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2010.12月定例会 一般質問③ 所沢市発送郵便物へのバーコード付与

狂犬病の予防注射の案内を出すことが本議会でも議論されていますが、その内容を聞いてびっくりしました。
 犬ごとに1通ずつ送るとのことで、つまり、1軒で2匹以上飼っている飼い主には犬ごとに案内を送付する予定ということです。さらに、バーコードを付けておくるのかと聞いたところ、その予定はないとのことで、さらにびっくりしました。郵便局の区内特別で100通をこえると65円。さらに1,000通を越えてバーコードを付けると、50円になるのです。もしバーコードを付けないと、14,000×15円で、21万円もムダになることになるではないですか。

 そこでいくつか質問です。
 
くわけん 外部郵送マニュアルのようなものはあるのか?その中で、バーコードの利用基準は?

笹原総合政策部長 郵便事業の手引きに基づいて事務処理を行っている。
2点目のマニュアルへのバーコード利用基準の記載についてだが、この手引は平成5年に作成したもので、その後の事務処理の大幅な変更がなかったため手引の改正は行っていない。しかし、変更点などの必要事項は庁内の共用ネットワーク内に手引の概略版として作成し、庁内通知として対応。バーコード割引については十分ではないが、この概略版に記載し、対応してきた。

くわけん どうもそれが徹底されていないようですが、どうなっているですか?

ここであらかじめ念を押しておきますが、バーコード付与の為に、また、システム開発を追加すると、せっかくバーコードを付けた意味もなくなりますから、例えば、犬の場合、エクセルにもそういったバーコードを付ける機能はありますから十分ご留意ください。

くわけんより どうしても行政部門は、ムダなことも民間部門から言えば、有効需要創出につながるのだから、というケインズの財政出動モデルに呪縛されているようです。
 私の立場は意外とはっきりしていて、例えば公共投資や業務発注や委託なども同じ内容の業務であれば、競争性が発揮された民間と同様の価格が原則であるべきですし(例えば印刷物など)、かつ多少の価格差なら仕方がありませんが、あまりにも大きな価格差の場合は、地元業者を優先をしなくても良いのではないかと考えています。
 今回のケースもちょっとしたムダですが、犬の登録 3,000円 犬の鑑札の再交付 1,600円  狂犬病予防注射済票の交付 550円 狂犬病予防注射済票の再交付 340円など所沢市手数料条例で定められている犬に関連する手数料を事務効率化によって安くすることも可能になります。
 そういう発想が結構重要なんですけどね。
 

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