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震災被害の新潟県小千谷市に行ってきました。その1

 2004年12月22日水曜日、震災で被害を受けた新潟県小千谷市に行ってきました。 私の古くからの友人である、小千谷市教育委員長で、小千谷市で歯科医院を開業している鞍立常行氏(48)から、市議会議員として、ぜひ震災の現状を見るべきではないかとメールをいただいたためです。 鞍立常行氏のブログ
 そこで、議会が一段落ついたので、早速現地へと向かいました。   朝6時ごろ、所沢市を出発しました。当日は雪になると聞いていたので、4WDにスタッドレスタイヤを装備したレンタカーを借りて現地へ向かいました。 関越トンネルを越えるとすっかり雪景色でした。川口インターあたりから震災被害のため、普段なら高さが一定のはずの中央分離帯が上下していました。 小千谷インターを降りてから小千谷市内に入りました。ちょうど、前日、21日に小千谷市で支援活動を行っていた自衛隊が退去した後でした。 市街地は、あれほど激しいゆれがあったとは思えないほど落ち着いて見えました。
 まずは、避難所としてよくマスコミで報道されていた小千谷市総合体育館を訪問。 すでに、仮設住宅への入居が始まっていたため、体育館に避難者の姿はありませんでした。 そのかわり、体育館では、「生活再建支援相談窓口」「被災住宅相談窓口」が開設されており、10名前後の住民の方が相談されていました。 所沢市も今年、総合体育館が開館となりました。やはり、体育館というのは、避難所として非常に大きな機能を有しているということが確認できました。
 小千谷市では、たまたまなのでしょうが、小千谷市社会福祉協議会が体育館から歩いて2~3分の場所に立地していました。そこに小千谷市災害ボランティアセンターが開設されていました。
小千谷市災害ボランティアセンター
 もし所沢で災害が起きた場合、やはり体育館がもっとも大きな避難所になるでしょうから、体育館の近くにボランティアセンターを設置する必要があるでしょう。となると、所沢市ではどこに拠点を置くことになるのでしょうか? 所沢市総合体育館は、こうした大きな災害などが起こった場合、避難所としての機能を考えて作られているのか、改めて検討すべきと思いました。 例えば、トイレは断水、停電しても使えるのか?地震に対してどれだけの強度があるのか?(特に今回のような縦ゆれの場合)
 その後、駐車場にバルーンテントが設置されたことで有名になった、イオン小千谷店へ。 建設後それほど経っていないようなショッピングセンターでしたが、震災で使えなくなり、プレハブの仮設店舗が、駐車場にオープンしていました。
 特に、今回の地震では、南北方向に建っている建物ほど被害が大きかったそうです。 その後訪問した小千谷市役所は、東西方向に建っていたため、古い建物だったのでしすが被害が少なかったそうです。
 以下 続く

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