2014.06 定例会 一般質問③ 北野下富線の進捗状況は
くわけんは、平成16年6月議会で、いち早く北野下富線の小手指陸橋からの工事開始を提案。その後、工事が開始されたか、
くわけん
北野下富線の第2工区の進捗状況は?
高橋建設部長
都市計画道路北の下富線第2工区ですが、小手指陸橋北交差点から立正佼成会前の市道3-575号線までの延長260メートルの区間については平成22年度より事業をしている、用地の取得状況については、本年3月に、国道463号付近の一部の用地を取得したことから、取得率は約84%。
工事の進捗状況は、市道3-575号線との交差点から西へ約30m離れた箇所から島忠の北側をはしる市道3-620号線までの区間において、表層部分を残して、延長約130mの舗装が完了。
くわけん
すでに工事が終わっている、島忠さんから立正佼成会までの間の道を暫定開業できないのか?
高橋建設部長
延長260mの区間のうち、工事が完了した箇所を暫定的に開通し、市道3-620号線から国道463号へ出るにあたり、この交差点には、信号機もなく、国道463号を通行する車と斜めに錯そうすることから、大変危険。
このため、2工区が完成した後においても、北野下富線を北中3丁目方面から国道463号方面へ向かう車が、市道3-620号線を通行して、国道463号へ出ないようにするため、市道3-620号線との交差点では、右折できないような構造とするよう警察と協議が整っている。
このことからも、提案の暫定開通は難しい。
くわけん
今後の開通見通しは
高橋道路部長
260メートルの区間が完成したら、この部分を開通させ、北中や青葉台地区への車の進入量を減らし、安全性を高めていきたい。現在、残りの用地取得に向け、引き続き粘り強く交渉を続けているが、現時点で開通時期については未定。
今年度の工事については、北野下富線と立正佼成会付近の市道3-575号線が交差する部分の工事と小手指陸橋北交差点付近の雨水管布設工事を計画しており、できるところから工事を進め、早期の完成を目指す。
くわけん
既存事業者(島忠)から市に対して要請があったと聞くが、どのような内容か?
小山まちづくり部長
平成25年8月に提出された要望書の内容としては、国道463号バイパス沿道の北野新町1丁目・2丁目にまたがる市街化調整区域内において、都市計画道路北野下富線道路築造事業に伴い、移転を検討している既存事業者の店舗を含む大規模な産業・商業施設計画を進めたい旨の要望があった。
当該土地については、平成23年に開発計画の相談が市にあったが、都市計画法の規定における市街化調整区域の立地基準に合致しないことから、開発はできない旨を伝えている。
平成25年に出された要望についても、規模は異なるものの、過去にあった相談と同様な計画であったため、開発行為は行えない旨を既存事業者に伝えた。