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2008.12議会 一般質問① 新所沢西地区学童(生活クラブ)過密解消について

現在緑児童館に併設されている生活クラブは、北小学校および清進小学校の学区の児童を受け入れている。北小にも、清進小にもほうかごところが開設されているが、土曜日や夏休みや冬休みなどの長期休業中には対応できないため、生活クラブの代替機能を有していない。
常に定員オーバー状態であると聞いている。

 くわけん 現在の在籍者数と待機者数は?

 富沢市民経済部長 平成20年4月1日現在、定員80名に対して、在籍者数が80名、待機者が31名。

 
 また以前にも指摘したことだが、現在でも緑児童館生活クラブは、外遊びの回数が制限されている。
 幸いなことに、新所沢複合施設に移転することによって、北小学校校庭が利用できるようになる。
 ところで、定員適正化計画では、生活クラブの民営化もスケジュールにあったはずだが。平成17年3月に発表された所沢市民間委託化推進計画では、児童館管理運営業務について平成21年度は5館、平成22年度は6館の民間委託化が示されている。備考欄にも、「大量退職の時期にあわせ実施」となっている。
 保育園の民営化は抵抗が強いようだが、生活クラブの民営化については保護者は、月あたりの保育料は高くなってしまうことには抵抗はあると思うが、保育園ほどの抵抗はなく、むしろ歓迎する親のほうが多いのではないだろうか?。
 部が違うといってしまうとそれまでだが、なぜ、市民経済部は、児童館生活クラブの民営化にとりくまないのか不思議である。
 

 Q 生活クラブの民営化が一向に進んでいないのはなぜなのか?どういう阻害要因があるのか?
 A 平成19年度から実施された放課後子どもプランにおいて、平成21年度までに、71人以上の大規模児童クラブについては、分割を行うなど適正な人数規模のクラブに転換することとされた。
 所沢市では5つの放課後児童クラブが対象となり、早急に大規模解消を図る必要に迫られたことから、児童館の民間委託化計画の見直しを行った。今後、市立児童館運営協議会からのご意見もいただきながら、委託化を進めていきます。

(2回目)
 平成21年度中に、70名定員以上の学童は補助金がカットされるという。
 そうすると、当然新緑児童館の生活クラブも補助金カットされないように70名定員を厳守することになる。となれば、やはり、清進学区にもう一つ学童施設が必要になるのではないか?
 
 くわけん 平成24年に予定される新児童館の生活クラブ移転後、新所沢コミュニティセンター2階にある現在の生活クラブを清進学区の生活クラブとして残すことができないか?

 富沢市民経済部長 みどり児童館生活クラブについては、最近3年間をみても、毎年定員を上回る入会希望が寄せられており、いわゆる待機児童が発生。また、新所沢複合施設の生活クラブについては、放課後子どもプランに沿って、定員を70名とする予定。このため、待機児童がさらに増えることも想定されるので、新所沢コミュニティセンターの、みどり児童館跡については、市有地等利用検討委員会に諮り、引き続き児童クラブとして利用が図れるよう検討したい。

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