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実現! くわけん提案 市民保養所ゼロ予算化

 くわけんが要求してきた、市民保養所事業のゼロ予算化(事業費予算を使わずに、従来どおりのサービスが受けられるようにすること)の道筋がつきました。
 詳細は、あったか湯・遊・楽事業…市民保養地事業を見ていただければわかりますが、これまで、約1000万円の予算を組んでいた事業が、今後はゼロ予算で運用が可能になります。ただ、既存の市民保養所事業も今年度は継続していますので、並存ということにはなりますが、来年度は、完全なゼロ予算化を目指したいとおもっております。

 さて、くわけんが質問した内容をふりかえってみましょう。

 平成17年12月定例会一般質問より

くわけん 市民保養所制度指定されている宿泊業者にしてみれば、自分の流通コスト、顧客を開拓するチャネル、流通チャネルを市が代替して行っているわけです。
 要するに市は代理事業をやっているわけです。普通であれば、代理で紹介しているわけですから、お金を払うどころか、もらってもいい。そういう話なんですよね。ところが、それにさらにお金をつけてあげていると。これはカモネギ状態になっているわけですね。
 ですから、本来であれば、そういう流通チャネルを提供しているという、あまたある宿泊業者の中からセレクトして、所沢市民に、所沢市の広報を使い、職員を使ってやっているわけですから、むしろそれはある程度の費用というものをいただく。
 あるいは、今 3,000円補助しているわけですけれども、 3,000円分の補助ではなくて、それを圧縮して、それでサービスは 3,000円ぐらいしてもらえると。
 もっと言えば、私は、よく皆さんスーパーとかのレジを入れる台のところに、温泉で6,800 円とか 8,800円というふうに割引券ありますよね。あれだって、そこのスーパーがあれを買うためにお金払っているわけではないわけです。
 あれは安くなるというふうになっているけれども、それはそこに置いてもらうことによって、スーパーはお客様に対してそういうサービスをやっていますよと。業者の方も、それによって自分の旅館を使ってくれる機会がふえると。こういうことなんですから、私は、これはゼロ予算化事業にしてもいいのではないかな、こういうふうに思っています。その辺についての御見解をお聞かせください。
 

斉藤市民経済部長(当時) 
 本市では、市民の皆様の福利厚生の向上を図る観点から、31の宿泊施設を指定し、市民保養施設利用補助事業を行っている。これらの施設を利用した場合、一人につき年間1回、大人が3,000円、子どもが2,000円の補助。平成16年度、大人が3,278人、子どもが370人、計3,648人の市民が利用。
 かつて、本市独自の保養施設として、蓼科山荘があったが、維持管理費用の増大、利用率の低下などがあり、平成4年に廃止。その代替事業として現在の制度に至った。平成16年度には、市民保養施設の利用制度見直し。経費の節減と一層の市民サービス向上を図る観点から、時期をみて見直しを進める。


「あったか湯・遊・楽事業…市民保養地事業」(所沢市ホームページより)
 所沢市は本年5月に、水上温泉郷と四万温泉郷、2ヶ所の温泉協会(組合)と保養地事業の協定を結びました。これにより、市民の皆さんは施設の宿泊優待割引など各種サービスを受けることができるようになりました。この優待サービスは、指定された所でのお土産や、有料入場施設にも適用されます。利用方法は水上・四万どちらにも使用できる『所沢パスポート券』(以下パスポート券)の交付を市から受け、これを提示することにより、年度内何度でも利用することができます。

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