キンドルの衝撃!?
昨日は日本記者クラブで、私の友人の石川幸憲さんが講演しました。本来はクローズドの会なのですが、友人ということでゲストで参加させていただきました。
石川さんとは、石川さんが21世紀政策研究所にいた時代に知り合ってから、いろいろとご指導をいただいています。
以前もご紹介した米国ミネアポリス市も一緒に取材に行きました。
今回、石川さんは、毎日新聞社から「キンドルの衝撃」という本をこの1月に出版された本です。
毎日新聞社の「キンドルの衝撃」紹介ページ
キンドルというのは、インターネットで本を販売するアマゾンが発売した、電子ブックリーダーで、米国では大変売れているようです。書籍だけでなく、ニューヨークタイムズの記事も読めるそうです。
新聞や雑誌関係者の危機感は相当高まっているようです。
ただ、そうはいっても新聞は、ラジオやテレビの登場の際にも紙メディアはもう無くなると言われてきましたが現実は、むしろ逆で、部数を伸ばしてきましたし、広告出稿額も増えてきたそうです。
しかし、ここにきてインターネットの普及にともなって、新聞の部数も減少してきたそうです。そこに追い打ちをかけるように、電子ブックリーダーの登場です。
日本でも、いよいよ日経新聞がネット版を販売し始めました。しかし、米国でも、課金システムで成功しているのは、ウォールストリートジャーナルぐらいだそうです。
私としても、早く書籍が電子化すれば、本を置くスペースが節約できるので大歓迎です。