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2010.12月定例会 一般質問⑥ 自転車道整備について

自転車による事故も増えてきており、そのために自転車対象の保険の充実も重要だが、やはり自転車専用道路を整備していく必要があります。

くわけん 所沢市における現状の自転車専用道の総延長は?また、10月21日毎日新聞の記事に、国土交通省の研究機関の調査によれば、全国で約8割強の約6,600㎞は、車道幅が16メートル以上あるので、自転車専用レーンの設置が可能ということです。では、所沢市では、どれくらいの距離が可能でしょうか?

木村建設部長 自転車道の総延長ですが、片側と両側に整備された区間がありますが、路線延長でお答えするなら、市道では8,165メートル、国道では1,600メートル、剣道では1,850メートルの合計11,615メートル(約1.1㎞)です。
 また、理論的に延長可能な距離は、16メートル以上の企画の道路は、市道では24㎞、国道及び県道では8㎞、合計で32㎞が可能。

 

くわけん じゃあ、環境クリーン部に聞きます。「エコ・モビリティのすすめ」というこのような素晴らしい計画書をつくっていますね。ここには、46pにも自転車の利便性向上ということを提案している。この計画書の実効性を高めるためにも、自転車ネットワークについてのなんらかの提案が必要なのではないか?ここでもレンタサイクルの利用促進がうたわれている。社会実験をするとあるが、したのか?

 並木環境クリーン部長 していません

 くわけん 市民経済部にききます。レンタサイクルのおかげで、駅前の放置自転車も抑制されているし、当然エコモビリティにも貢献しています。レンタサイクルの状況はどうなっていますか?経営は順調ですか?

 大舘市民経済部長 収支状況については把握していないが、利用状況については半分程度ということで、余り高くないというふうに聞いている。

 くわけん 市長へ せっかくこういうすばらしい計画書をつくったのだから、自転車についても市長のすきな総合的な自転車政策を立案してはどうですか?

 当麻市長 総合的な自転車利用政策の立案については、交通安全、道路整備、環境などの部署が関わっていることから、今後、組織体制も含めて調整し検討していくことが必要と考えている。

くわけんより 自転車政策というのは、担当部署が分かれていて、自転車道整備は建設部、環境にやさしい乗り物としての自転車政策は環境クリーン部、駅前駐輪対策や、放置自転車などは市民経済部がそれぞれ担当しています。地球温暖化対策の観点からも自転車の利用しやすい環境を整備するためにも、自転車を総合的に担当する部局の創設が望まれます。

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