« 新潟県小千谷市レポート その3 | メイン | 2004.12月議会 一般質問② 税総合システムについて »

2004.12月議会 一般質問① 市民文化センター(ミューズ)の利用実態と予約方法について

 ミューズの予約がとりにくくなっているという声が多く寄せられています。 特に、小学校や中学校の合唱祭などで予約が取れなくて困ったという学校が増えているようです。 ミューズそのものの人気が高まることは、運営上、大変結構なことです。 そして、多くの所沢の子どもたちが、ミューズでの演奏を楽しみにしています。 まさに、ふるさとの誇りでもあるミューズでの演奏体験が、所沢への愛着を高める大きなきっかけとなるのではないでしょうか。
 そこで、実際に予約の状況等について質問しました。
 市民文化センター(ミューズ)は所沢市の誇るべき施設。 しかし、最近では、市内の小中学校の合唱コンクール等でミューズの予約がとりにくくなっている。 この点については、9月議会でも浅野議員が指摘している。 わたしも、現在の抽選システムが非常に公正であることは理解している。 また、開設当初は、利用が過少になる懸念があったために、経営を安定させるためにも圏域を広く設定したと聞いている。 しかし、ミューズも10年以上たって、地域に定着してきた。施設の過少利用の心配がある程度なくなってきたのではないだろうか? そこで、質問ですが
Q ミューズの建設にあたって、市単独予算の割合はどれくらいか? A 建設費総額 約176億円のうち市費の占める割合は、99%。
Q 平成16年度の4月~12月までの、市内の小中学校と、市外の小中学校のミューズの利用実態は? A
市内の小中学校の利用件数は合計で16件、市外の小中学校の利用件数は合計で10件。内訳は、4月の市内中学校3校の吹奏楽部のコンサートで利用。
7月は、市内中学校2校、市外中学校3校の吹奏楽部のコンクールのリハーサルで利用。10月と11月には市内の中学校が10校、市外の中学校7校の合唱コンクールで利用されている。11月には市内小学校1校の校内音楽会で利用されております。秋季については、市民文化センターの施設利用の申し込みが比較的混み合う傾向にあるので本年10月、11月の小中学校の合唱コンクール等の利用申し込みにつきましては希望にそえなかった学校もあったと聞いている。いずれにしても、市民文化センターの運営にあたっては安定的な経営を行っていくことが求められています。 市財政が年々厳しさを増していく中で、市民文化センターの運営も同様で、他のホールとの競争も大変に激化しているのが現状。今後とも安定経営に努めていく。
 最近は、市内と市外の利用者申請に時差をつけるということがあると聞いています。ちなみに、東京都美術館では、全国規模の団体の利用によって、東京都内の活動団体の活動が制約されるという理由から、原則東京都内の団体の利用を優先する措置をとったそうです。 予約方法についても柔軟な対応をお願いしたいところです。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)