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2009.12 定例会 一般質問③ 歳出削減を進めるために

平成19年に、市議有志で事業仕分けもどきを実施した。事務事業評価表を元に実施。
市民経済部所管事業だけで疲れ果てて終わってしまった。
しかし、市民経済部所管事業だけで、事業については、3つの事業が廃止対象としてあがった。補助金については、販売士協会補助金など外部団体への補助金はほとんど廃止すべきという結論となった。
文化会館、市民保養所、交通災害共済
文化会館は、今議会で廃止条例が上程されている。

Q 市民保養施設利用補助事業は来年度、廃止するのか?行政評価では、平成24年度まで廃止としているが、来年度の歳入をみれば、来年度即刻廃止するべきではないか?
A 大舘市民経済部長 当初は平成23年度の廃止を考えていたが、アンケート調査等でも、大方の施設からあったか湯・遊・楽事業への参加、あるいは関心が示されたということで、今年度で廃止して、22年度からはあったか湯・遊・楽事業へ切り替えていければと思っている。


私も事業仕分けを見に行った。いろんな意見があるが、絶対不要な事業というのはそんなに残っていない。今の財政状況でいえば、必要だけれども切らなければいけない時代になったということ。所沢市でも内部の人は切れない。先輩が始めた事業は切れない。会ったら嫌み言われるわけである。私も、ある質問について嫌みを言われたぐらいだ。やはり切れない。だからこういう仕組みはいいと思う。
Q 市長へ 市長は事業仕分けについてどういう印象をもっているのか?
A 当摩市長 外部からの異なった価値判断によって、事業そのものを見つめ直す機会であり、仕分け活動の公開によって意志決定の透明性を確保できるという2点については評価できる。

外部評価の結果
事業仕分けに相当することを所沢市でも実施している。それは、事務事業評価の外部評価である。ところが平成16年度評価を最後に外部評価は廃止。外部評価は、ある種の事業仕分け。平成16年外部評価では、観光協会補助金 農業後継者育成確保推進事業 などが廃止対象として上がっていた。
Q 外部評価をなぜやめたのか?
A 小野総合政策部長 平成15年度、16年度については外部評価を2年間続けてきた。しかし、40事業ぐらいを充てていたわけだが、経費的な問題、時間的な問題があったこと、2次評価による審査と結果が同じなので、敢えて外部に出さなくていいのではないかというような判断もあり中止に至ったと聞いている。
公共事業評価等は必要に応じて実施している。

では言うが、観光協会の補助金は2次評価では現状通りで、外部評価では終了となっている。事業は残って、外部評価がなくなってしまった。

 Q 事業仕分けをやらないということなら、事務事業評価に外部評価を新たにさせてはどうか?
 A 再度復活は考えていない。しかし透明性の確保の必要性は感じているので、第三者が入れるような組織検討については引き続きしてみたい。

 Q ホームページには、事務事業評価の結果について平成19年度分からしか掲載されていないが、平成16年度分から掲載するべきではないか?
 A 消えているようであれば復活させたい。

 Q 歳出削減、当摩市長ががんばってきた点は認めるにやぶさかではない。しかし、補助額をちょっとずつ減らしてもみんなちょっとずつ不満。思い切って事業そのものをなくす必要がある。市長の歳出削減に対する考えは?
A 当摩市長 予算編成については、やはりメリハリをつけていくことが必要。事業仕分け、事業棚卸しなどいろいろな手法もあるので、今後調査検討してみたい。

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