2011.12 一般質問⑧ 被災地がれき受け入れについて
埼玉県知事が、県議会の一般質問に答えて、被災地のがれき受け入れを表明し、今後市町村にも打診するという記事がでていました。
所沢市は現在自前の最終処分場を持っていないので、がれきといっても燃やせるがれきの受け入れのみにとどまるが、やはり、可燃性のがれきの受け入れも、被災地支援にとって重要。市長も先日、「都市の快適さ便利さは、田舎の犠牲の上に成り立っている」と言っていた。
くわけん 市長の言う、「紡ごう、絆」ということであれば、所沢市も、放射性物質を含まない可燃性のがれきについては受け入れを表明すべきではないか?
藤本市長 私としては、全国の自治体で連携して被災地を支援するべきと考えている。しかし、市民の放射能に対する不安は大きく、学者の意見も混乱している状況の中で判断するのかといわれても、非常に困る。がれきを安心して受け入れる状況をつくらなければいけない。県から安全性について県民への説明があって、その後にきちんと考えたい。
くわけん もう一方踏み込んだ回答を期待していたが、残念。川越市も川合市長は、埼玉新聞で「焼却灰から高度な放射性物質が検出された場合、国や県が引き取ってくれるなら受け入れる」とのことです。「紡ごう 絆」ですから、もう一歩の検討を。
藤本市長 一歩前に出たいが、まだ慎重にさせていただければと思っております。