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議員研修会がありました。

今日は、全国市議会議長会次長の向田正博さんをお招きして、議員の研修会がありました。 テーマは、「議会の活性化について」でした。 ただ、2時間の研修時間中、およそ75分は、向田さんが深く関わった三位一体改革の内容でした。
市議会議長会についてはこちらをご覧ください。 市議会議長会は、今回の三位一体改革では重要な役割を演じてきました。 三位一体改革とは皆さんご承知の通り、もっと権限や財源を国から自治体へ委譲させるための改革です。 関係者の努力もあって、不十分ながら、財源委譲が進むなど改革の成果は上がっています。 ただ、逆に、国会議員や国からの抵抗も激しく、特に今回の改革の中心的なメンバーが主に3期以上の知事であったため、国が知事に関して、4選以上の禁止法案を検討するなど、いまや国と地方との対決は激しさを増しつつあります。 くわけんとしても多選についてはあまり肯定的ではありませんが、三位一体改革を考えると、多選の知事の方が力があるのは事実であり、非常に悩ましいところです。 また、地方への権限委譲といっても、実際には都道府県レベルへの権限委譲が中心であり、ある程度都道府県への権限委譲が進めば、これから先は、市町村は、都道府県に委譲された権限をさらに市町村に委譲させるべく活動をする必要があると考えています。 一方で、市町村へ権限委譲させるためには、市町村もそれなりの規模に大きくしていく必要があるでしょう。  議会の活性化については、40分ぐらいお話がありました。活性化の方向性については大体論点は出尽くしているのですが、あとはいかに実現するかということが重要だということを再認識させられました。

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