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H15年度 決算特別委員会②

決算特別委員会では、決算について、質疑を行います。
くわけんは、例えば、「291p 09 消防費 01 消防費 03消防施設費 15工事請負費 01 施設改修工事 これは、どこの施設の改修工事か?」とか、「85p 02 総務費 01総務管理費 01 一般管理費 19 負担金補助及び交付金 44 所沢市職員福利厚生委員会交付金 67,217,000は、類似団体と比べてどのような水準なのか?」「02 総務費 01総務管理費 01 一般管理費 06職員研修費 大学院派遣の本人負担割合は? ちなみに歳入464,100 となっているが?」といった質問を行いました。正確に数えていたわけではないですが、30回程度質疑を行いました。
 質疑終了後は、希望する委員は、賛否とその理由を明らかにする機会を与えられます。くわけんも、以下のような賛成の意見を表明しました。
 「賛成の立場から意見を述べます。 決算全体を通して、公債費比率が財務体質の健全性が確認できました。  一方で、会計情報の情報開示にはまだ、努力の余地があると感じました。 例えば、決算書で予算額の大きな事業でありながら、行政報告書で全く説明がなされていなかったり、あるいは説明内容が不十分であったり、事業の内容を知るために行政評価表を参照しても、内容の記述があいまいであるため、改めて質問をしなくてはならないといったことがままありました。
 一方で、今回の委員会審議を通じて、行政評価表の有効性も実感いたしました。決算においては当該事業の過去の予算決算データの参照が重要ですが、行政評価表には、事業ごとに過去3年分のデータが記載されているため、簡単に参照できます。
 また、支出金、補助金、負担金等の名目の支出が多い点は問題があります。NPO等の団体の自発的な活動を支援するには、あまり使途を制限しない渡し切り方式が有効であるとは思いますが、そういった支出も納税者の税金ですから、やはり使途については積極的な情報開示を行うべきでしょう。 情報システム投資については、費用も他の事業に比べても大きく、一方で費用対効果があまり明確になっていません。こういった点も今後は費用対効果を明らかにしていくべきでしょう。」
 決算特別委員会は、慣例で、4年に一回しか参加できませんが、できれば、くわけんとしては、予算審議にあたって、決算は重要ですから、毎年参加したいしするべきだと考えています。
 また、9名という定員ではなく、予算は、議員全員が審議に参加するのですから、決算も全員参加という形が望ましいと考えています。
 決算検討委員会の内容については、12月議会で決算特別委員長から報告されますので、そちらを傍聴していただくか、その後2~3ヶ月ほどして、議事録がインターネットと冊子になって報告されますのでそちらをご参照ください。それにしても、審議してから4ヶ月後にならないと内容を見られないというのはなんとかならないですかね?