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くわけん市政かわら版電子版 2013年新年(36)号 ③

ボックス製作が間に合わず

進行表.png


地元関係者の不同意による混乱に加えて、上図の工事進行表にある「BOX製作開始」という項目があります。このBOX(ボックス)とは、地中に電線などを収容する箱であり、特注でつくるコンクリート製のものです。もし、このボックスの製作が間に合っていれば、1~2工区の工事が予定通り平成24年3月で終了し、今回の補助金返還は発生しませんでした。ところが、案に相違してボックスは予定通り完成しませんでした。市は請負業者ができると言ったので信用したと言っていますが、真実のところは業者からも聞いてみないとわかりません。いずれにせよ、 もしボックスが完成しないことがあらかじめわかっていれば、2工区については更なる繰越が可能でした。
 工事進行表をみていただければわかるように、1工区は平成22年3月に繰越明許を、さらにそれでも間に合わすに、平成23年3月に事故繰越をしています。これで、予定工期を2年伸ばしました。一方2工区については、平成24年3月に事故繰越の手続きを行いませんでした。もし、事故繰越の手続きをしておけば、2工区については、さらに一年の延長が可能でした。

*繰越明許とは、予算を当該年度で使うことが期間的に難しい場合に翌年度に繰越すこと。事故繰越とは、事故のため年度内に支出が終わらなかったことにより行う繰越。事故繰越からさらに繰越は不可能。

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