« 日経グローカル寄稿「討議の人数」 | メイン | 2013.06 一般質問② 固定資産台帳の電子化について »

2013.06 一般質問① 学校メール配信システムについて

学校メール配信システムについて 当初の懸念どおり機能していないのでは?

くわけん 鳴り物入りでわざわざ追加議案で導入した学校メール配信システム。現状はどのようになっているのか?

川音学校教育部長 現状では、平成18年度よりそれ以前にあった、女子児童が連れ去られ殺害された事件をきっかけに、児童生徒の安全安心を確保するために行って来たメール配信システムの運用については、昨年度をもって終了。

くわけん では、現在各学校のメール配信システムはどうなっているのか?
川音学校教育部長 各学校でそれぞれの実態に応じた民間のシステムを導入。内容は、不審者情報や学校公開などの連絡、学校行事の案内、保護者間の連絡など。配信の仕方も学校1校のみの場合、中学校区内の学校に一斉配信など様々。

くわけん これまでの、このシステム導入維持に関わるトータルコストはそれぞれいくらになるのか?
川音学校教育部長 システム導入については、平成18年当時の学校、幼稚園の数48校2園の新規導入経費として、6,184,500円、維持費用として7年間で2,186,849円、経費合計は8,371,349円

くわけん これだけの費用をかけながら結局ムダ遣いとなってしまった点について、どのように評価しているのか?
川音学校教育部長 システム導入時は、学校の通学路安全確保が大きな課題。情報を正確かつ迅速に保護者や地域に発信し、不審者等の情報共有が、有効な手段としてメール配信システム事業を進めてきた。他市に先がけてて取り組んだメール配信システム事業は地域防犯に役立ち、効果はあったことと考えている。
 しかし、指摘のように、一時期配信が滞ったり、教育センターサーバーとの関係の調整が整わず、必要な時期に配信ができなかったこともあり、反省材料もあったと思っている。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kuwaken.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/494

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)