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2004.9月議会 一般質問⑦ 洪水ハザードマップについて H16.9

○洪水ハザードマップについて 今年は、福井や新潟で相次いでで洪水が起こってびっくりした。 あわてて所沢はどうなっているかということで、河川課をおじゃました。洪水ハザードマップがありました。欲しいといったら、あまり部数がないので閲覧しかできないということであった。
 こういった地図はもっと周知徹底を図る必要があるのではないか? Q
できればインターネットに掲載してくらないか、また防災マップの上にハザードマップをかさねて表示はできないのか?
A ハザードマップは河川のはんらんを想定して作成。市民への周知は平成13年9月に広報「ところざわ」により公表。その他公共施設に配布し周知を図ってきた。
ホームページへの掲載については、住民への周知の充実を図る上で有効であると思われるので、今後検討してまいりたいと考えている。
 3年ごとに全戸配布する防災マップへの重ね合わせについては、表示が複雑になって見ずらくなるので、今後研究していきたい。
近年は、ヒートアイランド現象等により都市部での異状気象が全国的に増えている。例えば、従来であれば、せいぜい降ったとしても1時間20~30ミリであったが、最近では、40ミリ 50ミリ、最悪のケースだと、1時間70~80ミリということもありえる。しかも非常に局地的に一時期に降るという特徴がある。所沢では、既存の洪水ハザードマップを見ても、大河川がないため堤防が決壊するというような洪水は考えられないが、こうした、局地的集中豪雨によって、地域外に排出できなくなった水があふれる内水はんらんが起こることが増えている。現に、内水はんらんによって、福岡県の地下街では死亡者がでている。所沢を見ても、市役所横のアンダーパスや、バイパスの狭山ヶ丘交差点で内水はんらんを起こしている。残念ながら、こうした現象については洪水ハザードマップでは表示されていない。
 Q 今後は、こうした内水はんらんも洪水ハザードマップに記載するべきではないか?また、内水はんらんに限らず、狭山湖・多摩湖を抱える所沢市は、地震やテロによる堤体決壊に伴う洪水被害も予想される。現に狭山湖の堤防耐震工事もそうした住民の要望にそった形で実施されたと聞いている。
 Q こうした堤体決壊を想定した防災対策は必要ではないか。
 A 内水はんらんの図示については、はんらん場所が変動することも考えられるので、地図上では短期間で更新の必要もあるので、表示はなかなか難しいが、今後の研究課題にさせていただきたい。
 山口貯水池の震災対策については、当市からの要請を受けた東京都水道局により、平成10年1月から開始されて、平成14年11月に完成。関東大震災規模の大震災についても安全性が確保される。 テロによる堤体破壊に伴う洪水被害を予想した防災対策についてはいまのところ講じていないと聞いている。薬物によるテロ対策は、貯水池周辺に立ち入り禁止のネットフェンスを設置、職員による巡回監視を毎日実施。監視カメラ4台で湖面や堤体等の監視を24時間体制で行っている。

コメント

ハザードマップのホームページ閲覧を、早く希望しています。どうも、所沢市は、ホームページの内容が良くないですね。内容というよりも、必要な情報が引き出しにくいです。情報があるのかどうかも、わかりにくい。
内水はんらんというのも恐いんですね。「冠水注意」とある場所は、ハザードマップの対象になるのでしょうか。 くわけんさん、がんばってください。
当方、緑町公団の住人です。朝は小手指駅からの通勤です。

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