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2011.12 一般質問③ 中福祉中負担とは

タウン通信によれば、市長は、中福祉中負担を目指すといわれています。
中福祉中負担は、麻生内閣の際に当時の麻生元首相が言い出したことから俄然注目を浴びました。麻生氏の趣旨としては、現状では中福祉小負担なので、負担については国民に理解をいただいて、中負担に向けて税制を見直していく。その一環として、自民政権時代に、消費税の見直し、09年3月に税制改正法案の付則で、11年度までに「消費税を含む税制の抜本的な改革を行う」「消費税の税率を検討する」と明記し、さらには2010年の参議院選挙では自民党のマニフェストで消費税10%を明記したと私は認識しています。

藤本市長はどのような考えで中福祉中負担を言われたか、正直よくわからないので、いくつか確認の質問をさせていただきたいと思います。

くわけん 現状の所沢市は、中福祉ということですか?そう考える基準はなんですか?
藤本市長 所沢市が中福祉であるというわけではないと考えている。ただ、他市と比べても遜色はないという印象。
17番議員への答弁で中福祉と言ったのは、日本人は求めることは非常に多いので、高福祉を求めているが、高福祉・高負担はできかねるだとうと感じている。東京に比べては低い部分がある。

くわけん 藤本市長は行政サービスの受益と負担の関係について、どのような原則的な考えをお持ちですか?私の考えでは、ハコモノづくりの費用は税金でまかなうべきであるが、利用については受益者負担にするべきと考えている。

藤本市長 議員の意見を披瀝したことに感謝申し上げる。その上で申し上げると、所沢市の財政状況を考えれば、様々な利用に関しても、継続的に受益者負担の見直しを行っていく必要があるだろう。そして、過度な受益者負担は、慎むべきと思っている。一方で、行政サービスは、市民からいただいた税金で賄われている部分も多く、その意味で、市民が納税することによって、ある程度の部分を既に負担してもらっている面もあるので、受益者負担を今後改める際には、慎重な検討が必要と考えている。

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