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2009.6議会 一般質問③ 防衛医科大学校との連携について

特に小児科における防衛医大からの医師派遣をより活発に行っていただくためにも、防衛医大の独立行政法人化を期待していたが、独法化が見送られるという記事が出て、少し残念な想いだ。
防衛医大については、それ以外にも、小児科や産婦人科を廃止するなど、根拠があいまいな記事が出てきたこともある。

くわけん 所沢市から見て独法化のメリット、デメリットは

笹原市民医療センター事務部長
 メリットは防衛医大の先生方の派遣先での病院診療について勤務時間制限が緩和される可能性がある。デメリットとしては、採算性が重視されるようになるため、不採算部門となる診療科については廃止について検討課題となる。

 (2回目)
くわけん
 現実的に独法化は難しい。しかし、視察で行った藤沢市の例を見てもわかるように、医大との連携は大変重要。
 防衛医大所沢設置にあたって、所沢市と防衛省とで協定書を結んでいる。
 しかし、この協定書も昭和50年に結ばれたものであり、例えば小児救急や新型インフルエンザ対策などについては当然触れられていない。新たなお互いのニーズにあわせて、従来の協定書に加えて新たな協定書を締結すべきではないか。
 また、締結書の締結に向けて、防衛医科大学校本体との所沢市側の連絡担当を正式に決め、定期的な協議を行っていくべきではないか。

笹原市民医療センター事務部長
 昭和50年3月25日に結んだ協定書に基づきご協力をいただいている。この協定書については、平和の問題、医師会等との関係の問題など所沢市全体との関わりがあるので、関係所管と協議して考えていきたい。

 (3回目)
くわけん
 新型インフルエンザ対策のためにも、そんな悠長なことを言っていていいのか。
当摩市長
総合政策部を軸にして、関係課と話し合いを詰めていきたい。そうして協議に入っていくという手順になっていくかと思う

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