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所沢サバイバルプラン ①

 くわけんの属する、会派「翔」では本日、所沢のこれからはどうあるべきかを構想した、「所沢サバイバルプラン」を発表し、市長にも提案しました。
 これまで、この時期は予算編成時期ということで、各会派ともに、予算要望を行っていました。 会派「翔」では、これまでの予算要望ではなく、むしろ、議員一人一人が経営者であるとの観点にたって、戦略提案を行うこととしました。
 会派「翔」が目指す、所沢サバイバルプラン  所沢市の“サバイバル”を真剣に考える
  所沢市のような地方の自治体も選別と淘汰、つまり“生き残り”の時代が始まりました。これまでは、かつての銀行のように自治体も国に守られてきましたが、ここにきて、国も体力のない自治体の面倒は見切れないといい始めました。 既に分権時代の地域間競争は始まっているのです。
 企業の最大の目的は、生き残っていくこと“ゴーイングコンサーン”にあると言われます。所沢市政も経営感覚を積極的に取り入れ、ゴーイングコンサーンを目指すべきです。
 そういう意識と感覚が今の所沢市には決定的に欠けています。 生き残りをかけ、未来の所沢市には今何が必要になるのか。私たちは、そこから発想します。
 これからの10年、何ができるのか。
 これからの10年は、日本にとっても所沢にとっても、大きな変動期を迎えます。 まずは、2007年問題です。これまで、市税の最も有力な納税者でありつづけた世代の方々が引退します。職員も大量に退職期を迎えます。そして、所沢市の高齢化比率も高まり財政負担は拡大します。その一方で、高齢者を支える20代~40代の世代は増えていません。
 所沢の発展は、東京都の中心が新宿へと移ったこと、東京への通勤圏として始発駅を抱えていたことなども手伝って、黙っていても発展してきました。  これからはそうはいきません。 このままでは、これからの10年は、次々と起こる問題に対処するだけに終わってしまいます。そろそろ、他人頼みの発展ではなく、市民自らが発展の物語(シナリオ)を書く時期に来ています。
さあ、私たちといっしょにサバイバルプランを実行しましょう。 <続く>

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