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2007.12議会 一般質問④ 廃棄物政策について

くわけん
廃棄プラスティックの焼却について、どういうご所見か?
 また、市長のマニフェストにある、ごみ減量リサイクル・廃棄物流入規制などを検討する市民委員会を設置とあるが、この委員会と減量等審議会の関係はどうなるのか?
 私どもは財源確保の観点からも西部クリーンセンターのC炉は休止ということをマニフェストでお示ししたのですが、当麻市長としては、C炉休止という考えはないのか?
 マニフェストにあるゴミ減量を進めれば、C炉の休止、廃止も可能になるのでは?
 ごみの有料化についてはどう考えるのか。財源確保の観点からすると、やはり有料化は避けて通れない選択しではないか?
 
当麻市長
 まず発生抑制。その後、排出されたものを資源化、再使用していくなど、できるだけごみとして処理しないことに努めるべき。審議会で、発生抑制、再生利用、それでも残った廃プラは熱回収を行いながら焼却との方向が示された。現在パブリックコメント中。
 私としては、焼却によって最終処分量の大幅な減量化が図られ、コスト削減が可能であるが、一方、重金属や化学物質が排出される、二酸化炭素排出量が増加するとの指摘もある。
 パブコメや審議会の答申をいただいた後、実証試験の測定結果をみてから、地球温暖化や市民の健康への影響などを慎重に検討し、判断していく。

 市民委員会は、一般廃棄物処理基本計画で定められた方向を具体的な行動に移すために、より多くの市民の参加を保障し、市民、事業者、行政が意見を出し合っていく場と考えており、そうした場を通じて出されて市民等の生の声を行政に反映していこうとするもの。

 C系炉の廃止によって、概ね1億円削減できる見込みであるが、東部クリーンセンター建設時に東西合わせて5ろを基本に算出しており、点検や修繕についても5炉でシフトを行い対応。現状のごみ量を考えると廃止は難しい。

 ごみ有料化によって廃棄物排出量抑制は期待できるが、一方で市民に新たな負担が発生するので慎重な検討が必要。


(2回目)
くわけん
 市民委員会と、審議会のすみわけはどうするのか?

当麻市長
 有害物質の問題については重金属も含めてトータルで把握をして抑制していく方向性でやっていくのが基本的な市のスタンス

 審議会が基本ではあるが、より多くの市民の皆さんのご意見をごみ問題に関していただくというそういう位置づけと考えている。その中で、審議会の意見と反するものも出てくるとは思うが、最終判断は私が行うので、審議会やパブコメを参考にしたなら、実証実験結果をみて、市民にお伝えして、総合的に判断。


(3回目)
くわけん
市民委員会は誤解を招くのではないか?かつてごみ問題懇話会というのがあって、やはり意思決定ができないことを知り、参加した方が失望したということがある。

当麻市長
 様々な取り組みをされている団体の皆さんから、審議会のような諮問をして答申という形ではなく、率直にいろいろなご意見を伺う会としてイメージしている

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