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<世論調査>国会不信、若者の7割超す 総務省外郭団体

 表題の記事をYAHOOで見つけました。

 以下 2月22日22時26分配信記事 毎日新聞 石川貴教記者の記事からの引用です。

 総務省の外郭団体である「明るい選挙推進協会」が(2月)22日に発表した世論調査で、16~29歳の若者の7割超が国会や政党を「信頼できない」と感じていることが分かった。また、7割超が今の政治に不満を抱き、約3割が一番印象に残った政治的な出来事に首相の相次ぐ辞任など「首相に関する出来事」をあげた。同協会は「(首相の相次ぐ辞任が)若年層の政治不信の原因となっている可能性を否定できない」と分析している。

 調査は全国の16~29歳の男女3000人を対象に09年1~2月に郵送で実施。回収率は68.4%だった。

 国会を「あまり信頼できない」「ほとんど信頼できない」と答えたのは全体の76.6%。政党は73.7%▽マスコミ66.4%▽中央省庁59.4%▽選挙制度40.2%--が「信頼できない」と回答された。また、今の政治に「やや不満」「かなり不満」と答えたのは全体の75%で、特に「かなり不満」が49.6%と半数に迫るなど、政治不信が高まっている。

 引用終わり

 正直、これほどとは。びっくりしました。同じような傾向は、文藝春秋3月号の評論家立花隆氏による、政治家「小沢一郎は死んだ」をテーマとする記事においても見てとることができます。
 立花隆氏が教えている東大の学生の多くが、とにかく既存の政党には期待できないという意見を表明しているのというのです。

 一方で、既成政党にあきたらない有権者も多くなっているのも事実で、ある調査によれば、次期参議院選挙において、みんなの党の支持率が埼玉県では、共産党や公明党を抜く支持率をえているそうです。

 民主党は、政権を取るために、小沢一郎氏や自由党を丸のみし、逆に丸のみされた感があります。わたしも民主党に多くの友人がいますが、小沢一郎氏合流後の民主党はすっかり体質が変わってしまったと言ってたのを覚えています。
 小沢一郎氏の合流がなければ政権獲得はやはり不可能だったことは認めますが、合流後の民主党の、特に、ここ2年ぐらいの候補者は、かつての民主党の候補者らしくない感じがします。

 さきほどの立花隆氏の記事でも、小沢一郎氏が好きか嫌いかというレベルではなく、小沢一郎氏に関心がないということだそうです。

 若い世代が、政治に関心を持ち信頼を回復すること、そのためには何をしなくてはいけないのか、考え行動していきたいと思っています。

 
 
 

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