2011.12 一般質問② 総合計画見直しについて
先日、わが会派とみんなの党の松崎さんと一緒に、神奈川県藤沢市長を訪問しました。
藤沢市長は、就任後、北川もと三重県知事から言われて、早速総合計画を改定したということでした。
これまでの市長の答弁では総合計画を基本的には見直さず、自分の思いは、実施計画に反映させていくというお答えだったと認識しています。
市長が、文教都市を進めていく上で、どのような実施計画を出されるかはこれからしっかり見届けますが、私としては、市長の文教都市構想は、総合計画の基本計画にしっかり位置づけていく必要があると思っています。
総合計画は、市長が策定の最高責任者になるわけです。ですから、教育委員会に対しても、ご自身の思いを計画として作れば、教育委員会もそれを無視するわけにはいかないのです。
くわけん 市長は、総合計画の基本構想、基本計画について、見直しをしないでこのまま市政を進めるのですか?
藤本市長 第5次所沢市総合計画は、多くの公募市民により素案が策定され、市議会では特別委員会を設置して慎重に審議され、議決されたものと聞いている、基本構想、基本計画ともにその点で重いものだと受け止めている。こうしたことから、仮に社会情勢や経済状況などの変化によって市政運営の舵を大きく切り直す必要が生じたときは、もちろん議会に諮って適正に対応していきたい。
くわけん 市長は、西沢議員の質問に対して、二学期制は例示であるというようないいかたをされたが、例示となってしまうと、他の事業についてもすべて例示ということになってしまいます。もちろん基本計画に書いていないことはできないと私は思いませんが、これでは、他の事業を予算化、遂行する上でも影響が出てきます。
市長は、例示という表現を訂正されたほうがいいのではないですか?市長のご感想は?
藤本市長 その辺の文言については、訂正まではしかねると思っている。どこまでを総合計画の議決なのか、一言一句なのかということについて、改めてもう一度考え直していかなければいけないと考えている。