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2009年09月30日

本格的な一問一答です

今回の一般質問は、回数制限なし、1回目から質問席での答弁による一問一答です。
まずは、インターネットの録画中継で、やりとりをご確認ください。
特に、この記念すべき第1回目の一問一答のために、温めてきたテーマである福利厚生委員会交付金の問題を中心に質問しました。

所沢市議会 議会中継 録画中継

くわけんは、9月14日(月)です。

それにしても、一問一答はやっぱりいいですね。いままでの一般質問がなんだったんだろうというぐらいやり取りが濃密になりました。

2009年09月03日

政治主導には、怒りや興奮が必要である。とのことです。

やはりこれも本日 9月3日付朝日新聞への山口二郎北大教授の寄稿「民主党で大丈夫か」から。

「政治主導を実現するために何よりも必要なのは、政治家の意思である。更に、その意思の根底には、これから自分が取り組もうとする社会の不条理に対する怒りと憤りが存在しなければならない。かつてマックス・ウェーバーは官僚について、「怒りも興奮もなく」仕事を淡々とこなすところに本質があると評した。その官僚を使いこなす政治家には、逆に怒りや興奮が必要である。」

なるほど、その通りです。今議会も、怒りと興奮を忘れずに頑張ります。

どうなる補正予算

9月3日付の朝日新聞の記事によれば、「民主党は、補正予算の無駄遣いをやめさせることで、来年度予算の財源確保を見込んでいる」そうで、特に、基金について厳しく批判している。所沢市の9月定例会にかかわる項目としては、「緊急人材育成・就職支援基金」(7千億円)が該当する。緊急雇用対策に関係するので、一旦雇い入れた後で、途中でお辞めいただくというのも随分失礼な話なので、もし、補助金がなくなれば、市が単独で負担することになってしまうのだろうか?

所沢市議会基本条例はなぜ実現したのか?

本年に入ってから、所沢市議会に、他市議会からの視察が相次いでいます。すでに議会基本条例を策定した議会からも視察に来られましたが、やはり、これから議会基本条例を策定しようという議会が多いです。
そうした議会の皆様が最も関心があるのは、どのようにして条例策定をおこなかったかということと、なぜ実現可能だったのか、という2点に集約されるようです。

議会基本条例そのものは、それほど難解な内容ということではありません。

どのように策定したかのお話は、そのまま素直に私たちの工夫した点をお話すればいいのですが、なぜ実現可能だったのか、という点については、あまりうまく説明ができていませんでした。
「運が良かったから、人に恵まれたから」とお答えすると、がっかりされるようです。確かに運がよかったことはまぎれもない事実なのです。まずは、廣瀬先生が所沢市民であり、親しくご指導いただけたこと。そして、議会に積極的肯定的な関心をもっていただける市民が条例制定と時を同じくして、増えてきたこと、そしてその方々が熱心に傍聴してくださったり、意見をおよせいただいたこと。特別委員会の委員に前向きで柔軟かつ熱心な委員の方が揃ったこと。などです。

それに加えて、なぜ可能であったか、一昨日のある市での議会基本条例についてのご紹介する機会に思いつきました。

1)なんでも議会事務局任せにせず、議員でやり抜く気概を持つ

私だけかもしれませんが、どうしても、事務局に面倒な部分は頼ってしまう傾向が議員にはあるようです。所沢市議会では、条文も自分たちで書きましたし、条文を考える上での資料も、荻野前副委員長を始めとした、作業部会の方々に作っていただきました。
意見提案手続きの回答も議員が執筆しました。
ミニシンポジウムの受け付けも議員が行いました。
最近では、議会基本条例についてのパンフレットも、費用節減のため全4P中1と4Pは、議員がデザインし、完全版下入稿しました。どうしても事務局頼みとなると、他の定型的な業務も抱えていますから、どうしてもワンテンポ遅れてしまいます。
もちろん所沢市議会も、公聴会、ミニシンポジウムと、すっかり事務局の方におんぶにだっことなってしまったのですが、やはり議員でやり抜こうという気概がなくては、事務局の方々もあれだけ熱心に支援いただけなかったのではないかと思います。

2)条例推進の責任者は、執行部が議案を通すがごとく努力する

本来であれば議会基本条例ですから、議員全員が共通認識をもって取り組んでいくべきです。幸いなことに、所沢市議会では、特別委員会の委員以外の皆様にも大きな関心を持っていただきながら進めることができました。しかし、やはり議員にとって議会基本条例に対する意識や態度は温度差があるのも事実です。そうした場合、基本条例にはそれほど執着されていない方々にも熱心にお願いとご説明を責任者は行うということが必要です。あたかも、執行部が条例や予算を議会に通してもらうために、様々な努力を行っているようにです。

3)すべての会派の皆さんとのコミュニケーションを欠かさない

いきなり議会基本条例の話だけしても、食いつきはよくありません。私はあまり営業という経験はないのですが、きっと営業活動に近いのでしょうが、ひたすら会派が違う皆様とも条例推進責任者は、お話をするということ、その中で条例のどの部分に不満や違和感をおもちなのか的確に把握する必要があります。

まとめると、やはり条例推進責任者は、しっかり汗をかくということに尽きるのではないでしょうか?

twitterを貼り付けました

同じ会派の中村議員に教えていただき、ブログ右側にtwitterを貼り付けました。
ときどき覗いてみてね。