2008.06議会 一般質問③ 予算補助説明資料について
ここに、お隣の入間市がつくった市民向けの財政レポートがある。表題は「入間市の予算」といい、なかなかよくできている。
つづいてこちらが、横浜市の「ヨサンのミカタ」というレポートである。さすが、イラストなども垢抜けていて、内容もしっかり整理されている。
くわけん
このように、いろいろなパターンの財政レポートがあるが、市長のマニフェストにある市民向け財政レポートどのようなものを想定しているのか?
実際に、いつ発行するのか?
当麻市長
市民の関心がある財政の状況や市債の状況、話題性のある情報等をテーマに、年に数回の発行を考えている。
つづいて、予算を審議する際に利用する予算書の話題である。
ここに中野区の予算説明補助資料と、大田区の予算書がある。
先日、ある会合で、各自治体の予算書や説明資料を手にとって見比べるという機会があった際に、見つけたものだ。所沢市の分は私が、1階の市政情報センターで購入して、展示した。
所沢市の予算書も詳細に記述してある点は他の自治体からも評価された。
しかし、例えば大田区の予算説明資料と比べた場合、所沢市の予算説明資料は数量と単価表示が少ない。委員会などの報酬のみ、数量と単価表示がされている。
大田区は、より広い範囲で、数量と単価が表示されている。
中野区は、予算段階で、500ページを越す資料が配布され、それぞれの事業について詳細な見積もりがなされている。簡単にいえば、新規事業概要調書に記載されている内容が、ほぼ全ての事業について調書として予算審議に添付されているというイメージである。
くわけん
所沢市も、予算書の形式や補助資料もう少し工夫の余地があるのではないか?
当麻市長
大田区や中野区の予算書や補助資料と同様のものを作成するのは難しいが、新規事業概要調書の対象を新規事業以外の主要事業に広げるなど、補助資料の充実に努め、より一層の工夫を重ねていきたい。