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所沢市議会の暑さ対策の取組みについて

所沢市議会では、近年の学校の暑さ対策として平成22年9月定例会にて、『小・中学校の猛暑対策を早急に実施することを求める決議』を全会一致で、可決しました。

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小・中学校の猛暑対策を早急に実施することを求める決議
気候変動の影響による猛暑のなか、熱中症で亡くなる人が相次ぐなど大変な事態となっている。こうしたなか、9 月1 日から小・中学校の授業も始まっており、猛暑対策が進んでいない学校では、体調不良を訴える児童・生徒も増加するなど深刻な事態である。
 この間、議会としても小・中学校の普通教室へのエアコン設置を求めてきたところであるが、いまだ実現に至っていない。
 市の宝である子どもたちが、授業に集中できるための教育環境の整備・充実は緊急の課題である。猛暑から子どもたちを守るためにも、市として小・中学校の各教室に猛暑対策を早急に取り組むこと。 以上、決議する。

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その後、藤本市長が、既に計画されていた狭山ヶ丘中学校へのエアコン設置を中止。これを受けて、平成24年6月定例会には、住民の方から約16,000名の署名が添えられた請願『所沢市立狭山ケ丘中学校の復温工事(暖房設備工事)・除湿工事(冷房設備の追加工事)が定められた整備方針に基づき、平成25 年度から復温・除湿工事を実施することを願う件』が出され、賛成26 反対6 白票1で採択。
 また、同定例会では、『教育環境の改善を求める決議』も賛成31 反対1 白票3で、可決。(反対、白票の投票者名は所沢市議会だよりに掲載されています)

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教育環境の改善を求める決議
 所沢市議会は、平成22年第3回定例会において、委員会提出議案第1号「小・中学校の猛暑対策を早急に実施することを求める決議」を全会一致で可決し、市は扇風機を設置しているところである。
 しかしながら、平成24年1月には狭山ケ丘中学校、同校のPTAなどの方々からエアコン設置などの要望書が市長に提出され、同年3月に行われた狭山ケ丘中学校の防音校舎改修事業に関する説明会では冷房設置を求める多くの意見があった。
 市の宝である子どもたちが、授業に集中できるための教育環境の整備・充実は緊急の課題である。よつて、平成18年2月策定の防音校舎の整備方針に基づく教育環境の改善に向けて再考を求めるものである。以上、決議する。

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当然、私は、以上でご紹介した決議にも、請願にも賛成しました。
以前、小学生の子どもの学校公開に9月に参加して、本当に教室が暑くて、気が遠くなりそうになりました。
昔はよかったという意見もありますが、田舎の広々とした学校であれば、冷房なしも可能でしょうが、これだけ都市化が進んだ所沢市では、扇風機のみでは、暑さをかき回すだけになります。
少なくとも、狭山ヶ丘中などの入間基地の騒音の激しい小中学校の冷房は粛々と整備していくべきです。

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