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学校図書館先進事例を見学に(荒川区)

 10月19日(火)、学校図書館の先進事例を見学に荒川区に行きました。今回の企画は、所沢市内の学校図書館の充実のために活動されている学校図書館・虹の会・所沢及び所沢市文庫・親子読書会連絡会の皆様によるものです。

 まずは、荒川区立汐入小学校を見学させていただきました。
 汐入小学校はこの4月に開校したばかりということで、入り口に入ったすぐのところに図書館がありました。また、新設校ということもあり、本はすべて新しく、また、調べ学習の本が充実しており、小説系が6割、調べ学習系が4割ということでした。屋上にはプールがあり、そこから墨田スカイツリーが見えたことが印象的でした。

 その後、 荒川区立第三中学校に移動。この学校は平成22年度全国学校図書館賞を受賞しています。授賞理由は、学校図書館を核とした学校教育の実践が評価されてのことと言います。

 第三中学校は、新設校ではないそうですが、図書館の本は年代の新しいものが中心でした。その理由をおたずねしたところ、現在の西川区長になってから、学校図書館の充実が図られ、第三中学校も約700万円の図書購入予算がついたとのことでした。
 また、この中学校では、夏休みや土曜日も図書館を開館し、年間220日開館を目指しているとのことでした。
 現在ではすべての授業科目で図書館とのコラボレーション事業が展開されえいるとのことです。

 翻って所沢市の学校図書館を考えた場合、司書配置も大事ですが、やはりまずは図書更新、特に時代とともに陳腐化が激しくなる調べ学習系の図書の更新が緊急の課題と認識しました。

 お世話になりました皆様に改めて感謝申し上げます。

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