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2月26日委員長報告

 議会基本条例制定に関する特別委員会 委員長報告を掲載させていただきます。

 ミニシンポジウムでも質問にお答えしたのですが、公聴会やパブリックコメントを通じて、条例に反映させたいただいたのは、

 ① 「議会および議員の責務を自覚しながら」 を前文に挿入
 ② 第2条第2項、「決算の認定」を加える

 です。

 また、条例の実効性の確保については、多くの方からご意見をいただいたので、議長に対して、以下の2点を要望することといたしました。
 1)議会基本条例についての議会報告会を開催していただきたいこと
 2)議会基本条例についてのパンフレット作成、市制広報への掲載など、広報の充実をはかっていただきたいこと


以下 委員長報告です。

090226 議会基本条例制定に関する特別委員会 委員長報告


 平成20年12月定例会以後から、現在までの議会基本条例制定に関する特別委員会における活動と議論の内容について、ご報告申し上げます。
 お手許に、今回ご報告する所沢市議会基本条例案、所沢市議会の議決すべき事件を定める条例案、及び各条の解説について記述した資料を配布いたしておりますので、ご参照下さい。

 本年1月16日(金)、1回だけでは説明が不十分というご意見にお答えして、全議員を対象とした、2回目の議会基本条例に関する調査報告会および意見交換会が開催されました。
 前回に引き続きさらに熱心な意見交換が行われ、第二次素案の追加・修正の提案がなされました。

 本年1月20日(火)、第8回議会基本条制定に関する特別委員会を行いました。
この委員会では、本年1月5日~19日にかけて実施されました、第二次素案に対するパブリックコメント手続きの状況と、それぞれのコメントに対する対応についての協議を行いました。
パブリックコメントは11名の方から75件のコメントをいただきました。
それぞれのコメントについて、委員会内で担当者を決めて、コメントに対する見解を作成することといたしました。
続いて、公聴会開催にあたってご応募いただいた公述人の方々の選任と、公聴会開催形式の検討を行いました。
公聴会開催にあたって、公述人を広報ところざわ1月号や、インターネットの所沢市議会のサイトを通じて公募いたしましたところ、7名の方からご応募いただきました。公述人の公募に当たっては、「所沢市議会基本条例について望むこと」というテーマで1,000字程度の論文をあらかじめご提出いただきました。論文内容や応募書類等を厳正に検討した結果、ご応募いただいた方全員に公述人として公述していただくことを決定いたしました。


 本年1月29日(木)第9回議会基本条例制定に関する特別委員会を開催いたしました。この日の委員会では、本条例案に対する公聴会を開催いたしました。
 公述人7名の方に、お1人30分を目途に、10分、ご意見をいただき、その後委員との質疑応答を15分、最後に、さらに公述人から5分質疑を経てのご意見をいただくという形式で公述していただきました。
 
 本年1月30日(金)には、特別委員会の協議会を開催しました。この協議会では、各委員が作成した見解について持ち寄り、委員全員で、見解案の検討を行いました。
 また、パブリックコメントや公聴会で出たご意見を元に、第二次素案の修正・追加すべき点を確認いたしました。

 本年年2月7日(土)には、市民の方々への条例の広報と双方向の意見聴取を目的とした、「所沢市議会基本条例についてのミニシンポジウム」が議長主催のもと、所沢市体育館会議室にて開催されました。
 事前予約、当日参加も含め、50名を超える市民の方々にご参加いただきました。
 基調講演として、地方自治法100条第2項に基づき専門的知見からのアドバイスをお願いしている廣瀬克哉法政大学教授から、議会基本条例の全国の取り組み状況と、議会基本条例の意義、内容についてご講演いただきました。
 続いて、所沢市議会基本条例案について、委員長の私、桑畠と副委員長の荻野委員より説明を行いました。その後、市民の皆様との意見交換を行い、総務委員会委員長の仕事で、都合がつかなかった大石委員を除く、特別委員会委員全員が登壇して、参加された市民の皆様からのご意見や質問に対して回答いたしました。
 参加者アンケートはおおむね好意的なご評価をいただきました。特に、意見交換に際して、委員長、副委員長のみならず、全委員が対応した点に、廣瀬先生からも、また参加者からもご評価いただきました。

 本年2月18日(火)には、第10回議会基本条例制定に関する特別委員会を開催いたしました。この日の委員会には、委員外議員として、委員会に参加していない会派の脇晴代議員と、松本もとのぶ議員にも参加を要請し、参加していただきました。
 本年1月16日(金)、2回目の議会基本条例に関する調査報告会および意見交換会で出てきたご意見、1月に実施したパブリックコメント、1月29日に開催した公聴会、および、2月7日に開催したミニシンポジウムで出てきたご意見等を受けて、最終的な修正を行いました。主な修正箇所は以下のとおりです。なお、内容に影響を与えない軽微な修正については報告を省略させていただきます。
 所沢市議会基本条例についての修正・追加箇所ですが、
 前文については、
 前文中「議員相互の自由闊達な議論」の前に、「平等の権利を有する」を挿入し、また、
「市民の負託に応えられる議会」の前に、「議会および議員の責務を自覚しながら」を挿入しました。
 
 第2条第1項、「市の意思決定機関」を「市の団体意思の決定機関」としました。
 第2条第2項、「決算の認定」を加えました。
 第3条第1項4号については、「ユニバーサルデザインに配慮するよう努めること」を「ユニバーサルデザインの理念に配慮し」とし、文頭に移動しました。
 第6条については、「本会議のほか、すべての」を削除しました。

 第11条については、「(5)財源内訳、(6)将来にわたるコスト計算」をひとつにまとめ、「(5)政策等の実施に要する経費(将来にわたる負担を含む。)及びその財源等」としました。

 第23条については、「議会活動に関し、」を削除しました。

 第25条第2項、第26条第2項は、主語を「委員会又は議員は」とし、「市民の直接請求による場合及び市長が提出する場合を除き、」を削除しました。

 所沢市議会の議決すべき事件を定める条例については
 第2条第2項に、を「策定、変更、又は廃止」にしました。

 以上の修正の後、全会一致で、所沢市議会基本条例および所沢市議会の議決すべき事件を定める条例案を了承し、委員会提出議案として本3月定例会に提出することと決しました。

その後、パブリックコメントに対する見解を最終確認しました。パブリックコメントについての見解は、現在市議会ホームページに掲載されております。

また、公聴会、パブリックコメント、および、ミニシンポジウムなどで、市民の方々から、本条例の実効性を担保する方策の検討を求める意見が多くあったこと、市民に対する条例の周知が不十分であることなどから、結審後の特別委員会からの要望事項として、議長に対して、以下の2点を要望することといたしました。
1) 議会基本条例についての議会報告会を開催していただきたいこと
 2)議会基本条例についてのパンフレット作成、市制広報への掲載など、広報の充実をはかっていただきたいこと
 
 について議長に対して要望することとなりました。


最後に、本委員会の結審を諮ったところ全会一致で認められました。

なお、先ほど申し上げましたように、所沢市議会基本条例案 及び 議会の議決すべき事件を定める条例案 については、配布をさせていただいておりますので、ご了承ください。


 最後になりましたが、本条例策定にあたっては、特別委員会の委員の方々には、条例案作成、議論、公聴会と、多くの時間と労力をいただきました。また、委員以外の皆様にも積極的にご意見をいただきました。公聴会等、初めての試みも関係各位のご協力の下、行いました。さらに、すべての委員会で熱心に傍聴いただき、パブリックコメントをお寄せくださり、公聴会には公述人として公述していただき、ミニシンポジウムにご参加いただくなど積極的に関わっていただいた市民の皆様にこの場を借りまして改めて感謝を申し上げます。
 一問一答、議会報告会など、細かな運用については、議会運営委員会の皆様の格段の今後のご理解とご協力をお願いして、委員長報告といたします。

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