2010.06定例会 一般質問⑥ 公共施設マネジメント白書
公共施設の利用状況やかかっているコストを見える化を促し、住民の方々がより客観的な観点から公共施設についてそのあり方を検討する素材として、公共施設マネジメント白書は大変有用であると思う。
くわけん 市長はこの公共施設マネジメント白書みたことがあるか?あったとしたらその感想は?
当麻市長 藤沢市長の書かれている白書のねらいは私も同じ課題を実感している。
くわけん 所沢市でも、かつて、公共施設に特化したものではないが、コミュニティマップというすばらしい試みがあった。今でも評判がよく各課においてあるのを見かける。しかし残念ながら、市政情報センターでも販売していないし、その後改定版も出版されていないようだ。
せっかくこういう資産があるのだから、このコミュニティマップを発展させる形で、所沢市においても、公共施設マネジメント白書を発刊する予定はないか
当麻市長 本市のコミュニティマップについては、地域の様々な情報集約を目的に昭和58年に初めて作成。その後平成3年に改定。非常に使い勝手のよい資料として重宝されている。
公有施設マネジメントについては、新地方公会計制度を構築する際のストック情報の資料として、公有財産台帳の作成をしたほか、公共建築物修繕計画の策定の際にも施設情報の集約を図るなどの取組を行った。今後はこれらの経験や情報を生かしていくことになる。公共施設マネジメント白書の作成については、他市先進事例を研究し、所沢の実情にふさわし取組方を検討していきたい。