3つのくわけんビジョンの評価と課題
4年前に、皆様に提示させていただいた、3つのくわけんビジョンの評価と課題をまとめました。
「地域から孤立した人が出ないまちにしよう」
「所沢市地域がつながる元気な自治会等応援条例」で一歩前進したとも言えます。
しかし。現在の市政の方向性は、自治会・町内会重視です。それらを基礎におきつつも、ひきこもりや、高齢者の孤立化等課題解決型のNPOなどの市民活動をより重視すべきです。
市民活動支援センターも開設されるなど、少しずつ支援策は進んでいますが、不十分です。
→今後は、所沢版CSW(コミュニティ・ソーシャル・ワーカー)の充実などが必要です。
「所沢の教育を日本一にしよう」
学力向上支援員の配置や、学習支援員の充実などが行われました。
しかし、設置予定であった防音校舎のクーラーを中止にされるなど、全国的に、所沢の教育環境に対する取組の不十分さが、露呈することとなってしまいました。
→今後は、まずは防音校舎のクーラー、続いて全校舎へのクーラー設置、市独自の追加の教員採用と配置などを検討すべきです。
「投票率が50%を超える議会をつくろう」
日経グローカルの議会改革度調査において8位となりました。
「政策討論会を開催、付属機関を設置します。」 「議員定数と報酬のあり方を検討します。」は実現。
結論は、当面は3名減の33名という定数の見直しが行われました。
→今後は、議会のペーパーレス化、広聴機能を充実させ、通年議会化が必要です