北教組の違法献金資金提供問題
議会中ということで、金曜日の議案質疑の報告はまた、改めてさせていただきますが、本日は北教組(北海道教職員組合)の違法献金問題について。
いやいや、今日は休日ですので、違法献金がけしからんとかそういったことではなく、その違法献金の原資とされたと現在伝えられてている、主任手当についてです。
北海道出身者、在住の方ならご存知の通り、そして、それ以外の方は全く知らないと思いますが、毎年確か、年度末だったか年末だったの北海道の風物詩は、北教組が、北海道教育委員会(道教委)にその年とそれまでの主任手当を現金の束で持ち込み、それに対して、「受け取れないから持っていけ」と道教委が返答をし、北教組がそのまま置いて帰るというシーンがテレビで報道されることでした。
確か数年繰り返していた記憶があります。その後19歳で、北海道を離れてからは、東京のメディアでは報道されることがなかったのですが、テレビを見ていたら、全国放送で久しぶりにそのシーンが流れました。
子ども心に、表現は不謹慎ですが、すごく痛快で面白いものを見させてもらった印象がありました。
当時で、億単位のお金ですがら、お金の束が、そうですね、3000円のカルピスギフトセットを2段か3段重ねたぐらいの大きさがありました。
不思議だったのは、あのお金はどうするんだろうかということと、その後主任手当の扱いはどうなったのかということでした。その後、何かのきっかけで現金の束を持ち込むという儀式は取りやめたらしいことはわかりました。主任手当の扱いはどうなっていたのかは疑問だったのですが、今回の一連の騒動で、実は主任手当はやっぱりプールしていることが判明しました。
2010年2月19日付け産経新聞の報道によれば、その主任手当のプール金とその運用利子が違法献金に回されている疑いが強いとのことでした。
北教組は現在でも主任手当は年間1億円程度ためているそうです。
久しぶりに主任手当の謎が解けました。