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 所沢商工会館取得に関する定例会議論②

 該当部分の録画中継は ここをクリック してください。2月23日(「開会」)の下のほうに緊急質問があります。

 やりとりは議事録速記録から要約しました。

 くわけん  商工会館の補助について政策会議の議題になったか?
 当麻市長 政策会議の議題にはなっていない。

 くわけん  こういう重要な問題をやらない政策会議というのは一体何なんですか?議題にしなかった理由を教えていただきたい。すごく大きな問題ですよ、2億6000万円の予算の使い道のことを政策会議でやらないような政策会議はどういう政策会議なんですか、お答えください。

 当麻市長 政策会議、発議と報告ということがありますが、今回の問題については3月で付帯決議をいただいて、精査をしてきている中での中途の報告ということについても、とりあえず土地の鑑定等まだ十分に結論がでていなかった等もあり、政策会議に報告がなかったと理解しています。
 
 くわけん さっきから言っているじゃないですか。もっと早くから疑義が生じていると。(中略)
 私は、この3月議会で全くこの点について指摘しているわけです。それを政策会議でやっていないということは、要するに議会の意向なんか無視したということじゃないですか。初めて法律相談したのが12月22日。12月18日に住民監査請求が出て、あわてて(法律相談を)やっているんじゃないですか。要するに、議会の意向は全然忖度せずに、政策会議にも上げなかった。その程度の扱いを付帯決議に関してしたという、そういうことじゃないですか、市長。

 当麻市長 今回の法律相談については、結果的には12月議会の終わった後になってしまったということについては、やはりもっと早くやっておくべきだったのではないかというふうに思っております。
 そういう面については、決して議会の意向を無視した形で政策会議にかけなかったということではございませんで、結果的にこういう日程になってしまったということについては大変申し訳なく思っております。

 くわけん とにかく政策会議の在り方、これはもう1回要検討をまた私も質問等でしていきたいと思います。何のための政策会議か、最高意思決定だというふうに私は理解していますから。
 続いての質問です。平成21年3月議会での質疑では、補助金交付規則第18条「補助金等の目的に反して使用し、譲渡し、交換し、貸付または担保としてはならない」となっていながら、テナントの入居については市長の承認があれば可能だといった趣旨のお答えをされたわけですよね。改めて、確認します。
 原則は、補助事業等により取得し、または紅葉の増加した財産を目的外で賃貸をして利益を上げることは許されない。当然、市長もそういった案件の場合には承認しないということで、よろしいんですね。

 当麻市長 今回、精査をさせていただく中で、アクサ生命のテナントにつきましては、やはり補助金の対象にならないということで疑義が生じましたので、そういうことは今後はありません。
 
 くわけん アクサ生命に限らず、この補助に関してはこういう形で第18条に基づくような形でやるかどうか、今回のだけじゃないですよ。これからもちゃんとそういうふうにやるということでよろしいですね。

 当麻市長 はい。補助金の交付につきましては、今後もそういう形ですすめさせていただきます。

 くわけん これはガバナンスの問題です。つまり意思決定を誰がしたかということを透明化することが大事だと思います。先ほどの全員協議会では、起案時の部長は現財務部著の富澤部長であることがあきらかになりました。富澤部長には起案者として今回どのようにこの案件をとらえているのか、また内部で補助金を出すことについての指摘はあったのか、なかったのか、この点についてお答えください。

 富澤財務部長 平成18年1月のいわゆる基本方針、これを踏まえたうえで、予算要求させていただいているということです。
 内部からの指摘があったのかどうかということについては、補助金等審査委員会においては了とされた。
 
 くわけん 先ほどの全員協議会では、テナント貸しすることは大館部長は知らなかったということだが、富澤部長もやはりテナント貸しすることをしらなかったのか?

 富澤部長 私も承知していない。

 くわけん 今回のこの混乱の責任、どういう形でとられますか。内部的な処分、お考えのところがあれば市長ご自身の処分も含めて、どういう処分をされるのかお答えください。

 当麻市長 責任を感じておりますけれど、現在のところ、その処分の内容についてはまだ検討しておりません。

 くわけん 処分の内容ということは、処分をするけれども、その内容は決めていないということなのか?

 当麻市長 最終的に今後これがどういう形で収束していくかという問題もございますし、少し、ご指摘をいただきましたので、検討させていただきます。

 くわけん 内部の調査委員会を設けて、議会に報告すべきではないですか?

 当麻市長 平成18年1月の決済の基本方針で、いろんな内容がすすんできたということがございまして、その辺のところで若干疑義が生じてきたので、結果的には前の決済の時点からの職員を含めて全体の責任になっていくので、できるかふぃり、いい形で収束できるように引き続き精力的に努力していく。

 

 
 
 

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