2009.3議会 一般質問④ 当麻市長の上田知事に対する要望について
くわけん
所沢保健所を現在の所沢保健所、狭山分室に移転し、現行の所沢保健所を廃止する埼玉県に対して市長は、存続を求める要望書を送られた。その要望書の中で、県の今回の政策転換について「一定の理解」ができると答えている。「一定の理解」をされても困るというのが正直な感想である。このことについて答えていただきたい。
当麻市長
問題の背景について理解できるということであり、保健所の移転そのものに理解を示したものではない。私といたしても、保健所の歴史的背景とともに、移転に伴う市民生活への影響を大変憂慮sちえおり、市内関係団体の方々のご意向やご要望を伺い、そうした皆さんの声とともに、再度県に要望していくことも考えたい。
くわけん
当麻市長からの要望書に対して、県から回答があった。市長が一定の理解ということを言ってしまったせいかどうかわからないが、その回答のなかで、保健所を移転する理由として、「地域的により中心に近い狭山に置くことが望ましい」という理由も書かれていた。
地理的な中心で施設配置を決めるのであれば、日本の首都は岐阜県だし、北海道の道庁所在地は富良野市になってしまう。
こんなことを許したら、消防ももし、広域化した場合、中心は狭山に持って行かれますよ。
今後のことも考えて、この部分の撤回を求めることをお願いします。すくなくとも回答書のこの部分については、県に対して抗議して、撤回していただくべきではないか?
当麻市長
保健所の歴史や地域住民の利便性を考えても、移転は認められないし、狭山市が県西部の中心的役割を担うことを認めたものでもない。
くわけん
地域的により中心に近い狭山におくという表現を許してしまうと危ない。
この部分を撤回しなければ、協議に応じないぐらいのことでないと、後に禍根を残すのではないか。
当麻市長
県知事からの回答書の内容のご指摘の部分については、再度申し入れるように準備してみたいと思う。