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 廣瀬氏(市議会議長会)金井教授(東大)にも質問

 昨日に引き続き、性懲りもなく日本自治創造学会研究大会にて質問をいたしました。
 くわけんは、「第2分科会 政策立案と開かれた「議会づくり」」に参加。
 パネラーの全国市議会議長会法制参事 、 明治大学大学院講師  廣瀬 和彦氏は、議会改革に関わる4つの論点を提示。「議会基本条例」「反問権」「決算審査と事業仕分け」「議員定数」など。
 廣瀬氏が、反問権についての説明の中で、「議員は、やはり財源問題について首長から指摘されると弱い。そのためにも議会事務局の強化が必要」との主張。くわけんは「議員も特に議会事務局の強化が実現せずとも、これからは財源問題もセットで何らかの要求をしていくべきだし、それはそれほど大変なこととは思わないが?」と質問。
 廣瀬氏はそれに答えて「やはり議員が本当に責任ある財源の議論をするにはやはり議会事務局のバックアップが不可欠」と回答。

 つづいて、コーディネータの金井先生にも質問。くわけん「先生はオランダの行政事情にお詳しいと聞いている。オランダの地方議員の年収や権限について紹介していただきたい」金井先生は、「私に質問がくるとはまさに青天のへきれき。オランダの地方議員の収入はしらない。ただいずれにせよ、外国の地方議員との比較はあまり意味がない。国によっては、地方議会も政党で序列化されていたり、そのために地方選挙に比例代表もあったり、ただ単に収入だけを比較しても全く意味がない」と至極もっともなお答えでした。

 廣瀬氏からも議員定数についての大変参考になる示唆をいただきましたが、議員定数の在り方についてはまた、改めて。

 

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