことを考えればよく検討しなくてはならない。


渋谷財務部長
 指名委員会は業者を公正迅速に選定し、円滑な事務の運営を図るために設置。委員長が助役で、委員は部長10名である。現時点で外部のメンバーを加えるのは難しいが、他市の状況も調査したい。

(2回目)
今後の入札に影響するので答えられないということだが、業者名も数も明らかにしないので、不都合はないと思われるが、なぜ影響するのかを説明していただきたい。
 また、一般競争入札が絶対いいと主張する気はないが、では、指名競争入札、随意契約のどれになるのか?
 今回は下水道部で、マニュアルを参考に対応したということだが、もし、仮に官製談合だった場合、選定委員会も内部のメンバーだけであれば、調査が成り立つのか?
 談合対応マニュアルにも、この情報の具体性を判断する材料が、情報を寄せた方が、指名業者を知っているかどうかが、判断できる。では、どうやって、今回は具体性を判断したのか?

石井下水道部長

 基本的に延期の状態なので、その入札方法や内容については現在公表できない。なぜ、一般競争入札が難しいかは、業務の特殊性から、具体的な数はいえないが、業者数がかなり少ないということ。

下水道部内の選定会の内規にしたがって外部の人は入っていない。

(3回目)
これから談合情報は増えてくるだろう。悪用される可能性もある。しっかり対応すべきだ。
業務の特殊性ということだが、であれば近隣市の入間、狭山、東村山、清瀬でし尿処理をやっているのか?

石井下水道部長
 近隣では飯能市、狭山市などがあるが、所沢市に登録されている業者が少ないということであり、そういう意味で、少ないと答えさせていただいた。

2006年12月26日

2006.12月議会 一般質問⑦ 市庁舎駐輪場についてその後

前回の質問後に、コーンを設置するなど一定の対応をしていただいた。しかし、その後コーン上の表示板が風で折れるなどしてなかなかうまくいっていない。若干自転車の台数も減ったようには見受けられる。
具体的に前回の質問以降、どのような対応をおこなったか。
今後は、どのような対応をとる予定か?

渋谷財務部長

 本年4月から6月の3ヶ月にわたり調査を実施。その結果を踏まえ、看板の設置、監視強化、撤去の決定、警備回数増、定期的整理によるスペースの確保をおこなってきた。今後も粘り強く行いたい。

2006.12月議会 一般質問⑥ 選挙開票作業の効率化とコスト削減について


前三重県知事北川正恭氏が所長を務める早稲田大学マニュフェスト研究所では、マニュフェスト運動とともに、来春の統一地方選挙に向けて、開票作業のスピードアップを提唱。

公職選挙法第6条2項には、市町村の選挙管理委員会は選挙の結果を速やかに知らせるように務めねばならない。

当然、人件費も削減できる。

実際、早稲田大学マニュフェスト研究所の提唱により、本年11月に行われた福島県知事選挙の開票で相馬市は、これまで、東京都府中市のもっていた33分を5分以上更新し、前回の61分から、25分33秒で開票事務を終了したという。相馬氏とは人口規模が一桁違うので一概に比較はできないが、少なくとも、やり方によって、前回の半分になるというのは、やはり見習うべきではないか。

関係者にお聞きすると、所沢市も随分と短縮化のための工夫をされているとは聞いている。

前回の市議会議員補欠選挙及び統一地方選挙で、開票作業が終了したのは何時か

少なくとも、日をまたがずに、できれば11時を目途に開票作業を終了することを目標に、開票作業の効率化を図るべきではないか。
そのためにどんな工夫が可能と考えられるか

関口選挙管理委員会委員長

 平成16年4月11日補欠選挙 午後11時20分に終了。平成15年4月27日実施の統一地方選挙では、午前0時38分に終了。

工夫としては、開票の各責任者と事前の打ち合わせ会議を実施し、入念に打ち合わせ。
開票立会人にも敏速性について理解を求める。原則として、投票事務に従事していない職員を開票事務に当てている。結果がつくまで、一気に開票作業を行う。大分類と個々の分類にわけて行うようにしている。さらに、開票作業のレイアウト等行っている。今度の選挙では間に合わないが、文字読み取り仕分け機械の導入も検討している。

2006.12月議会 一般質問⑤ 災害時ボランティア制度の創設について

災害時ボランティア制度の創設について

東京消防庁では、災害時支援ボランティア制度がある。
この制度は「震度6弱」以上の地震が発生した場合、自発的に登録した消防署などに集まり応急救護や消火活動、救助活動を行うボランティアを募集するものです。
平常時には、定期的な訓練などを行います。

登録要件としては、応急救護に関する知識をもっている、過去に消防職員、消防団員などとして1年以上の経験を有する、復旧活動当に必要となる、消防設備士や危険物取り扱い者の資格を有するなどとなっている。

私の住んでいる新所沢地区は、担当である第一分団の消防団の加入者がいない。
しかし、新所沢地区には、企業で自営消防隊に加入して一定の訓練を積んだ方々がいると思われる。
そうした方々に災害時支援ボランティアとして登録していただいてはどうか。
丁度、中央消防署は、けやき台に立地しており、新所沢地区に隣接している。
いきなり消防団というのはハードルは高いが、まずはボランティアとして登録していただきそのなかからさらに消防団への加入をお誘いする、あるいは、あらたに新所沢地区に自営消防隊もしくは消防団を創設するということも可能ではないだろうか?
中央消防署を対象に災害時ボランティア制度を創設する予定はないのか?

北田消防長

大規模災害時には、多くの活動要員が必要であるし、研究、検討していきたい。

2006.12月議会 一般質問④ 包括支援センター代表者会議の公開を

地域包括支援センター代表者会議の公開について

 地域包括支援センターの設置法人代表者会議が28日午後、全員協議会室で開催された。
丁度通りかかったので傍聴しようと思ったが都合がつかず、傍聴しなかった。
 別の議員が傍聴を希望したところ非公開ということで断られたとのことであった。
 12月1日付けの地域ローカル誌に記事がでていたので、あれっと思った。
 取材が可能ということであるなら、公開してもよいのではないか。
 なぜ公開しないのか。会議は原則公開ではないのか?

 ■非公開だとしても会議開催のお知らせは必要ではないか
 ■また、会議開催にあたっては、所沢市の会議の公開に関する指針に基づく検討を行ったのか。
 ■その上でどういう理由で、公開しなかったここで明らかにしていただきたい。

小野保健福祉部長
非公開であっても、所沢市情報公開条例、会議の公開に関する指針には抵触しない。しかし、市民の皆様の地域包括支援センターに対する関心も高いことから、今後は出席者に諮ったうえで、支障の無い限り公開に務めていきたい。

2006.12月議会 一般質問③ すこやか輝き支援室に心理士増員を

いじめ対応について
 
健やか輝き支援室への心理士増員が必要ではないのか

 浅野学校教育部長

 ますます心理士など専門家の活躍が望まれるので、スタッフの増員も含めて総合的に検討していきたい。

2006.12月議会 一般質問② 公益通報者保護体制と談合情報について

○公益通報保護体制について

 談合や贈収賄防止のためには、公益通報制度が有効であるとの声が多い。
 公益通報については、水村議員が基本的な質問をされた。
 私は、公益通報者保護法と、談合情報対応マニュアルとの関係を中心に質問する。

 談合情報は、別の側面から見れば公益通報とも言えるのではないか。公益通報者保護法における「通報対象事実」として、公益通報者保護法第二条3項の1で「公正な競争の確保」があげられている・
 今回の談合情報は、公益通報であるとも考えてよいか?
 今回は匿名であったということであるが、談合情報を寄せた方は、公益通報者保護法の保護対象となると考えるが見解は?

 特に、情報の調査については、取り扱い要領ではその手順が定められていないが、談合情報については詳細に定められている。この点に関していえば、談合情報対応マニュアルは優れているといえる。

 一方、談合情報対応マニュアルは法律の裏づけがないが、公益通報者保護制度は、公益通報者保護法の裏づけがある。

 公益通報者保護法ができたことによって、談合情報マニュアルは、公益通報者保護法が根拠法なる、つまり、談合情報マニュアルは、公益通報者保護法の運用規則的なものと考えられる。特に、マニュアルの4.信憑性の判断、5.事情聴取は、公益通報者保護法第十条、(行政機関が取りべき措置)で規定された行政機関がとるべき措置に該当するのではないか?

 内部通報に関しては案件処理委員会が設置されることになっているが、外部からの通報を処理する委員会要綱を制定する予定はあるか

 匿名情報は、内部情報として、それとも外部情報として処理するのか?

渋谷財務部長
 今回の談合情報が公益通報者保護法の対象となるのかについては、情報が匿名なため、法でいる公益通報には当たらないと思う。保護対象が匿名の場合、本人が特定されないため実名であることが対象と考えている、通法時匿名であってもその後実名がわかり不利益な扱いを受けた場合は保護の対象となる。よって、公益通報者保護法十条の対象とはならない。

西久保総合政策部長
外部からの通報に対応する委員会の要綱を制定する件は、現在のところ近隣市などでも未設置であり、今後の動向を注視したい。


(2回目)
 匿名性して公益通報には該当しないという見解ということであるが、内閣府の公益通報保護制度のQ&Aでも、匿名情報でも公益通報と扱うとなっている。
 匿名者であった瞬間から公益通報者保護法から排除されるということはないと理解している。今回のお答えは内閣府に照会されてのお答えなのか?

西久保総合政策部長

 総務省には確認していないが、保護の対象にあたるかどうかということで答えている。匿名であっても具体的な形でわかれば当然その対象になるということで答えたので、これについては確認したい。

(3回目)
匿名だから関係ないということではなく、通報対象事実に該当すれば対応すると考えられないか?

西久保総合政策部長
 匿名情報が全然関係ないとは思っていない。通報そのものは、適切に対応すべくやっていく。

2006年09月29日

2006.09月議会 一般質問⑦ 全教集会開催に向けて危機管理課はどう動いたか?

くわけん
全教集会が開催された。今回のケースも市にとってはいわゆる危機管理の対象であると考える。今回の全教集会開催にあたっては、危機管理課はどのような役割を果たしたのか?

竹内総合政策部危機管理担当理事

災害時における緊急連絡網を活用して、関係機関との対応強化を図るとともに、消防本部と連携して、16日、17日交通規制に伴う規制区域内での火災、事故等、通常の消防活動や救急活動に支障が生じることのないよう配慮し、会場周辺の不測の事態に対処するため、救急隊、消防隊を庁舎西側に配備。埼玉県防災航空センターに防災ヘリの出動を要請して、上空からの映像を対策本部に送り、会場やその周辺地域、道路状況などをモニターで確認するなどの対応を図った。

2006.09月議会 一般質問⑥ ふじみ野市プール事故を受けて再委託のチェック体制


くわけん
指定管理者については、原則として再委託は禁止されている。しかし、今回のプール事故の管理にあたっては、委託事業であったが、再委託が行われていたことが、無責任な管理体制を招いた原因ともされている。
こうした事故が所沢で起こらないようにすることが、犠牲になられた所沢市民であった児童及びご遺族への最低限の礼儀であると思う。

まず、今回、問題を起こした太陽管財、京明プランニングは、所沢市の競争入札参加資格申請を行い、現時点で登録されているのか?
(知っている範囲で、この2社が所沢市の業務を受注したことがあるか?)

今回の事件を受けて、所沢市では、特に生命に危害が及ぶような事業を委託している委託業者及び指定管理者について、契約に基づかない再委託が行われていないかチェックを行ったのか?

また、委託については再委託が行われないようにどのような契約上の措置をとっているのか?

渋谷財務部長

問題を起こした太陽管財と京明プランニングの2社はいずれも、現在所沢市の入札参加資格者名簿に登載されている。


西久保総合政策部長
北野市民プールについては、契約上も再委託は禁止されており、実際再委託の事実はなかった。委託期間中には、週1回から2回、職員が現地に赴いて確認している。再委託のチェックについては、全庁的な形では行っていない。
再委託が行われないための措置であるが、所沢市委託事務事業の執行に関する要綱、委託契約事務の手引きに基づいて、全庁的に委託契約を実施。再委託が行われないための措置として、手引きに基本的な委託契約書の様式に再委託禁止条項を取り入れている。この条項では、違反行為があれば契約解除できる内容となっている。

(2回目)
くわけん
 問題を起こした2業者については、競争入札参加資格を剥奪するべきではないか?
そのようなことが制度として可能なのか?可能でないとするなら、制度そのものを見直すべきでないか?

 また、委託については、モデル契約書で再委託禁止条項があることがわかったが、要綱には明示されていない。再委託が全て悪いとはいわないが、やはり、原則再委託禁止ということを、要綱には明記し、その上で再委託についての報告義務を徹底するべきではないか?つまり、要綱をもう一度見直すべきと考えるがいかがか?

渋谷財務部長
入札参加資格者要綱の申請要件を欠くことになった場合は、入札参加資格を抹消できるが、現状では該当しない状況。いろいろな問題を起こした場合、指名停止等の措置要領等などで対応している状況。

西久保総合政策部長
要綱に再委託の禁止を明確にすることは、今後検討していきたい。

2006.09月議会 一般質問⑤ 乳幼児医療費窓口払い簡略化と公的個人認証活用


くわけん
現在、乳幼児医療費受給資格登録申請は公的個人認証で行えるメニューに入っていると思うがそういう認識でよいか?
また、乳幼児医療費請求にあたっては、登録済みの場合は、公的個人認証は必要なく、電子申請だけで行えるという理解でよいか?
また、それぞれのサービスを実際に利用した人はあるのか?実績をそれぞれ教えて欲しい。
実際に、利用した場合、領収書の提出方法はどうなるのか?
例えば、領収書については郵送でOKとした場合、振込みは、以後は一回口座を開けば、公的個人認証を利用すれば、窓口に来なくてよいということでよいのか?

市としては、乳幼児医療費受給資格登録申請に当たって、電子申請が利用できることを広報しているのか?どのような広報を行っているのか?
 もっと電子申請を使ってもらえるような方策をとるべきと考えるがいかがか?

小野保険福祉部長

乳幼児医療費助成制度は、受給資格登録申請と医療費支給申請が電子申請で可能。
受給資格登録申請については、公的個人認証の必要があるが、医療費支給申請については電子申請だけで行える。
これまでの利用者については、これまで医療費支給申請については、27件の申請があった。
受給資格登録が済んでいれば、医療費領収書を、郵送または持参により提出してもらえば手続きは完了する。
電子申請の広報については、所沢市のホームページで案内しているが、今後は、窓口に申請に来た市民に知らせるなど、制度の周知に努めていきたい。

(2回目)
くわけん
 わざわざ市役所に来なくても、申請ができるという便利な制度でありながら、利用がそれほど伸びていないのは、広報を積極的に行っていないか、手続きが煩雑だからではないか?例えば、領収書は郵送で送付するということであるが、ファックスではだめなのか?
 保健センターで母子手帳を取得する際、あるいは、母親教室などで、制度の紹介とともに、公的個人認証を使えば、登録利用ができることを知らせる。登録申請に来た住民の方に制度をお伝えする。あるいは、支給申請の際に領収書を送付する宛名があらかじめ印刷された封筒をお渡しするなどの工夫を行ってはどうか?


小野保健福祉部長
広報不足であることは否めない。しかし、乳幼児医療費申請は、各出張所、所沢駅、狭山ヶ丘駅のサービスコーナーでも手続きが可能なので、そういったことも利用が少ない理由かもしれない。
 領収書については正確性を期するため原本の提出が必要なため、ファックスではだめ。
母親学級や母子手帳の交付時の際に広報すること、返信用封筒を渡すなど、利用が高まるように検討していきたい。

2006.09月議会 一般質問④ 緑町マンション建築確認のその後の対応

(1回目)
 6月議会以降、その後は業者に対してどのような指導を行い、その結果はどうなったか?
 また、民間の建築確認機関から送られてくる、建築計画概要書に、構造計算をおこなった業者についても記載するよう指導するべきではないか?

中澤まちづくり計画部長

事業者からは、構造設計士を変更して、新たな構造計算を行い、設計変更を申請するとのことで、現在その手続き中であると報告があった。市としても、今後住民の方々に十分説明し、不安を払拭するよう、引き続き指導してまいりたいと考えている。

(2回目)
 構造計算を行った業者名が今後は記載されるということで、一歩前進だと思う。しかし、さらに建築物の安全性確保を求めるなら、構造計算を行ったプログラム名と最終的な結果を添付させるべきではないか?
 また、やはり、書類のやり取りでは実際の建築偽装は見極めにくい。現在行われている中間検査の項目として、中規模以上の建築物については、ある程度骨組みが完成した時点で、建築指導課が必ず目視で検査・確認するように改めてはどうか?また、やはり、一定階以上の中規模な建築物の中間検査については、所沢市では民間ではなく、全て所沢市建築指導課が行うこととしてはどうか?

中澤まちづくり計画部長
使用プログラム名と構造計算結果についての書類添付は、本年6月の建築基準法の改正により、構造計算の適合性を判定する新たな機関を知事が指定して、一定規模以上の建物についてこの指定機関による適合性の判定を受けた後、確認済証が交付される。今後政令等で、書類等の添付についても併せて検討されることになるものと思われる。
市としても、構造計算結果を添付することについて、特定行政庁連絡会議に諮っていきたい。中間検査を市が実施するのは、これも法改正の中で、審査及び検査等が政令で強化されることになるので、その動向を見定めて対応していきたい。

(3回目)緑町の物件については、新しい構造計算を行った業者に対しても、呼んで話を聞くべきではないか。
中澤まちづくり計画部長
ご指摘のように指導したい。

2006.09月議会 一般質問③特別支援教育移行へ向けての所沢市の基本姿勢


特別支援教育移行に向けての所沢市の基本姿勢についてでございます。

2006年6月学校教育法が一部改正されました。そして、2007年4月より、従来の障害児に加えて、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)・高機能自閉症などの子どもたちにも十分な配慮と支援を行うという事が法律で決めれました。都道府県及び政令指定都市では、それを受けて特別支援教育基本計画を現在策定中でございます。

所沢市では他市に先駆けて専門家チームによる支援を開始したわけですが、現時点での進捗状況と成果について教えて下さい。
そして、所沢市の場合は県の基本計画に基づいて支援計画を作成するという事でありますが、33万9千人の都市でありますので、私は所沢市でも特別支援教育についての公式の計画を定めるべきではないかと思いますが、これについてもご見解をお願い致します。

また、学校教育法施行規則第73条21第1項で、これまでは通級の対象外であったLD・ADHDの児童・生徒が正式に通級の対象となりました。以前は軽度発達障害の子どもが、通級、情緒学級に行くという事は施行規則上は認められていませんでしたが、今回正式に位置づけられました。所沢市としては通級に関してこれからどういった取り組みを進めていくおつもりなのかお聞かせ下さい。

             *

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浅野学校教育部長
特別支援教育移行に向けての所沢市の基本姿勢についてお答え致します。

まず、本年度からスタート致しました本市の特別支援教育専門家チーム委員会の進捗状況でございますが、市内を4つのブロックに分けまして年間10回の開催を予定しております。去る8月24日に第4回の幼稚園・保育園ブロックまで終了しており、今月の25日の開催におきまして市内全域を一巡するところでございます。

専門家チーム委員会では、各ブロックにおきまして、心理や発達の専門家による巡回相談を事前に行い、専門医による判断や諸検査の分析もあり、各委員より活発な協議が行われております。その結果は専門家チーム委員会の判断と意見として書面にまとめ、専門家チーム委員が学校に出向きまして関係教職員に伝えるだけでなく、保護者にも具体的な支援の方法や医療機関との連携について助言を行っているところでございます。

これまでの活動における成果でございますけれども、
一つ目は、小児神経科の医師や心理・発達を専門とする大学関係者など有識者によるアドバイスを受けることで、幼児・児童・生徒の実態を正しく把握し、その障害の特徴を踏まえた支援の方法を具体的に協議することができているということでございます。

二つ目は、学校関係の専門家チーム委員を中心に教室環境の改善方法や活動場面に応じた対応策を具体的に検討いたしまして、その児童・生徒だけでなく学級全体への取り組みを示唆することができているところでございます。

三つ目は、これらの取り組みを終始、各小中学校の特別支援教育コーディネーターが参観いたしまして、個に応じた教育的支援について話し合う方法や現実的な対応策について研修を行うことができているということでございます。
参加したコーディネーターからは、自校の持つケースと重なることが多く、次々出される支援の具体的な方法が大変参考になった、校内での話し合いの流れや方法が分かってきましたという感想が寄せられております。

これらの成果におきましては、8月28日市立教育センター主催の特別支援教育研修会において発表されただけでなく、埼玉県の特別支援教育コーディネーター研修会においても発表してきたところでございます。


次に、所沢市における特別支援教育の方針についてでございますが、本年度スタートいたしました特別支援教育専門家チーム委員会を通して、本市の幼児・児童・生徒の状況を把握し、課題を整理してその方向性を定めていきたいという風に考えております。

また、本年度より、LD・ADHDの児童・生徒については通級による指導の対象となりました。教育委員会としましては、発達障害・情緒障害通級指導教室につきましても、支援のひとつとしてニーズを踏まえながら前向きに検討していきたいと考えております。

今後も、LD・ADHD等を含めて障害のある幼児・児童・生徒の自立や社会参加に向け、特別支援教育専門家チーム委員会を中心に、健やか輝き支援室や教育センターの教育相談室等とも連携をしながら取り組みを更に広げ、特別支援教育の更なる充実を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。


    *************

2006.09月議会 一般質問② 障碍者就労支援センターでの軽度発達障害者への対応

くわけん
所沢市が市の一般財源から、平成18年度2145万円の資金を提供し、所沢市社会福祉協議会が実施している障害者の就労を支援する、ところざわ就労支援センターであるが、いわゆる軽度発達障害者に対しては、相談には応じるが、それ以外のジョブコーチなどの支援等が現状では受けられない状況があることが、直接訪問した方、及び埼玉親の会「麦」が調査したレポートなどで報告されている。
 基本的には手帳がないと相談以外の支援が受けられないというルールで運用しているがそういう理解でよいか?またそういったルールを設けた理由は何か?

小野保健福祉部長
障害者就労支援センターでの軽度発達障害者への対応についてのご質問でございますが、所沢就労支援センターにつきましては、平成10年4月に設置し、運営を所沢市社会福祉協議会に委託しております。

就労支援センターの目的は、障害を持つ方の一般就労を促進するために必要な支援を行い、地域で社会的自立を図ることを目的とするものでございます。そのため。就業や生活の相談、職場や職域の開拓、就業にスムーズに移行するためのジョブコーチ等の支援を行っているところでございます。

お尋ねの、障害者手帳が無いと支援が受けられないというルールで運用しているのかとのことでございますが、現在の支援センターでの就労支援の対象者につきましては、利用者の増加に伴いまして、対象者の拡大を図ることが難しいため、障害者雇用率の算定対象となります身体・知的・精神の障害者手帳所持者に限らせていただいているところでございます。

(2回目)
くわけん
 ルールの制定理由はよくわかった。では、地域障害者職業センターの職業評価で「職業生活に相当の制限を受け、または職業生活を営むことが著しく困難な者」と認定された場合は、手帳がなくても、障害者雇用率に算定される。そういった評価を受けた場合は、支援を受けられる対象となると理解してよいのか?
また、今後は、人員を増員するなどして、いわゆる軽度発達障害者の就労支援を行うべきと考えるが如何か?

小野保健福祉部長
お答え申し上げます。はじめに軽度発達障害者の就労支援に関わるご質問の中で、法定雇用率の算定対象になる障害者の範囲ということでのご質問かと思います。

原則的には先ほど申し上げましたように、身体障害者・知的障害者・精神障害者の方々のそれぞれの手帳をお持ちの方が原則でございますけれども、ただし、議員も述べられましたように、知的障害者の方々につきましては、埼玉県障害者職業センターで知的障害者という判定をされた場合、あるいはまた、精神障害者の方につきましても、主治医の意見書によりまして障害者と認定された場合におきましては、いずれも雇用率の算定対象となるものでございます。

ただし、当センターにおきましては支援対象を拡大することが現状では難しい状況がございますので、現在のところ手帳所持者に限定させていただいておりますけれども、今後におきましては就労支援センターの支援体制につきまして少し充実してまいってですね、軽度発達障害者のことも含めまして内容の充実を図っていきたいと考えております。

この4月に障害者自立支援法ができまして、この中で都道府県の地域生活支援事業と言うものが始まるわけですけれども、その中でも発達障害者支援センター事業というものが今度始まります。そういったものも当面のところではご利用いただくものひとつかと思いますし、また県の発達障害者支援センターですとか、あるいは地域障害者職業センター、ハローワーク等々の関係機関とも十分連携を図りながら、現在のところ出来る限りの支援はしてまいりたいと考えております。

2006.09月議会 一般質問① 子供の安全・安心を確保するための施策の一貫性

 子供たちの安全・安心を確保するための施策が進んでいるのは結構なこと
 だが、地域では、同じような組織が重複していて、困惑している。例えば、北小学区には、青少年を守る会、向陽中学校区及び北小学校区「安全・安心な学校と地域づくり推進支部」と、それにPTAと子供たちの安全安心にかかわる団体が4つある。
 そうした組織同士が連携して取り組めばよいという考え方もあるが、実際には、団体によって、対象とする地域が異なっているためそう簡単ではない。
 それぞれの団体は熱心に活動していただいていることは頭が下がるが、もっと総合的に取り組むことによってさらなる力を結集できるのではないかと考える。
 また、安全・安心を確保する方法論も様々あり、これも混乱に拍車をかけている。
2004年11月に起こった、奈良県の女児連れ去り殺害事件では、被害児童がいた小学校では安全マップを作っていた。であるにもかかわらず被害が防げなかったといわれている。

 同じ、安全マップでも、犯罪社会学者で、地域安全マップ作成の専門家である小宮信夫立正大学助教授によれば、犯罪機会論と犯罪原因論どちらで捉えるかによって作り方に違いがでてくるそうだ。
犯罪機会論とは、犯罪者の人格ではなく、犯罪を起こしにくい状況を生み出すことに重点を置いている。犯罪機会論への転換によって、欧米諸国では犯罪増加に歯止めがかかっているとのことである。
 私は、犯罪機会論に基づいた地域安全マップが有効であると考える。
 
 先日の議案質疑でも取り上げた教育委員会の「子供あんしん登下校推進事業」も犯罪機会論に基づくマップづくりを行うとしている。
 大変歓迎すべきことである。
 しかし、来年度に向けては、もっと一貫性のある取り組みを所沢市主導で行うべきと考える。全ての学区で、例えば、所沢市の全ての学年、全ての通学区域の地域安全マップづくりに参加してはどうか。マップづくりは、マップを作成するプロセスに意味があるからだ。マップづくりにあたっては、先生方に任せる、地域に任せるということではなく、犯罪機会論に習熟した専門家あるいはコンサルタントが入ってマップを作成することが重要であると考える。
 実施主体については、「安全・安心な学校と地域づくり推進支部」が中心になる、あるいは青少年を守る会が中心になる、どちらにするかは地域の選択とし、いずれにしても、全地域で一斉にマップづくりを行うことが重要と考えるが如何か?
 この問題は、教育委員会と市長部局にまたがる問題であるため、市長にご見解を伺いたい。
市長、児童生徒の安全安心対策については、部門の枠を超えて、一貫して実施する体制を組み、予算も別枠で確保すべきと考えるがいかがか?
学校教育部長、市民経済部長それぞれ、「青少年を守る会」と「安全・安心な学校と地域づくり推進支部」の連携は充分と考えるか?今後はどのように連携を図っていくのか?

斉藤市長 関係団体の連携を墓地、犯罪を起こさせにくい環境をつくることで安全安心なまちづくりが図れると考えている。それらを統一していくような形については、予算措置も含めて担当に充分研究するよう指示していきたい。

斉藤市民経済部長 青少年を守る会と安全・安心な学校と地域づくり推進支部については、それぞれ設置の経緯、選出母体、地区や学区の違いなどがあるが、連携は重要なので、一層進められるよう研究していきたい。

浅野学校教育部長 
本年度は、犯罪機会論に基づいて、子供の危機回避能力を育成するために地域安全マップ作成に小学校全校で取り組む。
市全域をカバーする地域安全マップの作成については、本年度の小学校での取り組みの成果や課題を十分に検証し、専門家等と連携した取り組み等についても研究しながら、連携改善に向け取り組んでいく。

2006年07月04日

2006.06月議会 一般質問⑤ 発達障害者支援法成立後の所沢市の対応について

くわけん
発達障害者支援法施行後の所沢市の対応を質問させていただきます。平成17年4月1日に発達障害者支援法が施行されました。そして、1年2ヶ月が経過しました。

軽度発達障害についての施策は非常に充実してきている印象を持っております。「よつばくらぶ」という軽度発達障害の子を持つ親の会がありまして、この会の方と先程お話したところ、学校現場の軽度発達障害への理解は随分進んできているということでした。私が平成17年9月議会で質問させていただきました軽度発達障害者対応の専門家チームも、この5月に発足したと聞いております。ただ、中学校の先生の理解というのはなかなか難しいということです。そして、一番理解が低いのは実は管理職です。

そこで、小学校・中学校・幼稚園の軽度発達障害についての研修の、延べ参加人数と全体の職員数、割合を教えて下さい。

もうひとつ、文部科学省が5月22日に生徒指導のあり方について、生徒指導の厳格化、問題行動を起こした児童生徒の出席停止を促す調査研究報告書を出しました。管理職の理解が浅いと軽度発達障害の子どもが排除されてしまうのではないかという懸念があります。管理職の関心が低いというのも心配ですので、軽度発達障害についての管理職への研修の実施状況を教えて下さい。

そして、教育部門の軽度発達障害についての施策はある程度進んでいる訳でございますが、福祉部門の対応というのがあまり見えてきません。法施行後どのような対応をしてきたのか教えて下さい。

また、療育手帳を持っていなくても18歳未満の場合、医師の診断があれば基本的に状況に応じて障害者福祉サービスを使えると聞いていますがそうした理解でよろしいでしょうか? 

さらに、教育委員会の専門家チームには専門のお医者さんが2名いるということですので、この専門家チームと福祉も連携を図って、総合的に施策を進めるべきだと考えますが、いかがお考えでしょうか?


浅野学校教育部長
桑畠議員の軽度発達障害に関わる研修についてのご質問にお答えいたします。

所沢市では、各幼稚園・保育園・小中学校の通常学級に在籍するLD,ADHD,高機能自閉症等の軽度発達障害のある幼児・児童・生徒への教育的な指導や支援のあり方に関して悩みを持つ教職員が、学校から教育センターや健やか輝き支援室、就学支援委員会に相談してくるケースが増えてきております。そこで教育委員会といたしましても、県の特別支援教育の施策に先駆けまして、平成16年度より教育センターや学校教育課が主催して、一線で活躍している専門家を招き、各校の特別支援教育コーディネーターを中心とした研修会を進めてまいりました。

平成17年度に教育委員会が主催いたしました軽度発達障害関係の研修に参加した教職員数は、管理職を含め、市立小学校全教職員823人中延べ616名で参加率74.8%。市立中学校全教職員429人中延べ169名参加率39.4%。市立幼稚園全教職員11人中9名参加率81.8%であります。特別支援教育に対しての教職員一人一人の理解が高められてきているところでございます。

その結果、各校では特別支援教育コーディネーターを中心に校内委員会を定期的に開催する中で、通常学級に在籍する軽度発達障害等のある児童生徒一人一人のニーズに応じた教育的支援が行われているところでございます。

また、中学校におきましては、さわやか相談員、スクールカウンセラー、ボランティア相談員等を配置しており、専門性を生かした相談員達が、軽度発達障害等のある生徒達へのより望ましい成長と自己実現への支援を行えるよう、組織的に取り組んでいるところでもございます。

続きまして管理職への研修についてのご質問でございますけども、小学校では例えば軽度発達障害についての事例に対しまして、巡回相談の中で大学の特別支援教育の専門の先生方から、管理職同席のもと、児童への指導・支援等について具体的な助言をいただきながら、個別の指導計画を作成しているところでございます。また、中学校においても軽度発達障害等に関するケースに対しまして、管理職を中心として小学校との連携を図りながらの組織的な対応や支援に関して研修をしてまいりました。

今後も、管理職をはじめ教職員が軽度発達障害等に対して更に理解が深められるよう、学校としての子どもの実態把握、児童・生徒一人一人の障害に応じた指導や支援、学校の組織的な対応等について研修を推進していく予定でございます。以上でございます。


小野保健福祉部長
桑畠議員の発達障害者支援法成立後の所沢市の対応についてのご質問にお答えいたします。

まず1点目の発達障害者支援法施行後どのような取り組みをしてきたかについてでございますが、当市におきましては法施行以前より1歳6ヶ月児と3歳児健康診断の機会をとらえ、障害の早期発見に努め、継続的な相談支援を実施しているところでございますが、法施行後におきましては障害の早期発見と保護者からの様々な相談に対応できますよう相談体制を見直し、充実を図っているところでございます。
また今年度におきましては、公立・民間の保育士をはじめ保育園関係職員214名の参加をえまして「発達が気になる子どもへの保育支援」と題して研修を実施したところでございます。

次に2点目の18歳未満の場合は手帳を所持していなくも医師の診断があれば基本的に状況に応じて障害福祉サービスを使えるかどうかという質問でございますが、児童福祉法では障害児の定義がありませんことから市町村がこれを認定することになっており、手帳を持っていない場合につきましては医師の診断書により障害があることが認められた場合は障害福祉サービスを利用することが可能となっております。

3点目の教育委員会の専門家チームと福祉が連携を図って総合的に施策を進めるべきではということですが、教育委員会の特別支援教育専門家チームの取り組みにつきましては今年度より開始された事業でございますことから、連携のあり方につきましては今後教育委員会とご協力いただけるかどうか話し合いをしてまいりたいと考えます。以上でございます。


くわけん
結局、管理職への研修は、軽度発達障害の研修という名目ではしないというニュアンスで取ったらいいのか、もう一度確認させて下さい。


浅野学校教育部長
管理職の研修は今後どうするのかというお尋ねでございますけれども、本年所沢市特別支援教育専門家チーム委員会が発足してスタートしたところでざいます。教育委員会といたしましても大変大きな期待をしているところでございます。そういう意味で今月もうすでに学校には通知してございますけれども、管理職を中心といたしました研修会を開催する予定でございます。

2006.06月議会 一般質問④ 民法改正と、特定非営利活動法人への税制優遇措置

くわけん
 所沢市では、総合計画後期基本計画においても、今後5年間に重点的に取り組む事業として、いわゆるNPO活動支援を掲げている。

 また、同計画書において、5年後の目標として、市内のNPO法人数を現状の20法人から平成22年までに50法人に増やすことを掲げている。
また、県のNPO活動支援マニュアルにも、ほとんどの市町村で税法上の収益事業を行わない場合はすべての都道府県と大半の市町村において免税としている、と書かれている。

 実際に、年間予算が10万程度の団体にとって、県税2万円、市税5万円合計7万円の法人住民税負担は重い。せっかくすばらしい活動を地域で行っていて、ぜひともNPO法人格を取得するべき団体が、この法人住民税の壁で、法人化を躊躇しているというのではないか。

 そこで、所沢市の住民税の減免条件をみてみるときわめてあいまいな定義しかされておらず、減免されるのかされないのかわからない。
そこで、質問であるが、

くわけん
 Q1 所沢市税条例第34条 5項を実際に申請しかつ減免を受けているNPOはいくつあるのか。また、どのような基準で審査しているのか?

渋谷財務部長
 A1 平成17年度で、14法人。法人税法上で公共法人及び公益法人として扱われている法人等で、具体的には認可地縁団体やNPO法人などで、収益事業を行っていないものを対象としている。

くわけん
 Q2 また、所沢市内のNPOもしくはNPO成立を考えている団体に対して、法人税減免について誰がどのような告知をおこなっているのか?
渋谷財務部長
 A2 所沢市に届出のあるNPO法人に対して、法人市民税の減免についての案内文書を送付している。

(2回目)

くわけん
Q3 財政法定主義の観点から言っても、審査基準を明示するべき、もしくは、民法の改正にあわせて、この減免条項は全面的に見直し、NPO法人と明記するべきではないか?
渋谷財務部長
A3 改正に合わせて条例の各号の規定について見直しすることになるが、併せて検討してまいります。


また、現在、介護保険事業を行っているNPOは、たとえ赤字であっても、該当する介護保険事業を行っている場合には、法人住民税を払わされている。特に訪問介護を行っている事業者は、利益率も低く、まさに介護という公益を担っている。

くわけん
Q4 我孫子市のように、収益事業を行っていても、利益の出ていない事業者の法人住民税は減免するべきと考えるがいかがか?
渋谷財務部長
A4 当市としては収益事業を実施している法人等について、負担公平の観点から減免とすることは考えていない。

2006.06月議会 一般質問③ 鶴ヶ島市のマンション建築偽装発覚をうけて

くわけん
千葉県と埼玉県鶴ヶ島でアパマンション株式会社が施主、西松建設が工事を担当するマンションの構造計算に疑義があることが明らかとなり、鶴ヶ島では特定行政庁となる埼玉県飯能県土整備事務所の指示で、一時工事が中断された。

6月1日付けの朝日新聞夕刊の記事によれば「この構造計算を担当した富山市の1級建築士は、朝日新聞の取材に対し、埼玉県のマンションで構造計算データの一部を差し替えたことを認めた」という。

その後、6月7日に行われた国会審議で、鶴ヶ島の1件も施主つまりアパマンション株式会社が建築確認申請を早く下ろすように急がせたことから、未完の状態で、建築確認申請をおこなったと、構造計算を担当した田村水落設計事務所は、埼玉県飯能県土整備事務所の聴取に対して答えている。

さて、ご承知の通り、ここ所沢市でも新所沢においてアパマンション株式会社が施主となるマンション建設計画が進んでいるのは、昨年9月議会でもこのマンションについての請願があがってきたので多くの方がご承知かと思う。

 やはり、同じ施主そして鶴ヶ島と同じ西松建設が施行ということで、新所沢のAPAのマンションも心配になって調べたところ、APAガーデン新所沢緑町の構造設計も、今回構造設計を偽装した、富山市の一級建築事務所「田村水落設計事務所」が担当したことが確認できた。

 そもそも、当初の計画では、APAガーデン新所沢緑町は、請願の採択を受けて、本年2月に工事着手という日程で進んでいたが、なかなか工事が開始されないため、なぜかと周辺の住民が聞いたところ、建築偽装の問題で遅れているということでAPAの担当者から話があった。


 本年の5月の下旬には、同じ周辺の住民の方が、構造設計は鶴ヶ島と同じ建築事務所に依頼していたので、今回は別の設計事務所に出している。それが完成するのが5月の末、とAPAの担当者から説明を受けたそうです。
 その際に、そのことを聞いた周辺住民の方は、何を言っているかよく意味がわからなかった。ところが、6月1日の朝日新聞夕刊を見て、やっとその意味が理解できたという。

くわけん
 Q1 そこで、質問であるが、所沢市としても、APAガーデン新所沢緑町の構造設計を担当した建築士事務所が田村水落設計であると、確認できているか?

中澤まちづくり計画部長
 A1 市では、今月の7日に建築基準法の規定に基づき文書にて、建築主等に対して構造設計を担当した者の建築士資格および住所氏名について照会をし、確認した。 

くわけん
 Q2 所沢市は、国土交通省もしくは県からこの件について連絡を受けていたと思うがどうか?


中澤まちづくり計画部長
 A2 県からは、今月の2日に電話にて市内に1件あるとの情報提供があった。この件について文書での通知は、今のところ受けていない。


(2回目)
 特定行政庁たる所沢市が、自治事務として行っているのであるから、今回の新所沢のマンション建設について、全容を把握するべきではないのか?
 
くわけん
 Q3 つまり、飯能県土整備事務所がおこなったように、構造計算を担当した田村水落設計事務所、建築確認申請業務を行ったERI、さらに施主であるアパ、建設を担当する西松建設を呼んで事情を明らかにさせるべきではないか?

中澤まちづくり計画部長
 A3 事実関係を把握する必要があるために、構造設計者本人に対して、早急に報告を求める予定。今月6日に設計者、同じく12日に建築主を呼び、構造の安全性が確認されるまで着工しないよう指導。
 確認申請を審査した日本ERI(株)に対し、構造計算書の再点検と未完成の構造計算書により確認した事実がないか、文書により報告を求めたところ、構造計算書に問題はないこと、未完成の構造計算書により確認をした事実はない、との報告を受けた。


 国土交通省は、建築確認については、特定行政庁が自治事務として監督責任があるとはっきり言っている。

くわけん
 Q4 また所沢市まちづくり条例による開発事業承認が、この新所沢の案件については出ているということであると認識しているが、2回目の建築確認が申請されれば、当然なんらかの対応を所沢市として行うということでよいのか?

中澤まちづくり計画部長
 A4 この計画について、街づくり条例で既に承認をしているが、区域面積の増加、又は建築物の高さの増加等があれば、開発事業申請を出し直し、近隣関係者への説明も改めて必要となる。その他の場合は、再申請は不要。

2006年07月03日

2006.06月議会 一般質問② 市道を利用した工事の許認可について

 くわけん
 緑町のダイアパレスけやき通りのクレーン車を使った工事のため4月から現在まで、長時間にわたって市道の片側通行規制がなされて、周辺道路が大渋滞を引き起こし大変迷惑している。昨日も現場に出向いたところ、片側通行規制で、クレーン車を利用した工事が進められていた。昨日、現場に掲示されている道路使用許可証をみたところ、6月12日9時~18日までの使用許可証が掲示されていた。
 いくら工事のためとは言え、これほどまで市道を長期間使用してした工事というのは私の知っている範囲ではあまりない。


Q1 所沢市は、今回のこの工事着手からこれまでに、実際に何日間道路使用許可申請されたか把握しているか?
Q2 また、これまで、市道に面したマンション建築で、このように長期間片側通行を行い、住民から苦情がでた例があったのか、把握していれば示していただきたい。

高橋道路公園部長
A1 道路使用許可道路交通法77条により、当該行為に関る場所を所轄する警察署長に伺ったところ、更新を重ねながら合計93日間の道路使用の許可手続きが行われている。
 
A2 苦情の有無については、警察署に確認したところ、過去にも同様な道路使用で苦情が寄せられたこともあるとのこと。
 今回のようなクレーン車を利用して、片側通行規制を行う工事を行う場合、本来は、道路占用許可を出させるべきと考える。
 だが、現在所沢市では、こうしたクレーン車を利用した工事については、道路法32条に該当しないということで、道路交通法77条に基づく道路使用許可を警察に申請するのみで、済ましている。
 こうなると、所沢市としては所沢市の所有する営造物である市道を片側通行規制され、さらに所沢市民が大きな迷惑をこうむっているにも関らず、許可プロセスになんら介入できないということになっている。

 納得がいかなかったので、国土交通省の道路占用担当に電話をして確認したところ、クレーン車を使っての作業も、道路占用であり、道路法32条1項7号及び、道路法施行令7条の二項に該当するのではないかということであった。
 しかし、実際に占用許可は出させていないというと、それは自治体の裁量でそうなさっているのではないかとのことであった。
 
 実際に、調べてみると、クレーン車で工事を行い片側通行規制を行う場合に、市に届けさせていないかといる市もあることを発見した。
 例えばお近くの加須市では、はっきり市道でクレーン車を利用して作業する場合には、道路使用協議書を出すようにとされている。
 大分市でも同様に、クレーン車による工事と明示して、道路使用許可を出せとしている。

 一方で道路法46条をたてに、市道を利用して片側通行規制を行う場合は、市長に届出を出させている市が数多くある。例えば茨城県ひたちなか市、長崎県長崎市、滋賀県近江八幡市、福井県鯖江市などである。
 特に山口県宇部市は、申請書類に周辺自治会長の工事承認を添付させることを義務付けている。

 これまでは、そうした問題がなかったこともあり、そうした制度の整備が遅れていたと思うが所沢市もこうした、一企業の私益のために公共の福祉が犠牲になることを防ぐために、市道の片側通行規制には申請をさせるという運用を警察と協議の上検討する、もしくは道路法46条に基づき、片側通行規制については、市道を利用しての工事については、


Q3  まずは市に申請を出させて、その後市から警察に届けるというようにあらためるべきではないか?
A3  道路法32条、及び同法施行令第7条1項2号には該当しないものと考える。また、道路法46条は、道路の破損、欠壊、工事などにより道路管理者が通行の禁止や制限をするもの。よって、クレーン車による工事については、他の交通の安全と円滑を図るため、道路法第77条第1項1号による所轄警察署長の許可が必要。
 しかしながら、市道においての工事であり、近隣住民の生活や他の交通の円滑、緊急車両等の活動から関連部署、所轄警察署等と協議をし、工事による道路使用状況の把握ができるよう検討したい。

6月5日現場写真6.jpg

 写真 切られた街路樹

2006.06月議会 一般質問① 市内にあるシンドラーのエレベーターについて

(1回目)
 くわけん 
 所沢市内のエレベーターで、今回問題となったシンドラー社のエレベーターは6基あるとのことだが、これまで市への報告で同社のエレベーターで事故があったという報告はあったか?
 また事故を起こしたと同型のエレベーターは市内にあるのか?
 今後、シンドラー社のエレベーターについてはどのような指導を行っていくのか?

 中澤まちづくり計画部長
 6基について、今月の7日と8日に担当職員が直接現地でエレベーターの作動状況の確認、所有者聞き取り調査をおこなったが、異常や事故は確認できなかった。
 事故を起こしたものと同型のエレベーターは市内にはない。
 シンドラー社製エレベーターの所有者には日ごろの安全管理の徹底と、昇降機の維持及び運行の管理に関する指針により、事故等が発生した場合には速やかにしに報告するよう通知したい。

(2回目)
くわけん
 4基は都市機構の団地にあるということが確認できているが、残り2基はどこに?

中澤まちづくり計画部長
 所沢西郵便局に2基ある。

2006年05月09日

2006.03月議会 一般質問⑥ 情報化投資のあり方

本年1月電子市役所推進アクションプランⅡが発表された。
 前回のアクションプランに比べて、「システム調達の見直し」「レガシーシステムの見直し」など、私が主張してきたことが取り入られ、大変満足している。
 今回、財務会計システムで、仕様設計と開発が分離するという試みがなされているようであるが、このことも素直に歓迎したい。
 また、昨年の図書館システム更改にあたっても、また、今回の公共施設利用システムでも随意契約ではなく、提案型方式でおこなっていることもよい傾向である。

 あらかじめ、ことわっておけば、実は、仕様設計と開発が分離することで、コストダウンが図れるかどうかは確定的ではない。しかし、なによりも導入するシステムについて「見える化」が進むことが極めて重要。現在は、とにかくベンダーのいいなりで価格設定。高いがどうかも判断できない状態。
 これで、議会も住民も物申しやすくなる。

 原則、一定金額を超えるシステム導入にあたっては、仕様設計と発注の分離。仕様設計は独立系コンサルタントが実施するなどを今後は要綱としてルール化するべきと考えるが如何か?

 つづいて、ここではっきりさせておきたいが、よく随意契約の理由として、1)いわゆるメインフレームとの連動がしやすいこと、2)新しいシステムを入れた場合、うまく作動しなかった場合どうするか という理由にならない理由を述べる場合がおおい。
 しかし、実際にメインフレームとクラサバ間のデータのやり取りは、一台変換サーバーをおけば、解決する問題であり、実際に、銀行の預金決済では、違う金融機関同士がデータをやり取りしているわけだし、所沢市でも、メインフレームとクライアントサーバー型のシステム、介護保険、戸籍などは、実際に変換サーバーを利用しているわけで、同じ会社のシステムにする必然性は全くない。
 また、図書館システムは使われた方はわかるとおり、会社が変わってより使いやすくなっている。

 そこで、質問だが、
 1)図書館システムの導入にあたって何か問題はあったのか?
 2)現在の変換サーバーを利用すれば、他者のクラサバシステムを導入した場合も、データ変換は問題なく行えるのか?
 

西久保総合政策部長

情報化投資調達のあり方やそのルールづくりにつきましては、9月定例会におきまして、助役からも御答弁申し上げたように、情報システムの調達につきましては、さまざまな手法がある中で、総合評価方式によります調達方法がよいのではないかとの考えをお示しさせていただきましたが、これが最高であるという決め手がないことから、平成18年度当初予算の計上におきましては、その試行がなされているところでございます。
 いずれにいたしましても、情報化投資のあり方のルール化におきましては、国や外郭団体が研究をしておりますガイドラインなどを参考にガイドブックを作成いたしまして、各課のシステム調達のサポート、職員の意識の向上に取り組むとともに、公正な競争環境の実現と適正な価格で適正なシステムの導入を可能とするよう改善を図ってまいりたいと考えております。
 次に、図書館システムの導入に当たって、何が問題があったかとの御質問でございますけれども、図書館担当からの報告によりますと、この開発計画前には数多くの書籍でございますとか、利用者のデータを新しいシステムにスムーズに移行できるかといった不安があったとのことでございましたけれども、業者選考に当たっては、現行データを変換サーバーにおいて自主解析した実績があります図書館システムに定評のある業者を対象にいたしましたことから、データ移行については特に問題は発生いたしませんでした。
 次に、現在の変換サーバーを利用すれば、他社のクライアントサーバーシステムとも問題なくデータ交換が行えるのではないかとの御質問でございますけれども、議員御指摘のように、所沢市におきましてもメーンフレーム、いわゆる汎用機とクライアントサーバー型のシステムと随時連携をいたしまして、業務を行っているものでございますけれども、その連携に際しましては、同一会社のパッケージソフトが開発され、安定的な稼働が見込める業務に限って使用しているものでございまして、他社のクライアントサーバー型システムと随時連携しておりませんので、その詳細は現在定かではありません。
 しかし、国におきまして、行政情報化の総合的、一体的な推進に取り組むために、国、地方公共団体におきます実務者によります協議会を設置いたしまして、OSやプログラム言語に依存しない、いわゆる標準仕様によりますデータの標準化の検討がなされておりますことから、今後のシステム構築の動向を注視しながら、当市のシステム化のあり方を研究してまいりたいと考えております。
 以上でございます

2006.03月議会 一般質問⑤ 職員給与の適正化について


 先日、「人事行政の運営の状況に関する公表について」の写しが全議員に配布。
 私もこれまで職員給与問題について、特殊勤務手当や福利厚生制度について質問を通じてどう変化したかを確認したくて眺めていた。

 ひょんなことに気づく。一般行政職の4級、5級が課長補佐と上席係長級には係長と上席主査と二つの職位が示されている。
 いったいどういうことだろうと疑問に思った。

 一般的に、給与体系においては、民間企業であってもあるいは、公務員であっても、一つの級に一つの職位が原則である。
 私の知り合いのある民間企業の人事担当者に聞くと、昇格していないのに、級が移ること、そして、一級に職位が二つあるということは、その企業では、本当に管理職より、現場の仕事が好きでかつ高度の専門性がある職員のみにまれに認められるということである。
 そもそも、

地方公務員法24条1項にも職務級の原則が述べられている。

 まさに、こうした点をみると、課長補佐や、係長に昇格しなくても、課長補佐や係長級の給与をもらえる、いわゆる「わたり」とよばれる行為ではないかと考えるが、ご見解を。  
 
 また、確か、期末手当と勤勉手当については、4級以上に役職者加算があったと思う。この役職者加算とは、素直に解釈すれば、管理職と同じであり、管理職手当については、課長職以上であるから、課長以上は一級一職位であるから、問題はないが、この役職者加算については、同じ級であっても、上席係長は、役職はあくまでも係長なのだから、4級の役所者加算、上席の主任は3級の役職手当を支給するというのが、職務給の原則からいっても妥当だとおもわれるが如何か

西久保総合政策部長
初めに、職員給与の適正化についてに関してでございますけれども、課長補佐や係長に昇格しなくても、課長補佐や係長級の給与をもらえるのは、いわゆるわたりと言われる行為ではないかとの御質問でございますけれども、初めに、職員に支給される給与の内容について御説明いたしますと、給料と各種の手当とに分けられまして、まず、給料は正規の勤務時間における勤務に対する対価でありまして、そして職員の給与は、その勤務の内容としての職務と責任に応ずるものでなければなりません。
 すなわち職員の給料につきましては、職務の難易、あるいは複雑さ等の程度に応じたり、責任の軽重によって差が設けられるというものでございまして、これがまさに職務給の原則と言われているものでございます。
 当市の場合、例えば行政職につきましては、8級制の給料表を用いております。8級は部長の職務、7級は次長の職務、6級は課長の職務、5級は課長補佐の職務及び困難な業務を行う上席の係長の職務、4級は係長の職務及び極めて高度の知識又は経験を必要とする業務を行う上席の主任の業務、3級は主任の業務、2級は専門的知識又は相当の経験を必要とする職務、1級は定形的な業務を行う職務のように、職務の級ごとに標準的な職務の内容を定めておりまして、それぞれの職務の内容と責任に応じまして、職務の級、職員の給料を決定しております。
 一方、手当につきましては、給料で措置するには適さなかったり、給料では十分措置されていない事項につきまして、給料を補完するものとして支給されているものでございます。
 さて、指摘がございました、いわゆるわたりについてでございますけれども、このわたりとは、職務の内容と責任に実質的に変更がないにもかかわらず、上級の級に格付することができるということでございまして、さきに申し上げましたように、各給料表の職務の級ごとに標準的な職務、いわゆる級別標準職務表を定めておりますが、これに適合しない級への格付を行うことでございます。
 そこで、当市でもいわゆるわたりという行為がなされているのかということでございますけれども、級別標準職務表の中で、行政職4級の標準的な職務の一つとして、係長の職務のほかに極めて高度の知識又は経験を必要といたします業務を行う上席の主任の職務を定めております。
 また、5級には課長補佐の職務のほかに、困難な業務を行う上席の係長の職務を定めておりまして、それぞれの職務を行う職員につきまして、4級または5級への格付を行うこととしておりますので、いわゆるわたりには該当しないと考えております。
 また、5級の課長補佐、上席の係長及び4級の係長、上席の主任以下につきましては、6級の課長職以上のように、職務の責任に対します専決事項の定めがございませんので、問題がないと考えております。
 次に、期末手当及び勤勉手当(賞与)のいわゆる役職者加算制度につきまして、加算は役職者のみに限定すべきではないかとの御質問でございますけれども、初めにこの役職者加算制度を導入した背景を御説明させていただきます。
 1つ目の事情といたしましては、制度を導入した平成2年当時、民間におきましては役職の段階によりまして賞与の支給額にかなりの差があったことが挙げられます。
 また、2つ目の事情といたしましては、民間におきます賞与の年間支給総額と公務員の年間支給総額との差が徐々に広がってきた点が挙げられます。すなわち公務員の賞与の支給割合は住居手当でございますとか、通勤手当を含めました民間の平均給与との関係で算出しておりますが、実際の公務員の賞与の支給額の計算におきましては、住居手当や通勤手当を含めていないため、民間におきます住居手当や通勤手当の普及に伴いまして、公務員の賞与の年間支給総額は民間よりも少ない結果となってまいりました。
 これらの事情から、賞与について、公務員と民間との均衡を図るため、役職ごとに支給額に差を設けるとともに、役職者に限らず公務員の賞与の支給額を見直す必要が生じたものでございます。
 そこで、現在は賞与の支給につきましては、役職者について加算するとともに、役職者以外の職員につきましても、年齢による調整などの方法によりまして、加算して支給をしているところです。
 しかしながら、議員御指摘のように、平成18年度から検討を予定しております給与の構造改革は、職員に対して年功的な要素を加味した従来の支給実態を見直すことも目的としておりますので、今後検討してまいりたいと考えております。

2006.03月議会 一般質問④ 療養病床再編と所沢市への影響

 医療保険改革関連法案が現在国会で議論されており、おそらく多少の附帯決議はつくとしても、改正もなく成立すると思われる。
 しかし、この医療改革が実現すると、昨年の介護保険改革以上のインパクトを市町村に与える。
 論点は様々にあるが、療養病床を縮小再編することが目玉として盛り込まれている。

 介護保険は、社会的入院の解消、つまり、高齢者の介護を医療ではなく福祉によって賄うことを大きな目的としてきた。本来であれば、療養病床は、介護保険導入とともになくなるはずの存在であった。
 ここにきてやっと、医療保険の危機的な財政状況を打開するために、見直しがなされるようになったことは歓迎すべきことである。

 しかし、一方で所沢市にとってはやっかいな問題を抱えることになった。療養病床の再編とは、介護の医療保険分から介護保険への委譲に他ならない。

 昨年、厚生労働省の37%参酌基準にあわせる形で介護保健事業計画を関係者は苦労して作成したが、あらたな練り直しを迫られることになるだろう。

 特に、医療保険型療養病床は、これまで介護保険の枠外にあったため、影響は大きい。

Q 所沢市には、医療型、介護型も含めて療養病床はどれくらいあるのか?
 A 現在、市内8ヶ所の病院に、介護保険適用の療養病床437床と、医療保険適用の療養病床929床、合わせて1,366床ある。

 Q それぞれの療養病床が、どのタイプに転換するかの意向は確認したのか?
   また、所沢市としての、転換にあたっての基本的な考え方はあるのか?
 A 現時点においては、療養病床を持つ市内の各病院に対し、転換について意向確認を行っていないが、今後、療養病床の転換意向を確認していきたいと考えている。
   仮に多数の医療保険適用適用の療養病床が介護保険施設等へ転換した場合は、介護保険事業計画や介護保険財政に大きな影響を及ぼすと推測している。
   今後、医療制度改革が具体化する中で、施設の指定権限等を持つ県と連携し、各病院との調整を図っていく必要があると考えている。

(療養病床再編については、平成17年12月に国が示したものであり、平成24年3月までに
介護保険適用の療養病床を廃止し、介護老人保健施設や有料老人ホームなどへの転換を図るとともに、医療保険適用についても、その一定数について介護保険適用の施設等へ移行させるとした。)


 

 

2006年05月02日

2006.03月議会 一般質問③ 危機管理図上演習について

 危機対策質危機管理対策についての議論が盛り上がっている。
 特に、議論は武力攻撃事態について関心が高いようにおもわれる。
 しかし、実際にもっとも危険性が高いのは、どこかからミサイルが飛んでくるという
 ことより、むしろ生物化学兵器によるテロの可能性である。

 特に、怖いのはバイオテロだ。このバイオテロの怖いところは、武力攻撃事態とちがってテロかどうかなかなか判断がつきにくいことと、しかし一方で判断が遅れると、被害がどんどんと拡大することにある。

 東京都杉並区では、昨年10月13日に、バイオテロ対処図上演習をおこなった。この演習では、天然痘によるバイオテロが発生したことを想定して、あらかじめシナリオを参加者に教えずに、刻々と状況を知らせながら、区長をトップとする関係者がどういう対応を行うべきかを訓練したものだ。
 なぜ、天然痘がえらばれたかというと、基本的に一旦感染すると、治療法がなかなかないこと、日本では免疫や予防注射をした人が極めて少ないこと、すぐには症状が現れないことなど、もっとも判断の難しく、しかも被害が甚大となる。WHOとしてもバイオテロに利用される可能性のもっとも高いウイルスに指定している。
 
 図上演習は様々な問題点があぶりだされるなど一定の成果をあげたようだ。
 そこで所沢市の危機管理対応体制についての質問である。
 
 Q 所沢市としては、危機管理を必要とする事態として、具体的にどんな事態を想定しているのか?

 A 埼玉県では緊急対処事態として「集客施設に生物化学剤が大量散布される事態」や「大量輸送交通機関が走行中に爆破される事態」、「核燃料物質が運送中、高速道路で爆破される事態」を想定している。
 当市には米軍通信基地や東京航空交通管制部が所在し、周辺地域にも航空自衛隊基地や米軍基地などの攻撃目標になりうる施設もあることから、テロ攻撃など新たな脅威や多様な事態は考えられる。
 
 Q 杉並区の事例でも述べたとおり、特にバイオテロ、判別が非常に困難
 演習、特に首長を含めた実際に意思決定にあたる人々の判別と対応の演習が重要と考えるが如何か?

 A 特に、バイオテロについては、その判別が非常に困難であると考えている。
 図上訓練については、今後関係機関や他の自治体の情報を収集していくとともに、消防本部とも連携しながら検討していきたいと考えている。

2006.03月議会 一般質問② 小児夜間診療の広報は?

 子どもが夜11時に容態が悪化、あわてて所沢市のホームページで夜間診療調べたところ
 準夜間10時30分までしか医療センターではやっておらず、あわてる。

 近隣市のホームページをあわてて参照したところ、狭山市にはトップページに「休日夜間の小児救急医療」というアイコンがあり、丁寧な説明あり。
 しかも驚いたことに、木曜日は、所沢市の西埼玉病院が当番とのこと。
 入間市も階層は深いが、やはり休日・夜間の小児科救急医療当番病院の案内が掲載されていた。ないのは、所沢市だけだった。
 
 Q なぜ、準夜間以降のデータを所沢市ではホームページに載せないのか?
 準夜間以降も含めた表示も所沢市のホームページで行うべきではないのか?

 A 小児夜間診療体制については健康カレンダー等でお知らせしているが、今後は指摘の通り、ホームページ等にも掲載していきたいと考えている。

2006.03月議会 一般質問① 県民の日を休日とする必要あり?

 今週月曜日、日経新聞の3月13日号で、ある論文が紹介されていた。
 この論文によれば、9つの国立大学医学部に合格者を輩出した高校をリストアップした結果、83%が私立高校出身者だそうだ。私立もほぼすべてが大都市圏の中高一貫校。
 1981年には、公立が72%だったそうだから、この20年で急激に公立のレベルが低下したといえよう。

 こうした状況を受けてが、おくればせながら、県立大宮高校と川越女子高校でも、土曜日の授業再開が決定された。
 正月の家庭新聞の私の投稿でも、県民の日の休日に疑問を呈した。

 Q 市内小中学校が、11月14日県民の日を休日とする法的根拠は何か?
 A 県民の日を休業日とする法的根拠については、県民の日を定める条例に基づき、所沢市立小・中学校管理規則第3条休業日等で、「県民の日を定める条例に規定する日」として休業日と定めている 


 Q 県民の日は、それなりに定着しているという声もあるが、教育委員会関係で、県民の日の休日に、児童生徒対象になんらかの事業を行っているのか?
 A 教育委員会としての独自の事業は行っていないが、埼玉県は様々な事業を展開している。各学校では、こうした機会を利用し、児童生徒が県民の日を有効に過ごすよう指導。


 Q 県民の日の休日を、廃止もしくは、学習相談日などとして、希望する児童生徒は学校で勉強する機会を設けることは可能か?
 A 県民の日は休業日なので、長期休業日にすでに小中学校で実施されている学習支援日や学習相談日のように児童生徒に学習する機会を提供することは学校の体制としては可能である。

2006年01月04日

2005.12月議会 一般質問⑦ 高齢者福祉特定施設の37%規制について

三位一体の改革で、福祉空間事業交付金が1年で廃止になり、税源移譲が進んだ。 
 小規模多機能型施設の許認可権限が市町村に来るなど、一見、自治体の裁量が増えたように見えるが、実際に国は自治体の手足を縛っている。それだけ市町村が信用されていないということかもしれない。

 しかし、当初は、介護保険は地方分権の試金石といわれ、自治体の自主性が発揮できるという議論がなされていた。
 また、在宅介護を充実させることによって、住み慣れた我が家で暮らし続けることができ、また、介護する側の負担も軽減されるということであった。

 ところが、制度制定から5年たち、当初の目論見とは随分と違うところにきてしまったという印象を持っている。
 厚生労働省としては、本来の介護保険の原点に立ち返ったと自画自賛するが、現場レベルでは、厚生労働省の複雑多様な制度改正に追いつくのが精一杯というのが現状ではないだろうか。
特に、ここにきて、厚生労働省は、施設介護の総量規制ともいえる政策を打ち出してきている。
 厚生労働省は、地域密着型を含む特定5施設の利用者割合を平成26年度までに37%以下にするべきという指針を、本年6月全国介護保険担当課長会議で打ち出した。
 この指針にはなんら法的根拠はなく、あくまでも「介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」とされている。
 しかし、所沢市も37%規制に沿った形で、計画案を作成し、10月に行われた高齢者保健福祉計画推進会議で公表された。

 しかし、施設入所のニーズは依然として高く、重複申し込みも含めると2000名が待機。
 市長も知事もマニュフェストで特別養護老人ホームの充実をうたっている。

 Q 厚生労働省のいわゆる37%規制に従わざるを得ないのか?本来の介護保険の趣旨からすれば、そういう総量規制を国から押し付けられることそのものがおかしいのではないか?
 Q 従わない場合、法的なペナルティが発生するのか?

 A 介護保険法では、市町村は国の基本指針に即して介護保険事業計画を策定すると定められている。本市では、介護予防、在宅介護の重視という基本理念のもと、利用者意向、施設と在宅のバランス、給付と負担のバランス等を勘案し、施設整備をすすめていきたい。いずれにしろ、施設整備等の計画については、所沢市高齢者保険福祉計画推進会議で審議しながら策定していきたい。従わない場合の法的ペナルティの有無は不明だが、目標値を超えた場合は、施設整備等に何らかの規制がかけられるものと思われる。

2005.12月議会 一般質問⑥ 未納者からの徴収事務を広域化することについて

滞納状況を見ると、現年課税分はいずれも、97~100%の収納率であるが、滞納繰越分がいずれも20%以下である。これまでの徴収努力も限界まで努力されているとは思うが、より一層の収納立向上のためには、新たな方法を考える必要があるのではないか。
 やはり、所沢市の納税者の税金を所沢市の職員が滞納整理することは、限界があるのではないだろうか。
 茨城県では一部事務組合「茨城租税債権管理機構」を結成して、徴収事務を広域化し、実績をあげている。
 一部事務組合化し組織が大きくなることで、個々の市町村だけでは雇いにくかった徴収事務の専門家を雇用することができる。
 徴収率が改善したのはもちろんのこと、市町村から管理機構に移管すると予告しただけで、何年間も滞納になっていた事案が直ちに整理されたそう。

 また、ゼロ予算事業という考え方すると、債権は一括して民間に割り引いて売却してしまえば、徴収事務の必要はなくなると考える。そこで質問であるが、
 
 Q 債権を民間に売却するということは可能なのか?
 Q 徴収事務を広域化するという方策について検討したことがあるか
   あるとしたら、どういうメリット、デメリットがあるのか?

 A 市税については地方税法第2条に地方団体の課税権に関し規定されており、地方団体は地方税を賦課徴収することができることとされており、この規定に基づき地方団体は条例により、税目、課税客体、課税標準、税率などを定め、地方税法の規定に基づき、徴税吏員が賦課徴収を行っている。こうしたことから公債権を民間等へ売却することは難しい。徴収事務の広域化については埼玉県でも平成14年度に一部事務組合の設立について県内の市町村に対して、意向アンケート調査を実施したが、設立の要望が少数であったため、設立に向けた検討には至っていない。
 メリットについては、徴税困難な事案を機構が引き受けるというアナウンス効果により、自主納付意識が高まることや、地域密着型滞納整理では難しかった事案について思い切った処分の執行が図れる、実務研修による職員のレベルアップが図れるなどが考えられる。
 デメリットとしては、移管期間が1年間であることや、負担金などの新たな費用負担の発生、処理件数枠の限界などが考えられる。

2005.12月議会 一般質問⑤ 市役所駐輪場について

最近はよく利用しているが、駐輪場と指定されている以外の場所に平然と自転車を置いている。指定された自転車置き場が窮屈であるが、指定された場所以外におくのは問題があると思い、詰めて入れたところ自転車の空気を抜かれた。
 また、午後6時ごろ、低層等側の駐輪場の駐輪台数を数えたところ、50台前後の自転車があった。おそらく、通勤通学にこの駐輪場を使っているものと思われる。
 隣には、有料の駐輪場がある。まさに正直者がバカを見るとはこのことだ。

そこで、市の市役所駐輪場についての考え方をお聞きしたい。

 Q 正式な市役所駐輪場の範囲はどこか?
 Q 市庁舎隣の通勤通学者用の駐輪場の収容台数は何台か?現状でどのくらい空きがあるのか?

 A 庁舎高層棟及び低層棟の南北にあるコンクリートで囲われている部分の区画を正規の駐輪場として定めている。公園通り線自転車駐輪場の収容台数は月ぎめ、1日の利用者数は、定期利用が1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月で2,306台、一時利用で147台、あわせて2,453台の収容能力がある。現在の利用台数については、定期利用が約980台、一時収容が140台、あわせて1,120台ほどで、現在は約半分程度の空きがある。

 2回目
 Q 現状において違法駐輪を黙認するどころか、駐輪を促すかのような表示を行っているのはなぜか?駐輪を促すかのような表示を撤去して、改めて駐輪禁止の表示を行う気はあるか?
 Q 庁舎の違法駐輪に対して、今後どのような対策をとっていくのか?
 A たまたまカラスの繁殖期にカラスがいたずらするため看板を掲示。こうした看板を 掲示することで誤解を与えるのは事実なので、今後は看板については検討したい。
 違法駐輪については、夜の10時から朝の7時30分までロープをはって規制したり、朝7時から8時まで警備員による立哨を行っているので、今後も現状の対策を引き続き粘り強く行って、違法駐輪がないように努めていきたい。

2005.12月議会 一般質問④ 向陽中学校柔剣道場の建設について

生徒の柔剣道へのニーズについても以前話があったが、現場の先生方も柔剣道場を必要としている。特に向陽中が荒れた時期には、学年ごとに集まる場所が必要。そういった生徒指導の観点からも必要性が高い。
 予算的な制約条件が厳しいことも理解しています。
 そこで、今回は、予算制約の問題ではなく、建設にあたっての物理的な制約条件についてはっきりさせておきたい。


Q まず、柔剣道場を単独で立てる場合、1)普通教室棟と特別教室棟の間に立てる
2)現在のバレーコートのところに立てる 3)体育館横の特別教室を一部つぶして
既存の体育館と並べて立てる 4)グラウンド南側に立てる
 それぞれのどういう問題点が考えられるか。

A 1)普通教室棟と特別教室棟の間に建てる場合は、北側特別教室の採光が取れなくなる可能性があること、西側には接近して住宅地となっていることから、住んでいる方への日影による影響や騒音などで迷惑がかからないようにする必要がある。
2)バレーコートに立てる場合は、北側隣地に対して新しい日影が生じてしまうこと、バレーコートがなくなることにより、新たな場所に代替のバレーコートを作る必要が生じる。
3)体育館横の特別教室棟の一部を解体して建てる案は、平成16年度、耐震補強工事を実施して、その際、文部科学省から耐震補強事業の補助金をもらい、この国庫補助金は概ね10年間の制約がある。
4)グラウンド南西の角に建てる場合は、現在バスケットボールコートとなっているため、新たな場所に代替コートをつくる必要性が生じること、また、校舎から非常に遠い位置になるため管理、指導上問題があると思われる。


Q 続いて、小手指中のように、柔剣道場を体育館と重ねて改めて新築する場合、どのような問題点が考えられるか?

A 向陽中学校の位置する場所は、都市計画法上の用途地域が第一種低層住居専用地域に指定されており、建築基準法上日影規制が厳しい地域。現在ある屋内運動場を解体してその場所に重層の屋内運動場となると、かなりの高さとなることから、1階部分を地階として建築することとなり、地下部分に多くの湿気が生じるおそれがあり、衛生面においても問題となる。また地上部文においても、現在の屋内運動場の日影については、不適格建築物となっていることから、既存の屋内運動場を超える高さや、あらたな日影規制を超える建物は建築基準法上難しい。
 いずれにしろ、向陽中学校が市内の中学校で唯一柔剣道場がない学校なので、建築制限等条件の大変厳しいところであるが、実現に向けて引き続き努力していきたい。

(2回目)
Q これまで述べた方法以外も含めて、予算制約がない場合、いまのところ最善と思われる方法は?

A 現在の体育館西側に特別教室棟が2列あり、北側の棟のワンスパンなりツースパンを取り壊して体育館に隣接して建てるのが管理上からも指導上からも理想的である。
(ただし、取り壊す場合は、耐震補強工事の補助金を国に返還する必要あり)
  
(3回目)
Q もっとも経済設計をしたとして、どのくらいの予算が必要か?
A 建屋だけという話であれば、、今までの例からすると、1億円弱となるだろう。

2005.12月議会 一般質問③ 予算ゼロ事業について

会派「翔」では、所沢サバイバルプランを発表。その中でゼロ予算化事業を増やすことを提言いたしました。
 ゼロ予算事業というと、何か長野県の専売特許のようになっていますが、全国の自治体での取り組みは着実に増えています。例えば、北海道札幌市東区では、地下鉄駅周辺のタバコポイ捨てを防ぐために、地元町内会とタバコ会社と区役所が連携して、町内会は、灰皿の管理と清掃、たばこ会社は灰皿の提供、区役所は、両者の連携・調整をおこない、ポイ捨て件数を減らしたという実績があります。
 ゼロ予算事業のいいところは、例えばポイ捨て条例を定めるという方法ではなく、地域のそれぞれの方々が知恵と工夫を凝らして政策課題を解決する点にあります。


 毎日型配食サービスはじまりました。
  ゼロ予算事業として理解できる。
  市が、予算を使わずに、市の持つ信用力を利用して、住民サービスを提供
  市は、要綱を設定して、一定の業者を選定して、指定し、在宅介護支援センターが業者との仲介を行う。その後は直接業者と利用者がやり取りを行う。利用者からすれば、市からお墨付きをもらった業者なので安心できる。行政としては、一定水準に保つことができる。業者は、顧客開拓コストが削減でき、安定供給ができ、それゆえサービス水準を一定に保てる。
  
 Q サービスを始めてからどんな問題点が指摘されているのか?  

 A 配食サービスは平成17年11月から事業を開始。一部事業者で申し込みの際の連絡体制が十分整備されていなかったと指摘され、事業者に申し入れ。

 市民保養所
 Q 毎日型配食サービスと同様の構図。
 それどころか、あまたある宿泊施設の中から選んで、提供。本来であれば、流通チャネルを提供、つまりかわりに旅行代理業を市がコストをかけて行っているのであるから、その分のコストを宿泊業者が負担すべき。そのコスト見合いとして、業者は、宿泊料金を割り引きする。となると、特に宿泊補助金約1100万円を支出てもゼロ予算事業として執行できるのではないか?

 A 本市では、市民の皆様の福利厚生の向上を図る観点から、31の宿泊施設を指定し、市民保養施設利用補助事業を行っている。これらの施設を利用した場合、一人につき年間1回、大人が3,000円、子どもが2,000円の補助。平成16年度、大人が3,278人、子どもが370人、計3,648人の市民が利用。
 かつて、本市独自の保養施設として、蓼科山荘があったが、維持管理費用の増大、利用率の低下などがあり、平成4年に廃止。その代替事業として現在の制度に至った。平成16年度には、市民保養施設の利用制度見直し。経費の節減と一層の市民サービス向上を図る観点から、時期をみて見直しを進める。
 

 交通災害共済
 前回の議会で承認したが、富良野市では、損保ジャパンに委託している。一般会計からの持ち出しは160万円。予算もほぼゼロで同じサービスを提供している。所沢市は、保険の補填に平成16年度1900万円を繰り出している。ほかに、事務経費として1200万円がかかっている。富良野市は掛け金が600円、死亡保険金100万円は同額。怪我の見舞金額は所沢市の保証が高いが、所沢市は加入者も多いのであるから、交渉次第では、金額を高くすることも可能ではないか。

 Q 今回の料金改定結果がある程度見えてきて、採算性の改善が見られないなら、多少
 保障内容が下がっても、民間委託を検討するべきではないか?

 A 昭和42年から制度が発足。しかし、見舞金支給額が会費収入で賄えない状況が続いたことから、制度を平成17年9月に見直しし、平成18年度からは、一般会計の繰り入れがなくなる見込みで、ゼロ予算になると考えている。
 今回の見直しでは、会費の改定以外にも、民間委託、いわゆる損保方式も検討したが、損保方式でも会費は現行の400円より高くなり、見舞金の支給額が現行より下がるなどの理由から、見舞金支給水準を下げない直営方式による会費改定を選択。
 今後の加入率道央によっては、共済制度の見直しを総合的に検討する時期も来るものと考えている。


(2回目)
 Q 行政評価表に、ゼロ予算事業の項目を設けるべきでは?
 A 総合評価に中でも職員の意識を高めるという意味で、そういう創意工夫による仕事の改善なども含めて考えていきたい。

2005.12月議会 一般質問② 要綱がインターネットで閲覧できないことについて

所沢市では、一部の要綱は、市役所ホームページで閲覧が可能であるが、数が限られている。例えば福島県いわき市では、いわき市例規集・要綱集がインターネットから閲覧可能となっている。要綱や要領に、補助基準などが定められている例が多い。

 Q 要綱や要領などはいくつあるのか
 Q 職員のイントラでは、要綱が見られるのに、なぜ、市民向けは見られないのか?
   見せない理由は何か?

 A 要綱や要領は、平成17年10月1日現在、768件。その内訳は、要綱が461件、要領が160件、そのほかに、基準、指針等が147件。
イントラネット上での要綱等の電子データについては、事務を進める上での参考とするために取りまとめたものである。市のホームページで閲覧できるものは、各所管が公開しているものに限られており、公開については所管課に任せているという状況。今後は市民生活に直結するような内容の要綱等については、取りまとめたものをインターネットを通じて見られるように準備を進める。

2回目
 Q 全文はすぐに見られなくてもよいが、すくなくとも、どんな要綱や要領が存在するのか、そのタイトルだけでも開示するべきではないのか?

A タイトルだけの開示は早急に検討する。

2005.12月議会 一般質問① インフレリスクシナリオについて

この10年は、日本経済もデフレ状況下にあったため、デフレが常態化してしまった。
 また、金利についてもゼロ金利政策と量的緩和政策があいまって、低金利があたりまえといった感覚がしみついてしまっている。
 しかし、東証上場企業時価総額も15年ぶりに500兆円の大台にのるなど、景気回復も鮮明になってきている。
 これまではデフレ不況下で財務についても公債比率を下げ、なるべく借金しないことが理想であったが、インフレと金利上昇によって、資金調達コストと用地買収コスト、建設コストは跳ね上がる可能性も考える。
 むしろ、必要度の高い事業については、公債発行しても前倒しで事業を進めるといった考え方も必要と考える。

深田助役に
Q 今後の金利の推移をどのように見ているか。インフレの可能性はあるのか。
もし、金利が上昇し、インフレに経済が推移するとするならば、インフレリスクへの対処のためにどのような方策が考えられるか?
インフレリスクを考慮した政策をオプションとして準備しているのか?

A 今後、金利は当面現状維持されると考えている。直ちにインフレの傾向があらわれるものではないと考えている。インフレリスクへの対処については、市債発行の際になるべく長期かつ固定金利としている。土地開発公社による必要性の高い公共用地の先行取得等もインフレリスクへの対処方法の一つであると考えている。インフレリスク対応の政策オプションは準備していない。

部長に
Q もし、金利上昇や地価上昇などがある程度見込めるようであれば、例えば、道路用地の先行取得などをおこなっていくべきと考えるがいかがか?

A 金利や地価の上昇などがある程度見込めるのであれば、道路用地の先行取得は大変有効な手段であると考えている。しかし、土地開発公社からの買戻しが割賦償還の場合には国庫補助金の活用が図れないなども問題がある。市単独の財源と国庫補助金等を勘案しながら先行取得することが必要。また、先行取得の場合には、計画道路か、重要度があるか、地権者が同意するかなども大きな要素。一様に先行取得が可能かどうかはその都度判断。

2005年10月07日

2005.09月議会 一般質問⑦ 介護保険情報システム随意契約の基準について

随意契約の基準について
 介護保険法の見直しに伴う改正と同時に、介護保険システムの入れ替えの時期を迎えている。本年度所沢市介護保険特別会計 介護保険システム開発委託料が8998万円、同維持管理委託料が1269万円 総額1億円を超える費用が新たに発生。  くわけん 入れ替えにあたって、ベンダーの選定も含めたパッケージの見直しは行うのか? 行わないとしたらなぜなのか?随意契約なのか? 図書館の検索システムでは価格と技術や実績などの両面から評価する総合評価方式による入札を実施し、当初導入したベンダーと別のベンダーが応札したと聞いている。 あくまでも、総合評価方式による、ベンダーとパッケージの再評価と入札を行うべきと考えるがいかがか?
小桧山部長 本市の介護保険システムについては、平成11年度に導入後、7年目を迎えている。その間、システムの維持管理、機能追加、細かな修正などにより介護保険制度の円滑な運営が維持されてきた。 今回の法改正に伴う介護保険システムの改修では、短期間にシステムの設計、改修等を行う必要があり、また、現在のシステムについては、要介護認定における資料の作成、市の単独事業などの機能追加も行っていることから、システムの著作権者であり、システムを熟知している業者と随意契約することが、改正介護保険法にスムーズに対応できると考えている。
2回目
 くわけん 深田助役に質問。情報システムについての随意契約は極力控えるべきと考えるが、いかがか?情報システム契約にあたってのガイドラインのようなものはあるのか?ないとしたら策定するべきと考えるがいかがか?
深田助役 極力随意契約でないように控える努力をしているところ。しかし、安全性、信頼性等を重視していくと、どうしても随意契約になりがちとなる。今後は、性能、機能、価格等を総合的に判断して、決定していくべきと考えているので、総合評価方式も有効な方法と考える。
 情報システム契約に当たってのガイドラインは現在ない。今後は、当市も電子自治体を目指しているので、財団法人ニューメディア開発協会が発行している情報システム調達モデル研究会の諸報告であるとか、経済産業省からだされている標準ガイド等を参考にして、検討を加えていきたい。

2005.09月議会 一般質問⑥ 帰宅困難者への対応について

地域防災計画と国民保護計画の統合と災害時の帰宅困難者への対応について
 国民保護法では、自治体の責務として「警報の伝達、避難の誘導、武力攻撃災害に係る応急措置、消防など」が定められた。 また、平成18年度を目途に「国民保護計画」を策定することが義務付けられた。
 また、今回のニューオーリンズ水害でも避難の重要性が認識された。  国民保護法における市町村の責務の主な内容は、住民の避難誘導である。 であるなら、地域防災計画 応急対策計画 第4章 第2節 避難計画に 市域外への避難を付け加えることによって、事実上国民保護計画となるのではないか?
 また、浅野議員の質問にもあったが、平日の昼間に災害が発生した場合、帰宅困難者への対応も本来であれば、地域防災計画に含めるべきである。現実に77,000人が都内に通勤しているわけであるから、こうした通勤者への対応は重要である。 具体的には、東京都は、「帰宅支援対象道路」として、16路線を設定し、所沢へ変える路線としては、青梅街道、と川越街道が設定されている。
 このルート沿いに、東京都は帰宅困難者向けの援護施設を設けることになっている。ところが、いずれのルートからも所沢市は外れている。
 Q1 くわけん 所沢市としては、青梅街道の東村山市、川越街道の新座市、朝霞市のそれぞれ所沢市に向かう分岐点に、職員を派遣して、青梅街道、川越街道を利用して帰ってくる所沢市民を迎える体制を整えるべきではないか?
 Q2
 くわけん また、地域防災計画に、帰宅困難者対応の項目を加えるべきと考えるがいかがか? 帰宅困難者に対する避難誘導訓練を、青梅街道 川越街道沿いの自治体と共同開催するべきと考えるがいかがか?
竹内総合政策部危機管理担当理事
 地域防災計画での避難誘導については、災害対策基本法の規定に基づいて市町村の区域を単位として定めている。一方、平成16年6月に成立した国民保護法では、仮に武力攻撃事態などが発生した場合、住民の避難が市町村の区域を超え、さらに埼玉県以外の広域的な区域も予想されることから、市町村の責務の中に住民の避難の誘導に関する項目が定められている。
 武力攻撃などの被害における地方公共団体の対応については、国・県の指示に基づく対処・対応が基本となるもので、市町村が対応主体となる自然災害等の計画と内容は異なることから、地域防災計画とは別に、国民保護計画を策定していく考えである。
 災害時の帰宅困難者への対応についてであるが、市民が青梅街道、川越街道などを使って帰宅行動時の支援対策については、防災ガイドマップ等への掲載などを含め、地域防災計画の中で対策を盛り込むなど、県における地域防災計画との整合性を図りながら、今後検討していきたい。
 また、帰宅困難者に対する訓練については、本年11月19日に、小平市から東村山市を経由して所沢市に至る訓練を実施する予定。川越街道を利用する訓練については、今後関係自治体と調整を図りながら検討していきたい。
  (2回目)  くわけん 実際に東京都心で災害が起こり、帰宅困難者が発生した場合、所沢市は、青梅街道、川越街道の所沢の分岐点に職員を派遣する気はあるのか?
 竹内理事 隣接する東村山市、新座市、清瀬市などと非常時における相互応援協定を結んでいる。また、県の地域防災計画の見直しが図られた。そういう県の計画との整合性も図りながら検討していきたい。
(3回目) くわけん 県の計画には帰宅困難者について取り扱っていくのか?
 竹内理事  内容はまだ入手しておらず、詳しい内容は言えないが、重要な問題なので、おそらく入るのではないか?いずれにしても、所沢市の地域防災計画を見直す中では、こういった取り組みは考えていきたい。

2005.09月議会 一般質問⑤ 市税の滞納と行政サービスの制限について

 先日、NHKの受信料不払いの視聴者に対して、歌謡番組参観の抽選から除外するということが報道された。 市税の滞納者に対して、本来であれば、粘り強く説得することが重要と思われるが、やはり説得が長引けば徴収コストが高くなり、そのツケはまじめに納税している納税者に跳ね返ることとなる。 また、国税と違って地方税の未収納者に対しては自力執行力が相対的に弱いため、実効性を確保するための手段を増やすという観点からも、市税の滞納者に対しては、行政サービスの制限を設けることを検討してもいいのではないか?
 ちなみに、神奈川県小田原市では、悪質な滞納者については条例で氏名公表と、23項目の行政サービスの停止を行っている。 
 Q1  くわけん 現状の滞納者の割合と、滞納額、滞納額の全体に占める割合は?
 渋谷部長 平成16年度現年課税分における市税の滞納件数については、1万2,611件となっており、納税義務者に対する滞納件数の割合は、3.76%、また市税課税分481億6,007万円に占める滞納額の割合は2.02%となっており、滞納額は9億7,229万円。
 Q2  くわけん 実際に、市税滞納者に対して、制限している行政サービスがいくつかあると聞くが具体的に教えて欲しい。
 渋谷部長 現在実施されている事業としては、市税滞納者に対する制限が、市営住宅の入居、入学準備金の貸付、中小企業者に対する小口融資のあっせんなどの13事業、国民健康保険税の滞納者に対する制限としては、国民健康保険被保険者の総合健康診断検診料の助成1事業の計14事業。 
 Q3  くわけん 具体的に行政サービス制限の拡大を検討しているのか?
 渋谷部長 制限拡大に関しては、市税等の収納率向上が大きな課題である一方、納税等の義務を誠実に履行している市民の方々からみると、滞納者との間に著しい不公平感を感じているものと思われるので、こうしたことも踏まえながら、現在、拡大に向けて検討を行っている。
(2回目)   Q1  くわけん どのような体制で検討しているのか?条例化も視野に入れているのか?それとも、運用で対処するのか?
  渋谷部長 運用で実施となると、制限の根拠が不明確になってくるので、条例、規則、要綱、そういった中に要件を設けて進めるのが妥当であると考えている。
 Q2  くわけん 徴税権にかかわる権力行使については、市民の権利制限につながるので、やはり包括的な条例制定が必要ではないのか?
 渋谷部長 小田原市は条例を制定して氏名公表などの措置をとることを条例で定めている。当市は、個々の行政サービスを利用するための申し込み、決定というプロセスに組み込むことで滞納者への牽制を考えている。
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2005年10月06日

2005.09月議会 一般質問④ 新所沢駅西口再開発計画の状況と計画への住民参加

くわけん   新所沢西口の再開発計画が中止となったと聞いていたが、現在西口の駅の改良を中心とする計画が進んでいると聞いているが本当か? どのような計画を考えているのか? 実施主体はどこか? 計画案には、通勤で利用する人々の意見が反映される機会を設ける予定はあるか? 実際の、新所沢西口駅の交通手段別の利用人口は調査しているのか? 私のささやかな観察によれば、9割は徒歩と自転車。自動車、タクシー、バスなどの利用者はきわめて少ない。(実際、所沢市省エネルギービジョン「エコモビリティのすすめ」208p 鉄道駅からの端末交通手段をみても、新所沢西口、東口両方をあわせても、徒歩が52.2%、自転車25.4%、自動車4.9%、バス15.1%、となっている。 西口は、殆ど路線バスがないのであるから、徒歩と自転車の割合はもっと高くなるはず。 また、同計画書47P  推進方策の地域別展開 を見ても、新所沢西口は、「歩く人を増やす方策」を行うべき地域とされている。)
 しかし、駅再開発の場合、一般的に、バスやタクシーなどの公共交通機関に与えられるスペースが大きく、歩行者は遠回りさせられる設計。 また、いまや日本中のどの駅前も国の一律の基準に縛られているせいか全く同じ景色でつまらない。 二酸化炭素排出の抑制の観点から言っても、地域の個性を大事にする観点から言っても新所沢西口は、歩行者と自転車主体の設計とするべきと思うがいかがか?
中澤まちづくり計画部長  当初市街地再開発事業による整備を目標に調査検討を行ってきたが地権者との合意形成が整わず、市街地再開発事業は断念。
 現在は、独立行政法人都市再生機構の駅前第4団地の建てかえに合わせて、市民の利便性、快適性、安全性を向上させるための駅前広場の再整備等については、市が主体となり検討。 駅前広場の規模等について、地域に見合ったスケールや事業効果を勘案しながら、都市再生機構の用地活用も視野に入れて、今年度を目途として、都市再生機構と協議を調えていく予定。 再整備計画への市民参画については、市街地再開発事業を検討していた当時とは、社会の状況等が変化しており、誰もが使いやすく安全に移動できる交通バリアフリーの実現、地域に個性、親しみなどを感じさせる景観の形成、また、省エネルギーや環境に配慮したエコモビリティなど、新たな視点に立った総合的な施策が求められている。 計画策定にあたっては、駅前広場の機能として必要な一定の水準を確保しつつ、駅前広場の利用状況の把握や、地域住民や駅利用者など市民の皆様の意見を伺う機会を設けて、市民の皆様の意見を計画に反映させるよう努めてまいりたいと考えている。

2005年09月30日

2005.09月議会 一般質問③ 新所沢コミュニティセンターに高齢者支援のため厨房スペースを

くわけん  新所沢は、所沢市内でも高齢化が進んだ地域。 新所沢複合公共施設の建設に伴い、出張所と児童館・生活クラブが移転 その跡地は、現在ある緑寿荘に加えて高齢者支援のための機能を強化していただきたい。 特に、会食サービスができる機能を設けてはどうか? この度の介護保険見直しでも、介護予防が柱に。会食サービスは、高齢者の介護予防に  も効果的である。 具体的な施設としては、10~20人程度の調理ができ食器が保管できる厨房スペースがあるといいがいかがか?  小桧山保健福祉部長 出張所・児童館移転後の空きスペースの活用については、順次検討することになっているので、今後は提案も踏まえて関係部署と協議していきたい。

2005年09月27日

2005.09月議会 一般質問② 有料老人ホームに対する所沢市の今後の対応について

特定施設(有料老人ホーム)に対する所沢市の今後の対応について  この質問は、ちょっと込み入った内容のため、すこし背景を説明させていただきます。
 今回の介護保険法の改正によって、30人以上の介護付有料老人ホームが、住所地特例(被保険者が他市町村の介護保険施設に入所して施設所在地に住所を変更した場合には、住所を変更した住所地の市町村ではなく、引き続き元に住んでいた市町村の介護保険の被保険者となる制度)の適用が可能となりました。
 これまでも、介護保険施設では、住所地特例が適用されていました。 しかし、介護付の有料老人ホームへの介護サービスは、あくまでも在宅介護へのサービスという位置づけです。ですから、介護保険の分類からすれば介護施設ではなく、特定施設ということになります。
 これによって、これまでは、介護財政を圧迫するという理由で、介護付有料老人ホームの建設を抑制できていたのですが、住所地特例が適用されるようになると、そういった理由での建設が抑えられなくなる可能性が指摘されています。
 介護財政がなぜ圧迫されるかといえば、都心部では介護施設の待機者が3桁、4桁単位で存在します。もし、所沢市が介護付有料老人ホームの建設を野放図に認めると、当然ながら住所地特例が適用されなければ住民票を移してやってくる市外の入居者が激増します。そうすると、当然ながら介護保険財政は悪化します。 (ただ、住民票はそのままで、ケアプランを作成し、介護サービスを市外の業者から受けているというプランを作成すれば請求も可能ということもあるらしい)
 ところが住所地特例が適用されるとなると、少なくとも介護保険の財政への影響はあまり考慮しなくてよくなります。しかし、一方で、有料老人ホームを巡っては様々な問題点も指摘されています。
 そういった制度改正を受けての所沢市の対応を尋ねたのが今回の質問です。
くわけん(1回目) 所沢市としては有料老人ホーム開設についてはこれまでどういう対応をしてきたのか? 現状でどれくらなのか? 介護保険法等の改正によって、有料老人ホームに対する住所地特例が適用される また、ここ数年で有料老人ホームの開設数は約2倍になっている。 (注 2002年約500ヶ所 2004年980ヶ所) 竹中大臣も有料老人ホームを著書「みんなの経済学」で奨励している。 しかし、一方で、景表法4条1項3号で指定されるなど、有料老人ホームには、質に問題がある事業者も多い。 <参考>公正取引委員会 有料老人ホーム等に関する不当な表示
 今後の改正を受けて、新規の有料老人ホーム建設に対して所沢市はどのような対応をとるつもりであるか? 小桧山保健福祉部長
 有料老人ホームについては、現在「介護付有料老人ホーム」、「住居型有料老人ホーム」、「健康型有料老人ホーム」の3種類があり、そのうち介護付有料老人ホームが、介護保険の「特定入所者生活介護施設」にあたる。 これまで市では高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づいて施設の整備を進めてきた。 現在の状況については、計画数92人に対して90人分の施設が整備されているところ。 今後の対応については、現在第3期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を策定中であり引き続き計画に基づいて施設整備を進めていきたい。
 なお、今回の介護保険法の改正に関連いたしまして、老人福祉法が一部改正され、入居者保護として「帳簿保存」、「情報開示の義務化」、「一時金保全の義務化」、「都道府県の立ち入り検査権限の付与」、「改善命令の際の公表」などの規制が強化されている。
 また、定員29人以下の「地域密着型特定入居者生活介護」は、市町村が事業者指定することになるので、、これまで以上に事業者に対してきめ細かな対応が可能になると考えている。
くわけん(2回目) 計画で総量規制を加えるということだとおもうが、そうなるとどうしても申請順に許可が決定されるということになってしまう。量的な規制ではなく、質的な規制を設けるべきと考えるがいかがか?
 小桧山保健福祉部長  特定施設だけでなく、介護保険施設等についても、計画数に基づいて申請順で整備してきた。今後は、質の高いサービスが提供できるようなそういう事業者等も考慮できる市独自の基準がつくれるかどうか、検討していきたい。

2005.09月議会 一般質問① 軽度発達障害者支援のための専門家チームの設置について

くわけんがテーマとしている軽度発達障害についての質問です。 所沢・軽度発達障害児を支援する会「よつばくらぶ」さんのサイトでも紹介していただきました。
 教育委員会側からの回答はそっけないように見えますが、「十分に検討」というのは、それなりの実現可能性を感じさせる表現です。
 これまでのくわけんのささやかな観察によれば、 「検討してまいります」 「研究してまいります」という回答は、長期的に考えますというニュアンスが含まれています。 「いまのところ考えておりません」というのは、限りなく可能性が低い回答です。 特に、議会に傍聴にいらっしゃった方々からすれば、なんと歯がゆい回答なのだろうとお思いかと思います。この辺の回答についての不思議さについては、また日を改めて。
 以下質問と回答です。

 くわけん
 平成16年度に文部科学省から「小・中学校におけるLD,ADHD,高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライン」が出されました。
 これに基づきまして、埼玉県では今年度から特別支援教育専門家チーム委員会が設置されました。予算が500万ですね。しかし、これは月1回しか開かれず、全県が対象でございますので、カバーに限界があります。
 実際にケースは数多く起きていますし、埼玉県の調査でもクラスに8パーセントはいわゆる軽度発達障害の人がいると言われています。わずか月1回ということでは、なかなかこの専門家チームも対応ができない。
 先程申しました文部科学省のガイドラインでも、「学校や保護者のニーズに答えることができるようにするには市町村単位でチームを構成することが考えられます。」と書かれております。
<注>文部科学省ガイドライン試案  まさに所沢市はこの軽度発達障害の問題に関しては全国的にもっとも進んだ市だと考えております。 そういう意味で言えば、今ある健やか輝き支援室に更に加えてこういった専門家チームを正式に設置すべきだと考えますがいかがでしょうか。

 学校教育部長 

 所沢市に軽度発達障害者支援のための専門家チームを設置すべきとのご質問でございますけれども、軽度発達障害者支援に関しまして本市はすでに多くの取り組みをしているところでございます。
 いくつかの具体例を申し上げますと、昨年度から市内全小・中学校に特別支援教育コーディネーターを位置づけました。  
 この取り組みは埼玉県よりも一年早いものでございます。昨年度今年度とその教員を対象とした研修会を行い、校内の特別支援教育の推進者として確実に実力をつけさせてまいりました。さらに今年度から全小・中学校に校内委員会を設置し、校内における支援の充実に努めております。
 また、学校教育課内の健やか輝き支援室と、教育センターから指導主事や臨床心理士等の資格を持った相談員が、直接幼稚園や学校などを訪問しております。いわゆる巡回相談と言われるものでございます。
 教員や保護者に対して、どのような内容や方法で支援をしたらよいかを指導・助言しております。また、学校がどのような体制で支援したらよいのか、教員が何をどのように勉強したらよいのかを指導・助言しております。その回数は年間900回を越えています。健やか輝き支援室の心理士は、県の巡回相談員として依頼されるほど、その指導・助言は大変具体的ですぐに実際の支援に生かせると現場で好評を得ております。
 本市にはこのように、保護者・教員が日常的に専門的な指導・助言を得られる状況が整っております。これに加え、県と連携し、大学教授等の特別支援教育巡回相談員を本市に招き、専門家による指導・助言の機会を計画的に設けています。 さらに本市でも独自に県と同様の専門家を招き、巡回相談を行い、指導・助言を受けています。17の小・中学校、2つの保育園の巡回相談が行われ、成果を上げております。今後も継続して行っていく予定があります。 本市には専門家チームという名称はございませんが、すでに県の専門家チームによる巡回相談に匹敵する相談活動が展開されている状況です。
 今後様々な方法を検討する中で、議員ご指摘の点につきまして十分に検討してまいります。

 くわけん 
 所沢市は現実に全国でもトップクラスの専門家を抱えているということだと思うのですが、やはりちゃんとした制度化していくということ、それなりに処遇していくということは重要なのではないかと思いますので、その辺はよろしくご検討下さい。

2005年04月28日

2005.03月議会 一般質問⑪ 特殊勤務手当等、手当全般について

 特殊勤務手当については、見直しについての必要性が議論されている。 総務省が特殊勤務手当実態調査を12月に発表した。この調査では現状の特殊勤務手当について3つの視点で整理している。1)国になくて自治体にある手当 2)他の手当と重複している手当 3)月額支給となっている手当。   これほどに、特殊勤務手当が拡大したのも、官民に大きな格差があったためと、ラスパイレス指数の縛りがあったため、と思われる。しかし、現在は、むしろ民間部門の給与は年ごとに低下している。
 特殊勤務といいながら、2月19日(土)の読売新聞によれば、所沢市は、全職員に占める特殊勤務手当てを受けている職員の割合は53.2%と県内では川越市に続き2番目である。 しかも、管理職手当てをもらっている職員を分母から除いた場合、管理職でも特殊勤務手当てをもらっている人が若干名いるということなので、若干多めであるが、実に78.7%が特殊勤務手当をもらっていることになる。
 こうなると、役所の仕事はほとんどが特殊ということになってしまう。
 Q 少なくとも、重複もしくは月額支給については見直しを行うべきであるがどう考えるか?また、これまで見直してきた実績はあるのか?
 A 特殊勤務手当については、給与条例において、著しく危険、不快、不健康または困難な勤務その他、著しく特殊な勤務で、給与上特別の考慮を必要とし、かつその勤務の特殊性に応じて特殊勤務手当を支給することと規定されている。 所沢市でもこの原則に立ち返り、平成14年度には次の観点から見直しを行った。 まず、月額支給を廃止し、日額支給とすること。次に支給対象となる勤務の内容を明確にすること。具体的には勤務の特殊性が見出せないものに支給されていないか、あるいは勤務の特殊性が薄れているものに支給されていないか、また支給実績のない勤務を規定していないか、新たに勤務の特殊性が認められたものが生じていないか、そして、勤務内容が明確に示されていないものはないか。こうした観点から見直しを行い、平成15年度からは24種類あったものから9種類を廃止し、現在15種類とした。しかし、まだ月額支給となっているものも一部あるので、重複支給となっていないかなどの観点も含めて、必要性や妥当性を改めて検証して、引き続き見直しを行いたい。

2005年04月27日

2005.03月議会 一般質問⑩ 乳幼児健診の満足度測定について

先日、1歳半健診にでかけてきた。非常にスムーズな運営がなされていた。 行政評価表を見ると、受診率も90%と非常に高い。 今後は、児童虐待の発見もふくめさらなる受診率の向上を とある。 しかし、率直にいって、児童虐待を行っている親子はなかなか行きにくいと思う。 やはり、受診しない親子に対するフォローアップが重要と考える。 Q 実際に、健診によって、何件ぐらいの虐待の疑いのあるケースが発見されるのか? 各健診ごとに教えていただきたい。 現在未受診に対するフォローアップとしてどんなことを行っているのか?そうしたフォローアップによって、実際に何件の虐待の疑いのあるケースを発見したか?
 A これまでの乳幼児健診時に虐待の疑いのあるケースを発見したことはない。フォローアップについては3ヶ月児健診の未受診者については、保健師が未受診者の家庭を訪問するなどして乳児の健康状況を把握している。 1歳6ヶ月児及び3歳児健診の未受診者については、往復はがきを利用したアンケート方式により対象児の発育等の状況を把握。未受診児の家庭と連絡がついたケースで虐待の疑いのあるケースを発見したことはない。
 また、これまでも多くの議員が健診受診者にたいするアンケート調査を行ってはという提案がなされてきた。 Q 実際にその後アンケート調査は行われたのか? A アンケート調査したことはないが、健診後に寄せられた意見要望当についてはできれだけ対応してきた。特に要望の多かった健診時間の短縮については、健診体制を充実し改善してきたところ。今後は、より充実した乳幼児健診となるようアンケート調査を実施してみたい。
 Q 主に、成果指標としては受診率があげられているが、量的には一定の成果が上げられたのだから、今後は、受診者の満足度評価を成果指標として掲げるべきではないか? そのためには受診者に対する満足度調査を行うべきであると考えるがいかがか? A 受診者の満足度評価を成果指標として掲げることについては、関係部と協議していきたい。

2005.03月議会 一般質問⑨ 航空記念公園の管理を所沢市で受託することについて

本議会でも、野球場への寄付金が議論された。また、西久保部長より、野球場は市で管理されることがあきらかにされた。 所沢航空発祥記念館の建設でも、市は建設費用の3分の1、17億円を寄付している。 野球場も市で管理するということであるなら、公園全体の管理を市が県から受託するほうがよいと考える。ちなみに、狭山丘陵いきものふれあいの里についても、市が県から管理を受託している。 Q いきものふれあいの里センターの管理を受託したことによって、どんなメリット、デメリットがあったかお聞かせ願いたい。 A メリットとしては、所沢市の自然保護行政の推進に役割を果たしてきている。デメリットとしては、運営管理を執行するための市職員を市費により配属していること。
 Q また、市として公園管理を全面的に受託するべき意向はあるか? A 現在、埼玉県では、財団法人埼玉県公園緑地協会に管理運営を委託している。  しかし、平成15年9月の地方自治法の一部改正により、指定管理者制度にするか、県の直営に戻すかを検討していると聞いている。現在は状況を見守っているところ。

2005年04月26日

2005.03月議会 一般質問⑧ 所沢市のホームページが遅いことについて

 ホームページについては、最近は情報も充実してきた。例えば審議会の議事録などが掲載されるようになった。これはいいことだ。 所沢市のホームページ、特にトップページに問題がある。まずアドレス、もしくはヤフー等から検索した場合、一番最初に出てくるのが、パソコン、携帯電話、Englishのページである。いわゆるウエルカムページである。ここから、パソコンで閲覧している場合、パソコンを押すと、次のページに移行するまでに、通信環境及び閲覧履歴にもよるが、5~10秒かかる。ここでやっと、普通の自治体ならトップページと呼ばれる画面に到達する。
 Q なぜ、こんなウエルカムページを通過しないと、本来のトップページに入らない構造としたのか?また、トップページへの遷移の際に、CGIが起動している。これが、スピードを遅くしている原因と思われるが。 なぜこのように、トップページに到達するために、CGIを起動させるような方式を採用したのか?
 A CGIを起動させるのがある面では特長である。各担当部署がタイムリーに作成して発信することを可能とするために導入。具体的には、情報を保存するサーバーと情報を発信するサーバーがあり、サーバーへの不良アクセス防止や負荷を軽減するために2台のサーバーを利用。その際にCGIプログラムを利用して相互に機能させながらインターネット上へ発信するシステム。 しかし、このCGIについては、今年度にトップページ画面を表示する部分のシステムプログラムを変更し、壁紙化、静止画像の貼り付けなどにより、表示速度の高度化を図るとともに、トップページのデザイン変更を進めてきた。 新しいトップページは、これまでのご意見を参考に、必要な情報を迅速に閲覧できるように案内表示の整備を行い、また利用者に親しみを持ってもらえるようなデザインへ変更した。今後は、有料バナー広告の掲載や子ども向け情報「こども情報館」のコーナーを新たに設けるなどして積極的な情報発信を進める。 <参考> 所沢市役所のホームページ 答弁にあるとおり、3月4日にトップページが変わりました。
 Q ここに川越市のホームページがある。 例えば川越市と比べた場合、内容については所沢市のほうが優れていると信じているが、その使い勝手といい、アクセス速度の速さといい、デザインは格段に川越市のほうが優れている。 しかも、川越市のソフトも、バージョンは一つ上だそうだが、所沢市と同じ富士通の「アイシティ」というソフトを利用しているというので本当にたまげた。 また、費用も私が調べたとことによると、ソフトとハードを含めて約1500万円、5年リースで、年300万円とのこと。 所沢市は、2年前の平成15年に1400万円、ソフトとハードを買いきりで整備し、年間維持費約170万円をかけている。 同じソフトであるから、川越市のバージョンにバージョンアップすればよいのでは。また、もしバージョンアップが不可能としても、川越と同様の条件で契約したとしても、所沢市は、ハードは買いきりでリースの必要がないのだから、年300万円以下で可能ではないか?
A ご指摘のようにアクセスしやすい、速度が速い、見やすい、そういうことについて川越市に負けないように頑張っていきたい。 頑張れ!!川越市に負けるな所沢市。

2005年04月21日

2005.03月議会 一般質問⑦ 所沢市の業務民間委託について 

 本年2月に、オランダの2つの市で見てきた廃棄物処理収集体制が、民間委託でなかったことは既にご報告したとおりです。  オランダ ユトレヒト市 廃棄物処理行政について
 オランダ ティルブルグ市の廃棄物処理収集
 所沢市もNPM(ニューパブリックマネジメント:新公共経営)の流れを受けて、民間委託ありきで進んでいますが、本当にそれだけが唯一の答えだろうか、という疑問をオランダの視察で抱きました。 そこで、今回の一般質問で、民間委託のあり方について質問いたしました。
 ところでNPMという言葉はご存知でしょうか?簡単に言えば「行政にも経営感覚を!」 ということです。  詳細は、NPMに熱心な 静岡県のホームページ をご参照ください。
NPM(ニューパブリックマネジメント:新公共経営)について(リクツっぽいので飛ばして読んでいただいても結構です)
 NPMというとイギリスやニュージーランドの例が、よく取り上げられる。しかし、世界的にみれば、こうしたアングロサクソンの国のNPMだけがNPMではないことが最近わかってきた。ところが、日本では、NPMイコールイギリスやニュージーランドの例、つまりアングロサクソンNPMと私も思い込んでいた。  ナショルトという学者は、改革を進めている諸国を3つの類型に分けている。業績、成果による統治である「契約モデル」、市場による統治である「顧客選択モデル」、市民社会による統治である「市民主導型モデル」である。 アングロサクソン型とは、この2番目の市場による統治が中心となる「顧客選択モデル」である。
 こうした、NPMイコールアングロサクソン型という「思い込み」をとくために、NPMの「市民主導型」のモデルとされるオランダを、この2月に訪問した。
 民営化について
 特に、アングロサクソン型のNPMでは、なるべく多くの行政サービスを市場化することが理想のように語られている。しかし、今回の所沢市の廃棄物収集の民間委託のように、一気に民間企業へ委託という選択肢だけが唯一の方法なのだろうか?
 私がテーマとしている情報システム関係でも、結局100%民間委託した結果、システムについて完全にブラックボックス化して業者のいいなりになってしまっているように見える。
 オランダの2都市の廃棄物収集処理事業について聞き取り調査を行った。 ユトレヒト市は公営を貫くという。そのかわり、これまで廃棄物収集業務だけであった職員も街路の清掃など、職種の幅を広げるという。  もう一都市のティルブルグ市では、部門ごと切り離し民営化し、職員については、公務員の身分待遇を補償し、その後、徐々に民営化をしていくとい方法をとっている。
 特にティルブルグ市のようなやり方、つまり、職員の身分は保障し公務員のままで、現在の部門ごと民営化を行うという方法である。この方法のメリットは、業務内容についての縛りが自由になることである。 現在の郵政民営化議論でもわかるように、業務のしばりをはずすことと分権化を行うことによって、より裁量が高く多様なサービスを提供することが可能になる。
 また、横浜市交通局でも、いきなり路線ごと民間委託ではなく、まず経営計画プランを交通局が作成するなど、自発的に経営改革に取り組んでいる。その結果、単年度黒字の見通しが見えてきたという。
 Q 所沢市の廃棄物処理行政や、給食行政についても、まず始めに民間委託ありきではなく、部門への分権化を行って、職員の自主性を高めるといった方法を検討する必要があるのではないか?こういった可能性も検討したことがあるのか?
 A 所沢市では積極的に民間活力の導入を進めている。民間委託にあたっては、平成12年度に策定された民間委託推進のための指針に基づき、行政みずからが行うべき本来業務かどうか、市民サービスの維持向上が図れるかどうか、費用対効果の視点などから検討して進めてきた。民間委託方法にも様々あるので、今後民間活力の効果が最大限得られるかを常に念頭におきながら進めていく。

2005年04月20日

2005.03月議会 一般質問⑥ 所沢市の防災対策について その2(組織体制)

 小千谷市の経験から言っても、災害時には、住民の避難場所として、やはり体育館は重要。 現在の所沢市民体育館の防災設備はどうなっているのか? 例えば、水道が止まった場合、水の供給はできるのか? 特に、重要なのがトイレ。タンク式であれば、水さえあれば、使用可能。 お湯を沸かす、料理を作るなど、電気がなくても火力の供給が得られることが重要。 Q 所沢市民体育館の防災設備についてはどうなっているか? A 防災機能を併せ持つ施設として2004年5月に竣工。 飲料水の確保については、緊急遮断弁つきの受水槽40tを地下室に設置。またトイレの使用については、水道管、下水管の破損を考え、雨水槽600tや冷暖房用の蓄熱槽の水、3,400tを利用して、雨水槽の一部を汲み取り式に変更できるトイレを7基設置。これらの運転に要する電源については自家発電で賄う。  Q 体育館には、緊急時、プロパンガスやコンロの備蓄はあるのか? A 指定避難場所の各備蓄倉庫にガスコンロを備蓄。燃料の供給については、埼玉県LPガス協会所沢支部と協定を締結。
 外部からのボランティアもまず体育館を目指してやってくる。 Q スポーツ情報ギャラリーを外部からのボランティア受入窓口として、緊急時には社協の分室をここに設置すべきと考えるがいかがか? A 現在、災害時ボランティア受入窓口は、社会福祉協議会が設置場所となっている。分室としてスポーツ情報ギャラリーをボランティア受け入れ窓口とすることについては検討する。

2005.03月議会 一般質問⑤ 所沢市の防災対策について その1(資金準備状況)

 12月に、新潟市小千谷市への震災後の復興状況等について現地視察へ行ってまいりました。 その時のレポートは 新潟県小千谷市レポート     をご参照ください。
 このレポートでも予告しましたとおり、2005年3月議会で、震災の対応について質問いたしました。
 Q 近隣市町村の財政調整基金積み立て状況はどうなっているのか? A 財政調整基金は、景気や社会情勢等の変化によって生じる財源不足を年度間で調整するためのもの。また、緊急不意に発生する大規模な行政課題に対応する際も、その財源として大きな効果を持つ。 近隣の状況であるが、平成16年度末では、川越市が約29億円、狭山市が約18億円、入間市が約7億円、川口市が約64億円、越谷市が約20億円。   Q 災害対応のためにも、もっと財政調整基金を積み立てるべきではないか? A 基金の額については明確な基準が設けられていない。しかし、一般的には予算規模に対して5%程度が適当といわれている。
 Q 財政調整基金以外の積立にはどんなものがあり、それぞれいくら積立てられているのか?その総額は? A 緑の基金、道路整備基金、中心市街地再開発整備基金などがある。この3つの基金をあわせると、平成16年度末残高見込みは、約15億4,840万円。また、平成17年度末の残高見込みは、約11億6,170万円。
 Q もし、災害が発生した場合、どれだけの資金が短期で借りられるのか?市中金融機関と、緊急融資のためのクレジットライン(緊急融資限度額設定)のようなものの設定はしていないのか?(例えば、短期で50億円用立てますといったような) A 指定金融機関との間に締結している当座借越契約によって、20億円を限度に借り越しができる。また、一時借入金限度額として、予算により50億円を設定。  Q 財政調整基金の本来の目的からすれば、災害対応にはなじみにくいということであれば、災害対応基金のような積み立てを別途行う必要があるのではないか? A 厳しい財政状況下で新たな基金創設は困難。

2005年04月13日

2005.03月議会 一般質問④ 中核市昇格及び合併について

入間、狭山の合併協議会の解散。県西部の市町村合併は不透明な状況に。 しかし、所沢市もゆくゆくは合併を考える局面もでてくるであろう。 所沢市は、現在、特例市ということになっているが、権限委譲が不十分。 最低でも中核市を目指すべきであろう。そのためには、方法は2つ。一つは中核市の面積要件をはずすように働きかける。二つ目は、面積要件を満たすように合併を行う。  Q せっかく市長も市長会副会長ということですので、是非とも100平方キロメートルという面積要件の緩和を求めるべきだと考えますが市長のお考えはいかがでしょうか?
 A 元来、面積要件があ