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2013.12 一般質問⑤こども支援センター検討状況はどうなっているか

くわけん こども支援センターについて、現状の検討状況はどうなっているのか?
仲こども未来部長 平成25年5月から、子どもの育成に関し、知識・経験を有する方々を委員とする「所沢市こども支援センター機能等検討委員会」を立ち上げ、東村山市や清瀬市の施設や取組みの視察を行ったほか、それぞれの見地から、ご意見、ご議論をいただいているところ。既に、建物の設備や内部構造等については、本委員会の意見を基に実施設計に反映している。
 現在は具体的な事業や運営方法等について検討いただいている。特に、発達支援に関しては、議会からも提言をいただいているところであるが、委員からは、専門スタッフの配置や支援対象者の拡大に関するご意見のほか、役割を明確にし、機能をしぼりこむべきといった意見もいただいている。

くわけん こども支援センターの設備は、どのような予定になっているのか?それぞれの部屋の名称と面積を示していただきたい。
仲こども未来部長 検査・相談室として6部屋を予定。そのうち2部屋については、言語聴覚訓練にも使用可能な防音設備を備えており、約14㎡の広さがある。その後かに訓練用の設備や備品を備えた訓練室約130㎡、小集団での活動に使用する通園児童室40㎡などを予定している。

くわけん 以前に、保健センターで医療療育をするための施設要件を調べた。障害児のリハビリテーション科に関する施設基準でいけば、診療所ベースで、45㎡の機能訓練室が必要。それ以外に言語聴覚療法のための個別療法室を設置する場合は別途8㎡ということである。部長の答弁によれば、訓練が139㎡、検査14㎡、小児用が40㎡ということで、施設基準だけで言えば、人的配置は別にして、診療所を設置する条件は満たせる印象がある。
こども支援センターの発達支援については、医療的な療育支援を行っていくことが、保険適用されることもあり、理想であるが、総合福祉センター内に診療所を設置して、医療養育を行う考えはないのか?
仲こども未来部長 こども支援センターには、他の自治体では子育て支援と発達支援の施設は個別に設置されているところが多いが、本市のこども支援センターは、子育て全般に関する支援と子どもの発達に関する支援をしていく、大きな2つの役割を併せ持つ施設。
 この特徴を最大限に活かした、いつでも気軽に相談でき、特に支援が必要な場合には、専門スタッフによる評価や訓練等が受けられるような体制整備に努めていきたい。医療機関として実施していくためには、医療法などに基づく専門医の常駐をはじめとする人員配置や構造設備に関する基準を満たす必要もあり、現在検討していない。

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