エネファームの話で盛り上がる
今日は、消防団員でもあり、ガス会社にお勤めのDさんと、エネファームの話で盛り上がりました。
私は、どちからというとガス派で、家の暖房も風呂もすべてガスです。
なぜなら、ガスは原油に比べ埋蔵量が多いことと、埋蔵量が約200年分ある石炭からも生産が可能なことなど、ゆくゆくはガスが中心になると考えているからです。
エネファームとは、ガスから水素を取り出し 酸素と反応させて発電するシステムで、発電時の排熱を給湯に利用できるコージェネレーションシステムのことである。(出典はいつもながらwikiです)
ちょうど、昨日のテレビ東京ワールドビジネスサテライトでも、日本の技術力の素晴らしさの例としてエネファームが取り上げられていた。異なる企業同士が、立場を超えて協力しあい、それまでコストが約1000万円かかっていたものを350万円まで値下げしたというものです。
私は公団の団地住まいですから、エネファームを設置することはちょっと厳しいようですが、国からも補助が上限140万円ですが出ますし、所沢市でもエネファームに補助もでますので(1万円ですけど)、二酸化炭素排出抑制のためにもおすすめです。
25%二酸化炭素排出削減のためには、産業部門の効率化は世界トップクラスですから、家庭部門の二酸化炭素排出抑制をメインにすすめるしかありません。
日経新聞によれば、「欧州連合(EU)は2021年以降に新築する住宅やオフィスビルなどについて原則として、二酸化炭素(CO2)を実質的に排出しない「エコ建築物」とするよう義務付ける規制を導入する。建築物はEU域内のCO2排出量の約4割を占め、抜本策が不可欠と判断した。」とのことです。
家庭部門の二酸化炭素排出抑制に関連する産業が発展すれば、同時に世界的な産業競争力も高まり新市場も生まれるのですから、ダムなど土木建設関連への投資から、即刻家庭エネルギー効率化へ投資を切り替えていく必要があります。
所沢市でも上限1万円というのはちょっと足りない気がします。埼玉県戸田市では上限20万円だそうですから、財政厳しい折ですが、補助額値上げを実現できるといいのですが。