2011.09 一般質問② 航空発祥100周年について
震災の影響などもあり、せっかくの好機を生かし切れなかった印象である。
思ったほど盛り上がらなかった印象。
くわけん 市長に 100周年の記念事業の評価は
当麻市長 これまでの取り組みにより、市内外の幅広い年代の皆様に航空発祥の地所沢をアピールできた。
くわけん 部長に ところで、わたしも夏の地元紙への記事の投稿で指摘させていただいたが、サイトの年表に、陸軍航空学校の創設年が記載されていないが、これは意図的なものか?
大舘総合政策部長 所沢の航空史にとって、陸軍航空学校の存在は非常に重要な点でもあるので、早速年表に記載。意図的なものではない。
ところで、私も、もっと早くに指摘すべきだったと後悔しているが、こういった周年事業には記念誌がつきもの。市政60周年でも記念誌が作成された。
記念誌があれば、それまでの歴史を振り返るなどができる。
くわけん 市長に 今回は100周年の記念誌を作成しないのか?また、なぜ作成しなかったのか。その理由はなにか。
当麻市長 記念誌については、「米軍所沢通信基地の返還を求めて」に歴史的なことなども記載されていることから発行の予定はないが、記念誌に変わるものとして、今回100周年の記念事業をまとめた報告書については作成する予定。
くわけん 部長に 土地所有者の方から、日本最初の航空事故の現場が寄附されたと聞いているがどうなったのか?
大舘総合政策部長 詳細は把握していない。
桑野財務部長 私のほうでも把握していない。
所沢市史をみても、どうも、記述が薄い気がする。
くわけん 教育長に 所沢の航空の歴史、特に陸軍航空学校の歴史生涯学習推進センターふるさと研究部門で改めて調査研究する必要があるのではないか
佐藤教育長 生涯学習センターにおいては、絵はがきで見る所沢の航空100周年企画展を開催。アンリ・ファルマン機の複製模型を市役所市民ホールに半年間展示。
所沢市史の中に、所沢飛行場に関わる記述、用地買収に伴う問題、飛行場開設がもたらしたまちの振興など、地域社会と飛行機の関わりが中心になって市史の中にある。
所沢飛行場史をより豊かなものにする必要性は感じているが、その実現には、戦史や軍政史等、地域史にとどまらず、専門的な知識や調査のノウハウをもった調査母体などと時間をかけて検討することが大切。