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2016feb 米国視察③

1日目 2月9日
Apple本社を訪問し、Apple社の基本的な理念、及び今回の調査目的に関連した事例について報告をいただくと共に、担当の方々と意見交換を行った。詳細については秘密保持契約を取り交わしたために、ここでの公開はできない。
ただ、Apple社創業者のスティーブジョブズ氏と、松下政経塾創設者であり、松下電器産業創業者の松下幸之助の思想に、その類似性を発見することができた。一言で言えば、「世界を変える」という強い意志と、「事業とは、お金儲けのためだけではなく、社会を変えるためである」ということである。
 Appleの本社は、campusと称するだけあって、会社というより、大学のキャンパスのようであり、社員食堂も学食のようであった。社員食堂では、牛乳アレルギーの方への配慮として、羊乳ヨーグルトが用意されていた点に、社員の方々の多様性重視の方針を垣間見ることができた。

 その後、The Tech Museum of Innovationを訪問。このTech Museumも、今回の訪問目的とは多少ずれるが、科学に興味を持ち、理解するためのシカケが充実しており、日本の科学館なども参考にすべき点が多いように思われた。
 例えば、鍵穴の仕組みの説明では、大きな鍵穴と、なんと、鍵を使わずに、鍵を開ける道具である、ピッキングの道具があり、このピッキングの作業を通じて、鍵の仕組みがわかるようになっている。

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