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2004.9一般質問⑥ 庁内情報化の方向性について H16.9

○所沢市庁内情報化の方向性について 今年度の予算を見ると、1億1千2百万円で、汎用電算システムの更新がおこなわれていた。 しかし、時代は、クライアントサーバーでシステムを組む方向に進んでいる。 また、汎用電算システムは、契約形態が一旦導入されると随意契約になるためコストが高止まりするという欠点が自民党や国でも指摘されている。また、汎用電算システムの基本言語であるコボルやシステムを理解する技術者が2007年ごろに大量に引退するという問題も抱えている。一方で、正確性や安定性を重視する業務が多い自治体では、やはり汎用電算システムに頼る傾向が強い。たしかに、汎用電算システムは、背広で言えばオーダーメイドのようなものであり、着心地もいいが、やはり高い。一方でクライアントサーバーシステムは、吊るしの背広であり、やはり着心地の点では劣るが安い。
Q
今後は、所沢市のIT化は、これまでのような汎用電算システム優位でいくのか、それとも、部分的に汎用電算システムを残しつつも、クライアントサーバーシステムに以降していくのか?
A
高度な信頼性のある汎用電算システムは住民記録、税総合オンラインシステムなど、市民のサービスに直結した基幹業務に、CSは財務会計、保健福祉システムのような内部業務で安価で小回りのきくシステムとして、公共施設案内予約システムや図書館のシステムではインターネットを活用して、その業務処理に最適なシステムを選定。 とりわけ汎用電算システムは、歴史があり洗練され、過去の情報資産を継続した成熟したシステムとして、大量データの高速処理によって行政事務の効率化に貢献してきた。 しかし、情報処理システムの技術革新が早いことから、業務に適した最適な費用対効果を高める庁内情報化を進めたい。
(2回目) Q
メインフレームとオープンシステムの導入問題など、本来であれば、しっかりとした情報化のプランが必要なのではないか。特に、後期基本計画の中でも情報化の問題はしっかり位置づけるべきではないのか?
 Q
やはり、情報化については、情報化担当理事を置く、もしくは情報担当の政策コーディネーター、CIOをおくべきではないのか?情報化予算は原価につけるべきではないか?
A 後期基本計画の中で、十分議論していきたい。

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