« 2007年03月 | メイン | 2007年06月 »

2007年04月23日

いよいよ2期目が始まります。

 昨日、所沢市議会議員選挙が行われ、即日開票の結果、2期目の当選を果たすことができました。
 くわけんは、36人中、23番目ということでした。
 今回は、市議会においても、政党選択の波が押し寄せたという印象です。全般的に、党の公認候補は全て当選ということになりました。くわけんも、ある議員の方から、伸び悩んだといわれましたが、全くその通りだと思います。
 くわけんも駅頭などで、所属政党を聞かれ、無所属と答えると、いかにも選択からはずされたような印象を受ける機会が多くあったような気がします。
 もちろん、無所属でもすばらしい得票数を得た候補者も多いので、私の言い訳ともいえなくもないですが。
 いずれにいたしましても、さらに4年間、皆様の付託に答えるべく頑張っていく所存です。

 
 

2007年04月14日

くわけんマニフェストです。

所沢サバイバルプラン マニフェスト版

市民は主催者であると同時に行政サービスの消費者です。
自治体間の競争が高まっていくなかで、
住んでいる方の満足度を高め、
所沢に引っ越して来たい方を増やすことが目標です。

所沢をブランドとして確立すること・・・
そのためには、何ができるのか

市民とのやみくもな約束は、むしろ無責任だと思います。
財源を明示することや、
期限をあきらかにすることこそ「翔」は大切だと感じているのです。

○は2008年度(2年後)までに実施する項目です。
●は2010年度(4年後)までに実施する項目です。

【財源確保】
‘未来の市政=財源に責任を持つ!
財源を確保するために(5億円)

○特殊勤務手当を全廃し、1億円財源を確保します。
給与水準は大企業なみ、手当ては今や大企業でも縮小・廃止されています。
特殊勤務手当て、住居手当てなどを見直します。
●入札制度を改革し、1億円の財源を確保します。
高すぎる95%の落札率(2004年度平均)。電子入札の普及や総合評価方式
の導入、随意契約を抑制します。
○西部クリーンセンターC炉を休止し、1億円の財源を確保します。
東部クリーンセンターの完成により、必要性の薄れた西部クリーンセンターC炉の運転を休止します。
●廃プラを焼却し、埋め立てコストの2億円を削減します。
リサイクルできないプラスチックを焼却してから、埋め立てることで、ゴミに関わる費用を削減します。

くわけんより・・入札改革を行えば、概ね5ポイント
程度落札率が下がることが、これまでの入札方法を変えた
ケースからわかっています。
廃棄物処理については脱焼却が最終的な目標です。
市内に2ヶ所も焼却施設は要りません。
しかし、新たな最終処分場の目処が立っていない
こと、自区内処理の原則(廃棄物及び清掃に関する法律)、
及び経費削減の観点から、過渡的かつ現実的対応として
このような提案になりました。生ゴミ堆肥化や産業系
廃棄物の受入価格引き上げも同時に視野に入れています。
※東部クリーンセンターはダイオキシンについての世界トップクラスの排出基準を備えた施設です。


【教育・子育て】
○市民医療センターに小児科医師を新たに1人確保します。(5,000万円)
2009年度末に移転が決定した都立清瀬小児病院。
安心して子育てができる所沢に。
○乳幼児医療費窓口払いを廃止。(9,000万円)
住基カードの活用なども含め、市役所に来なくても支払い手続きができるようにします。
●教員(補助)を100人増やします。(1億円)
現在の100人体制が200人体制となります。
○「(仮称)子育て支援部」を創設します。
市民経済部、保健福祉部、教育委員会にある
子育て支援に関する組織を一元化します。

くわけんより・・教育、子育てについては、提案したい
ことは数多くありますが、実現可能性が高く、かつ必要度
の高い項目を並べました。乳幼児医療費窓口払いは、
くわけんも議会で取り上げさせていただきましたが、
さっそく実現することとなりました。


【みどり創生】
●「(仮称)産業廃棄物税」を創設します。
市外からの産業廃棄物流入を規制するため、廃棄物処理に関する税制を創設します。
○一般会計予算の1%以上をみどり保全lこ。
現在も行われているみどりの保全を維持します。

くわけんより・・今回のマニフェストで、最も難度が高い
のは、「産業廃棄物税」の創設です。所沢市は希望すれば
産業廃棄物の許認可権限を県から移すことが可能です。
その財源確保のためにも必要な税金です。
みどり保全は、所沢らしさの生命線です。


【地域づくり】
●自治基本条例を制定します。
市民と市役所の協働に関するルールをつくります。
●公民館と出張所を統合します。
建設予定の新所沢複合施設や中央公民館をはじめ、各地域にも順次進めていきます。
○図書館の月曜開館を実施します。

くわけんより・・公民館と出張所が同じ場所にあるケース
はありますが、本当の意味で、役所の縦割り組織を超えて
の統合は進んでいません。新所沢の統合をきっかけとして
なんとか実現したいと思っています。


【議会改革】
●議会基本条例を制定します。
分権時代にふさわしい議会のあり方を追求します。
○一般質問に「一問一答」方式を導入します。
市民に開かれた「わかりやすい」議会運営を目指します。
○議員の費用弁償を廃止します。
定例会や委員会に出席するたびに支払われる費用弁償(1日当たり3.300円)を
廃止し、1,500万円を削減します。
※議会改革は、神奈川県藤沢市議会「立志の会」と一緒に取り組みます。

くわけんより・・議会がその持てる機能を十分に
発揮することで、税金の無駄遣いを防ぐことが可能
です。
まずは国会のような一問一答を市議会でも実現
し、わかりやすい議会を目指します。
費用弁償は廃止が当然です。
議員定数については、会派「翔」では6名削減で、
30名定員を提案しています。(平成18年12月議会)

2007年 新くわけんビジョン

らくがきやゴミの少ないまちにしよう

「前回は、防犯ブザーをもたずに歩けるまち」ということでしたが、「犯罪機会論」の観点から言っても、犯罪の起こりにくい環境づくりのためには、らくがきやゴミが少ないことが犯罪抑止に有効ですし、地域力が高い証です。

そのためには、公園も犯罪者にとって「入りにくく見えやすい」構造に見直す必要があります。すべての子どもが自分たちで「地域防犯マップ」をつくる活動をすすめます。地域力を高めるために、公民館と出張所を統合し地域センターを創設します。NPO創設支援を積極的に行い、NPO免税を導入します。

投票率が50%を超える議会をつくろう

投票率が50%を切る状態は、あきらかに市議会の活動に市民が満足していない証拠です。議会のあらゆる活動は、全てよく見えるようにならなくてはなりません。

そのためには本会議も委員会も全て、市議会ホームページからみられるようにします。委員会議事録も議事録検索できるようにします。政務調査費の内訳もホームページで見られるようにします。

児童生徒一人当たりの先生の数を日本一にしよう

障碍のある子どもたちも含め、適切な教育を受ける機会の確保は、民主主義を支える基本です。義務教育にはもっと手間もお金もかけましょう。

そのためには、さらなる教員補助員の増員、市採用の教員制度の創設、特別支援教育の
充実、発達障碍児に対する通級制度の実現、5歳児健診の実施を行います。