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2004.9月議会 一般質問⑤ オール電化給食施設について H16.9

○オール電化給食施設について 議員になって最初の施設訪問で、三ヶ島小学校のオール電化給食施設の見学と、実際に給食を食べた。 O157対策の観点から、オール電化の必要性は理解できるが、環境やコストの観点からいってオール電化は疑問が残る。今年所沢市では省エネルギービジョンを策定した。その中で、1次エネルギーという概念で、省エネルギーを測定・評価している。 そうした観点からすれば、やはり電気はガス調理器具より、単位あたりの1次エネルギー消費量が多いと思う。 ちなみに、私の手元にある資料によれば、オール電化とガスと電気を併用した厨房施設の比較では、二酸化炭素の排出量で比較すると、オール電化は、発電ロスや送電ロスなどを加味すれば、ガス厨房に比べて1.8倍の二酸化炭素を排出するとなっている。 おそらく1次エネルギー比較でも約1.8倍前後となるだろう。 また、オール電化だと電気設備容量を上げるための変電施設を併設しなくてはならないため、どうしてもイニシャルコストが高くなるという欠点がある。
Q
給食施設の整備にあたっては、1次エネルギー消費量といった概念を取り入れて計画をされてきたのか?今後は、そういった面も考慮して、オール電化にこだわらず柔軟に計画するつもりはあるのか?
A
三ヶ島小学校料理場の厨房機器については、O157事故を受けて制定された、学校給食衛生管理の基準の達成のために、電化厨房が優れていると判断して導入。今後については、省エネビジョンに配慮しつつ、厨房機器の開発を見据え、衛生管理の基準に適合する機器であるかの研究を行う中で整備を図っていきたい。

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