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2005.09月議会 一般質問④ 新所沢駅西口再開発計画の状況と計画への住民参加

くわけん   新所沢西口の再開発計画が中止となったと聞いていたが、現在西口の駅の改良を中心とする計画が進んでいると聞いているが本当か? どのような計画を考えているのか? 実施主体はどこか? 計画案には、通勤で利用する人々の意見が反映される機会を設ける予定はあるか? 実際の、新所沢西口駅の交通手段別の利用人口は調査しているのか? 私のささやかな観察によれば、9割は徒歩と自転車。自動車、タクシー、バスなどの利用者はきわめて少ない。(実際、所沢市省エネルギービジョン「エコモビリティのすすめ」208p 鉄道駅からの端末交通手段をみても、新所沢西口、東口両方をあわせても、徒歩が52.2%、自転車25.4%、自動車4.9%、バス15.1%、となっている。 西口は、殆ど路線バスがないのであるから、徒歩と自転車の割合はもっと高くなるはず。 また、同計画書47P  推進方策の地域別展開 を見ても、新所沢西口は、「歩く人を増やす方策」を行うべき地域とされている。)
 しかし、駅再開発の場合、一般的に、バスやタクシーなどの公共交通機関に与えられるスペースが大きく、歩行者は遠回りさせられる設計。 また、いまや日本中のどの駅前も国の一律の基準に縛られているせいか全く同じ景色でつまらない。 二酸化炭素排出の抑制の観点から言っても、地域の個性を大事にする観点から言っても新所沢西口は、歩行者と自転車主体の設計とするべきと思うがいかがか?
中澤まちづくり計画部長  当初市街地再開発事業による整備を目標に調査検討を行ってきたが地権者との合意形成が整わず、市街地再開発事業は断念。
 現在は、独立行政法人都市再生機構の駅前第4団地の建てかえに合わせて、市民の利便性、快適性、安全性を向上させるための駅前広場の再整備等については、市が主体となり検討。 駅前広場の規模等について、地域に見合ったスケールや事業効果を勘案しながら、都市再生機構の用地活用も視野に入れて、今年度を目途として、都市再生機構と協議を調えていく予定。 再整備計画への市民参画については、市街地再開発事業を検討していた当時とは、社会の状況等が変化しており、誰もが使いやすく安全に移動できる交通バリアフリーの実現、地域に個性、親しみなどを感じさせる景観の形成、また、省エネルギーや環境に配慮したエコモビリティなど、新たな視点に立った総合的な施策が求められている。 計画策定にあたっては、駅前広場の機能として必要な一定の水準を確保しつつ、駅前広場の利用状況の把握や、地域住民や駅利用者など市民の皆様の意見を伺う機会を設けて、市民の皆様の意見を計画に反映させるよう努めてまいりたいと考えている。

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コメント

くわけんさんに賛成。駅からのアクセスにおいて、歩行者の利便性をもっと充実してほしい。東口では、車止めとその前の駐輪で歩道が機能していないので、自転車については通行と駐輪は分けて考えるべきだと思います。少し離れていても歩くのが楽しくなるような通りにすることを考えたいですね。

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