札幌市の予算の概要
札幌市議会を訪問した際に、札幌市の平成22年度 予算の概要という冊子をいただきました。
詳細は、札幌市の平成22年度予算 をご覧ください。
大変、よくできた予算の概要です。
翻って、わが所沢市は、当麻市長が「市民向け財政レポートの発行」をマニフェストに掲げています。
市長のマニフェストの自己評価である通信簿によれば、この項目については『平成19 年度から「所沢市の財政事情」を半期ごとに年2 回、「財政トークス」を年1 回以上、及び「バランスシート・行政コスト計算書」「所沢市の財政のツボ」「中長期財政計画」について、冊子及び市ホームページで公表。引き続き、よりわかりやすい情報提供に努めていく。』とあり、「達成」となっている。
でも、ここに掲げられた項目は、別に、当麻市長就任以前からやっていたことばかりで、それで「達成」といわれても、という気分です。むしろ、住民としては、やはり、この札幌市が作成しているような「予算の概要」を求めているのではないでしょうか。
さらに、札幌市の秀逸な点は、予算編成過程を公開している点です。
この点については、少なくとも改革派市長を標榜するなら、やって当たり前と何度も指摘していることです。
例えば、札幌市の平成22年度予算の編成過程というページをご覧ください。
「平成22年度予算要求の概要(平成21年11月20日公表)」が掲載されています。
ここでは、各局ごとの平成22年度に向けた重点項目が掲げられいます。
部長マニフェストも結構ですが、むしろ部ごとの重点項目を掲げていただくことのほうがよっぽどありがたいです。
私も来年度へ向けて、札幌市並みに所沢市もなるように一般質問等で働きかけていきます。