H15年度分 決算特別委員会①
9月28・29日 10月4・5日 平成15年度の決算特別委員会が行われました。 28日は、水道事業と所沢市市民医療センターについて、29日は、競輪や介護保険等など9つの特別会計について、4日と5日は一般会計について、それぞれ審査を行いました。
決算について認定することは、議会の重要な仕事の一つです。 決算特別委員会は、9名の委員で構成されます。 ですので、所沢市の議員定数は36名ですから、4年に1回は決算に関わることになります。逆に言うと、4年に1回しか決算には関われないともいえます。
くわけんとしては、決算特別委員会に参加することで、所沢市の予算全体の見通しがよく効くようになりました。なぜなら、決算のためには、当然ながら、566pある「歳入歳出決算書」や監査委員の意見書、H15年度行政報告書などに一通り目を通すことになります。
それでも、H15年度の予算審議には加わっていないので、予算の中身については、上記にあげた資料を参照しただけでは、なかなか中身が理解できません。しかし、最近はよくしたもので、行政評価表というのが作られています。この評価表は、所沢市の566事業について、過去3年分の予算と決算、事業の具体的内容、事業についての評価などが記されています。 この行政評価表を活用することで、くわけんのような新人議員でも、一定の事業に関しての情報を得ることが可能でした。
決算は、予算と違い、否決されても、市長部局の面子はつぶれますが、実際にはなんら問題ありません。ちなみに予算案が否決されると、予算は執行できず、可決まで暫定予算が組まれます。 私は、決算には賛成しました。というのも、部分的には、あれ?という箇所もありましたが、それをもって、全ての決算について反対というのも違和感を感じたからです。 むしろ、そういった問題点を質疑を通じてあきらかにすることで、次年度の予算編成に活かしていくべきでしょう。