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当麻市長 平成21年度施政方針について

 平成21年2月23日(月)、3月定例会が始まりました。冒頭に、当麻市長より、平成21年度施政方針演説がありました。

平成21年度施政方針はこちら
 
 当麻市長も2年目を迎え、少し独自色が見えてきたようです。
 くわけんが考える、今回の施政方針での注目ポイントをご紹介します。


 まず、素直に評価したい点は、(失礼ながら、◎は評価がもっとも高い、○は評価が高いと評価させていただきました)
 ●市政運営の基本的な考え方
  ○・各部の目標を明確にし、(略)目標を達成するための「組織マニフェスト」にも取り組んでまいります。←市長マニフェストの実効性を高めるには必要不可欠です。
 
  ◎・ 基本構想の計画期間(略)市長任期に沿って8年間←平成20年12月議会でくわけんも提案

 ●平成21年度予算の概要
  ◎・(環境関連施設の整備・運営・更新) 西部クリーンセンターのC系炉を休止 ←会派マニフェストで提案
 
  ◎・(下水道事業) 財務諸表を公開し、(略)平成24年度を目途に地方公営企業法を適用し、複式簿記に基づく企業会計の導入 ←くわけんが平成19年9月26日決算特別委員会(平成18年度決算認定にあたって)にて提案
  ○・(観光・活性化施策) ロケーションサービス事業を展開←フィルムコミッション事業ともいわれており、会派では先進地の藤沢市を見学。同じ会派の中村議員が一般質問しました。
  ○・(景観施策)  「(仮称)所沢市景観条例」・「(仮称)所沢市景観計画」を策定←これまでの都市計画の枠組みでは周辺環境の悪化を招く開発行為に制限を加えることは大変困難です。景観条例は所沢市にとっては必須の条例です。
  ◎・(医療・保健施策) 「本年4月から小児科医師1名を増員」←会派マニフェストで提案


  もしかしたら、実施する予定なのかもしれませんが、今回の施政方針では触れられておらず、
  ぜひ、実施していただきた項目(くわけんおよび会派が提案してきた内容)

  ・ 政策会議議事録の公開
  ・ 団体への第三者機関による補助金審査
  ・ 特殊勤務手当の見直し
  ・ 公会計の本格的導入
  ・ 図書館の月曜日会館
  ・ 公民館と出張所の統合の推進
・ コールセンターの設置
 ・ いわゆる経度発達障害者に対する幼児期から青年期までの継続的支援
  ・ 障害児療育の市内での展開
  ・ 庁内情報化における随意契約の排除のしくみづくり(CIOの配置)
  
 などです。
 いずれにせよ、市長も詳細なマニフェストを提案し、われわれ議員も会派マニフェストを提案するなど
 二元代表である市長と議会が、善政競争を行っていくことが重要だと思いますし、当麻市長になってからそういった点ではやりやすくなったのは事実です。
 
 今後の予算審議の中で、上記の点を含めてしっかりと建設的な議論をしていきたいと思います。


   

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