きれいな空気とぜんそく
21日の夜は、向陽中学校の歓送迎会に参加しました。そこで、ある方から興味深い話をお聞きしました。
私が、お酒を飲むとぜんそくの発作がでるので控えているとお伝えしたところ、実はその方のご子息もぜんそくで苦しんでいらっしゃったとのことでした。 しかし、一連のダイオキシンに対する規制強化で、ぜんそくの発作の回数が随分と減ったそうです。
また、やはり規制前には、産業廃棄物処理場からの独特の臭気が漂ってきたが、今はそうした臭気は漂うこともなくなったとのことでした。
環境問題については、科学的な検証が必要なことはいうまでもありませんが、環境の変化となんらかの体調不良との因果関係を科学的に証明するというのは非常に難しいし時間もかかります。(例えば水俣病や
href="http://eco.goo.ne.jp/ecoword/files/word/435.html">杉並病) そうした経緯もあり、杉並病では、「国の公害等調整委員会はw「原因となった化学物質を特定することなくw「原因が化学物質にあるとする裁定を下した。」そうです。
行政は「市民の生命と財産を保全する」というもっとも基本的な責務を負っているのですから、こうした変化にこそ敏感であるべきと、私は考えています。 今回の変化は、むしろ逆の事例ですが、こうした市民の方の実感というものも非常に重要であると、あらためて気付かされました。